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めぞん一刻 完結篇


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『めぞん一刻』(めぞんいっこく)は、高橋留美子による同名の漫画を原作とする、日本のアニメーション作品。 高橋留美子の漫画作品では、当時『めぞん一刻』(ビッグコミックスピリッツ・小学館)とともに連載中であった『うる星やつら』(週刊少年サンデー・小学館)に続いてアニメ化された。1986年から1988年の約2年に渡るテレビアニメシリーズに加え、劇場版、OVAも製作された。

● テレビアニメ
キティ・フィルム、フジテレビ制作でテレビアニメ化。1986年3月から1988年3月まで、フジテレビ系列ほかにて全96話が放送された。アニメーション制作はスタジオディーンが担当した。キャッチフレーズは「坂の途中に愛がある」。 本テレビアニメ作品の制作は、前番組『うる星やつら』(1981年版)のテレビアニメ制作を担当していた会社がそのまま担当する形となり、チーフディレクターのやまざきかずおをはじめ、『うる星やつら』(1981年版)の製作に関わってきたスタッフの多くが本作品の制作にも参加した。しかし、シリーズの途中でメインスタッフの交代が何度もあった。 キャストについては、五代裕作役の二又一成や音無響子役の島本須美をはじめ、千葉繁、神谷明、三田ゆう子、古川登志夫、島津冴子など、『うる星やつら』(1981年版)のキャストだった声優が多く起用された。

◎ 作品の特徴(テレビアニメ)
青年誌に連載されていた原作に見られる性に関する発言やラブホテルに入る場面、ベッドシーンなどは、アニメでは表現の自主規制で描かなかったり、間接的な表現に変更されている。ただし、第26話までは性に関する発言やお色気描写が描かれることがあった。 こうした性的な描写を除き、放送時の時代背景や季節に合わせた原作の変更の多かった『うる星やつら』(1981年版)とは異なり、本作品はできるだけ原作に近いアニメ化を目指すことになった。これにより第26話までは原作に忠実に話が進んだものの、放送日と季節感が大幅にずれたエピソードを放送されるような事態になり、一般の視聴者から苦情が寄せられた。そのため、メインスタッフの交代に合わせて、第27話からは正月に初詣に行くエピソードを夏祭りに差し替えたり、夏にビアガーデンでアルバイトする話を冬の居酒屋でアルバイトする話に変更するなど、本放送時期に近い季節で描かれた。 エピソードは原作をなぞっているが、キャラクターの設定や心情描写が変更されたり、追加された。特に、ヒロイン・音無響子の性格が原作とアニメでは多少異なる。原作では基本的には清楚であるがその反面、五代裕作の女性関係に触れるとヤキモチを焼いて意地悪な言動をする。第26話まではほぼ原作通りであったが、以降は意地悪な言動が縮小され、さらに清楚・おしとやか・惣一郎に一途なキャラクターになっており、言動もそれにともなって変更されていることが多い。これらの変更により、五代裕作が骨折するエピソードなど一部は原作とニュアンスが変わるか、もしくは描かれなかった。 原作漫画において途中で二号室に入居する二階堂望はテレビアニメには一切登場しなかったが、1988年公開の劇場版『めぞん一刻 完結篇』では登場する。また、第50話でアニメオリジナルキャラクターの三越善三郎が登場する。三越は、原作では誰も入居しない一刻館の三号室へ一時的に入居した。ただしこの三号室は、三越が去った後でも五代が一時的に使用していた時期があった。 原作よりも時間の経過が早く、五代の行動が異なる。後半の大学卒業後に保育士試験を受けるエピソードは、大学在籍中の卒業試験に変更されている。これによって、五代の性格が若干異なっており、原作よりアニメの方が意志が強い性格となっている。また、八神いぶきの父から紹介状を2回渡される。 八神いぶきが原作よりも長く登場する。原作では響子に「弱虫。」と言ったのを最後に最終回の後日譚まで登場しなくなるが、アニメではその後もしばらく登場する。ただし、いぶきと五代、響子の関係は原作同様に明確な形では決着しない。また、原作にいぶきが高校生であるにもかかわらず茶々丸で飲酒するシーンがあったが、アニメは未遂で終わっている。 三鷹瞬の愛車が原作では日産・シルビアだったが、アニメではトヨタ・ソアラに変更されている。スポンサーにトヨタ自動車が入ったためとされる。

◎ キャスト(テレビアニメ)


◎ スタッフ(テレビアニメ)

・ 原作 - 高橋留美子
・ 製作 - 多賀英典
・ 企画 - 岡正(第1話 - 第76話)、落合茂一
・ チーフディレクター - やまざきかずお(第1話 - 第26話)→安濃高志(第27話 - 第52話)→吉永尚之(第53話 - 第96話)
・ アシスタントディレクター - 吉永尚之(第47話 - 第52話)
・ シリーズ構成 - 土屋斗紀雄(第1話 - 第26話)→伊藤和典(第27話 - 第52話)→高屋敷英夫(第53話 - 第96話)
・ 音楽 - 杉山卓夫、川井憲次(第27話 - 第96話)
・ カラーコーディネート - 保田道世(第27話 - 第52話)
・ キャラクターデザイン - もりやまゆうじ(第1話 - 第26話)→高田明美(第27話 - 第96話)
・ 美術監督 - 朝倉千登勢
・ 撮影監督 - 小沢次雄
・ 録音監督 - 斯波重治
・ プロデューサー - 松下洋子、久保真、加藤裕子(第1話 - 第76話)→中尾嘉伸、河野雄一(第77話 - 第96話)
・ アニメーション制作 - スタジオディーン
・ 制作 - キティ・フィルム、フジテレビ

◎ 主題歌(テレビアニメ)

  曲名  歌手
  作詞  作曲  編曲     使用話  備考
 1  悲しみよこんにちは    森雪之丞      南家こうじ  
第25話 - 第37話  効果音が挿入されている。スタッフロールのクレジット書体が異なるものも存在する。
 2  アローン・アゲイン    ギルバート・オサリバン    -   中村泰敏、
古瀬登  第24話  石原真理子主演の実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。加えて第27話では本編中で使用された。
 3  好きさ  安全地帯  松井五郎  玉置浩二  安全地帯  片山由美子  第38話 - 第52話  
 4    松尾清憲    松尾清憲  白井良明   南家こうじ  第53話 - 第76話  リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
 5  陽だまり    村下孝蔵  水谷公生  第77話 - 第96話  

  曲名  歌手
  作詞  作曲  編曲     使用話  備考
 1  あした晴れるか        星勝  南家こうじ  第1話 - 第14話  リリース版とはアウトロのアレンジと一部の歌詞が異なる。本編中でもインストゥルメンタル版が度々使用された。
 2  シ・ネ・マ  ピカソ  大山潤子  ピカソ  ピカソ、
  阿部司  、
第25話 - 第33話  リリース版とは間奏の後が異なる。
 3  ゲット・ダウン    ギルバート・オサリバン    -   中村泰敏、
古瀬登  第24話  石原真理子主演の実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。
 4  ファンタジー   ピカソ   森雪之丞   ピカソ  ピカソ  阿部司
清水恵子  第34話 - 第52話  第34話以外、効果音が挿入されている。リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
 5  サヨナラの  森英治   南家こうじ  第53話 - 第76話  
 6    来生えつこ  ピカソ  第77話 - 第96話  

○ ギルバート・オサリバンの楽曲の使用について
第24話の主題歌は、石原真理子主演による『めぞん一刻』の実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に合わせて、そのテーマソングであるギルバート・オサリバンの楽曲「アローン・アゲイン」がオープニングテーマに、「ゲット・ダウン」がエンディングテーマに使用された。しかし、諸般の事情で2曲とも1回きりの起用となった。 続く第25話では以前の主題歌(「悲しみよこんにちは」と「シ・ネ・マ」)が引き続き使用された。これについて、番組の広報担当者が当時のアニメ雑誌上で「曲の権利関係の調整が不十分だった」と、著作権上の問題であったと弁明している。しかしアニメ誌以外では事情説明がなかったため、情報が伝わらなかった。 当時のプロデューサーの松下洋子は、以下のように語っている。 ただしその後、第27話のラストシーンで挿入歌として「アローン・アゲイン」が使用されている。 当時のアニラジ「mamiのRADIかるコミュニケーション」では、この件についてフジテレビに問い合わせたところ「『悲しみよこんにちは』がオリコンで急上昇したために戻した」との回答を得たとしているが、急上昇した事実はない。

◎ エクストラ・ソングス
劇中では、著名なアーティストによる歌やインストの楽曲が多く起用されている。しかし、エンディングのスタッフロールでは楽曲の情報が一切明記されていない。使用されている楽曲の多くは、オープニングとエンディングテーマの作者やレーベルや『うる星』で起用されていたアーティストや楽曲でつながりがあり、縁故的である。後に発売された8枚組のCD『「めぞん一刻」コンプリート・ミュージック・ボックス』に、ほぼ全楽曲が「エクストラ・ソングス」として収録されている。
  曲名  アーティスト  放送話数・パート  備考
 1  ONE TRACK MIND  CINDY  第7話Bパート
第14話Aパート
第26話Aパート
第67話Bパート  
 2  煙が目にしみる  松田良  第8話Aパート  
 3  INSIDE OF YOUR LOVE  CINDY  第12話Bパート
第54話Aパート  
 4  剣と女王  マーク・ゴールデンバーグ  第13話Bパート
第79話Aパート  
 5  昼下りの妖精  松田良  第13話Bパート
第88話Aパート  
 6  TRY YOUR LUCK AGAIN  CINDY  第14話Bパート
第30話Bパート
第34話Aパート
第39話Bパート
第70話Aパート  
 7  Manbo No.5   高中正義   第15話Bパート  
 8  FINGER DANCIN'  
 9  SPACE WAGON  
 10  GARDEN OF LOVE  CINDY  第18話Aパート
第23話Bパート
第51話Aパート  
 11  夢芝居  梅沢富美男  第19話Bパート
第78話Aパート  『ミュージック・ボックス』では、小椋佳による歌唱音源で収録されている。
 12  碧い瞳のエリス  安全地帯   第19話Bパート  
 13  セーラー服と機関銃  薬師丸ひろ子  
 14    マーク・ゴールデンバーグ  第20話Aパート
第51話Bパート
第61話Bパート
第78話Bパート  
 15  ふたたびの  泰英二郎  第20話Aパート  
 16  時代おくれの酒場  加藤登紀子  第21話Aパート  
 17  YOU AND I  CINDY  第22話Aパート
第35話Bパート
第63話Aパート  
 18  つらいけど  泰英二郎  第23話Aパート  
 19  SOMETHING IN THE AIR  CINDY  第24話Aパート
第38話Aパート
第42話Aパート
第73話Bパート  
 20  夢の入口へ…  音無響子(CV. 島本須美)  第24話Bパート
第46話Aパート  
 21  泣かせて  小椋佳  第27話Bパート
第31話Aパート
第32話Bパート  
 22  春の嵐の夜の手品師  あがた森魚  第28話Aパート  
 23  予感  音無響子(CV. 島本須美)  第33話Bパート  インスト版としての起用も数回ある。
 24  風にたわむれ   マーク・ゴールデンバーグ  第35話Bパート
第76話Bパート  
 25  マイ・ハート  第35話Bパート
第51話Aパート  
 26  霧笛が俺を呼んでいる  赤木圭一郎    
 27  もう少し遠く  来生たかお  第43話Aパート
第46話Aパート
第89話Aパート  
 28  SKIN DEEP  CINDY  第43話Bパート
第60話Bパート  
 29  唇に悪夢  原江梨子  第47話Aパート
第77話Aパート  『ミュージック・ボックス』には収録されていない。
 30  夢時雨  さくら  第47話Bパート  
 31  わるい癖   中山ラビ  第47話Bパート
第78話Aパート  
 32  手相  第47話Bパート  
 33  とことんI LOVE YOU  河合美智子  第62話Aパート
第63話Aパート  キティ・フィルムのアニメ映画「11人いる!」の挿入歌。
 34  SWEET DREAM  成清加奈子  第64話Bパート  
 35  メロディー  音無響子(CV. 島本須美)  第73話Aパート
第77話Bパート  
 36  交響曲“動乱”第一楽章より    第74話Aパート  
 37  水盃  さくら  第77話Aパート
第81話Aパート  
 38  微熱なキ・ブ・ン  ヒルビリー・バップス  第79話Aパート  『ミュージック・ボックス』ではリミックス・ヴァージョンを収録。

○ 歌手・音無響子
劇中のヒロインである音無響子のアニメ版及び原作からの人気が相まって、劇中キャラクターを演じた島本須美ではなく音無響子名義で楽曲がリリースされた。ファーストシングルとなった『予感』(1986年9月25日発売)のレコードジャケットは、響子のレコーディング風景をイラスト化したものとなっている。「声優が歌う、番組に関連した楽曲」ではなく、「劇中のキャラクターが歌う、番組に関連した楽曲」と初めて明確に表記されており、それがキャラクターソングのはじまりとなった。 その後もセカンドシングル『メロディー』(1987年7月25日発売)、アルバム『恋するKI・MO・CHI』(1987年9月25日発売)がリリースされた。

◎ 各話リスト


◎ 放送局
放送系列、放送時間は1988年2月中旬 - 3月終了時点のものとする。
 関東広域圏  フジテレビ   水曜 19:30 - 20:00   フジテレビ系列  製作局
 北海道  北海道文化放送  
 山形県  山形テレビ  
 宮城県  仙台放送  
 福島県   福島テレビ  
 新潟県  新潟総合テレビ  
 長野県  長野放送  
 静岡県  テレビ静岡  
 富山県  富山テレビ  
 石川県  石川テレビ   
 福井県  福井テレビ  
 中京広域圏  東海テレビ  
 近畿広域圏  関西テレビ  
 島根県・鳥取県  山陰中央テレビ  
 岡山県・香川県  岡山放送  
 広島県  テレビ新広島  
 愛媛県  愛媛放送  
 福岡県  テレビ西日本  
 佐賀県  サガテレビ  
 熊本県  テレビ熊本  フジテレビ系列
テレビ朝日系列  
 宮崎県  テレビ宮崎  フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 沖縄県  沖縄テレビ  フジテレビ系列  
 長崎県  テレビ長崎   水曜 19:00 - 19:30   日本テレビ系列
フジテレビ系列   
 鹿児島県  鹿児島テレビ
 青森県  青森放送  火曜 17:30 - 18:00  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 岩手県  テレビ岩手  火曜 17:30 - 18:00
→ 火曜 16:30 - 17:00  日本テレビ系列  
 秋田県  秋田テレビ  月曜 17:00 - 17:30
 大分県  テレビ大分  木曜 16:30 - 17:00  日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列  


◎ 関連商品(テレビアニメ)

○ サウンドトラック

発売日 タイトル 規格 規格品番 発売元
 1st    1986年9月21日    めぞん一刻 MUSIC BLEND   LP   C28G0447   キャニオン・レコード
  CT   28P6589   ポニー
2nd   1986年12月21日   めぞん一刻 ミュージックカクテル   CD   H33K-20030   キティレコード
 3rd    1987年7月1日    めぞん一刻 MUSIC BLEND 2   LP   C28G0473   キャニオン・レコード
  CT   28P6692   ポニー
  CD   H33K-20076   キティレコード
 4th    1988年2月21日    めぞん一刻 完結篇 オリジナル・サウンドトラック   LP   C25G0489    ポニーキャニオン
  CT   25P7476
  CD   H30K-20116   キティレコード
 5th    1988年3月21日    めぞん一刻 完結篇 完全収録版   LP   C35G0493    ポニーキャニオン
  CT   35P8141
  CD   H35K-20118    キティレコード
 6th    1988年12月21日    めぞん一刻 MUSIC SOUR〜未発表TV・BGM集〜   CD   H30K-20135
  CT   28CS-0193
 7th    1989年12月21日    めぞん一刻 Music Shake〜未発表TV・BGM集Vol.2〜   CD   H00K-20162
  CT   00CS-0214
8th   1992年7月25日   めぞん一刻 FOREVER REMIX    CD   KTCR-1166
9th   1994年11月2日   めぞん一刻 ベストセレクション   KTCR-1304
10th   1999年3月17日   めぞん一刻 テーマソングベスト+   PCCG-00492    ポニーキャニオン
11th   2015年8月19日   決定盤「めぞん一刻」アニメ主題歌&キャラソン大全集 (+BGM集)   PCCK-20120

○ CD-BOX

発売日  タイトル  規格  規格品番  発売元  備考
 1994年11月2日   めぞん一刻 コンプリート・ミュージック・ボックス  CD  KTCR-9010/5  Kitty Records  

○ ドラマCD
サウンドトラックをそのまま使い、四谷役の千葉繁のナレーションをかぶせたドラマCD『サウンド・シアター』が全話分作成された。当初ナレーションは主音声に収録されていたが、後に副音声となり、ドラマ部分だけを聴くことができるようになった。付録として声優によるDJパートのほか、出演者のインタビューが収録されていた。 テレビアニメ放送終了後の1992年に特別企画としてドラマCD『めぞん一刻 PARTY ALBUM』がリリースされている。
○ 映像ソフト化(テレビアニメ)

・ 本編のVHSビデオは1992年4月21日に発売。全24巻セット(1998年から1999年にかけて1巻毎のバラ売り開始)。
・ 本編のLD-BOXは1995年3月21日に発売。24枚組(同年10月から1枚毎のバラ売り開始)。
・ 本編のVCDは1996年7月 - 1997年2月に発売。全24枚(1枚毎のバラ売りのみ)。
・ 本編のDVDは2000年5月24日 - 10月25日に発売。全24巻。
・ 2005年6月24日に全話収録のDVD-BOXが発売。
・ 2013年12月25日に本編Blu-ray BOX1(第1話 - 第48話)が発売。
・ 2014年4月23日に本編Blu-ray BOX2(第49話 - 第96話)が発売。
・ 2017年12月20日に全話収録のBlu-ray SETが発売。全16枚。

● OVA
『めぞん一刻 移りゆく季節の中で』と『めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記』の2作品がある。2000年11月15日には、両作品を収録したDVD『めぞん一刻 OVA ベストカップリング』が発売された。また、2015年9月30日に発売されたBlu-ray『めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET』にも両作品は収録されている。

◎ めぞん一刻 移りゆく季節の中で
『めぞん一刻 移りゆく季節の中で』(めぞんいっこく うつりゆくきせつのなかで)は、1988年に発売された日本のOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』全96話を90分にまとめた総集編である。 冒頭は白黒(同時にクレジットされたスタッフロールはピンク色)で、春先に響子が惣一郎の墓参りをしているところから始まり、夏・秋・冬のさまざまな出来事を経て、最後はふたたび春先の惣一郎の墓前で終わる。先述の通り本作品はテレビアニメの「総集編」であるが、一部テレビアニメには存在しないシーンや異なるシーンがある。また、テレビアニメに出演していない星野桜子が声をあてている(役名は不明)。
○ キャスト(移りゆく季節の中で)

・ 音無響子 - 島本須美
・ 五代裕作 - 二又一成
・ 四谷 - 千葉繁
・ 一の瀬花枝 - 青木和代
・ 六本木朱美 - 三田ゆう子
・ 三鷹瞬 - 神谷明
・ 響子の父 - 富田耕生
・ 千草律子(響子の母) - 松島みのり
・ 音無老人 - 槐柳二
・ 九条明日菜 - 鶴ひろみ
・ 坂本 - 古川登志夫
・ 七尾こずえ - 冨永みーな
・ 三鷹の叔父 - 天地麦人
・ 八神いぶき - 渕崎ゆり子
・ 五代ゆかり - 京田尚子
・ 悦子 - 室井深雪
・ 敦子 - 林原めぐみ
・ 麻美 - TARAKO
・ 上荻先生 - 沢田敏子
・ 茶々丸のマスター - 若本規夫
○ スタッフ(移りゆく季節の中で)

・ 原作 - 高橋留美子
・ 監督 - 吉永尚之
・ 製作 - 多賀英典
・ 企画 - 落合茂一
・ 脚本 - 土屋斗紀雄、高屋敷英夫、金春智子、武上純希、小西川博、金子裕
・ 絵コンテ・演出 - 山崎和男、小島多美子、鈴木行、片山一良、近藤英輔、茂木智里、澤井幸次、関田修
・ 作画監督 - 河南正昭、中嶋敦子、音無竜之介、土器手司、服部圭子、鈴木俊二
・ 音楽 - 川井憲次、杉山卓夫
・ 美術 - 朝倉千登勢
・ 色指定 - 田内聖子、渡辺理佳、深田早苗、吉良幸子
・ 撮影 - 小沢次雄
・ 録音 - 斯波重治
・ 録音制作 - オムニバスプロモーション
・ 編集 - 森田清次
・ プロデューサー - 松下洋子、鈴木聡、久保真
・ アニメーション制作 - スタジオディーン
・ 制作 - キティ・フィルム
○ 主題歌(移りゆく季節の中で)

◇ 「悲しみよこんにちは」 : 斉藤由貴による主題歌。作詞は森雪之丞、作曲は玉置浩二、編曲は武部聡志。 : 本楽曲はテレビアニメの初代オープニングテーマである。

◎ めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記
『めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記』(めぞんいっこく ばんがいへん いっこくとうナンパしまつき)は、1991年6月21日に発売された日本のOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』に関連する作品である。 ビッグコミックスピリッツの増刊号に掲載され、単行本6巻の締めに収録された同名のストーリーをアニメ化したもので、三鷹のクルーザーで三鷹と五代、響子を始め一刻館のメンバーがクルージング中に難破し、無人島に漂流する話。本作品では、同じ夏に起こった出来事として回想シーンから描かれ、無人島以外のオリジナルストーリーも少し含まれる。
○ キャスト(一刻島ナンパ始末記)

・ 音無響子 - 島本須美
・ 五代裕作 - 二又一成
・ 四谷 - 千葉繁
・ 六本木朱美 - 三田ゆう子
・ 一の瀬花枝 - 青木和代
・ 一の瀬賢太郎 - 坂本千夏
・ 音無惣一郎 - 田中秀幸
・ 三鷹瞬 - 神谷明
○ スタッフ(一刻島ナンパ始末記)

・ 原作 - 高橋留美子
・ 製作 - 多賀英典
・ 企画 - 落合茂一
・ 監督 - 四分一節子
・ 脚本 - 高屋敷英夫
・ 演出 - 前島健一
・ キャラクターデザイン・作画監督 - 小林ゆかり
・ 音楽 - 川井憲次、杉山卓夫
・ 美術監督 - 小板橋かよ子
・ 撮影監督 - 岡崎英夫
・ 音響監督 - 斯波重治
・ 色指定 - 伊藤弘子、宝来典行
・ 音響製作 - オムニバスプロモーション
・ 編集 - 薩川昭夫、井上潔、国吉伸幸、須田修(井上編集室)
・ プロデューサー - 松下洋子
・ アニメーション制作プロデューサー - 松崎義之
・ アニメーション製作協力 - マジックバス
・ 制作 - キティ・フィルム
○ 主題歌(一刻島ナンパ始末記)

◇ 「悲しみよこんにちは」 : 斉藤由貴による主題歌。作詞は森雪之丞、作曲は玉置浩二、編曲は武部聡志。 : 本楽曲はテレビアニメの初代オープニングテーマである。

● 劇場版


◎ めぞん一刻 完結篇
『めぞん一刻 完結篇』(めぞんいっこく かんけつへん)は、1988年2月6日に東宝系で公開された、日本の長編アニメーション映画。高橋留美子の漫画『めぞん一刻』を原作とするアニメオリジナル作品である。同時上映作品は『うる星やつら 完結篇』。 『めぞん一刻』唯一の劇場版アニメ作品。「完結篇」と銘打ってはいるが、テレビアニメで五代と八神の関係の決着がはっきり描かれなかったこと以外は完全な結末を迎えているため、原作やテレビアニメで触れられなかった、五代と八神の関係、そして響子と八神の対決がどう決着したかにスポットを当てた作品となっている。一刻館での一晩の出来事がほぼリアルタイムで進行し、テレビアニメでは登場しなかった二階堂望も登場している。作品の時系列は原作に準拠しており、テレビアニメとは一部内容が直接つながらない。 DVDは2001年12月19日に発売された。また、2015年9月30日に発売されたBlu-ray『めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET』に、本作品が収録されている。
○ あらすじ(完結篇)
一刻館の管理人・響子といよいよ結婚することになった五代。2人を見守り続けた一刻館の住人たちは、結婚式を翌日にひかえた夜、祝福の大宴会を開こうと計画する。一刻館の常で、酒が回るにつれて大狂乱になっていく宴会。そんな中、響子は誰かからの手紙を待っているらしい。五代は不審がり、不安になる。周囲の酔っ払いたちは、五代に嫌気がさして他の男と駆け落ちするのではないかなどと無責任な想像をして、五代の不安をあおりたてる。そんな中、五代と響子の結婚自体を知らされていなかった八神が来訪。さすがに気を使って口をつぐむ住人たちだったが、二階堂が口を滑らせてしまう。そして動揺し泥酔し狂乱した八神は、ついに響子を屋根裏部屋に呼び出し、二人は一対一で対峙する。沈黙する響子の秘密を巡り、物語は展開してゆく。
○ キャスト(完結篇)

・ 音無響子 - 島本須美
・ 五代裕作 - 二又一成
・ 四谷 - 千葉繁
・ 一の瀬花枝 - 青木和代
・ 六本木朱美 - 三田ゆう子
・ 二階堂望 - 堀川亮
・ 八神いぶき - 渕崎有里子
・ 三鷹瞬 - 神谷明
・ 九条明日菜 - 鶴ひろみ
・ 郁子 - 荘真由美
・ 黒木 - 榊原良子
・ 部長 - 大竹宏
・ 一の瀬氏 - 矢田稔
・ マスター - 若本規夫
・ 坂本 - 古川登志夫
・ 飯岡 - 富山敬
・ 五代ゆかり - 京田尚子
・ 響子の父 - 富田耕生
○ スタッフ(完結篇)

・ 原作 - 高橋留美子
・ 監督 - 望月智充
・ 製作 - 多賀英典
・ 企画 - 落合茂一
・ 脚本 - 島田満、望月智充
・ キャラクターデザイン・作画監督 - 森山ゆうじ
・ 美術監督 - 小倉宏昌
・ 音楽 - 森英治
・ 撮影監督 - 金子仁
・ 音響監督 - 斯波重治
・ 録音製作 - オムニバスプロモーション
・ 色指定 - 一瀬美代子
・ 編集 - 森田清次、坂本雅紀、伊多波直子
・ プロデューサー - 松下洋子
・ アニメーション制作プロデューサー - 岡村雅裕
・ 制作協力 - 亜細亜堂
・ 制作 - キティ・フィルム
・ 配給 - 東宝
○ 主題歌(完結篇)

◇ 「のキッス」 : 姫乃樹リカによる主題歌。作詞は松本隆、作曲は和泉常寛、編曲は萩田光雄。

「めぞん一刻 (アニメ)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
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