ランキング47位
獲得票なし
ランキング10位
獲得票なし
『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』(げきじょうばんポケットモンスター ダイヤモンドアンドパール ディアルガたいパルキアたいダークライ)は、2007年7月14日から東宝系で公開されたテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第10作の記念作品である。
● 概要
タイトルは当初『ディアルガVSパルキア』と発表されたが、後に本作で初公表となる幻のポケモン・ダークライが加わり、『ディアルガVSパルキアVSダークライ』が正式タイトルと発表される。
主役ポケモンでストーリーの鍵を握るダークライの声優には、俳優の石坂浩二が起用された。主役ポケモンの声優を特別ゲストが務めるのは、『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』に登場したエンテイの声優として、俳優の竹中直人が採用されて以来である。
本作から2009年公開の『アルセウス 超克の時空へ』までの3作品は、「神々の戦い」三部作とされており、全て物語が直接つながっている。
予告CMにはピジョットに乗るサトシが登場していたがそのようなシーンは本編には存在しない。
作品の舞台となるアラモスタウンは、スペインのアンダルシア州ロンダとバルセロナがモデルである。時系列は、DPの第38話から第50話以前までである。
本編の最後に流される次回作の予告は、前作までは「来年公開決定」など文字が出るだけのものであったが、今作では映像としてレジギガスらしき姿が次回作に登場するポケモンとして映し出された。
◎ 前売り券・配布ポケモンに関して
特別前売り券の販売は、4月21日から映画公開前日までであった。劇場版第10作の記念として、毎年恒例の劇場版前売り券と引き換えられるポケモンは、これまでの劇場版でメインとなったポケモン(ミュウツー・ルギア・エンテイ・セレビィ・ラティアス&ラティオス・ジラーチ・デオキシス・ミュウ&ルカリオ・マナフィ)の中から公式サイトでの事前の人気投票1位となったものが配布されることになった。その結果、1位となったデオキシスが6月23日以降に配布された(特別前売り券付属のデオキシス引換券を使い、引き換えすることが条件)。
日本映画の前売り券としては、売上最高記録となる200万枚の売上を記録し、公開前の時点で興行収入20億円突破が確定した。
また、これとは別に映画館のスクリーンではDSのワイヤレス通信(ふしぎなおくりもの)によりダークライが配布された。DSのワイヤレス通信で初めて映画に登場するポケモンが配布された作品でもある。このワイヤレス通信でダークライを最初に受け取ったのは、公式上中川翔子になっている。本編の開始前と終了後に「ダークライの受け取り方と注意」のショートアニメが上映され、そのときニャースがナビゲートした。
◎ 映画公開に関して
本映画と同じく7月14日に公開された『西遊記』がポケモンと同じ年齢層をターゲットにしており、上映館数もプロモーション数も圧倒的に上回っていたため苦戦を強いられるのでは、と言われていたが、公開初週の週末(7月14日〜16日)だけで『西遊記』に動員数40万人以上の差を付け堂々の1位となり(山寺宏一曰く、「負けると思っていた」らしい)、歴代シリーズで初めて日本週末興行収入1位を記録した作品となった。ダークライは新月の夜に現れるという設定だが、奇しくも公開日となった7月14日は新月であった。
映画館では入場者プレゼントとして、上述のダークライと同じ技・道具を持ったダークライのポケモンカードが配布された。また、各映画館やポケモンセンターで、歴代映画の主役ポケモンが描かれたポケモンカード「映画10周年記念プレミアムシート」が発売された。
本作からTVシリーズネット局に加え、上映映画館も「プロモーション協力」としてクレジットされた。順番はチェーンに関係なく北から南へ列挙している。
興行収入は50億2000万円。50億円を突破したのは『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』(1999年)以来となり、同年の年間邦画ランキングでは2位(アニメでは1位)の成績を記録した。
今作のみタイトルテーマの曲が「今までのお馴染みの曲」(『ポケットモンスター 赤・緑』のオープニングムービーのバックBGMによく似た曲)ではなかった。
ぬりえコンテストの映像は、ピカチュウたちが歴代の同時上映短編映画の舞台で動きまわる映像である(最後はシンオウ地方の鳥瞰図をバックにして終わる)。
アメリカでは2008年2月24日にカートゥーン ネットワークで放映、台湾では2008年4月4日に「決戦時空の塔」というメインタイトルを付与されシネマ放映された。
◎ 2022年に再上映が決定
歴代のポケモン映画23作品の中から投票で選ばれた3作品が全国の映画館で再上映される「夏の思い出、ゲットだぜ!25周年ポケモン映画祭」が開催され、2022年6月17日から同年7月1日の間投票が実施された。7月15日放送のテレビアニメ「ポケットモンスター」内で結果が発表され、『水の都の護神 ラティアスとラティオス』(同時上映『ピカピカ星空キャンプ』)及び『七夜の願い星 ジラーチ』(同時上映『おどるポケモンひみつ基地』)と共に再上映が決まった。
それぞれ入場者プレゼントとして、ロールプレイングゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド』にて「映画で活躍するポケモン」及び「サトシのピカチュウ」が手に入るシリアルコードと、アーケードゲーム『ポケモンメザスタ』で使えるスペシャルタグの「ピカチュウ」が数量限定で配布された。当映画では「映画で活躍するポケモン」は『ソード』では「パルキア」、『シールド』では「ディアルガ」となった
「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年7月19日20時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
アニメ映画の無作為ピックアップ
Powered by

