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ドラえもん のび太の宇宙小戦争


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『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』(ドラえもん のびたのリトルスターウォーズ)は、藤子不二雄の藤本弘が執筆し、「月刊コロコロコミック」1984年8月号から1985年1月号に連載された「大長編ドラえもんシリーズ」の作品。および、この連載漫画を元に作られ1985年3月16日に公開されたドラえもん映画作品。大長編・映画ともにシリーズ第6作。 キャッチコピーは「地球に不時着した小さな宇宙人パピ。ピリカ星を救えいざドラたち5人の戦士は宇宙へ!!」。 また、2022年に本作のリメイク作品である『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が公開された。さらに2021年、本作を11月23日から12月2日にかけて期間限定リバイバル上映された。 同時上映は『忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』。

● 概要
『ガリヴァー旅行記』のリリパット国冒険譚をモチーフとし、またタイトルの由来になったアメリカ映画『スター・ウォーズ』に対するオマージュ要素、加えて古典SF『縮みゆく人間』も発想のヒントとなっており、同作で小さくなった主人公が玩具の家で生活するシーンなどが、本作に影響を及ぼしている。なお、作者は以前に前述の小説、映画のオマージュである短編「天井裏の宇宙戦争」(てんとう虫コミックス19巻収録)を発表していた。 『大長編ドラえもん』で唯一、連載時最終回の後半部分を袋とじにする趣向が用いられている。これは読者の結末への想像を膨らませ、注目させるのが狙いだった。 大長編では「ドラえもん・のび太・しずか」と「ジャイアン・スネ夫」というメンバー構成が多いが、本作では「ドラえもん・のび太・ジャイアン」と「しずか・スネ夫」のチームで行動している。特にスネ夫の活躍が顕著であり、物語のキーパーソンとなる。彼のラジコンの操縦テクニックや天才メカニックとしての地位が確立し、この特技は後作にも生かされていくことになる。 前年度の『ドラえもん のび太の魔界大冒険』と同じく、公開当時は作品冒頭にドラえもんとのび太が出演する短編アニメが上映され、入場者プレゼントであった「ともだちカード」を紹介していた。この短編アニメはビデオ・DVD版では未収録。 映画はドラえもん (1979年のテレビアニメ)のスタッフによって作られた。

● あらすじ
スネ夫が趣味のプラモデルを活かしてジャイアン、出木杉と共に特撮映画を作ると聞いて参加したいと言い出すのび太だが、いつものように仲間外れにされてしまう。ドラえもんの道具を使って対抗して特撮映画を撮ろうともくろんだのび太は手伝いとして しずかを誘うが、彼女の意向で人形を使ったメルヘン映画を撮ることになる。その最中、彼女が大切にしているうさぎのぬいぐるみが無くなってしまうが、翌日にのび太の庭の中で見つかる、そしてその夜、のび太たちは、ピリカ星から来たという親指ほどの小さな少年パピと出会い、仲良くなる。実は しずかのうさぎのぬいぐるみが無くなったのは、彼がひみつ道具の力で動いていたうさぎに乗って動かしていたからだという。パピが仲間を見捨てて逃げてきたと言って、思いつめた様子でいるらしいことを聞いた しずかは彼のための身を寄せる場所としてドールハウスを持ってきてあげるが、パピは自分には恐るべき敵がいるのだとだけ語って物憂げな表情を見せ、そろそろおいとましなくてはならないと語る。 そんな中、映画の撮影に勤しむスネ夫たちの前に突然クジラのような形の宇宙戦艦が現れ、映画の舞台装置を熱線攻撃で破壊して去って行く。怒ったジャイアンとスネ夫は参加を断られたのび太の嫌がらせだと決めつけてのび太の家に殴り込むが、事情を聴いたパピは驚愕する。実は、パピはピリカ星から亡命してきた大統領であり、独裁者ギルモアの手に落ちたピリカ星の情報機関PCIA(ピシア)が地球までパピを追ってきたのだ。パピを守ることを約束するドラえもんたちだが、しずかを人質に取られた上、ドラえもんたちが「スモールライト」で小さくなっている間にスモールライトを奪われてしまった。ドラえもんたちに迷惑をかけまいと、パピはしずかの身柄と引き換えに自ら投降し、PCIA長官ドラコルルの手に落ちてしまう。 ドラえもんたちは、密使として使わされ一足遅く地球にたどり着いてきた大統領の愛犬ロコロコの手引きの下、パピが乗ってきた宇宙船に乗り込んでピリカ星へ向かい、宙域にある対ギルモア抵抗組織「自由同盟」本部に招かれる。そこで元ピリカ国大臣のゲンブから、パピがピリカ本星に囚われていること、ギルモア将軍の戴冠式と同時に処刑が執り行われる予定であることをドラえもんたちに告げる。ロコロコはドラえもんたちの力を借りれば事態を打開できるとゲンブを説得し、ゲンブはよその星からやってきたドラえもんたちに頼ることをためらった末、頭を下げて協力を乞う。ドラえもんたちは地上にある自由同盟の地下本部に向かうため、 しずかとスネ夫を残し、ロコロコとともにピリカ星へ向かった。 スネ夫の作ったラジコン戦車に乗り流星落下を装ってピリカ星へ侵入した一行は、秘密道具を利用して戦車を沈め、速く走れるようになる秘密道具の力を利用して地下アジトへの入り口に一息でたどり着こうとする。しかし、道具の効果が落ちかけたところで疲れ果てたのび太が遅れてしまい、町中に仕掛けられた監視装置に捉えられた末、組織のメンバーもろとも一網打尽に捕まってしまう。 時を同じくして、地下アジトの発見を機にギルモア将軍から差し向けられた数十万近い軍隊が自由同盟本部に迫っているとの連絡が入る。怯え切って隠れるスネ夫を残し、 しずかは無抵抗のまま捕まることを良しとせず恐怖を振り切ってラジコン戦車に乗り込み戦うことを決心する。それに気づいたスネ夫も遅れて駆け付け、ラジコン戦車がどんな攻撃にもびくともしない無敵の装甲を持っていることに気づいたことで勢いづき、無人戦闘機を次々と撃破してギルモアの軍勢を退けることに成功する。思いもがけない伏兵にしてやられた副官ドラコルルは、ドラえもんたちが地中に沈めた戦車を発見、解析してスネ夫たちが乗っていたものと同じであること、そして電波による無線操縦で動いていることを突き止め、ドラえもんたちと合流するためにピリカ星に向かっていたスネ夫と しずかの戦車のアンテナを打ち抜いて撃墜する。海に落ち、浸水によって戦車の中が水没する中、突如、 しずかの体が巨大化していった。 一方、ドラえもんたちはピリカとともに処刑場に引き出され、銃殺刑の時を待つばかりであった。ロコロコの長ったらしいおしゃべりもそこそこに、ついに死刑が執行されようとしたとき、ドラコルルの部下が、二体の巨人がこちらに向かってくると慌てて駆け込んでくる。形場に現れたのはなぜか巨大化した しずかとスネ夫であった。それを見たドラえもんはスモールライトの効果が切れたことによって元の大きさに戻ったのだと気づき、ほどなくしてドラえもんたちも元の大きさに戻っていく。圧倒的対格差からくる力の差で一行がギルモア将軍の軍勢を蹴散らしていく中、一斉に奮起したピリカ国民の手によってギルモアは失脚。ついにピリカ星に平和が取り戻された。パピはドラえもんたちに感謝し、また遊びに来てほしいと歓迎の意を示しながら別れる。 帰りのロケットの中。いつもちびと笑われているスネ夫が一生懸命また遊びに来ようと言っているのを聞いて、みんなは笑うのだった。

● 舞台

◇ ピリカ星 : 地球人の指ほどの大きさしかない小さな人間が住む星。惑星の周囲には、土星の環のような形の小衛星帯が存在する。小さいながらも、豊かな資源に満ちている。科学技術は地球よりも発達しており、恒星間航行も確立している。年齢よりも実力を重視する社会で、高度な学習システムが発達しているため、8歳で大学を卒業したりパピのように10歳前後で大統領に就任することもできる。首都はピリポリスで、人口は約1000万人。また、この地下には古い(1000年くらい前と劇場版では言われていた)下水道が張り巡らされ、ギルモアの独裁政治に抵抗するため組織された自由同盟が連絡用の通路として利用している。ロコロコによると、この下水道には「ネコ」がたくさんいるとのことだが、ピリカの「ネコ」とは地球でいうネズミである。

● 声の出演


● ゲストキャラクター

◇ パピ : 声 - 潘恵子 : ピリカ星の大統領。正確な年齢は不明だが、地球人でいえばのび太たちと同年代であるらしい。わずか8歳で大学を卒業したという秀才だが、高度に発達した学習システムが存在するピリカ星では珍しいことではないため、特段、鼻にかけるような態度もとらない。常に礼儀正しく冷静で、責任感が強い性格。しかし、その責任感の強さ故に自責に駆られる事も多い。 : ギルモア将軍のクーデターに遭い、本人は徹底抗戦を望むが、側近らの強引な手引きによりロケットで惑星外へ亡命。漂流の末にたどり着いた地球でのび太たちと出逢う。すぐに打ち解け仲良くなるものの、彼を追って地球までやって来たギルモアの側近・ドラコルルの手でしずかを人質にされ、彼はしずかの解放と引き換えに自ら囚われの身となった。しかし、捕まってもなお指導者としての誇りを失うことはなく、死刑が決まった法廷や処刑直前でも自分の主張を堂々と述べていた。最後にはドラえもん達の活躍で救出され、大統領の座に復帰することができた。ドラえもんの「ほんやくコンニャク」と同じ効果を持つ「ほんやくゼリー」により、地球人とも会話できる。また、かなり高度な超能力・催眠術なども使いこなすことができる。原作のみではあるが、のび太の両親の前に姿を見せて素性も明かした、数少ないゲストキャラクターである。
◇ ロコロコ : 声 - 三ツ矢雄二 : 言葉を話すパピの愛犬。パピへの密使として密かに地球へ派遣されるもあと一歩というところで再会かなわず、囚われの身となったパピの救出を決意したドラえもん達をピリカ星へ案内する役目を担った。地球の犬の前足に当たる部分がないが、大きな耳が前足(手)の役割をしており、この耳を羽ばたかせて空を飛ぶことができる他、ロケットの操縦も行うことができる。また、耳で全身を覆って豆粒の様な姿に擬態することも可能。ドラえもん達もあきれるほどの大変なお喋り好きだが、本人(犬)にはその自覚は全くなく、自分では“無口”だと言っている。その度を過ぎたお喋り好きが原因で1度は味方の危機を招いたが(この時だけは自分のお喋り好きを反省した)、最後では逆にそのお喋り好きが役に立って味方の危機を救うこととなった。この時に敵のギルモア将軍も「一言と言ってきりがない」と業を煮やし、映画版ではドラコルルも「全くよくしゃべる犬だ」とあきれている。 : 『のび太のワンニャン時空伝』では、このキャラクターをモデルにした乗り物が登場する。
◇ ゲンブ : 声 - 金井大 : ピリカ星の元・治安大臣。パピをピリカ星から脱出させた後、反政府団体の自由同盟を組織し、ギルモアへの反撃の機会を狙っている。ロコロコによると、趣味は飲酒とカラオケ(映画版では歌は下手という設定が追加)で、「気が若く髭は黒く染めている」とのこと。ロコロコのお喋りを一時的に中断させる方法を知っている人物でもある。
◇ ギルモア : 声 - 八名信夫 : 将軍であり、クーデターによりピリカ星を支配した独裁者。およそ80万人とも言われる大規模な軍隊を率いて武力による恐怖政治を展開し、大統領であったパピの命を奪って自ら皇帝に君臨しようと企てていた。非常に用心深く猜疑心の強い性格であると同時に、直情的で癇癪持ちでもあり、そのため壊しても意味がないタクシーロボットを感情に任せて破壊したりする(映画のみ)一面もある。パピや自由同盟など自分に反対する者を根絶やしにするために情報機関・PCIA(ピシア)を設立している一方で、自分の不人気ぶりは十分に承知しており、反乱の発生を恐れて自分の部下たちさえも信用していない。その彼がどのようにして軍隊の圧倒的支持を獲得し、クーデターを成功させることができたのかなど、彼が独裁者の地位を手に入れた経緯は作中では描かれていないが、街の中には監視装置を兼ねた自分の肖像画を多数設置しており、ピリカ星全体を絶えず厳重な監視下に置いていた。最後には元の大きさに戻ったドラえもん達の活躍で追い詰められ、部下たちを見捨てて車でひとり逃走を図るも、ドラえもん達の活躍で勇気付けられ一斉蜂起したピリカ市民たちによって捕らえられた。原作ではなおも逃走を図った所を民衆に取り押さえられる形で、映画では行く手を遮る民衆と自由同盟隊員を前に観念し膝をつく場面で劇中での出番を終えた。
◇ ドラコルル : 声 - 屋良有作 : ギルモアの側近で、情報機関・PCIA(ピシア)の長官を務めている。クジラ型の戦闘艦に乗って地球に侵入し、パピを捕らえてピリカ星へ連行した。スモールライトの重要性を理解して持ち去る、破壊されると発信器を周辺物体にばらまくよう細工した無人戦闘艇を利用して自由同盟の衛星基地を突き止める、ドラえもん達のラジコン戦車の構造を解析してラジコン特有の弱点(操作命令の信号を受ける受信機のアンテナ)を見付けた上でスネ夫としずかの操縦するラジコン戦車を撃ち落とすなど、非常に知的かつ有能な策略家。地球でもピリカ星でも、ことごとくドラえもん達の先手を取って窮地に追い込んだが、最後は元の大きさに戻ったジャイアンの活躍で戦闘艦を海に落とされ、ジャイアンにつまみあげられる形で捕まえられた。「目的のためならどんな手でも使う、冷酷で残忍な男」とパピから評されており、今まで一度も約束を守ったことがないという彼の皮肉を本人も認めている。その一方で、部下の適切なアイディアや意見を即座に採用する度量もあり、部下達も彼の指揮には忠実かつ積極的に従っている。ギルモアに対しては忠実な態度を取っているが、部下を信用しないギルモアを「自分の人気のなさをよく知ってらっしゃる」と皮肉る等含む所がある様子。映画版では原作と服装が異なっており、原作ではサングラスに軍帽、軍服といった古典的なデザインになっているが、映画版ではバイザーと一体化したヘルメットを被り独特のスーツを着るなどSF色が強いものとなっている。顔つきも原作のロボットを思わせるような起伏の少ない寸胴なものから、より地球人に近い立体的な顔立ちに描かれ、性格もやや間抜けになっている。ドラえもんとのび太をはじめて見た際、その見かけから脅威に感じなかったのは共通しているが、原作ではあくまで警戒を怠らなかったのに対し、映画版では「ほっといていいだろう」と一蹴している。
◇ 部下 : 声 - 中尾隆聖 他
◇ 自由同盟の同志・ギルモアに抵抗する市民たち : 声 - 塩屋翼・加藤正之・佐藤正治・速水奨・島田敏・菅原淳一
◇ のらネコのクロ : 声 - 潘恵子 : 町内に住む野良猫。パピの超能力(催眠術)によって操られ、しずか救出の重要な役割を果たすことになった。

● 用語

◇ ピリカ星人 : ピリカ星の住人。体の大きさは地球人の指ぐらいしかなく、髭は生えるが頭髪はない。人間の耳にあたる所に触角の様な角が生えている。また、手や足に指はないが、それでも自由に物をつかむことができる。
◇ 自由同盟 : ギルモア将軍の独裁に反対する抵抗運動組織。ピリカ星および、その周りの小衛星の密集地帯(土星の環状)に基地がある。衛星基地の司令はゲンブで、11機の戦闘機が配備されている。これらを合わせて自由同盟という。衛星基地の隊員は103人、ピリカ星の隊員は519人。対するギルモアの軍隊は約80万人で、戦力差は圧倒的に不利だったが、ドラえもん達の協力と、彼らの活躍に勇気付けられて立ち上がったピリカ市民たちの一斉蜂起により、ギルモア率いるPCIAに勝利した(映画では、もとに戻ったドラえもんたちに戦闘機で援軍に駆けつけた)。
◇ PCIA(ピシア) : 元々はいち情報機関であったが、ギルモア将軍が自身に反対する者の根絶やしを主任務とするよう改編した諜報機関である。マッコウクジラのような形の戦闘艦や、シャチのような形の無人戦闘艇、カジキのような形の戦闘ヘリコプターなど数多くの兵器を所有しており、ギルモアが掌握している軍隊を合わせると、その人員は約80万人と言われる。

● スタッフ

・ 原作・脚本 - 藤子不二雄
・ 作画監督 - 富永貞義
・ レイアウト - 本多敏行
・ 美術設定・デザイン - 工藤剛一
・ 美術監督 - 川本征平
・ 録音監督 - 浦上靖夫
・ 撮影監督 - 斎藤秋男
・ 特殊撮影 - 原真吾
・ 音楽 - 菊池俊輔
・ 監修 - 楠部大吉郎
・ プロデューサー - 別紙壮一 / 小泉美明、木村純一、波多野正美
・ 監督 - 芝山努
・ 演出助手 - 安藤敏彦、原恵一
・ 動画チェック - 石井文子、西岡哲夫
・ 色設計 - 野中幸子 
・ 仕上監査 - 片川喜好、代田千秋
・ 特殊効果 - 土井通明
・ 効果 - 柏原満
・ エリ合成 - 平田隆文、古宮慶多 
・ スリット・スキャン - 渡辺由利夫
・ 編集 - 井上和夫
・ 文芸 - 水出弘一
・ 制作進行 - 小倉久美、神田高秀、伊坂武則、星野匡章
・ 制作デスク - 田中敦
・ 制作担当 - 田村正司、山田俊秀
・ 制作協力 - 藤子スタジオ、旭通信社
・ 制作 - シンエイ動画、小学館、テレビ朝日

● 主題歌

◇ オープニングテーマ「ドラえもんのうた」 : 作詞 - 楠部工 / 補作詞 - はばすすむ / 作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 大杉久美子(コロムビアレコード)/ セリフ - 大山のぶ代(ドラえもん) : オープニングは、アメリカ制作のハリウッド映画「スター・ウォーズ」のオマージュになっており、同映画に登場するR2-D2とC-3POにそっくりのロボットキャラとドラえもんとのび太が一緒に歩いている映像である。そのバックにはミレニアムファルコン号らしき宇宙船も写っている。オープニング前の掛け声にはMGMのオープニングロゴを模した「レオ・ザ・ジャイアン」が登場する。
◇ エンディングテーマ「少年期」 : 作詞 - 武田鉄矢 / 作曲 - 佐孝康夫 / 編曲 - 桜庭伸幸 / 歌 - 武田鉄矢(ポリドールレコード) : 原作、映画共に地球への帰途にてスネ夫が「(ピリカ星に)また遊びに行こう」と言う場面で終わるが、映画ではスタッフロールの背景で実際にドラえもん達がピリカ星に遊びに行った後日談が描かれている。

● 評価
本佐生のリメイク映画『 ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の脚本を手掛けた佐藤大は、本作が不完全な作品ではないとしたうえで、パピのキャラクター性は連載当時の宇宙人像を反映していると指摘し、具体的には1982年に公開された映画『E.T.』をより拡張した感じだと東洋経済オンラインとのインタビューの中で話している。 また、佐藤はピリカ星の国民たちが自らギルモアを追い詰める過程がかなり簡略化されている点についても触れ、連載ページ数の都合だろうと推測している。 その一方で、佐藤は本作の物語は普遍的であり、例えば「反乱軍の親玉の戴冠式において、亡命してきた大統領を母国に連れ戻し、国民の前で反乱軍の政治的正当性を認めさせる」という構図は、ジョージ・オーウェルの『1984年』で描かれたディストピアを思わせると述べている。

「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年3月29日17時(日本時間)現在での最新版を取得

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