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『ねずみくん』は、日本の絵本作品のシリーズ名およびそれに登場するキャラクター。文はなかえよしを、絵は上野紀子が担当している。出版社はポプラ社。ねずみくんとその仲間たちとの日常が描かれている物語。1974年に「ねずみくんのチョッキ」が刊行されて以後、シリーズ化されている。2021年1月時点でシリーズ累計発行部数は400万部を突破している。
● キャラクター
◇ねずみくん
:主人公。年齢は6歳(小学1年生になったばかりくらい)。お母さんに編んでもらったチョッキを着ている。その赤いチョッキはトレードマークでもある。体は小さいし、怖がり屋で、運動神経もなく力もなく、そのうえ何をしても失敗ばかりだが、優しい性格で友達には人一倍優しく、やるときはきちんとやる一面もある。ねみちゃんのことが大好きで、ねみちゃんといつも一緒にいて、ねみちゃんと一緒に遊ぶのが好きであり楽しい時である。ねみちゃん以外の他の仲間たちと一緒に遊ぶのも楽しい時である。ねみちゃんといつも一緒にいたくて、将来はねみちゃんと同棲し、そして結婚したいことも考えているだとか。歯が自慢で、将来は歯医者になりたいと思ったこともある(『ねずみくん おおきくなったらなにになる?』より)。一人称は「ぼく」。
:なかえよしをによると、身長は2.6センチ(第一作『ねずみくんのチョッキ』で上野紀子が描いた原画での大きさ)で、大好きな友達であり彼女。頭につけている赤い水玉模様のリボンがトレードマーク。ねずみくんと同じく体は小さい。ねずみくんが好きで、好きな理由はねずみくんが人一倍優しいから。逆にぞうさんはねずみくんを「自分のことより他の人のことを思える立派な心の持ち主」と称えている。『おしりたんてい』に対抗しようと思い、探偵ものにしたという。一方、なかえは物語の組み立てと絵画の制作に通ずるものがあるという理由から、物語の考案を担った。なかえは2020年のダ・ヴィンチとのインタビューの中で、「2人だからできたというよりも、2人でないとできなかった。絵本が不思議なぐらいに向いていたのですね。」と話している。
ねずみくんの絵本の、大きな余白のあるデザインは、なかえよしをが広告代理店勤務時代に見たフォルクスワーゲンの広告がヒントになっている。また、テクストも形容詞や副詞などは極力使えず、会話体に限定している。
2019年に上野が亡くなったため、『ねずみくんはめいたんてい』および『ねずみくんのピッピッピクニック』は、過去のシリーズのイラストをなかえがパソコンで加工して作成した。
◎ キャラクター設定
ねずみくんは、こどものころのなかえがモデルとなっている。また、他のキャラクターは象やライオンなど、身体のサイズが異なる動物がモチーフとなっており、なかえはその理由として動物の方が人間よりも個性がはっきりしていることを挙げている。キャラクターの名前も「ねずみくん」や「ぞうさん」など、単純な名称が多く、混乱防止のため一つの作品の中で同じ種類の動物を2体以上出さないようにしてきた。ただし、『ねずみくんといたずらビムくん』では、マンネリを打破するために、シリーズで初めてねずみくんとねみちゃん以外のネズミのビムくんが登場している。なかえはポプラ社とのインタビューの中で、ビムという名前は「BAD MOUSE(バッドマウス)」ならびに「BLACK MOUSE(ブラックマウス)」の頭文字からとったと説明している。
● 3D映画
『とびだす絵本3D』(とびだすえほんすりーでぃー)は、2010年10月23日公開のポプラ社絵本のねずみくんシリーズと松岡達英著作の絵本5編を読み聞かせ映画として3Dアニメ化した日本映画。キャッチコピーは「ともだちできたらみんなでぴょ~ん」。
◎ 上映作品
◇ なかえよしを&上野紀子作絵本『ねずみくん』シリーズ
:
・ ねずみくんのチョッキ
:
・ りんごがたべたいねずみくん
:
・ ねずみくん うみへいく
◇ まつおかたつひで作絵本
:
・ ぴょーん
:
・ しりとり
◎ スタッフ
・ 原作 - なかえよしを、上野紀子、まつおかたつひで
・ 歌と声 - 堀江美都子
・ 総合監督 - たかたまさひろ
・ 製作 - 2010『とびだす絵本3D』製作委員会
・ 映像企画・制作 - 勝鬨スタジオ
・ 3D映像企画 - キュー・テック
・ 協力 - ポプラ社
・ 配給協力 - メジャー
・ 配給 - ローソンエンターメディア
「ねずみくん」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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