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筑波 久子(つくば ひさこ、1939年11月6日 -)は、日本の元女優で、アメリカ合衆国の映画プロデューサーである。
アメリカ合衆国での別名はチャコ・ヴァン・リューウェン (Chako van Leeuwen)。
● 来歴・人物
茨城県多賀郡大津町(現・北茨城市大津町)五浦出身。父・弥一郎、母・ハツの間に4人兄妹の末っ子として生まれる。 兄が2人、姉が1人いる。父は地元大手の旅館「五浦観光ホテル」と映画館を経営していた。
1966年(昭和41年)及び1968年(昭和43年)に一時帰国し、東映の映画などに出演。その後はアメリカに定住。
当時米国は泥沼化するベトナム戦争のさなかにあり、知人にも戦死者がいた。筑波は退廃的な生活を送る若者たちを題材にしたドキュメンタリー映画『若いアメリカ人たち』を撮る。
1973年(昭和48年)、第2作目作品『Tender Loving Care』が大物プロデューサーロジャー・コーマンに認められ、「チャコ・ヴァン・リューウェン」名義で全米配給。「彼女の作品を試写室で見てショックを受けた。キャリアの浅いチャコが作ったのが信じられなかった、それくらいクオリティの高い作品に仕上がっていた」(コーマン談)
1978年(昭和53年)、ジョー・ダンテを監督に抜擢して、1億円の低予算で製作したパニック映画『ピラニア』が、興収40億円の大ヒット。ハリウッドの大物プロデューサーとなった。
1981年(昭和56年)、『ピラニア』のリメイク作品『殺人魚フライングキラー』の監督に、当時無名で駆け出しの28歳、ジェームズ・キャメロンを抜擢。
1986年(昭和61年)、旧ソ連でチェルノブイリ原発事故が起こり、感受性の強い一人息子のキースが世を儚んで拳銃自殺を図る。筑波は一時このショックから精神不安定となり、自殺を試みたこともあったという。
2013年(平成24年)春、息子の思いを支えに、東日本大震災からの復興、自殺防止、高齢者・若者の支援を目的とする団体「ファミリー・グループ」を日本で組織。政治活動も行っている
・授賞式は2009年4月23日に東京の品川プリンスホテルで開催され、筑波も出席した。
● 出演
◎ 映画
・ 『復讐は誰がやる』 (1957年、日活) - 恵美子
・ 『街燈』 (1957年、日活) - ゆり
・ 『マダム』 (1957年、日活) - けい子
・ 『肉体の反抗』 (1957年、日活) - 吉行英子
・ 『殺したのは誰だ』 (1957年、日活) - 道子
・ 『狂った関係』 (1957年、日活) - 福島笙子
・ 『肉体の悪夢』 (1957年、日活) - 石川芙美
・ 『燃える肉体』 (1957年、日活) - 稲葉比沙子
・ 『乳房と銃弾』 (1958年、日活) - 三笠ゆり
・ 『春泥尼』 (1958年、日活) - 春泥尼
・ 『悪魔の爪痕』(1958年、日活) - 女給洋子
・ 『死の壁の脱出』 (1958年、日活) - 三浦恵子
・ 『地獄の罠』 (1958年、日活) - 新勢以子
・ 『裸身の聖女』 (1958年、日活) - イザベル比佐子
・ 『海女の岩礁』 (1958年、日活) - 並木雅枝
・ 『都会の怒号』 (1958年、日活) - 水原恵子
・ 『忘れ得ぬ人』 (1958年、日活) - 香椎美也子
・ 『不道徳教育講座』 (1959年、日活) - 京子
・ 『らぶれたあ』 (1959年、日活) - 梢
・ 『仮面の女』 (1959年、日活) - 辻亜美子
・ 『傷つける野獣』 (1959年、日活) - 佐藤芳子
・ 『夜霧に消えたチャコ』 (1959年、日活) - 広瀬久子
・ 『暗黒の旅券』 (1959年、日活) - 大月香代子
・ 『非情な銃弾』 (1959年、日活) - 雪江
・ 『海の罠』 (1959年、日活) - 森麗子
・ 『0番街の狼』 (1959年、日活) - アイリン・利根
・ 『海底から来た女』 (1959年、日活) - 少女
・ 『昼下りの暴力』 (1959年、日活) - 澄子
・ 『トップ屋取材帖 悪魔のためいき』 (1960年、日活) - 本郷朱実
・ 『刑事物語 殺人者を挙げろ』 (1960年、日活) - マリ
・ 『影のない妖婦』 (1960年、日活) - 千代
・ 『海から来た流れ者』 (1960年、日活) - 佐伯ルミ
・ 『君は狙われている』 (1960年、日活) - 松浦エミ
・ 『俺は銀座の騎兵隊』 (1960年、日活) - クラブ「赤い馬」のダンサー(洋舞)
・ 『ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども』 (1961年、ニュー東映) - ジーナ・カトマンズ
・ 『次郎長社長よさこい道中』(1961年、ニュー東映) - 花千代
・ 『男の銘柄』 (1961年、大映東京) - 志村里枝
・ 『花影』 (1961年、東京映画) - 亜矢子
・ 『八人目の敵』 (1961年、東映東京) - 久保圭子、笹尾ルリ
・ 『アワモリ君西へ行く』 (1961年、宝塚映画) - 芳子
・ 『大吉ぼんのう鏡』 (1962年、シナリオ文芸協会) - 秀玉尼
・ 『新婚シリーズ 月給日は嫌い』 (1962年、東映東京) - 中井絹子
・ 最初が肝心 (1962年、東映東京) - 中井絹子
・ 黄門社長漫遊記 (1962年、東映東京) - 吉田仙子
・ きさらぎ無双剣 (1962年、東映京都) - おえり
・ 雲の上団五郎一座 (1962年、宝塚映画) - 浅山道子
・ 丹下左膳 乾雲坤竜の巻 (1962年、東映京都) - 千鳥
・ 向う見ずの喧嘩笠 (1962年、東映京都) - おみよ
・ 伝七捕物帖 影のない男 (1962年、東映京都) - お俊
・ まぼろし天狗 (1962年、東映京都) - おみね
・ がんこ親父と江戸っ子社員 (1962年、東映東京) - 鰯田鮎子
・東京アンタッチャブル (1962年、東映東京) - サリイ・南
・ カレーライス (1962年、東映東京) - ゆみ子
・ 遊民街の銃弾 (1962年、東映東京) - 春子
・ 恐怖の魔女 (1962年、東映東京) - 鈴村和子
・ 裏切者は地獄だぜ (1962年、東映東京) - 波子
・暴力街 (1963年、東映東京) - 緑川亜矢子
・ 柔道一代 (1963年、東映) - 与那嶺ミキ
・ 特別機動捜査隊 東京駅に張り込め (1963年、東映) - 野沢町子
・ 浅草の侠客 (1963年、東映東京) - 青木ヒカル
・ 残月大川流し (1963年、東映京都) - お祭りおもん
・ ジェリーの森の石松 (1963年、東映京都) - ひまわり太夫
・ 毒ある愛撫 (1963年、Gプロファースト・フィルム)
・ わが恐喝の人生 (1963年、東映東京) - 村岡真紀
・ 図々しい奴(1964年1月15日/東映) - キリ子
・ この道赤信号 (1964年、ワールド・プロ) - 佐和子
・ The Love Statue (1965年、アメリカ) - Mashiko(マシコ)
・ 黄金バット (1966年、東映東京) - 秋山ナオミ
・ 男なんてなにさ (1967年、東映東京) - 奈美
◎ テレビドラマ
・ミステリー 影(NETテレビ〔現・テレビ朝日〕)
・ 「沢蟹」(1960年)- 斎田久子
・慎太郎ミステリー 暗闇の声(KRテレビ〔現・TBSテレビ〕)
・「殺し屋」(1960年)- ユキ
・三人の刑事(フジテレビ)
・「虚飾の女」(1960年)
・怪獣マリンコング(1960年、フジテレビ)
・第2部「マリンコングの大逆襲」- 高宮比佐子、くれない天使
・夫婦百景(日本テレビ)
・第115回「新婚てさぐり夫婦」(1960年)- 由紀
・お笑い三人組(NHK)
・「予防注射の巻」(1960年)- 女医
・人生うらおもて(日本テレビ)
・第2回「愛情診断簿」(1960年)
・第35回「なみだ茶漬け」(1961年)
・大学は花ざかり(1960 - 1961年、NETテレビ〔現・テレビ朝日〕)
・お嬢さん奮闘記(1960 - 1961年、KRテレビ〔現・TBSテレビ〕)
・おかあさん 第2シリーズ(KRテレビ〔現・TBSテレビ〕)
・第59回「造花の季節」(1960年)- よよ子
・魔神ガロン(1961年、パイロット版)
・西鶴物語(NETテレビ〔現・テレビ朝日〕)
・第12回「長持の行方」(1961年)
・人生の四季(日本テレビ)
・第54回「松茸山考」(1962年)- おこん
・ミステリーベスト21(NETテレビ〔現・テレビ朝日〕)
・「期待となづける」(1962年)
・東芝日曜劇場
・「姫御前村の災難」(1962年、毎日放送)
・特別機動捜査隊(NETテレビ〔現・テレビ朝日〕)
・第83回「はみ出した青春」(1963年)
・第375回「鶏はふたたび鳴く」(1969年)
・特命捜査室(1969年、フジテレビ)
・第3回「真紅のプールサイド」
◎ その他テレビ
・ ワンダフルクイズ(1961年、日本テレビ)
・ 風のいたずら(1961年、東京テレビ〔現・TBSテレビ〕)
・ 奥さま寄席(1968年、読売テレビ)
・ ナイトショー(1971年、フジテレビ)
・ 3時のあなた(1971年、フジテレビ)
・ 日曜ビッグスペシャル「大転身あの有名人は今…」(2000年、テレビ東京系)
・ 爆報 THE フライデー(2015年、TBS系)
◎ 舞台
・三波春夫ショウ-忠治流転笠-(1960年9月、日本劇場)
・コマ爆笑ミュージカル(1960年10月、新宿コマ劇場)
・ロッパの新版ガラマサどん - キャバレーの歌手
・秋のパレード - 若い女
・マゲモノ・ミュージカル 灰神楽道中 - まりりん亭お紋
・チャーミングな真夜中(1963年6月、大阪OSミュージックホール)
・城卓矢ショー(1967年1~2月、日本劇場)
● ディスコグラフィー
◎ シングル
・私を捨てないで(1957年12月、日本マーキュリー)
・海女の岩礁(1958年8月、ビクター)
● 監督・プロデュース
チャコ・ヴァン・リューウェン名義で活動。
◎ 映画
・『若いアメリカ人』- 監督
・ ヘイ・ベイビー THE SEX LIFE (1971年、筑波コーポレーション) - 監督・ナレーション・主演
・Tender Loving Care (1973年)
・ ピラニア Piranha (1978年)
・ ママ、泣かないで Forever and Beyond (1981年)
・ 殺人魚フライングキラー Piranha Part Two: The Spawning (1981年)
・ スピリット・オブ・ファイヤー/邪教都市 Raging Angels (1995年)
・ ピラニア3D Piranha 3D (2010年)
・ ピラニア リターンズ Piranha 3DD (2012年)
◎ テレビ
・ザ・ピラニア/殺戮生命体 Piranha(1995年)
● 関連人物
・ロジャー・コーマン
・ジョー・ダンテ
・ジェームズ・キャメロン
「筑波久子」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年5月10日5時(日本時間)現在での最新版を取得

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