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オバケのQ太郎 進め! 1 / 100大作戦


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『オバケのQ太郎』(オバケのQたろう)は、藤子不二雄(藤本弘と安孫子素雄)による日本の同名漫画を原作としたテレビアニメ作品。ごく普通の家庭に住み着いたオバケが引き起こす騒動を描いている。 以下の3度にわたってアニメ化されているが、スタッフや制作方針の違いから、それぞれつながりのない独立した作品となっている。 第1作「オバケのQ太郎」(1965年から1967年まで放送) 第2作「新オバケのQ太郎」(1971年から1972年まで放送) 第3作「オバケのQ太郎」(1985年から1987年まで放送) 1作目と2作目は東京ムービー(後のトムス・エンタテインメント)、3作目はシンエイ動画で制作。また、1作目はモノクロ、2作目以降はカラーで制作された。

● 概要
2021年現在、再放送やソフト化・配信等が行われ、視聴が容易なのは第3作のみとなっている(後述)。 メインキャラクターの声優に関して、3作通して同一キャラクターを担当した人物はいないが、1作目と2作目の間には存在しており、ゴジラ役の肝付兼太、ママ役の北浜晴子、神成さん役の野本礼三が該当する。なお、肝付は3作目でハカセ役を担当、3作すべてでメインキャラクターを担当した唯一の声優となっている。 主題歌や挿入歌は3作で別々の楽曲が制作されており、流用曲もない。このため、絵描き歌や音頭が複数作られている。これらの楽曲は、藤子・F・不二雄のアニメ作品の主題歌を集めた5枚組のアルバム「藤子・F・不二雄 生誕80周年 藤子・F・不二雄 大全集」(2014年11月26日発売)に収録されている。

● 登場キャラクター


● オバケのQ太郎 (1965年)
1965年8月29日から1967年3月26日まで、TBS系列にて毎週日曜日19時30分から20時にかけての「不二家の時間」枠で放送。1967年4月5日から同年6月28日までの間はTBSなどで毎週水曜日18時から18時30分にかけての枠で放送された。全95話。モノクロ作品。 原作人気が高まる中での放送開始だったため、初回から30%以上の視聴率を記録。石川進が歌う主題歌『オバケのQ太郎』はミリオンセラーとなり、1966年第8回日本レコード大賞童謡賞を受賞した。「不二家の時間」枠の放送は、前番組の『ウルトラQ』と合わせて他局から「恐怖のQQタイム」と呼ばれるほどの人気番組となり、「オバQブーム」の一端を担うこととなった。放送が水曜18時の時間帯に移動した後も人気は続き、放送終了後も子供をはじめとする視聴者から番組継続の要望が多く届いたため、TBSは1969年3月まで同枠で再放送を行う異例の事態となった。 放送前の1965年8月22日には、前夜祭のような特番『オバQ誕生』が組まれ、杉並公会堂で収録が行われた。ここでは、舞台劇としてQ太郎誕生のエピソードが放送されていたため、第1回放送ではQ太郎が既に大原家に住んでいるところから始まっている。 鈴木伸一によると、パイロットフィルムはスタジオ・ゼロが制作したが、現場では能力不足と言われ関われなかったということである。このパイロットフィルムの内容は、国産生活ギャグ漫画をアニメ化した前例がなかったことから『鉄腕アトム』風の未来的な街に住んでいるという設定にされた。だが、その映像を見た藤子両人は内容の改変に違和感を覚えたため、実際に東京ムービーで制作・放送された際は原作通りの設定で作られた。 当時スタッフの一人だったおおすみ正秋によると、リミテッドアニメーションだった影響で製作には小津安二郎の演出技法が多く取り入れられたという。 初のアニメ化だったことから、Q太郎のキャスティングは難航した。低い声の田の中勇か甲高い声の曽我町子かでスタッフは録音直前まで大いに迷い、曽我に決まったという。なお、田の中は正太のパパ役で出演している。 放送初期は、ヒーローものアニメがまだ全盛期の時代であったためQ太郎の性格が多少好戦的なものになっていた。また、正太やP子は、キャラクター設定が原作と大幅に異なっており、当時原作に未登場だったU子、O次郎は登場していない。 本作は放送枠移動まで不二家が一社独占のスポンサーに付いたため、本作および次作『パーマン』、次々作『怪物くん』では、オープニングとエンディングでペコちゃん(声:斉藤尚子)と共演していた(『東京ムービー主題歌大全集』収録の映像はペコちゃん登場部分がカットされたものであるため見ることはできない)。エンディングで使用された『オバQ音頭』のシネテープでは共演していることがうかがえる。また、不二家は当時80億以上の売上を記録したが、その内の75%にオバQが関連していたという。 放送枠移動直前に放送された第83話「Qちゃんパーマン大かつやくの巻」(1967年3月26日放送)には、「不二家の時間」枠の後番組である『パーマン』の宣伝としてパーマン1号がゲスト出演をしている。Q太郎と正太がギャング団に誘拐され、Q太郎が助けを求めると、パーマンが駆けつけて2人が助け出されるという内容。この時のQ太郎とパーマンの会話は「君は来週からじゃないか」「僕、あわてんぼうだから1週早く出てきちゃった」というものである。『TVジェネレーション』、『決定これが日本のベスト100』、『大胆MAP』等、懐かしのアニメ特集番組で映像が放送されたことがある。 再放送は過去に何度かあり、1979年には読売テレビで平日朝の7時半から第2作、8時から本作が再放送された時期があった。2021年現在は、再放送および本編のビデオソフト化などは一切行われておらず、視聴困難な作品となっている。ただし、VHS・LD「東京ムービー アニメ主題歌大全集・第1集」にはオープニングとエンディングが収録されている他、上述の通りバラエティ番組の特集などで部分的に映像が使用されたケースもある。

◎ キャスト

・ Q太郎 - 曽我町子
・ 正太(正ちゃん) - 田上和枝
・ 伸一(伸ちゃん) - 野沢雅子
・ ドロンパ - 喜多道枝
・ P子 - 水垣洋子
・ ゴジラ - 肝付兼太
・ ハカセ - 麻生みつ子
・ キザオ - 山岸比呂美
・ よっちゃん - 向井真理子
・ パパ - 松岡文雄 → 田の中勇
・ ママ - 北浜晴子
・ 小池さん - 大竹宏
・ 神成さん - 野本礼三
・ 百栗三太夫 - 関敬六

◎ スタッフ

・ 原作 - 藤子不二雄
・ 監督 - 長浜忠夫
・ 脚本 - 辻真先、若林一郎、松岡清治、中野健次、塩沢朝子、宮沢耕己、島修司、吉田史郎、田代淳二、岡本欣二、花島邦彦、木下連三、吉田進、松元力、吉田秀子、おおいひさし、大森施工、東京ムービー企画部 他
・ 演出 - 大隅正秋、長浜忠夫、岡部英二、酒井七馬、木下蓮三 他
・ 作画監督 - 楠部大吉郎、芝山努
・ 原画 - 小林治、富永貞義、中村英一、谷口守泰、椛島義夫、森下圭介、山口泰弘、白梅進 他
・ 音楽 - 筒井広志
・ 製作協力 - Aプロダクション
・ 製作 - 東京ムービー

◎ 主題歌

◇オープニングテーマ :
◇「オバケのQ太郎」(前期) ::作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 石川進 ::この歌は石川進の歌唱によって数社から発売されたが、後年発売のCDで比較すると「オリジナル版 懐かしのアニメソング大全(1)」(EMIミュージック・ジャパン)に収録されているものは「テレビまんが懐かしのB面コレクション」(コロムビアミュージックエンタテインメント)のものよりもテンポが速い等、微妙な違いがある。 :
◇「オバQ音頭」(後期) ::作詞 - 藤子不二雄 / 作曲・編曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 石川進&曽我町子
◇エンディングテーマ :
◇「オバケのQ太郎」(放送開始直後) ::作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 石川進 :
◇「ぼくとQちゃん」(前期) ::作詞 - 遠藤隆智 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 吉田亜矢 :
◇「オバQ音頭」(後期) ::作詞 - 藤子不二雄 / 作曲・編曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 石川進&曽我町子 :「アニメ主題歌大全集」に収録されているのは、前期オープニングと放送開始直後エンディングのみ。 :「オバQ音頭」の発表会は1966年4月9日午後、ホテルニューオータニにて行われ、原作者の藤子不二雄(藤本弘と安孫子素雄)や歌手の曽我町子、約500人の関係者が出席した。 :曽我町子は、日本コロムビアのスタジオでのレコーディングの際、風邪をこじらせていたのでスケジュールの延期を申し出ていた。しかしデュオ相手の歌手、石川進のスケジュールの都合と、スタッフ(当時のコロムビアの社員がストライキを起こしていたために、立ち会ったスタッフのほとんどが管理職であったという)がやる気満々でその熱意に押され曽我は渋々歌ったという。
◇ イメージソング・キャラクターソング :
◇「オバQ数え歌」 ::作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 曽我町子 :
◇「オバケのQ太郎マーチ」 ::作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - チビッコエイト、ヤング・フレッシュ ::先述のOPテーマ「オバケのQ太郎」を行進曲にアレンジ。本歌は3番まであるが、この曲は4番構成で、3番はインストルメンタルになっている。 :
◇「ぼくは正太だい」 ::作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 田上和枝、曽我町子 :
◇「オバQマーチ」 ::作詞 - 藤子不二雄 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 曽我町子 ::先述の「オバケのQ太郎マーチ」とは別曲。 ::1966年に行われた不二家の懸賞「オバQラジオコントロール人形」にもこの曲が使用された。 :
◇「オバケのP子」 ::作詞 - 藤子不二雄 / 作曲 - 広瀬健次郎 / 歌 - 水垣洋子

◎ 各話リスト

   1965年
8月29日    1  1  パパはわすれんぼうの巻  吉田史郎
 2  犬はこわいよオの巻  田代淳二
   9月5日    2  3  るすばんの巻  岡本欣三
 4  自動車が欲しいの巻    田代淳二
   9月12日    3  5  台風がくるぞの巻
 6  ノミ軍襲来すの巻  岡本欣三
   9月19日    4  7  びっくりしちゃったお客様の巻  花島邦彦
 8  迷い子の巻  岡本欣三
   9月26日    5  9  飛行機は嫌いの巻    田代淳二
 10  テレビなんか嫌いの巻
   10月3日    6  11  卵騒動の巻  吉田史郎
 12  世界一周の巻  岡本欣三
   10月10日    7  13  Qちゃんのお父さんの巻  木下蓮三
 14  お使いはまかせるの巻  田代淳二
   10月17日    8  15  虫歯の巻  吉田進
 16  忍術修行の巻  吉田史郎
   10月24日    9  17  名探偵の巻  岡本欣三
 18  ハイキング騒動の巻  田代淳二
   10月31日    10  19  伝書オバケの巻    吉田進
 20  8ミリの巻
   11月7日    11  21  腕時計が欲しいの巻  田代淳二
 22  へんな病気の巻  岡本欣三
   11月14日    12  23  王子様は嫌いの巻  田代淳二
 24  コレクションの巻  岡本欣三
   11月21日    13  25  ホームランはおいしいの巻    田代淳二
 26  いたずら合戦の巻
   11月28日    14  27  特ダネ記者の巻
 28  チンピラ取締の巻
   12月5日    15  29  Qちゃんの頭の毛をよこせの巻  吉田進
 30  Qちゃん買いますの巻    岡本欣三
   12月12日    16  31  虎狩りの巻
 32  魔法のやかんの巻    田代淳二
   12月19日    17  33  お隣さんの巻
 34  のぞき見はいけませんの巻    岡本欣三
   12月26日    18  35  靴みがきの巻
 36  スマートになろうの巻  田代淳二
   1966年
1月2日    19  37  お年玉・一億円の巻  吉田進
 38  空飛ぶ円盤の巻  田代淳二
   1月9日    20  39  宿題は引きうけたの巻  吉田進
 40  押し売りの巻  田代淳二
   1月16日    21  41  子豚を助けろの巻  松元力
 42  映画スターになりたいの巻    吉田進
   1月23日    22  43  一千万円のむだづかいの巻
 44  雪男探検の巻  吉田秀子
   1月30日    23  45  ゆうかい魔の巻  田代淳二
 46  ばっちりあそぼうの巻  岡本欣三
   2月6日    24  47  魚つりの巻    田代淳二
 48  実況録音の巻
   2月13日    25  49  ケロケロQ危機一髪の巻
 50  絵かき修業はきびしいの巻    吉田進
   2月20日    26  51  オバQ一家の巻
 52  わんぱくネコの巻  吉田秀子
   2月27日    27  53  ドロンパが来たの巻    田代淳二
 54  特ダネはまかせろの巻
   3月6日    28  55  ガリベンはつらいの巻  吉田進
 56  美容教師の巻  岡本欣三
   3月13日    29  57  うそつきは誰の巻  吉田進
 58  発明王の巻  田代淳二
   3月20日    30  59  身の上相談の巻    吉田進
 60  おこずかい作戦の巻
   3月27日    31  61  テレビが見たいの巻
 62  いそうろうの巻
   4月3日    32  63  ボロ別荘の巻
 64  一日お母さんの巻  おおいひさし
   4月10日    33  65  おしゃれの巻  大森施工
 66  馬のりの巻  吉田秀子
   4月17日    34  67  おしかけ入学の巻  Aプロダクション
 68  ダイヤル11Q番の巻  辻真先
   4月24日    35  69  ハロードロンパの巻  Aプロダクション
 70  百万両をさがせの巻    吉田進
   5月1日    36  71  ドロンパ騒動の巻
 72  ハッスルばあさんの巻    辻真先
   5月8日    37  73  Qちゃんサラリーマンの巻
 74  Qちゃん弟子入りの巻
   5月15日    38  75  助けあい運動の巻  吉田進
 76  仲直り作戦の巻  Aプロダクション
   5月22日    39  77  Qちゃん鉄道の巻  辻真先
 78  家出はしたけれどの巻  若林一郎
   5月29日    40  79  大原家のQ日の巻    辻真先
 80  おれさまはガキ大将の巻
   6月5日    41  81  海外旅行練習の巻
 82  ぼくだってりこうだの巻  松元力
   6月12日    42  83  すこしはやすもうの巻    若林一郎
 84  ぼくが主役だの巻
   6月19日    43  85  犬に強くなりたいの巻  松岡清治
 86  ロケットをとばそうの巻  松元力
   6月26日    44  87  Qちゃん放送局の巻    吉田進
 88  潮干狩りの巻
   7月3日    45  89  P子よぼくについてこいの巻
 90  にせもの現るの巻  辻真先
   7月10日    46  91  仲良くけんかしろの巻  松元力
 92  ケチケチオバQの巻  吉田秀子
   7月17日    47  93  オバQチャンピオンの巻  若林一郎
 94  クリーニング屋開業の巻    辻真先
   7月24日    48  95  だいじな落し物の巻
 96  ゆうれい部落の巻
   7月31日    49  97  臨海学校は大騒ぎの巻  吉田秀子
 98  紳士教育の巻  吉田進
   8月7日    50  99  海水浴の巻  松岡清治
 100  スピードオバQの巻    辻真先
   8月14日    51  101  もっと毛がほしいの巻
 102  パパの月給がなくなったの巻  吉田進
   8月21日    52  103  田舎は楽しいの巻  吉田秀子
 104  いたずら騒動の巻  若林一郎
   8月28日    53  105  オバケの国へさあどうぞの巻  東京ムービー企画部
 106  Qちゃん内閣の巻  中野健次
   9月4日    54  107  放送屋だまれの巻  若林一郎
 108  ロードショーの巻  辻真先
   9月11日    55  109  せっかち坊やとのんびりオバQの巻  吉田秀子
 110  ラーメン作戦の巻  若林一郎
   9月18日    56  111  Qちゃんのおむかえの巻  松元力
 112  タイムマシンの巻  辻真先
   9月25日    57  113  星をさがせの巻  吉田進
 114  泣く子も笑うの巻  若林一郎
   10月2日    58  115  とんだQパーマンの巻    吉田進
 116  バンザイQちゃんとりでの巻
   10月9日    59  117  ドロンパの誕生日の巻  塩沢朝子
 118  小鳥をかわいがろうの巻  若林一郎
   10月16日    60  119  正義の大戦争の巻    吉田進
 120  ニコニコ暮そうの巻
   10月23日    61  121  世界中のオバケがくるぞの巻    若林一郎
 122  うたっておどってバケ連大会の巻
   10月30日    62  123  Qちゃん親孝行の巻  辻真先
 124  おじいさんはだあれの巻  中野健次
   11月6日    63  125  P子のおよめさんの巻  (不明)
 126  パパの運動会の巻  吉田秀子
   11月13日    64  127  親をさがしてさんざんの巻  中野健次
 128  ひとこえ千円の巻  吉田秀子
   11月20日    65  129  帰れドロンパの巻  若林一郎
 130  パパもママも動かないでの巻    吉田進
   11月27日    66  131  ニュースカメラマンの巻
 132  Qちゃんロボットの巻  辻真先
   12月4日    67  133  犬になったQちゃんの巻  吉田進
 134  Qちゃんの家さがしの巻  松元力
   12月11日    68  135  なくなった宝くじの巻  宮沢耕己
 136  Qちゃんのゆくえの巻  辻真先
   12月18日    69  137  P子のお人形の巻  (不明)
 138  じゃんじゃん売ろうの巻  松岡清治
   12月25日    70  139  Qちゃんサンタクロースの巻  吉田秀子
 140  みんなでクリスマスの巻  島修司
   1967年
1月1日    71  141  ことしもよろしくの巻  松岡清治
 142  お年玉作戦の巻  吉田進
   1月8日    72  143  ことしはついてるの巻  吉田秀子
 144  ラジコン大戦争の巻    松元力
   1月15日    73  145  ホットドッグはにがての巻
 146  はいけいQちゃんの巻  吉田進
   1月22日    74  147  やさしいドロンパの巻  吉田秀子
 148  ドラネコたいじの巻    辻真先
   1月29日    75  149  ドロンパはいじっぱりの巻
 150  正ちゃんの大手術の巻  松元力
   2月5日    76  151  Qちゃんは名探偵の巻    吉田秀子
 152  オバQコースの巻
   2月12日    77  153  まけてたまるかの巻
 154  犯人さがしの巻  中野健次
   2月19日    78  155  Qちゃんモデルになるの巻  松元力
 156  モシモ仮面の巻  若林一郎
   2月26日    79  157  まじめなドロボウの巻  松岡清治
 158  ナガラでいこうの巻  宮沢耕己
   3月5日    80  159  P子にまかせての巻  松元力
 160  原子うらないの巻  塩沢朝子
   3月12日    81  161  入団テストはきびしいの巻  Aプロダクション
 162  Qちゃんサーカスの巻  松岡清治
   3月19日    82  163  Qちゃんバケトロンの巻  吉田秀子
 164  オバケの正ちゃんの巻  Aプロダクション
   3月26日    83  165  ばかあ信じるよの巻  吉田秀子
 166  Qちゃんパーマン大かつやくの巻  吉田進
   4月5日    84  167  万事Qすの巻  宮沢耕己
  -  絵かき修業はきびしいの巻 (再放送)   -
   4月12日    85  168  花よりダンゴの巻  吉田秀子
  -  忍術修業の巻 (再放送)   -
   4月19日    86  169  自動車レースの巻  吉田秀子
  -  Qちゃん鉄道の巻 (再放送)   -
   4月26日    87  170  スケッチ大会の巻  松元力
  -  バンザイQちゃんとりでの巻 (再放送)   -
   5月3日    88  171  ケロケロQハイスタートの巻  吉田秀子
 172  ケロケロQは二度消えるの巻  中野健次
   5月10日  
  -  ケロケロQ危機一髪の巻(再放送)     -
  -  P子のお人形の巻(再放送)
   5月17日    89  173  ちゃっかりチンパンジーの巻  松元力
  -  とんだQパーマンの巻 (再放送)   -
   5月24日    90  174  ゴシップをさがせの巻  吉田進
  -  星をさがせの巻 (再放送)   -
   5月31日    91  175  テレスケくん出てこいの巻  松岡清治
  -  P子のおよめさんの巻 (再放送)   -
   6月7日    92  176  ガードマンひきうけますの巻  宮沢耕己
  -  ぼくが主役だの巻 (再放送)   -
   6月14日    93  177  ひげなしパパの巻  若林一郎
  -  Qちゃんロボットの巻 (再放送)   -
   6月21日    94  178  Qちゃんクルーソの巻  吉田秀子
  -  ロケットをとばそうの巻 (再放送)   -
   6月28日    95  179  ゆめみるQ太郎の巻  吉田進
  -  にせもの現るの巻 (再放送)   -


◎ 放送局
個別の出典があるもの以外は全て『小学六年生』1965年9月号記載。
・ TBS(制作局):日曜 19:30 - 20:00(1967年3月まで)→ 水曜 18:00 - 18:30(1967年4月から)
・ 北海道放送:日曜 19:30 - 20:00
・ 青森放送:水曜 18:15 - 18:45(1965年9月)→ 月曜 19:30 - 20:00(1965年10月 - 1966年3月)→ 日曜 19:30 - 20:00(1966年4月から)
・ 秋田放送:日曜 18:00 - 18:30(1966年3月まで)→ 日曜 19:30 - 20:00(1966年4月から)
・ 山形放送:月曜 19:30 - 20:00(1966年3月まで)→ 日曜 19:30 - 20:00(1966年4月から)
・ 岩手放送:日曜 19:30 - 20:00
・ 新潟放送:日曜 19:30 - 20:00→日曜 19:30 - 20:00(1967年1月時点)
・ 北陸放送:日曜 19:30 - 20:00
・ 福井放送:木曜 18:15 - 18:45(開始時点)→ 火曜 18:00 - 18:30(1966年3月時点) → 日曜 19:30 - 20:00(1967年1月時点)。 Q太郎役は曽我町子から堀絢子へ交代となり、その他の声優も一部を除いて刷新された。 1作目以上にドタバタ色が強く、作画、テンポ、キャスティング共に快調な仕上がりのため「数ある藤子アニメの中でも屈指の完成度を誇る」と評されることがある。また、初回放送から18%の高視聴率を記録する人気番組となった。 U子とO次郎が本作より登場。ただし、U子の口元はドロンパのような口に変更されている。 本放送終了後も頻繁に再放送が行われたが、1984年にテレビ宮崎とミヤギテレビで行われた再放送を最後に2022年現在まで一切再放送および本編のビデオソフト化は行われておらず、視聴困難な作品となっている。ただし、「アニメ主題歌大全集」にはオープニングとエンディングが収録されており、バラエティ番組の特集などで映像が使用されることはある。 3作の中では唯一、劇場版が存在しない。

◎ キャスト

・ Q太郎 - 堀絢子
・ 正太 - 太田淑子
・ 伸一、ハカセ - 白川澄子
・ O次郎 - 高坂真琴→桂玲子
・ P子、キザオ - 沢田和子
・ ドロンパ - 山本嘉子
・ U子 - 丸山裕子
・ ゴジラ - 肝付兼太
・ よっちゃん - 野村道子
・ パパ - 永井一郎
・ ママ - 北浜晴子
・ 小池さん - 島田彰
・ 神成さん - 野本礼三
・ ヒョーロクさん - 愛川欽也
・ その他 - 槐柳二、駒村クリ子、富山敬、細井重之、水島鉄夫、貴家堂子ほか

◎ スタッフ

・ 原作 - 藤子不二雄
・ 作画監督(総作画監督) - 椛島義夫
・ 撮影監督 - 三沢勝治
・ 美術監督 - 小林七郎
・ 音楽 - 山本直純
・ 録音監督 - 山崎あきら
・ 効果 - 片岡陽三
・ 演出(監督) - 長浜忠夫
・ プロデューサー - 川口晴年、藤井賢祐(日本テレビ)
・ 絵コンテ - 富野喜幸、近藤英輔、出崎哲、小華和ためお、平田敏夫、岡崎稔、棚橋一徳、森下圭介、他
・ 作画監督補佐 - 中村英一、北原健雄、須田紋太
・ 演出助手 - 上山憲二
・ 原画 - 竹内大三 鈴木欽一郎 三重野要一 富永貞義 山田幸一 酒井あきお
・ 動画 - 高木三枝子 西加代子 田中一枝 田中とも子 紺野政子 矢田部順
・ 制作進行 - 森克彦 熊崎哲夫
・ 進行 - 石津晴夫 南正時
・ 撮影 - 高崎正満 八巻磐
・ 背景 - 内田好之 坂本信人
・ 編集 - 越野寛子
・ 録音技術 - 三浦千治
・ 仕上検査 - 山名公枝
・ 仕上 - 山浦浩子 保田道世 片野壽 鈴木早苗 高野マチ子 中谷三枝子
・ 制作協力 - Aプロダクション、東京アニメーションフィルム、映音、東洋現像所
・ 製作 - 東京ムービー

◎ 主題歌

◇オープニングテーマ - 『オバケのQ太郎』(『新オバケのQ太郎』と表記されることもある) :作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 山本直純 / 歌 - 堀絢子&ニューロイヤル :映像は、ラストの「引幕」部のみが異なっており、初期はイントロ部と同じ柄(市村座)で、製作会社のみクレジットされていたが、中期からはピンク色の無地に変更、クレジットもプロデューサーと製作会社が表記された。先述の映像ソフトでは中期バージョンが収録された。イントロ部分がTVサイズとフルサイズで異なる。TVサイズは1998年発売のCD「東京ムービー・アンソロジー」のみ収録。 :2017年放送のバラエティ番組『日曜もアメトーーク』では、効果音が大胆だと本曲が紹介された。また、昭和生まれの出演者「昭和アニソン軍」の全員が打ち合わせなしに本曲を口ずさめたことから、他の出演者が驚く場面もあった。
◇エンディングテーマ - 『オバQえかきうた』 :作詞 - 東京ムービー企画部(楠部三吉郎) / 作曲・編曲 - 山本直純 / 歌 - ザ・グリンピース :エンディングの絵描き歌の1番は、Q太郎の口を葉っぱに見立てて書き始め、途中で上下をひっくり返す内容である。2番のO次郎までがエンディングとして放映され、レコードバージョンの3、4番はドロンパとP子であるが、いずれも途中の同じフレーズで紙をひっくり返す点は同じであった。 :本曲について、収録当日に山本が事前用意していた楽曲の尺(時間)が足りなかったことから、現場にいた東京ムービー(当時)の楠部三吉郎が山本の指名で急遽作詩、その場でできあがった楠部の詞に山本が曲を付け完成したというエピソードがある。 上記2曲に関しては、放送当時に発売されたレコードにフルサイズ版が収録され、後にオムニバスCDなどにも収録。また、過去には音楽配信サイトや音楽ストリーミングサービスで「配信限定パッケージ」と称して、TVサイズなどの別テイク音源が配信されていた。なお、本編内の楽曲などを扱ったサウンドトラックは一度も発売されていない。

◎ 各話リスト

・サブタイトル読み上げはオバQ役の堀絢子が担当。
・サブタイトルクレジット部は一貫して「オバQに乗ったO次郎がビラを撒くと、その中の1枚がズームアップしてサブタイトルが映される」だが、その表示部は初期がサブタイトル・脚本・絵コンテだけ表記されていたのに対し、中期からは「オバQ・P子・O次郎がサブタイトルを掲げ、画面右下に脚本と絵コンテが表記」に変更(同時にBGMも)。なお映されたサブタイトルには「の巻」が表記されていないが、読み上げではコメントされている。
・1本立て時はAパートのみクレジット、またAパート終了後はアイキャッチとして、「フラスコから『つづきもみるらった!』と表記された煙が出る」静止画が映された。
   1971年
9月1日    1  オバQ誕生の巻  山崎晴哉
 ライバルをけおとせの巻  伊東恒久
   9月8日    2  お手伝いがしたいの巻  松元力
 学校へいこうの巻  竹内泰之
   9月15日    3  うで時計騒動の巻  金子裕
 オバQカーの巻  鈴木良武
   9月22日    4  泣くなQちゃんの巻  吉田秀子
 バケラッタ!!の巻  辻真先
   9月29日    5  台風をやっつけろの巻  松元力
 夢であいましょうの巻  柴山達雄
   10月6日    6  いばるなゴジラの巻  伊東恒久
 正ちゃんへのプレゼントの巻  鈴木良武
   10月13日    7  ボクはヤセたい!の巻  山崎晴哉
 Qちゃん王子さまになるの巻  竹内泰之
   10月20日    8  兄弟ゲンカはやめようの巻  辻真先
 温泉旅行の巻  伊東恒久
   10月27日    9  パパ、ペコペコするな!の巻  吉田秀子
 動いちゃダメよの巻  金子裕
   11月3日    10  日本航Q会社の巻  松元力
 無せん電話はダイヤルQの巻  伊東恒久
   11月10日    11  オバQ一家勢揃いの巻  辻真先
 ドロンパ登場の巻  山崎晴哉
   11月17日    12  ごめんね・よっちゃんの巻  伊東恒久
 天才を育てようの巻  松元力
   11月24日    13  クークークーの巻  山崎晴哉
 ボクのコレクションの巻  金子裕
   12月1日    14  催眠術にかかったらの巻  山崎晴哉
 Qちゃんゆうかいさるの巻  柴山達雄
   12月8日    15  世界一周の巻  辻真先
 正ちゃん空を飛ぶの巻  竹内泰之
   12月15日    16  決戦!オバQとりでの巻  柴山達雄
 あこがれのラーメンの巻  鈴木良武
   12月22日    17  サンタはどこにの巻  辻真先
 とられてたまるかの巻  鈴木良武
   12月29日    18  オバQペッタンコの巻  竹内泰之
 ワンコソバにいどむの巻  金子裕
   1972年
1月5日    19  初夢をつくろうの巻  柴山達雄
 OK屋Qちゃんの巻    小川洋二
   1月12日    20  超能力入門の巻
 オンボロ自動車の巻  高際和雄
   1月19日    21  ドロンパに星がなかったらの巻  矢野幸人
 だれにもしゃべるなの巻  井上知士
   1月26日    22  発明王エジサンの巻    金子裕
 盗み聞きはやめようの巻
   2月2日    23  Qちゃんオニになるの巻  松元力
 決闘はやめよう!の巻  柴山達雄
   2月9日    24  サギ師に気をつけろの巻  松元力
 オバQスキーの巻  吉田秀子
   2月16日    25  Qちゃん家庭教師になるの巻  高際和雄
 絶対におこらないの巻  松元力
   2月23日    26  たぬきの弟子入りの巻  山崎晴哉
 やさしいドロンパの巻  松元力
   3月1日    27  Qちゃんかご屋になるの巻  伊東恒久
 ひなまつりだいすきの巻  金子裕
   3月8日    28  ノラネコをやっつけろの巻  竹内泰之
 ひげなしパパの巻  柴山達雄
   3月15日    29  ガールフレンドU子ちゃんの巻  山崎晴哉
 もっと毛がほしいの巻  伊東恒久
   3月22日    30  ひとりぼっちのドロンパの巻  小川洋二
 U子のおけいこ入門の巻  金子裕
   3月29日    31  四月バカの巻  高際和雄
 ほえろ!ボケの巻  松元力
   4月5日    32  春はいたずらがいっぱいの巻  吉田秀子
 Qちゃん動物園に行くの巻  松元力
   4月12日    33  たくましきQ太郎の巻  柴山達雄
 恐龍そうどうの巻  井上知士
   4月19日    34  オバケの劇団の巻  高際和雄
 結婚しようよの巻  松元力
   4月26日    35  わらってもらいますの巻  吉田秀子
 やきもちドロンパの巻  竹内泰之
   5月3日    36  O次郎のかしわもちの巻  鈴木良武
 オバQ王国の巻  柴山達雄
   5月10日    37  あまったれOちゃんの巻  竹内泰之
 ごはんをいっぱい食べようの巻  金子裕
   5月17日    38  ぼくはだめなオバケの巻  城山昇
 Oちゃんの兄貴はすばらしいの巻  柴山達雄
   5月24日    39  身替りばけくらべの巻  松元力
 Oちゃんは大発明家の巻  鈴木良武
   5月31日    40  ブルトラマンよたのんだぞの巻  松元力
 オバQ騎士道の巻    山崎晴哉
   6月7日    41  また来たタヌ次郎の巻
 大きな家はこりごりだの巻  松元力
   6月14日    42  Oちゃんウマにのるの巻  柴山達雄
 U子の柔一代の巻  小田健也
   6月21日    43  珍平家物語の巻  金子裕
 Qちゃんの家出の巻  吉田秀子
   6月28日    44  Qちゃんは名たんていの巻  鈴木良武
 赤ちゃんそうどうの巻  高際和雄
   7月5日    45  Oちゃんでもうけようの巻  伊東恒久
 オバQが死んだの巻  井上知士
   7月12日    46  ちゃっかりチンパンジーの巻  柴山達雄
 弱みをみせるなの巻  吉田秀子
   7月19日    47  となりの憎いやつの巻  松元力
 オバケのおまじないの巻  井上知士
 7月26日  48  ぼくらのゴーストタウンの巻  鈴木良武
   8月2日    49  さすらいのペンギンの巻  小川洋二
 正ちゃんの観察日記の巻  竹内泰之
   8月9日    50  海底探検の巻  山崎晴哉
 インチキ通訳の巻  金子裕
 8月16日  51  戦争は終ったの巻  長浜忠夫
   8月23日    52  タヌ次郎の招待状の巻  山崎晴哉
 オバケのきもだめしの巻  高際和雄
   8月30日    53  甘い顔はダメよの巻  鈴木良武
 宿題ロボットの巻  松崎行雄
   9月6日    54  Qちゃん鉄道の巻  松元力
 オバQオリンピックの巻  吉田秀子
   9月13日    55  うそつきは誰だの巻  柴山達雄
 若さだよおばあちゃんの巻  伊東恒久
   9月20日    56  新弟子三毛山の巻  井上知士
 パパ、ママ、大戦争の巻  竹内泰之
 9月27日  57  国際オバケ連合の巻  柴山達雄
   10月4日    58  Qちゃんの大サーカスの巻  松元力
 Qちゃんのボディーガードの巻  小田健也
   10月11日    59  O次郎のお嫁さんの巻  吉田喜昭
 すねるなQちゃんの巻  竹内泰之
   10月18日    60  オバケ新聞社の巻  吉田喜昭
 ぼくは病気だの巻  竹内泰之
   10月25日    61  パパは手品師の巻  鈴木良武
 Oちゃん替え玉作戦の巻  柴山達雄
   11月1日    62  正義の味方オバケ新聞社の巻  吉田喜昭
 広場を守れの巻  伊東恒久
   11月8日    63  さよならドロンパの巻  竹内泰之
 Qちゃん映画を作るの巻  柴山達雄
   11月15日    64  U子さんの投げわざ工夫の巻  小田健也
 毛なしのQ太郎の巻  山崎晴哉
 11月22日  65  不思議の国の大冒険の巻  金子裕
   11月29日    66  近道しっぱいの巻  井上知士
 特ダネカメラマンの巻  奥村武弘
   12月6日    67  一生一度の恋だったの巻  伊東恒久
 いつになったら食べられるの巻  井上知士
   12月13日    68  まじめなドロボーさんの巻  柴山達雄
 親友はだれだの巻  竹内泰之
   12月20日    69  プレゼントは電気自動車の巻  金子裕
 またまた来たよタヌ次郎の巻  山崎晴哉
 12月27日  70  ネプチャ国の大冒険の巻  鈴木よしたけ


◎ 放送局(第2作)
個別の出典が無い物は全て『小学四年生』1971年10月号112頁-118頁記載。
・ 日本テレビ(制作局):水曜 19:30 - 20:00
・ 札幌テレビ放送:水曜 19:30 - 20:00(1971年10月より)
・ 青森放送:水曜 19:30 - 20:00
・ テレビ岩手:火曜 19:00 - 19:30(第4話まで)→ 水曜 19:30 - 20:00(第6話から)
・ 秋田放送:水曜 19:30 - 20:00
・ 新潟総合テレビ:土曜 18:00 - 18:30→土曜 19:00 - 19:30
・ 信越放送:金曜 18:00 - 18:30
・ 北日本放送:水曜 19:30 - 20:00
・ 北陸放送:金曜 18:00 - 18:30
・ 福井放送:水曜 19:30 - 20:00
・ 山梨放送:水曜 19:30 - 20:00
・ 静岡放送:月曜 19:00 - 19:30 (1971年10月より)
・ 名古屋テレビ:日曜 18:00 - 18:30(第3話まで)→火曜 19:00 - 19:30(第4話から)
・ 福岡放送:水曜 19:30 - 20:00
・ テレビ大分:水曜 19:30 - 20:00
・ テレビ長崎:土曜 19:00 - 19:30→火曜 18:00 - 18:30
・ テレビ熊本:木曜 18:00 - 18:30
・ テレビ宮崎:月曜 19:00 - 19:30
・ 鹿児島テレビ:土曜 19:00 - 19:30

◎ 視聴率

・ 最高視聴率(ビデオリサーチ調べ)
 ・ 関東地区 - 25.8%(1972年3月1日放送)

● オバケのQ太郎 (1985年)
1985年4月1日から1987年3月29日まで、テレビ朝日ほか(「藤子不二雄劇場」枠、任意ネット)にて毎週月曜日から土曜日18時45分から19時までの枠で放送。また、毎週日曜日9時30分から10時にかけての枠では過去の放送を再構成し、テレビ朝日系で全国放送された。全510話+SP2話。カラー作品。 前2作と異なり、1996年から2000年までにかけて傑作選ビデオソフトがリリースされた他、CS専門チャンネルなどでも再放送が行われており、視聴は比較的容易な状況にある。 本放送終了後も、『パオパオチャンネル』の木曜版で『藤子不二雄劇場』として引き続きリピート放送された。その後、1992年から1993年にかけてもテレビ朝日で再放送されている。 キャラクターデザインは、藤子両人によって新たに描き起こされた設定画を基にしているため、原作(『新オバケのQ太郎』)に近いものになっているが、ハカセの目が縦長の藤子調の黒目にされている。服装や美術設定などは時代に合わせてリニューアルされた。 正太と伸一の設定画は安孫子によって描かれているので、年賀状での合作イラストを除けば、この設定画が藤子不二雄の最後の合作ということになる。実際に放送されたアニメでは、正太の顔は目が小さい藤本タッチに近いものになっている。

◎ 各話リスト
エピソードを表示するには、右の [表示 をクリックしてください。

◎ キャスト

・ Q太郎 - 天地総子
・ O次郎 - 横沢啓子
・ U子 - 増山江威子
・ P子 - 三田ゆう子
・ ドロンパ - 白石冬美
・ 正太 - 三輪勝恵
・ 伸一 - 水島裕
・ ゴジラ - 竹村拓
・ キザオ - 龍田直樹
・ ハカセ - 肝付兼太、龍田直樹(喉の手術のため、1985年11月 - 12月担当)
・ よっちゃん - 室井深雪
・ パパ - 大山高男
・ ママ - 塚田恵美子
・ 神成さん - 兼本新吾
・ 小池さん - 広森信吾
・ ユカリ - 麻上洋子
・ 先生 - 島香裕
・ ヤスベエ - 山本圭子
・ ゴン - 八奈見乗児
・ その他 - さとうあい、鈴木富子、野本礼三、安原義人、島香裕、田口昂、キートン山田 ほか

◎ スタッフ

・ 原作 - 藤子不二雄
・ 監督 - 原田益次
・ 監修 - 鈴木伸一
・ 総監督 - 笹川ひろし
・ 総作画監督 - 富永貞義、森下圭介
・ 美術設定 - 河野次郎
・ 美術監督 - 徳重賢→沼井信朗、今林美紀→増田直子
・ 撮影監督 - 斎藤秋男、角原幸枝
・ 録音監督 - 浦上靖夫、大熊昭
・ 色指定 - 森千草
・ 編集 - 岡安プロモーション
・ 効果 - 松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
・ 整音 - 中戸川次男、大城久典
・ 録音 - オーディオプランニングユー
・ スタジオ - APUスタジオ
・ 現像 - 東京現像所
・ 音楽 - 菊池俊輔
・ 制作担当 - 茂木仁史
・ 制作デスク - 上田真一郎
・ 文芸 - 桶谷顕
・ プロデューサー - 木村純一、小泉美明(テレビ朝日)、加藤良雄、児玉征太郎(シンエイ動画)、荻野宏(旭通信社)
・ 製作 - シンエイ動画、テレビ朝日、旭通信社  
○ 各話スタッフ

・ 脚本 - 桜井正明、岸間信明、菅良幸、丸尾みほ、桶谷顕、茂木仁史、深見弘、杉原めぐみ、渡辺麻実、松下幹夫、山本優、山田隆司、水出弘一、並木敏、田口成光、中弘子、麻尾るみこ、佐々木裕之、岡かすみ、立花遊、小川あさ美、吉田進、八木良一、安藤豊弘、片平圭子、朝倉千筆 他
・ コンテ・演出 - 笹川ひろし、原田益次、須永司、やすみ哲夫、棚橋一徳、中村喜則、吉永尚之、青山弘、原恵一、平井峰太郎、長尾粛、白石邦俊、竹内大三、小松和彦、棚橋正人、永樹凡人、天海ひろし、棚沢隆、塚田庄英、大谷正弘、前園文夫、パクキョンスン、石崎すすむ、小林真理、津野明朗、木暮輝夫、遠藤克己、近藤英輔、高柳哲司、松島明子、細谷秋夫、北原健雄、山崎友正、槌田幸一、殿勝秀樹、渡辺はじめ、遠藤徹哉、北爪宏示 他
・ 作画監督 - 富永貞義、森下圭介、細谷秋夫、斉藤起己、なかじまちゅうじ、畑良子、石黒育、堤規至、川島明、渡辺はじめ 他
・ 作画 - シンエイ動画、トミプロダクション、風プロダクション、パンメディア、サンシャイン、スタジオルック、じゃんぐるじむ、ACプロ、動画工房、OHプロダクション 他
・ 仕上 - スタジオキリー、スタジオディーン、スタジオルック、スタジオエル、スタジオゼップ、所沢グループ、スタジオM
・ 背景 - アトリエローク、スタジオユニ
・ 撮影 - 旭プロダクション、東京アニメーションフィルム

◎ 主題歌

◇オープニングテーマ :
◇『大人になんかならないよ』(前期)(第1話 - 第134話) ::作詞 - 阿木燿子 / 作曲 - 宇崎竜童 / 編曲 - 青木望 / 歌 - 天地総子 :
◇『ぼくはオバQノンキなオバケ』(後期)(第135話 - 第510話) ::作詞 - 藤子不二雄 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 天地総子
◇エンディングテーマ :
◇『BELIEVE ME』(前期)(第1話 - 第134話) ::作詞 - 阿木燿子 / 作曲 - 宇崎竜童 / 編曲 - 青木望 / 歌 - 浜田良美 :
◇『あいうえオバQ』(後期)(第135話 - 第510話) ::作詞 - 麻尾るみこ / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 天地総子 ::テレ朝チャンネルでの放送は、134話以前の作品も後期のオープニング/エンディングで放送されている。前2作と異なり、このシリーズの主題歌は日本コロムビアからリリースされている『テレビまんが主題歌のあゆみシリーズ』には収録されていない。
◇日曜枠でエンディングテーマの直前に流されていた曲 :
◇『Qちゃん音頭』 ::作詞 - 及川潤一郎 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 天地総子、こおろぎ'73 :
◇『Qちゃんえかきうた』 ::作詞 - 楠部文 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 天地総子 ::『Qちゃんえかきうた』は、体全体をロケットに見立て、腕を羽として書き足すという着想で、2作目のものとは別に新たに作られた。

◎ 放送局(第3作)
※放送系列は放送当時、放送日時は個別に出典が掲示されてあるものを除き、1987年2月中旬 - 3月上旬時点のものとする。
 15分版
 関東広域圏  テレビ朝日   テレビ朝日系列   月曜 - 土曜 18:45 - 19:00  制作局
 北海道  北海道テレビ  
 宮城県  東日本放送  
 福島県  福島放送  
 新潟県  新潟テレビ21  
 静岡県  静岡けんみんテレビ  後の静岡朝日テレビ。
 広島県  広島ホームテレビ  
 香川県・岡山県  瀬戸内海放送  
 福岡県  九州朝日放送  
 鹿児島県  鹿児島放送  
 青森県  青森放送   日本テレビ系列
テレビ朝日系列  月曜 - 金曜 17:00 - 17:15  1989年頃に放送。
 長野県  テレビ信州  月曜 - 土曜 17:15 - 17:30  
 富山県  北日本放送  日本テレビ系列  月曜 - 金曜 17:30 - 17:45  
 福井県  福井テレビ  フジテレビ系列  月曜 - 金曜 16:15 - 16:30  
 中京広域圏  名古屋テレビ  テレビ朝日系列  月曜 - 金曜 18:43 - 18:58  
 熊本県  テレビ熊本  フジテレビ系列
テレビ朝日系列  月曜 - 金曜 16:05 - 16:20  
 30分版
 関東広域圏  テレビ朝日   テレビ朝日系列   日曜 9:30 - 10:00  制作局
 北海道  北海道テレビ  
 青森県  青森放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 宮城県  東日本放送   テレビ朝日系列  
 福島県  福島放送  
 新潟県  新潟テレビ21  
 長野県  テレビ信州  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 静岡県  静岡けんみんテレビ   テレビ朝日系列  後の静岡朝日テレビ。
 中京広域圏  名古屋テレビ  
 近畿広域圏  朝日放送  後の朝日放送テレビ。
 広島県  広島ホームテレビ  
 香川県・岡山県  瀬戸内海放送  
 福岡県  九州朝日放送  
 鹿児島県  鹿児島放送  
 岩手県  岩手放送  TBS系列  木曜 16:35 - 17:05  後のIBC岩手放送。
 秋田県  秋田放送  日本テレビ系列  火曜 17:30 - 18:00  
 山形県  山形放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  火曜 16:30 - 17:00  
 山梨県  山梨放送  日本テレビ系列  木曜 17:00 - 17:30  
 石川県  石川テレビ  フジテレビ系列  土曜 8:00 - 8:30  1985年9月で打ち切り
 鳥取県・島根県  日本海テレビ  日本テレビ系列  木曜 17:30 - 18:00(1986年8月中旬 - 9月上旬時点) →
金曜 17:30 - 18:00  
 山口県  山口放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  木曜 17:15 - 17:45  
 徳島県  四国放送   日本テレビ系列  木曜 17:00 - 17:30  
 愛媛県  南海放送  月曜 17:00 - 17:30  
 高知県  高知放送  火曜 16:55 - 17:25  
 長崎県  長崎放送  TBS系列  水曜 17:20 - 17:50  途中で打ち切り。
 熊本県  テレビ熊本  フジテレビ系列
テレビ朝日系列  月曜 16:30 - 17:00  
 宮崎県  宮崎放送   TBS系列  金曜 17:00 - 17:30  
 沖縄県  琉球放送  水曜 17:25 - 17:55  


◎ ビデオソフト

◇藤子不二雄ファミリービデオ全集 テレビ版オバケのQ太郎 :1996年発売 / VHS / 発売元:小学館 / 販売元:東宝 / 各巻6話収録 / 全30巻 :277話までのエピソードから厳選した傑作選となっている。

◎ 劇場版
1985年からのテレビシリーズ放送中に作られた、15分程の短編映画。アナグリフ立体方式。入場特典として、作品観賞用のメガネが配布された。 ※公開から2023年現在に至るまで、これらは未だにビデオソフト化されていない。
○ オバケのQ太郎 とびだせ バケバケ大作戦

・ 公開日 - 1986年3月15日
・ 総監督 - 笹川ひろし
・ 監督 - 原田益次
・ 脚本 - 桜井正明
・ 作画監督 - 森下圭介
・ 美術 - 宮野隆
・ 撮影 - 三沢勝治
・ 編集 - 岡安肇
・ 音楽 - 菊池俊輔
・ 協力 - 藤子スタジオ
・ 同時上映 - 『ドラえもん のび太と鉄人兵団』、『プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦』
※ 漫画「謎のオバケがやって来た」
1985年12月14日に発売された『月刊コロコロコミック』1986年1月号に、本作の漫画版『オバケのQ太郎』「謎のオバケがやって来た」(作画は田中道明)が掲載された(同号には藤子不二雄『オバケのQ太郎』の再録連載作も掲載)。
○ オバケのQ太郎 とびだせ 1/100大作戦

・ 公開日 - 1987年3月14日
・ 総監督 - 笹川ひろし
・ 監督 - 塚田庄英
・ 脚本 - 桜井正明
・ 作画監督 - 森下圭介
・ 美術 - 宮野隆
・ 撮影 - 三沢勝治
・ 編集 - 岡安肇
・ 音楽 - 菊池俊輔
・ 同時上映 - 『ドラえもん のび太と竜の騎士』、『プロゴルファー猿 甲賀秘境影の忍法ゴルファー参上』

● その他のアニメ
1980年にシンエイ動画で制作された『ドラQパーマン』に出演。声優は第2作のメンバーが起用された。 また、他の藤子作品にゲスト出演することもあり、他の藤子キャラクターと共演を果たしている。1991年の映画『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』では、原作同様に登場するオバケ達の一匹としてQ太郎が登場、ランプの精を見て「オバケ怖い」と言って逃げ出す場面がある。

「オバケのQ太郎 (アニメ)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年10月11日14時(日本時間)現在での最新版を取得

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