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私をスキーに連れてって


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『私をスキーに連れてって』(わたしをスキーにつれてって)は、1987年11月21日に公開されたホイチョイ・プロダクション原作、原田知世主演の日本映画である。『彼女が水着にきがえたら』『波の数だけ抱きしめて』と続くホイチョイ三部作の第1作。略称「私スキ」。スキーシーンを語る上で欠かせない映画である。原田知世の主題歌も構想されていたが、原田自身が「ユーミンがいいと思う」と述べていたこともあった。

◎ 主題歌
松任谷由実「サーフ天国、スキー天国」

◎ 挿入歌
松任谷由実「恋人がサンタクロース」「ロッヂで待つクリスマス」「A HAPPY NEW YEAR」「BLIZZARD」。 特筆すべき点として「恋人がサンタクロース」は、本作の代名詞的楽曲として広く一般に浸透した。主題歌を凌駕した本作品の象徴とも言うべき挿入歌であり、クリスマスの定番曲として現在も数多くのアーティストによってカヴァーされ続けている。

● ロケ地


◎ ゲレンデ

・長野県
 ・志賀高原スキー場
  ・奥志賀高原スキー場
  ・焼額山スキー場
  ・横手山スキー場
  ・渋峠スキー場
・群馬県
 ・万座温泉スキー場

◎ 宿泊施設
:志賀高原プリンスホテル :
・12月24日に部屋で優と恭世が年賀状を書きながら話すシーンは東館ゲレンデ前の角部屋。 :万座プリンスホテル :
・「サロット」発表会場に駆け込む丸いドームのシーンはエントランスドームにて撮影。 :万座温泉ロッジ「ハウスユキ」 :
・12月31日夜に矢野たちが楽しむシーンはセントクリストファーの旧カフェ&レストラン。矢野が立体地図を見るシーンは現在のフロント付近。 :
・当時全日本スキー連盟会長だった堤義明から万座スキー学校校長の黒岩達介への電話依頼で急遽撮影が決まり、通常営業をする中3日間徹夜での撮影が行われた。真夜中の撮影の合間には、沖田浩之が「おばさん、コーヒー」とスキー指導員資格を持つ校長夫人に催促したという逸話もある。

◎ その他
:東京日産六本木ショールームビル(現・六本木ヒルズノースタワー) :
・矢野が勤める商社の外観として登場。 :日立製作所本社(旧・日立御茶ノ水ビル) :
・矢野が勤める商社のオフィスとして使用。窓の外に秋葉原電気街のネオンが映るなどの特徴が見られる。 :
・監督の馬場康夫は本作品以前は日立製作所・宣伝部に勤務していた。本作品製作時に退職している。 :関越自動車道 :
・オープニングで練馬インターチェンジや旭が丘シェルターなどが登場。 :ラフォーレミュージアム飯倉800(現在は閉館) :
・表彰式の会場。

● エピソード

・当初、主役の矢野文男には俳優として売り出す予定だったスキーヤーが配役されていたが、クランクイン寸前に出演をキャンセルしている。このため、急遽スキーができる俳優を探したところ、当時無名だった三上博史が抜擢された。
・本作品のクランクインは3月であったが、原田知世は角川春樹事務所との契約の関係上4月からの撮影参加であった。この時期はスキーシーズン終盤であるため、雪のある場所を追いかけてどんどん山奥へ入っての撮影になった。ついに日本で一番標高の高いスキー場まで行ったが、夜間はマイナス30度になる寒さで過酷な撮影だったという。
・劇中でクローズアップされているスキーブランドの「SALLOT」(サロット)は商品化を見据えて商標登録を行ったが、諸事情により商品化には至らなかった。
・夜間の捜索シーンで使用されたライトが2つついた背負子は撮影用に制作されたモックアップ。映画公開後、レスキュー団体から購入したいとの問い合わせがあった。

● 本作品が残した影響


◎ 社会的影響
:スキーブーム :
・一般に「1980年代のスキーブームはこの映画から始まった」とされるが、馬場康夫本人によれば、実際のところはスキーブームの兆しを察知し当て込んで題材にしたのだという、スキー場での不法使用が多発した。無線機メーカーもあたかも免許不要無線機のように、一時はレジャー雑誌にまでアマチュア無線機の広告を掲載していた。結果として不法無線局の増加を助長することにもなった。 :
・なお、出演者の中では沖田のみが有資格者(アマチュア無線技士)であった。沖田浩之も参照。 :4WD自動車 :
・雪道には2WDより4WDが最適と劇中で明確に描いており、「スキーに行くには4WD」というのを一般化させた。ただし当時の国産4WDは若者向けと呼べるデザインの車種が少なく、ほとんどがトラックのように大柄で無骨なデザインが多かったためか、劇中でのゲレンデ付近の渋滞で映る車のほとんどは通常の乗用車であった。 :トヨタ・セリカGT-FOUR(4代目 ST165型) :
・劇用車のトヨタ・セリカGT-FOURは「スキーにセリカで行くのがオシャレ」と大人気となった。また「Naeba」や「APPI」などのスキー場名ステッカーを車に貼るのも流行した。 :トレンディドラマ :
・トレンディー性を特徴とする本作品はタイトルの通り「彼女ができたらとりあえずスキーに誘う」や「ゲレンデで彼女を見つける」といった風潮を作り、ゲレンデでおしゃれをするといったことも生み出した。トレンディドラマブームはこの直後となる。 :プリンスホテル

◎ 流行・一般化したアイテム
:流行アイテム :
・スキー :
・スキーヘアバンド(現在は販売されていない) :
・スキー板=ロシニョール ウエア=フェニックスという概念(劇中ゲレンデ内で同様のセリフがある) :
・アマチュア無線機 :
・防水カメラ :
・白いスキーウエア :一般化アイテム :
・スキーゴーグル :
・キーボード (楽器) :
・携帯電話(原田貴和子が使用) :
・スタッドレスタイヤ :
・滑ったあとのビール ::
・サントリーがスポンサーでもあったため「滑った後のビールが楽しみ」というシーンがある。

◎ 劇中に登場した車

・トヨタ・カローラII リトラ GPターボ(2代目 L30型)
・トヨタ・セリカGT-FOUR(4代目 ST165型)。

● 受賞歴

・第11回日本アカデミー賞話題賞:原田知世

● 同時上映
『永遠の1/2』
・ 主演:時任三郎・大竹しのぶ
・ 監督:根岸吉太郎

● 関連商品


◎ 映像ソフト
: メーカー:ポニーキャニオン
・VHS
 ・ 「私をスキーに連れてって」(1988年3月21日)V148F-1628
 ・ 「私をスキーに連れてって」(1989年11月21日)PCVP-10081、
・LD
 ・ 「私をスキーに連れてって」(1988年4月21日) G98F-240、
 ・ 「私をスキーに連れてって」(1989年12月21日)PCLP-106、
・DVD
 ・ 「私をスキーに連れてって」(2000年3月17日)PCBP-00210、
 ・ 「私をスキーに連れてって」(2003年6月18日)PCBG-50403、
 ・ 「私をスキーに連れてって」(2003年11月19日)PCBG-50461、
 ・ 「私をスキーに連れてって」(2007年1月17日)PCBG-70647、
・Blu-ray
 ・ 「私をスキーに連れてって」(2022年2月16日)PCXG-50789

「私をスキーに連れてって」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年4月29日16時(日本時間)現在での最新版を取得

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