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『わたしのグランパ』は、筒井康隆の小説。およびこれを原作とする映画。
● 概要
筒井にとって「時をかける少女」以来のジュブナイルとなっているが、初出は『オール讀物』1999年4月号であり、必ずしも年少者を対象読者として想定しているわけではない。同年8月に文藝春秋から単行本として刊行された。第51回読売文学賞小説賞を受賞。2002年6月に文春文庫版が刊行されている。
● あらすじ
五代珠子は中学校でいじめを受けていた。ある日、同級生にいじめられているのを、刑務所から出所してきた祖父「ゴダケン」こと五代謙三に見られてしまう。初めはいじめられているのを隠そうとした珠子も、謙三の正義感や優しさに感化されていく。謙三は不良や暴力団などに立ち向かって問題を解決していくが、昔のいざこざの関係から、珠子を誘拐されてしまう。撮影は主に栃木県足利市で行われた。2003年の第27回モントリオール世界映画祭に出品、最優秀アジア映画賞を受賞した。公式での女優デビュー作となるヒロイン・石原さとみは国内で6つの新人賞を獲得している。
◎ スタッフ
・製作総指揮:小田信吾、早河洋
・企画・製作者:木村純一、堀義貴、山上徹二郎、黒澤満
・プロデューサー:石井徹、菅井敦、梶淳
・監督・脚本:東陽一
・原作:筒井康隆
・撮影:小林達比古
・音楽:Alpha. / タブラトゥーラ
・音楽コーディネート:北原京子
・美術:菊地章雄
・録音:久保田幸雄
・照明:中須岳士
・編集:青山昌文
・助監督:藤江義正
・『わたしのグランパ』製作委員会:テレビ朝日、ホリプロ、シグロ、東映ビデオ
◎ キャスト
・五代謙三:菅原文太
・五代珠子:石原さとみ
・中藤慎一:浅野忠信
・五代恵一:平田満
・五代千恵子:宮崎美子
・疋田隆三:伊武雅刀
・五代操:波乃久里子
・嶋田久作、光石研
◎ 製作
○ 企画
企画は東陽一監督。女性映画を得意とする東監督にとって菅原文太は縁のない役者だった。ところが1990年代の初めころ、東が自宅で何気にテレビを観ていたら、菅原が出演していて「いまの日本映画界では、俺たちの仕事をする場所がない」「主な観客は10代から20代で、映画会社は若者層に特化した映画作りに偏り、年寄りの役者はお呼びじゃない」などと日本の映画界を痛烈に批判していた。
○ 脚本
映画化が正式に決まった後、東は筒井に会った。筒井からは「映画は映画ですから」と脚本に対する注文は一切なかった。2800円+税。
「わたしのグランパ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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