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『燃える勇者』(もえるゆうじゃ、The Blazing Valiant)は、1981年12月19日から公開された日本映画。カラー・ビスタビジョン、90分。主演 : 真田広之、監督 : 土橋亨、アクション監督 : 千葉真一。スタント・アクションシーンの演出にはアクション監督として千葉真一が参加して行っており、土橋亨の監督デビュー作、着実に人気の枠を拡大させる真田広之の主演映画が東映で次々製作された。真田は薬師丸ひろ子とともに「日本映画に久方ぶりに、映画で育って映画で活躍する映画スター」と評された、多くのイベントを実施していた。真田の1980年の初主演作『忍者武芸帖 百地三太夫』が観客動員に結びつかなかったことから。その後、松竹との争奪戦に勝って沖田浩之を獲得したことから、夏の時点で松田聖子と沖田の二枚看板「聖子とヒロ」で映画離れ著しいヤングを呼び戻す青春路線構想が出ていた。ところが『週刊現代』1981年8月13日・8月20日号に「東映から見放された松田聖子」と書かれているため、初夏の段階で松田聖子の主演第二弾は中止されたものと見られ、阿久悠の初めての長編小説『家族の神話』を沖田浩之主演で『燃える勇者』との二本立てに変更になっていた。さらに1981年夏の後半『セーラー服と機関銃』が棚ぼたで東映での配給が決まったことで、沖田の映画も製作中止となり、正式に『セーラー服と機関銃』と本作との二本立てが発表された。東映は本作の合否に関わらず、『燃える勇者』に続く真田の主演四作目として『ザ・ニンジャ』(『龍の忍者』)を1982年4月17日から『胸さわぎの放課後』との二本立てで公開すると1981年11月に発表する力の入れ方だった。この時は『ザ・ニンジャ』は監督を吳思遠が務めると発表されていた。
◎ 脚本
真田は「『吼えろ鉄拳』は題材がちょっと暗かったんですね。でも、それに引きずられちゃうと映画全体がジメジメしたものになっちゃうから、撮影期間中は、撮影現場でも私生活でもワイワイ騒いでいるようにしたんです。明るく明るくしようとしたんです。もっとも、ちょっと遊びすぎたきらいもありますけど(笑)。『燃える勇者』にはラブシーンがまったく無いんですよ。かといって、男の物語でもないんですね。その辺が、ちょっと中途半端なんですけどね。男女の関係を深入りしてもいいかなと思うくらいなんですけど」と話し、主演の佐分利信から『(監督が)こんな若い奴では、俺はできない』と言われ。全編のほとんどの舞台となる城南市設定の街に太秦温泉などが映り、「大映通り商店街」と分かる。『仁義なき戦い 完結篇』などの撮影が同所で行われた。土橋はこの近くに住んでおり、ヒロインには約2万人近い(17,862人)。
◎ 撮影
撮影は1981年秋に行われたと見られ。
中川翔子は2014年に「いま、真田広之さんにハマってるんです。最近、東映チャンネルでJAC時代の真田さんの映画をずっとやってて、もう毎日のように観ていて。(どのシーンなのか分からないが)『燃える勇者』っていう映画で半裸で青空と海の中、血だらけになってカメラを見つめる真田さんがもう美しすぎて!そのシーンになると一時停止ボタンを押して、母と2人で『はぁ……』っていつも溜息ついています(笑).....と述べている。
● DVDなど
東映ビデオからDVDが発売されている。4,725円(税込)。
● ネット配信
・東映シアターオンライン(YouTube):2024年4月5日21:00(JST) - 2024年4月19日20:59(JST)
「燃える勇者」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年4月26日11時(日本時間)現在での最新版を取得
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