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津軽じょんから節(つがるじょんからぶし)は東北地方青森県津軽地方に伝わる日本の民謡。地方によっては「津軽じょんがら節」とも発音・表記される。日本全国的に知られ、津軽三味線の伴奏と共に唄われる他、三味線演奏だけが行われる「曲弾き」も良く知られる。単に「じょんから(じょんがら)節」とも。
● 解説
津軽三味線による派手な演奏で良く知られ、「津軽よされ節」「津軽おはら節」と共に津軽三つ物の一つであり、またその代表ともされる。
津軽じょんから節は瞽女や座頭によってよく唄われた北陸の「新保広大寺くずし」を元唄とし、津軽にはいり発展した。単に「じょんから節」と呼ばれる場合、津軽に伝わるこの津軽じょんから節を指す場合も多いが、石川県野々市市の「野々市市じょんから節」白山市の「柏野じょんがら踊り」など、他の地方にも「じょんから(じょんがら)」と呼ばれる唄が伝わっている。大きく新民謡流行以前の(1887年(明治20年)頃より前の)ものを「旧節」、昭和初期までのものを「中節」、それ以降の(特には戦後に流行した)ものが「新節」と呼ばれ、2021年現在では旧節のような民謡としての前弾き・民謡の伴奏へと立ち返りながらも盛り上げる「新旧節」がある。
じょんから節発祥伝説が青森県黒石市(旧・浅瀬石村)に伝わっている、「津軽じょんから節の発祥の地」の石碑が当地の民謡家によって建てられている。
2020年3月には上妻宏光の『TSUGARU』に旧節・中節・新節が収録されるなど、21世紀にはいっても津軽じょんから節は広く唄われ、演奏される。
● 演奏
津軽じょんから節では多く自由な即興演奏が行われる。戦前にレコードに録音された白川軍八郎による旧節でも確認されるように、節を問わず多く即興演奏が行われた。
また、津軽じょんから節では、曲弾きといわれる津軽三味線だけの演奏が広く行われる。津軽三味線の競技会である「津軽三味線世界大会」でも曲弾きが競われ、民謡が歌われるものは別途「唄付き」として分けられている。
● 歌詞
七七調のクドキ節で、さまざまな歌詞が新作されている。上掲の歌詞は代表的なものの一つ。
「津軽じょんから節」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年4月27日5時(日本時間)現在での最新版を取得
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