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『資金源強奪』(しきんげんごうだつ)は、北大路欣也主演・深作欣二監督・東映製作で1975年6月21日に公開された日本映画。
● 概要
1965年の『徳川家康』以来、10年ぶりの北大路欣也主演映画で、大金を奪い合う悪党たちの様子をコミカルに描く。文献により北大路の相棒を演じた川谷拓三・室田日出男が主役と書かれたものもあり、北大路も「僕と拓三さんと室田さんが主役で...簡単に言ってしまえば拓三さんの出世作だと思いますよ。素晴らしい映画です」と話している。
北大路と腐れ縁を持つ停職中の刑事に梅宮辰夫。また松方弘樹・山城新伍がカメオ出演を買って出た。当時岡田が漢字の題名を先に考え、出来たタイトルで映画を作れと現場に指示していた、6月公開『スーパー・アクション/強奪』というタイトルで渡の主演作として発表した、本作も渡の代わりに北大路欣也の主演、菅原文太共演に変更された、この年4月5日公開の『大脱獄』も菅原は予定になかった渡の代役を務め、同じ月に岡田社長が「今年の後半は松方、北大路中心のローテーションを組む」と発言したことが、菅原には面白くなく、『県警対組織暴力』の後1975年4月20日から、7月21日の『トラック野郎・御意見無用』クランクインまで丸三ヶ月の間、仕事を休んだ。菅原が出演予定があったのは、本作『資金源強奪』と『新幹線大爆破』『暴力金脈』の三本であった、犯罪を扱う内容が反社会的とみなされるのを恐れ、劇中の数ヵ所に刑法の条文を挿入させられたことへの反発とも、殺人的スケジュールや低予算に対する抗議だったとも言われている。
脚本の高田宏治は、自分としては面白く書けた脚本で、試写で深作に「面白い」と褒めたのだが、深作は試写後に企画部長に「僕のクレジットを平仮名にしてくれ」と言ったと証言している。高田は深作の本心は未だナゾだが、『仁義の墓場』みたいな名作を撮ってジャーナリストからもチヤホヤされていた時期だったから、ちょっと(本作に対する)思い入れが違ったのではないか」などと話している。
● 同時上映
『青い性』
・主演:三東ルシア / 監督:小平裕
『実録・ベトナム戦争残虐史』
・構成:井出昭 / 製作:ゼネラルワーク
● 関連書籍
・
:北大路欣也へのインタビューの中で、本作品についても言及されている。
● 映像ソフト
・ 一般家庭にビデオが普及する前の1981年頃、東映芸能ビデオからVHSが5万8000円で発売されていた。
・ その後、長らくビデオソフトが再発売されておらず視聴困難な状態が続いていたが、ファンのリクエストに応え、2008年12月5日、東映ビデオからDVDが発売された。
・ 地上波を含み、テレビでは何度かオンエアされている。
「資金源強奪」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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