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ゴジラ(Godzilla)は、日本の東宝が1954年に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品および、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品(ゴジラ映画作品の一覧参照)のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。
本項ではシリーズ作品全般についての解説を行う。個々の作品の詳細は後述のリストを参照のこと。
● 概要
1954年に第1作が公開されて以降、半世紀以上に亘って製作されている怪獣映画。円谷英二が特撮技術を担当し、演技者がぬいぐるみ(着ぐるみ)に入って演じる手法を主体としており、この手法は以後、日本の特撮映画やテレビ特撮番組の主流となった。怪獣や怪獣同士の格闘のみならず、逃げ回る住民や攻防する軍隊などの周辺の人間描写も毎回描かれ好評を得ている。日本のみならず海外でも上映されて人気を呼び、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに日本のキャラクターとしては唯一の例として登録されている。
タイトルロゴは、第1作以来「ゴジラ」の「ゴ」と「ラ」の角が欠けているのが特徴で、日本国内作品の多くでこれを踏襲している。カラー化された『キングコング対ゴジラ』以降、「ゴジラ」のロゴは赤や朱色であることが多い。昭和期の作品では、エンドマークとして「終」の文字が打たれていた。
なお、「ゴジラ」は東宝の登録商標である。
● 映画の変遷
◎ 昭和ゴジラシリーズ
○ シリーズの特徴・経緯
1954年11月3日、監督を本多猪四郎、特殊技術を円谷英二、脚本を村田武雄、音楽を伊福部昭が担当し、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、煽り文句などで「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれたほか、人間が生み出した核兵器によって現れた怪獣が人間の手で葬られるという、人間の身勝手さを表現した作品となった。映画評論家の樋口尚文は、本作品の監督である本多猪四郎への取材において「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった」という旨の言質を取っている。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けた『ゴジラ』の観客動員数は961万人を記録し、この成功を受けて直ちに続編が準備された後、翌1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』では怪獣同士の対決が初めて描かれた。しかし、この後しばらく東宝はゴジラ以外の怪獣・特撮映画の製作に注力し、ゴジラシリーズの新作の企画は途絶えることとなる。
7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』は、アメリカの映画キャラクターキングコングとの対決作品として制作された。明るい作風で当時人気を博していたプロレスさながらの対決を描いた『キングコング対ゴジラ』は、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1,255万人を動員し、アメリカなど日本国外でも上映されて大ヒットとなる。以降、日本国外で好調なセールスを買われた昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には矢継ぎ早に新作が製作された。
第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方としての戦いを見せて以降、ゴジラは恐怖の対象として役目が希薄になる。次第に娯楽作品へのシフトが進み、当初のテーマであるSFとしての特色もシリアス路線からエンターテインメント性重視のものに変わっていく。第一次怪獣ブームにより競合作品が増え、ゴジラの有り様も変化していった。第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に正義のヒーローとして描かれるようになった。
当時の「邦画の斜陽」による深刻な興行不振や家庭へのテレビ普及などもあり、新作を公開するたびに観客動員数は前作を下回っていった。この時期はテレビアニメ最盛期だったことからも、テレビ作品と混載5 - 6作品混合プログラム『東宝チャンピオンまつり』内の1作という扱いになった。円谷英二の死去や東宝の制作体制の変化などもあり、上映時間は短縮されて制作費も縮小された結果、特撮シーンの多くに過去作品の流用フィルムが多用されるようになる。そして、1975年に公開された第15作『メカゴジラの逆襲』では観客動員数97万人と、歴代ワースト1位を記録した。これを受け、東宝は巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、シリーズは1984年まで長い休止期間に入る。
◎ 平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)
○ シリーズの経緯(vsシリーズ)
1983年になるとゴジラシリーズ再開のため、関西や関東、九州地区などで過去の映画作品を縦断上映する『ゴジラ復活フェスティバル』が催された。
1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに、第16作『ゴジラ』が製作された。第16作は第1作をオマージュした作風であり、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。ストーリー上も第1作の直接の続編という形をとっており、ゴジラは1954年に一度だけ日本を襲って倒され、30年ぶりに新たな個体が日本を襲ったという設定であった。以降の平成シリーズは第16作の続編である。
第16作では、都市の高層化に合わせ、ゴジラの身長を50メートルから80メートルと大型化された。さらに後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は100メートルとなった。
5年後の1989年、第16作の直接の続編であるシリーズ第17作『ゴジラvsビオランテ』が公開されるが、観客動員数は振るわなかった。
その後、「昭和ゴジラシリーズ」と同様、対決ものとしてシリーズ化され、1991年公開のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は正月映画として1995年公開の第22作『ゴジラvsデストロイア』まで毎年1本のペースで製作された。
第2期の初期(『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』)は高齢化した当時のゴジラファンをターゲットにしていたためストーリーもマニア層向けであった。しかし実際の観客は親子連れが多数を占めていたため、徐々にファミリー向け娯楽映画にシフトしていき、内容もファンタジー要素やエンターテイメント性が強くなっていった。また『ゴジラvsビオランテ』が評価を得なかったため、その後は昭和の人気怪獣の再登場路線となる。『ゴジラvsキングギドラ』以降は動員数も大幅に向上し、スタジオジブリ作品などと並び、毎年の邦画興行ランクの1・2位を争うドル箱シリーズとして定着していった。
その後、ハリウッド版『GODZILLA』の製作決定をきっかけとし、いったんシリーズの終了が決定。シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』で劇中ではゴジラの「死」を描きシリーズが終了した。シリーズ7作品の観客動員数合計は2,330万人、総配給収入は119億3,000万円におよぶ。
このゴジラ休止の時期には、平成モスラ3部作が公開された。
○ シリーズの特徴(vsシリーズ)
総称として、平成ゴジラシリーズ、VSシリーズ、復活ゴジラシリーズなどの呼称が用いられている。
「平成ゴジラシリーズ」は、シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』の全7作まで一貫した世界観となっており、『ゴジラvsビオランテ』で初登場した超能力少女・三枝未希(演:小高恵美)がシリーズの要として続けて登場している。ゴジラは一貫して人類の脅威として描かれ、対決相手は人類側の兵器ないし味方(メカキングギドラ、モスラ、メカゴジラ、モゲラ)あるいは三つ巴の戦いとなっている。後半、『ゴジラvsメカゴジラ』からは自衛隊に代わる新たな対ゴジラ組織・Gフォースと新怪獣のベビーゴジラ(後のリトルゴジラ)が登場した。なお「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」(『FINAL WARS』以外)は映画製作・公開年の翌年を物語の舞台にしている。クライマックスとなる戦場には公開当時に話題となった名所が選ばれることが多い(新宿都庁、みなとみらい、幕張メッセなど)。
この当時は、主に新作公開の時期に合わせて『金曜ロードショー』(vsモスラ)、『水曜ロードショー』(vsビオランテ)、『ゴールデン洋画劇場』(vsキングギドラ、vsスペースゴジラ、vsデストロイア)などのゴールデン枠でも作品が全国ネット放映され、高視聴率をマークしている。
この当時に防衛庁の広報課で対外広報を担当していた潮匡人によれば、1992年ごろにゴジラ映画に対する協力体制が本格化したという。
各作品の別名として『ゴジラ』を『ゴジラ1』とするナンバリングタイトルが存在し、(例:『ゴジラvsメカゴジラ』=『ゴジラ5』、『ゴジラvsスペースゴジラ』=『ゴジラ6』、『ゴジラvsデストロイア』=『ゴジラ7』)劇場版本編終了後の特報などで見られる。
このシリーズでは特殊技術を川北紘一(『ゴジラ』のみ中野昭慶)、ゴジラのスーツアクターは昭和シリーズでヘドラ、ガイガンを担当した薩摩剣八郎が務めている。休止期間中の1997年には第1作からゴジラ映画を製作し続けてきた田中友幸が死去し、ゴジラシリーズとしては『ゴジラvsデストロイア』が最後の参加となった。
◎ 海外製作作品(トライスター版)
1998年にトライスター ピクチャーズ提供による『GODZILLA』が公開された。興行面では世界的に成功を収めたものの、軽快な作風のモンスタームービーに仕上げられた作品は従来のゴジラ像の乖離から日米のゴジラファンを満足させるものではなかった。今までに無い生物感溢れるゴジラの造形や劇中のVFXは評価されたものの、第19回ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞、最低助演女優賞を受賞。予定されていたシリーズ化には至らなかった。
◎ ミレニアムシリーズ
○ シリーズの経緯(ミレニアムシリーズ)
当初の予定では平成ゴジラシリーズ終了後、平成モスラ三部作と地球防衛軍三部作を製作し、21世紀に入ってからゴジラを復活させるという計画であった。だが、東宝系の劇場や営業の方からモスラでは興行成績が厳しいという意見が起き、ゴジラ復活の要望が起こる
そうした声に押される形で、1999年のシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』でシリーズが再開された。この作品で2度目の世界観のリセットが行われる。第1作以外の過去のエピソードは一切語られず、ゴジラは地震や台風などの自然災害と同じように文明への脅威の存在として設定された。
本シリーズの一部は第1作とその他の東宝特撮作品の世界観を反映した。しかし200万人から400万人と比較的高い観客動員数を維持した平成ゴジラシリーズと比べ、本シリーズは100万人から200万人ほどと大幅に減少した。そのため平成ゴジラシリーズと同じく、モスラ、キングギドラ、メカゴジラなどの人気怪獣の再登場路線となった。2001年から2003年までは『とっとこハム太郎』と併映されることになり、その影響で第26作『ゴジラ×メカゴジラ』、第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作は例年より15分ほど、上映時間が短縮化されている。
2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は110万人と当時のワースト3位を記録(現在はワースト4位)。制作サイドの目指す本当に新しい「ゴジラ映画」を制作することが当時の技術では困難として、ゴジラ50周年の節目である2004年にシリーズ集大成となる最高の「ゴジラ映画」を作り上げて締めくくろうということになり、同年公開の第28作『ゴジラ FINAL WARS』にてゴジラシリーズは再度終了となり、東宝が製作するゴジラシリーズは10年以上途絶えることとなる。ゴジラシリーズに数多く出演した水野久美や佐原健二らは『FINAL WARS』のパンフレットで「まだゴジラシリーズに出演したい」というような趣旨のコメントを寄せた。
○ シリーズの特徴(ミレニアムシリーズ)
ミレニアムシリーズは平成ゴジラシリーズ同様、毎年正月映画として公開される。『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の関係を例外として、前年の作品とはストーリーや世界観に連続性がない。
ミレニアムシリーズの特徴として、CGの多用が挙げられる。ただし平成ゴジラシリーズのように怪獣が光線技を多用する描写は少なくなっており、特撮カットはスーツアクターによるアクションやワイヤーアクションに重点が置かれた。怪獣のサイズがVSシリーズの100メートル級から昭和シリーズに近い50から60メートル級に縮小された(『ゴジラ FINAL WARS』のみ100メートル級に戻された)。ミニチュアのスケールも1/50から1/25に大型化したことでその作り込みがより精密になった。本シリーズは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の3作品で、優れた戦闘能力とリーダーシップを持つ女性自衛官が主役または準主役でゴジラと直接戦う設定を取り入れている。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』以降のシリーズでは、『ゴジラの逆襲』以降の東宝特撮映画では通例となっていた特技監督の肩書きが「特殊技術」となった。
◎ 2010年代 -
○ シリーズの経緯(2010年代 -)
ハリウッド版(後述)の世界的ヒットを受けて、2014年12月8日、東宝製作によるシリーズ新作が約12年ぶりに全国公開されることが明らかになった。2015年4月1日、脚本と総監督を庵野秀明、監督と特技監督を樋口真嗣が務めることが発表され、同年秋から撮影が開始された後、2016年7月29日に『シン・ゴジラ』のタイトルで公開された。
2016年8月19日、初のアニメーション映画作品となる『GODZILLA』の製作が発表された。監督を静野孔文・瀬下寛之、ストーリー原案・脚本を虚淵玄が務める。2017年1月19日には新たなコンセプトアートと声優陣が、同年3月26日には3部作になることがそれぞれ発表された後、同年11月17日には第1部『怪獣惑星』が、2018年5月18日には第2部『決戦機動増殖都市』がそれぞれ公開され、同年11月9日には第3部『星を喰う者』が公開された。
2020年10月7日、劇場3部作とは世界観を一新した完全新作アニメーション『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』が翌2021年4月よりテレビ放送およびNetflixにて先行配信されることが発表された。
2022年11月3日、国産実写映画としては7年振りとなる新作ゴジラを2023年11月3日に公開することが発表された。タイトルは『ゴジラ-1.0』で、監督・脚本・VFXは山崎貴が務める。
○ シリーズの特徴(2010年代 -)
2010年代以降のゴジラの特徴としては、「第1作も含めた過去作品全てと世界観がつながっていない」という設定が挙げられる。過去のシリーズでは、それ以降の時間軸は異なりつつも、1954年(第1作)に人類の前に初めて姿を現したという設定だけは共通していた。
しかし、『シン・ゴジラ』ではゴジラが初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、第1作との世界観のつながりが存在しない。このことを裏付けるかのように劇中では「怪獣」という概念や文言自体がなく、当初はゴジラを「巨大不明生物」と呼称している。また、アニメーション3部作でもゴジラは2030年に初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、やはり過去作品との世界観のつながりが存在しない。『-1.0』では第1作よりもさらに昔の第二次世界大戦後間もない日本が舞台となっている。
◎ 海外製作作品(レジェンダリー版)
2014年には、ワーナー・ブラザースの提供、レジェンダリー・ピクチャーズの製作による『GODZILLA ゴジラ』が公開された。ゴジラのデザインはトライスター版と異なって原典を踏襲したものとなったほか、内容には自身もゴジラファンである監督のギャレス・エドワーズによる「SF要素を排し、徹底して現実的な路線で制作している」との方針が示されている。
2019年公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ではゴジラに加えてラドン、モスラ、キングギドラが登場したほか、2021年公開の『ゴジラvsコング』では、有名モンスター同士を対決させるモンスター・ヴァースの一環としてキングコングが登場した。
● 映画一覧
◎ 国内歴代シリーズ
◎ 日本国外版
括弧内は原題。
『怪獣王ゴジラ(Godzilla, King of the Monsters)』(1956年)
・ 『ゴジラ』(1954年)の日本国外版。レイモンド・バーの出演シーンを追加。
『炎の怪獣ジャイガンティス(Gigantis, the Fire Monster)』(1957年)
・ 『ゴジラの逆襲』の日本国外版。『怪獣王ゴジラ』同様アメリカで再編集され公開された。
・ 当初は『ゴジラの逆襲』と主要なストーリーは同様ながら、ゴジラではなく“ジャイガンテス”と名づけられた新怪獣とアンギラス(海外版では“アンジラ”)が戦う、という形でオリジナルシナリオに若干の変更を加えた作品が企画されており、変更・追加される特撮シーンをアメリカにて撮影する、という予定であった。しかし、諸事情(アメリカ人アクターが着ぐるみでの演技に慣れておらず、ゴジラの動きをうまく再現できないことに加え、予算面の問題が発生した)により新撮を断念し、日本オリジナル版を再編集のみ行ったものが上記のタイトルで公開された。
・ “ジャイガンティス”は着ぐるみまで完成しており、これは『ゴジラの逆襲』で使われたものではなく新たに製作されたものだが、新撮の断念により全く使用されず、他の作品で使用されることもないままその後処分され、数枚の写真のみが現存する幻の存在となった。
『ゴジラvsザ・シング(Godzilla vs. the Thing)』(1964年)
・ 『モスラ対ゴジラ』の日本国外版。シリーズ史上唯一、東宝側が日本国外バージョンの特別シーンを制作、追加。
『ゴジラ1985(Godzilla 1985)』(1985年)
・ 『ゴジラ』(1984年)の日本国外版。レイモンド・バーらの出演シーンを追加。
『GODZILLA』(1998年)
・ ハリウッドのトライスター・ピクチャーズで制作された新作ゴジラ。ローランド・エメリッヒ監督。同年のゴールデンラズベリー賞最低リメイク賞を受賞。続編のテレビアニメ「ゴジラ ザ・シリーズ」(Godzilla: The Series)が作られた。
『ゴジラ2000(Godzilla 2000)』(2000年)
・ 『ゴジラ2000 ミレニアム』の日本国外版。セリフや音楽などが変更されている。
『GODZILLA ゴジラ(Godzilla)』(2014年)
・ ハリウッドのレジェンダリー・ピクチャーズで制作された新作ゴジラ。「モンスターバースシリーズ」の第1弾。ギャレス・エドワーズ監督。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(Godzilla: King of Monsters)』(2019年)
・『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の続編。「モンスターバースシリーズ」の第3弾。マイケル・ドハティ監督。
『ゴジラvsコング(Godzilla vs. Kong)』(2021年)
・「モンスターバースシリーズ」の第4弾。アダム・ウィンガード監督。
◎ 再編集版
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』(1971年)
・ 『三大怪獣 地球最大の決戦』の改題・短縮版。
『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』(1971年)
・ 『怪獣大戦争』の改題・短縮版。
『ゴジラ電撃大作戦』(1972年)
・ 『怪獣総進撃』の改題・短縮版。
『シン・ゴジラ:オルソ』(2023年)
・ 『シン・ゴジラ』のモノクロ編集版。
『ゴジラ-1.0/C』(2024年)
・ 『ゴジラ-1.0』のモノクロ編集版。
◎ ゴジラ・フェス特撮作品
『ゴジラ・フェス』は2017年よりゴジラ誕生日に開催の生誕記念イベント。作品はいずれも数分から10分程度の短編である。2020年、2021年はオンライン配信のみ。
○ フェス・ゴジラシリーズ
◇ 『ゴジラ ゴジラ・フェスに現わる』(2020年)
: 2020年11月3日に配信された『ゴジラ・フェス オンライン2020』で上映された短編映像。監督は中川和博が担当した。内容は、ゴジラによる都市破壊シーンを描くメタフィクション調のものとなっている。
◇ 『ゴジラVSヘドラ』(2021年)
: 2021年11月3日に配信された『ゴジラ・フェス 2021』で公開されたフェス用新作特撮第2弾。監督は中川和博が担当した。内容は、工業地帯にてゴジラとヘドラの交戦を描くものとなっている。ゴジラとヘドラのスーツは2体とも『FINAL WARS』のものが使用されており、同年9月下旬に東宝スタジオの敷地内へ『ゴジラ ゴジラ・フェスに現わる』の3倍近くの広さでの設置を経て、舞台となる工業地帯のオープンセットにて撮影された。
:
・ 監督・画コンテ・編集 - 中川和博。制作会社 - シネバザール。製作 - 大田圭二、企画プロデュース - 吉川哲矢、プロデューサー - 石塚紘太
:
・ ゴジラ - 松本直也、ヘドラ - よしだひかる、メイキングレポーター - 笠井信輔、流動映像 - 中山晃子。
◇ 『フェス・ゴジラ3 ガイガン来襲』(2022年)
: 2022年11月3日に開催された『ゴジラ・フェス 2022』で公開されたフェス用新作特撮第3弾。監督は中川和博が担当した。内容は、『ゴジラVSヘドラ』の当夜に海へ帰ろうとするゴジラのもとへ襲来したガイガンとの激闘を描く後日譚となっている。ガイガンのスーツはガイガン50特別企画「ガイガンスーツ起動プロジェクト」で制作されたものが使用されており、東宝スタジオ内6stで3日間をかけて撮影された。
:
・ 監督・画コンテ・編集 - 中川和博。制作 - 大田圭二、企画プロデュース - 吉田哲矢、山崎倫明、アクション監修 - 新堀和男、制作会社 - EPISCOPE
:
・ ゴジラ - 松本直也、ガイガン - よしだひかる、現場リポーター - 笠井信輔、ニュースの声 - かおる
◇ 『フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー』(2023年)
: 2023年11月3日に開催された『ゴジラ・フェス 2023』で公開されたフェス用新作特撮第4弾。監督は中川和博が担当した。内容は、『フェス・ゴジラ3 ガイガン来襲』の後日に日本各地を蹂躙するゴジラへの対抗手段として開発されたジェットジャガーとの激闘を描く後日譚となっている。ゴジラのスーツは『ガイガン来襲』から引き続いて『FINAL WARS』のものが使用されており、ジェットジャガーのスーツはジェットジャガー50企画「ジェットジャガースーツ再現プロジェクト」で制作されたものが使用されている。
:
・ 監督・画コンテ - 中川和博。制作 - 大田圭二、制作会社 - エピスコープ
:
・ ゴジラ - 松本直也、ジェットジャガー - 斎藤謙也、博士 - 笠井信輔、軍人 - 開田裕治、ナレーション - 富岡佑介
:
・ EDテーマ - 「ゴジラとジェットジャガーでパンチパンチパンチ」子門真人
◇ 『フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦(仮)』(2024年予定)
: フェス・ゴジラ4で予告された次回作。
○ G vs.Gシリーズ
◇ 『G vs.G』
・ 2019年の才能発掘オーディション・プロジェクト『GEMSTONE クリエイターズオーディション』での入賞作。予告編のような構成で、以降ゴジラフェスで新作が制作される。
・ 監督・VFX - 上西琢也
・ アーティスト - 山根光
◇ 『ゴジラVSガイガンレクス』(2022年)
・ 2022年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2022』にて公開されたフェス用新作作品。『G vs.G』の続編。
・ 脚本・監督・VFX - 上西琢也
・ 製作 - 大西圭二
・ 声の出演 - 小高恵美
◇ 『ゴジラVSメガロ』(2023年)
・ 2023年11月3日開催の『ゴジラ・フェス 2023』にて公開のフェス用新作作品。『ゴジラVSガイガンレクス』の正統続編。
・ 出演 - 岡本弥歩、度会結希、高島大幹、平野隼人、Kenji Sakamono、ジパング、Sierra Y、Mozc、めっさん/sakumoto
・ 声の出演 - 阿座上洋平、城岡祐介、山本悠貴、井上優、松舞奈、笠井信輔
・ 脚本・監督・VFX - 上西琢也、制作 - 大田圭二、VFX - 白組、alphaliez、撮影監督 - 柴田晃宏
・ 劇中使用曲 - ゴジラVSスペースゴジラより「Hyper Battle Area」、ゴジラ対メガロより「無敵のメガロ」、モスラ対ゴジラより「ゴジラ出現のテーマ」、ゴジラより「ゴジラのテーマ」
◎ イベント上映など
・ 『がんばれゴジラ』
・ 1967年ごろにイベント用に上映されたもの。
・ 『怪獣プラネットゴジラ』(1994年)
・ 東京のサンリオピューロランド、大分のサンリオハーモニーランドにて上映された3D映画。
・ 『ゴジラ・ザ・リアル 4-D』(2017年)
・ 2017年1月13日から同年6月25日まで上映された、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの体感型シアター・ショー。映像は『シン・ゴジラ』のスタッフにより制作された。映像は大阪を舞台としている。
・ 『ゴジラVR』(2018年)
・ 2018年9月13日より「VR ZONE OSAKA」、同年11月3日より「VR ZONE SHINJUKU」のほか日本全国の「VR ZONE Portal」にて稼働のVRアクティビティ。
・ 『夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る』(2019年)
・ 2019年1月11日に福島県須賀川市に開館した円谷英二ミュージアムにて限定公開されている特別映像。制作は東宝映像美術、撮影は東宝スタジオにて行われた。演出は鈴木健二、撮影は桜井景一、特殊美術は三池敏夫が担当した。
・ 『ゴジラ対エヴァンゲリオン・ザ・リアル 4-D』(2019年)
・ 2019年5月31日から8月25日まで上映されたユニバーサル・スタジオ・ジャパンの体感型シアター・ショー。『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズとコラボレーションしている。
・ 『ゴジラ迎撃作戦オリジナルアトラクション映像』(2020年 -)
・ 2020年10月10日よりニジゲンノモリのアトラクション「ゴジラ迎撃作戦」内のプレシアターにて上映されている短編映像。監督・脚本は中川和博が担当した。
・ 『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』(2021年 -)
・ 2021年5月より西武園ゆうえんち内「夕陽館」で上映中の体感型ライドアトラクション。上映時間は約5分。映像制作に山崎貴と津野庄一郎、音楽制作に佐藤直紀、ナレーションとして大塚明夫が出演。
・ 『ゴジラVSタイガース』(2022年)
・ 2022年4月1日配信のエイプリルフール偽映画企画。阪神甲子園球場へ襲来したゴジラを阪神タイガースのメカトラッキーが迎撃し、同チームの選手も出演する。
・ 出演 - 梅野隆太郎、大山悠輔、近本光司、佐藤輝明
・ 監督 - 清水俊文、プロデューサー - 宮崎豪
● その他の媒体展開
映画作品のノベライズ、コミカライズなどは各作品の項目を参照。
◎ テレビ番組
・ 『流星人間ゾーン』(1973年)
・ 日本テレビ系で放送された特撮ヒーロー番組。主人公である防人ファミリーの要請によって現われる味方の怪獣としてゴジラが登場する。また、敵であるガロガ星人はキングギドラ、ガイガンも尖兵とする。製作は東宝映像、萬年社。監修に田中友幸、本編監督に本多猪四郎、特技監督に中野昭慶、川北紘一など、ゴジラ本編に関わりの深いスタッフが担当している。
・ 『ゴジラアイランド』(1997年 - 1998年)
・ テレビ東京系で放映された5分番組。登場する怪獣は、着ぐるみではなく市販のソフビ人形などを改造したもので撮影されている。
・ 『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2021年)
○ 紹介番組
1990年代には、新作映画PRのために子供向けバラエティ番組が放送された。
◇『冒険ゴジランド』(1992年10月1日 - 12月24日、1993年10月7日 - 12月30日)
: テレビ東京系、毎週木曜日7時15分 - 7時30分放送。全26回。
: 司会はラサール石井、アシスタントはコスモス(1年目)、ブカブカ(2年目)、ゴジラのスーツアクターは破李拳竜が務めた。また、ゴジラ博士として東宝映像事業部の石井信彦が出演した。
: 『ゴジラvsモスラ』の公開に際し、子供層へのアピールとコスモスの周知を狙って制作された。翌年も継続されたが、ブカブカによる楽曲はコスモスほどの売上には至らなかった。
◇『ゴジラ王国』(1996年10月1日 - 1997年8月15日)
: テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日7時30分 - 7時35分放送。全224回。
◇『ゴジラTV』(1999年10月 - 2000年3月)
: テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日6時40分 - 6時45分放送。
◎ アニメ
・ すすめゴジランド(1994年、1996年)
・ 学習研究所による学習アニメ。登場怪獣はゴジラ、ゴジリン(雌のゴジラ、1996年限定)、モスラ、アンギラス、バラゴン、メカゴジラ(1996年限定)、ラドン。
・ 『ただいまちびゴジラ』(2020年)
・ Webアニメ。キャラクター「ちびゴジラ」のアニメ化。
・『ちびゴジラの逆襲』(2023年)
◎ 人形劇
・ 怪獣人形劇『ゲキゴジ』(2004年 -)
・ 劇団こがねむしによる人形劇。2004年5月よりデパートやイベント会場などで上演された。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、リトルゴジラ、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、モスラ、ガバラ、ドラット、キングギドラ、ヤングシーサー、ミヤラビちゃん。ゴジラは主人公の「ゴジラくん」(モスゴジ似)「キンゴジくん」(キンゴジ似)「とびゴジラ」(総進撃ゴジ似)「パパゴジラ」と4種類も登場する。
・ 『怪獣人形劇 ゴジばん』
・ Webドラマ。YouTube東宝特撮チャンネルで配信の人形劇。『かまってゴジラ』のみ実写ドラマ。第1シーズンは最後に短編コーナー『ヘドじい』が流れる。
・ 脚本・監督・造形・音楽 - 小林英幸 / 美術・人形劇製作 - アトリエこがねむし / 人形操作 - 劇団こがねむし
・ ゴジラくんの声 - 高橋由美子
・ 声(第1期) - 大谷美起、勝浦まりえ、金子はりい
・ 声(第2期) - 川野芽久美、久保田純子、小林英幸、米野賢道、川野芽久美
・ 声(第2期もしモス) - るな、大谷美紀
・ ゴジダン(歌とダンス) - 勝浦まりえ、下村梨乃、るな / 「If's=モシモスの歌」るな&クレア
ゴジばん
1 GoGoゴジラくん第1話「ぼくたちゴジラ三兄弟の巻」
2019年
8月9日
2 かまってゴジラ第1話「さよならの恋人たち」 下村梨乃
大村将弘 8月16日
3 GoGoゴジラくん第2話「かっとばせ!ゴジラ三兄弟の巻」
8月23日
4 かまってゴジラ第2話「悲しきバレリーナ」 クレア
勝浦まりえ 8月23日
5 GoGoゴジラくん第3話「ひみつの特訓道場の巻」
9月6日
6 GoGoゴジラくん第4話「秘伝ドロップキックの巻」
かまってゴジラ第3話「OL夕子の憂鬱」 天海祐子 9月13日
7 GoGoゴジラくん第5話「駆け抜けろ三兄弟の巻」
9月20日
8 GoGoゴジラくん第6話「ゴジばん昔ばなし うさぎとかめの巻」
ジェットジャガーに訊け第1話「史上初ロボット記者会見の巻」
かまってゴジラ第4話「哀愁の女戦士」 勝浦まりえ
湯原愛子 9月27日
9 もしモス第1話「モシュモシュ以心伝心の巻」
ジェットジャガーに訊け第2話「ジェットジャガー始動の巻」
10月5日
10 ヘドじい漫遊記 第1話 10月11日
11 ジェットジャガーに訊け第1話(英語字幕付き)
ジェットジャガーに訊け第2話(英語字幕付き))
・ 巨影都市 (バンダイナムコエンターテインメント PlayStation 4)2017年10月19日発売
・ 戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED(ポケラボ アプリ)
・ コラボイベント「ゴジラVSシンフォギア」(2019年11月30日配信)
・ 星のドラゴンクエスト(スクウェア・エニックス アプリ)
・ コラボイベント「ゴジラ大決戦-大怪獣総進撃編-」(2020年8月5日配信)
・ SD シン・仮面ライダー 乱舞(バンダイナムコエンターテインメント Nintendo Switch/PC(Steam))
・ 追加ダウンロードコンテンツ「シン・ゴジラパック」(2023年配信)
◎ パチンコ
・ CRゴジラ2(1999年2月導入・ニューギン)
・ CRゴジラ(2003年5月導入・ニューギン)
・ CRゴジラ(2006年12月導入・ニューギン)
・ 川北紘一演出による完全新作映像『ゴジラvsキングギドラ』が収録されている。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、ガイガン、メカゴジラ、スペースゴジラ、デストロイア。小美人、X星人も登場する。実際の映画で使われた着ぐるみなどを使用。ゴジラの着ぐるみは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のもの。
・ CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年7月導入・ニューギン)
・ ゴジラシリーズ第4弾。ニューギンよりバトライズスペック第3弾。前作同様、映画で使われた着ぐるみを使用した川北の演出による完全新作映像。登場怪獣は、ゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガン。ゴジラのスーツアクターは岩崎晋弥。
◎ CM
上記ゲーム・映画のCMは除く。
◇ アサヒ飲料「バャリースオレンヂ」(1964年) : 『モスラ対ゴジラ』とのタイアップCM。
◇ やまじるしみそ(1970年代初期) : 映像は『ゴジラ対ヘドラ』からの流用。
◇ グリコ協同乳業 プッチンプリン(1983年 - 1984年) : パターンが2つある。前者はゴジラがのど自慢大会に出場し、「花笠音頭」を踊っては歌いだしで雄叫びをあげた直後に鐘が一つ鳴って失格となり落胆し、参加賞としてプッチンプリンを貰うというもの。後者はゴジラの子供が水野晴郎と共演し、映画館で『ゴジラ』(1984年版)を見ていたが、父が攻撃されるシーンを見て泣き出し、一緒にいた水野に「お父さんも大変だね…」と慰めてもらうというものだった。
◇ アサヒビール アサヒ黒生(1980年代) : 1983年版は、ゴジラに似た怪獣クロラがジョッキを片手に海へ去るという内容。制作は東宝映像。 : 1984年版は、ビールジョッキを持ったゴジラと、観覧車を眺めていた子供のゴジラが親子で夜空の月を見つめるというもの。
◇ バンダイ「キャラコンゴジラ」(1984年) : ゴジラが迷子になった子供を探して派出所を訪れるという内容。制作は東映。
◇ ナイキ「バリスティック・フォース・ハイ」(1992年11月) : バスケットボール選手のチャールズ・バークレーがゴジラとボールの奪い合いをするという内容。制作はILMが担当。アメリカで放送された後、日本でも公開された。 : 同時期には、ナイキのスポーツイベントにもゴジラが登場している。
◇ 京都銀行(1992年ごろ) : 『ゴジラvsモスラ』の公開される以前に放送されていたもので、清水寺の前を歩いたり、大文字山に銀行のシンボルマークを焼き付けたりする。
◇ 西友(1992年 - 1994年) : 『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』および、『ヤマトタケル』の公開時期に放映された。演出は川北紘一が担当しており、当該作品の特撮シーンと登場キャストの新撮映像で製作されていた。ゴジラの熱線で巨大な「¥」が爆発したり、モスラの羽ばたきで沢山の「¥」が舞い上がったりといった演出が盛り込まれている。
◇ 日清食品「出前一丁」(1992年) : ゴジラの映像を前に2人の島倉千代子が歌唱するという内容。
◇ 天神愛眼(1994年) : 福岡の眼鏡販売店で、『ゴジラvsスペースゴジラ』の公開時期に放映された。同作で福岡が最終決戦の舞台になっていることもあり、「天神愛眼が狙われている!」と題して同社の社長が軍服姿でセールをアピールするというもの。
◇ ウベハウス(1995年 - 1997年ごろ) : 一軒家の中でゴジラとリトルゴジラがじゃれあい、堅牢さをアピールしている。着ぐるみは『vsスペースゴジラ』のもの。
◇ パールライス(1995年頃) : 『ゴジラvsデストロイア』の公開時期に放映された。暴れるバーニングゴジラを背景に「パールライスが食べたい」とテロップと声が重なる。映像は『vsデストロイア』の流用で、同様のシーンを用いたポスターも製作された。
◇ セボン(2001年) : 演出は川北紘一。スーツは『ゴジラ2000 ミレニアム』と同タイプの胴体にVSシリーズの頭部と背びれをつけたもの。ファンの間では「セボンゴジ」と呼ばれる。
◇ ベスト電器(2002年) : 『ゴジラ×メカゴジラ』の公開時期に放映された。同作の映像を流用しており、戦闘シーンにゴジラの放射火炎やメカゴジラのプラズマレーザー砲と同色のテロップが挿入されていた。
◇ キヤノン EOS Kiss デジタルX(2006年) : ゴジラがKISSのメイクをして登場し、熱線を吐く(KISSキッズも空に向かって熱線を吐いている)。着ぐるみは『ゴジラ FINAL WARS』のもの。
◇ キリンビバレッジ FIRE(2009年) : 松井秀喜と共演。ゴジラはシルエットのみの登場。
◇ パルコ 夏のグランバザール(2016年) : ゴジラが巨大化したパルコアラと対決するもの。『シン・ゴジラ』の公開時期に合わせて夏のグランバザールが同作とコラボしたものだが、ゴジラ自体は映画のシーンのものとの合成になっている。
◇ サントリー・BOSS『顔の映らない主役』篇 (2019年 WebCM) : 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公開記念として中島春雄をメインとしたCMを放送。東宝スタジオでのゴジラ特撮撮影は15年ぶりであり、造型師の酒井ゆうじによる監修のもとで初代ゴジラスーツも再現された。 : 監督 - 本郷伸明、特殊操演 - 上松盛明、美術 - 稲村正人、美術デザイナー:三池敏夫、東宝取締役・音楽事業担当・チーフゴジラオフィサー - 大田圭二、中島春雄役 - 齊藤謙也。
◇ マクドナルド(2023年 - 2024年) : 「ゴジラvsマクドナルド」と称し、ゴジラ、ハンバーグラー、グリマス、バーディをアクションフィギュア「BE@RBRICK」化して2023年12月20日から数量限定・抽選販売するほか、ゴジラの迫力を謳った限定メニュー「ゴジラバーガー」を2024年1月5日から数量限定・コラボレーション特別パッケージで発売する。さらには、夕方5時からの夜マックとゴジラのコラボレーションを「ポテ|ナゲはゴジダ」と称し、夜マック限定メニュー「ポテナゲ」の限定品を1月17日から2月中旬まで発売する。 : タイトルロゴなどは平成VSシリーズに沿ったものとなっており、テレビCMには同シリーズでの外見や描写に沿ったゴジラが市街地に登場するほか、マクドナルド店員の制服姿を模した巨大ロボット「マクドナルドロボ」も登場する。 : マクドナルドロボのデザインを担当した西川伸司によれば、その細部にはさまざまな東宝メカのモチーフを引用しているほか、平成VSシリーズの世界観に人型ロボは異質なので悩んだという。また、当初はCGで制作する予定になっていたが、実際にはミニチュアになったうえに映像も同シリーズへの愛あるものになったので嬉しいと評している。
◎ アトラクション、展示会
・ ゴジラ迎撃作戦〜国立ゴジラ淡路島研究センター〜
・ テーマパーク「ニジゲンノモリ」(兵庫県淡路市)内に、東宝とパソナグループが2020年夏に開業。攻撃を受けて半ば地中に埋もれているという設定の等身大『シン・ゴジラ』版ゴジラ(全長120メートル)を再現する。 このほか、ゴジラをテーマとする期間限定の展示会が下記のように多数開かれてきた。
・ 「大ゴジラ特別展」「大ゴジラ特撮王国」(2014年 - 2017年、全国を巡回)
・ 「ゴジラ展」(2017年、名古屋市博物館)
◎ その他
◇ 絵物語『A SPACE GODZILLA』(1979年) : SF雑誌『スターログ』日本版1979年2月号および4月号に掲載された絵物語。構成は大林宣彦と石上三登志、イラストは大友克洋と白山宣之。 : 物語は九十九里浜にゴジラの死体が打ち上げられるところから始まり、霊媒師の口を借りて自らが宇宙から来た種族であることを明かしたゴジラが人類の手により宇宙へ旅立ち、故郷のゴジラ星を占領する悪の異星人と戦う。
◎ 日本国外
・ アニメーション
・ 『Godzilla』(1978年)
・ アメリカのハンナ・バーベラ社が制作したテレビアニメ。全26話。
・ 『ゴジラ ザ・シリーズ』(1999年 - 2000年)
・ 1998年のアメリカ映画『GODZILLA』をベースにしたテレビアニメ。全40話。
・コミック
・ マーベル・コミック版『Godzilla, King of the Monsters』(1977年 - 1979年)
・ マーベルコミックより出版されたアメリカンコミックシリーズ。全24号。ゴジラとS.H.I.E.L.D.やアベンジャーズ、ファンタスティック・フォーといったスーパーヒーローたちとの戦いを描く。第6号では巨大ロボット レッドローニン(Red Ronin)、第10号ではイエティ風の怪獣Yetrigarなど、オリジナルキャラクターも登場している。
・ ダークホースコミックス版『:en:Godzilla (comics)』(1987年 - 1996年)
・ ダークホースコミックスより出版されたものは、当初は『ゴジラ』(1984年版)の日本版漫画の英訳であったが、1992年よりオリジナル作品を出版。後者は、『ゴジラ対ゲキド・ジン』のタイトルで邦訳された。
・ 1994年にはナイキとのタイアップにより、ゴジラとプロバスケットボール選手チャールズ・バークレーが対決する『ゴジラVSバークリー』が描かれた。
・ IDWパブリッシング版『:en:Godzilla (comics)』(2011年 -)
・ レジェンダリーコミックス版『:en:Godzilla (comics)』(2014年 -)
・ 玩具
・ 『Godzilla Gang』(1979年頃)
・ 玩具メーカーのポピーが日本でウルトラシリーズのヒーローや怪獣のソフビ人形ブランドとして展開し、ゴジラなどもラインナップしたキングザウルスシリーズをベースに新規原型で製作されたソフビ人形ブランド。アメリカの玩具メーカーマテル社が発売。東宝怪獣はゴジラのみラインナップ。
・ 『ショーグン・ウォリアーズ』(1970年代)
・ アメリカで展開された、日本のロボットアニメの主役ロボットや怪獣たちによる玩具ラインナップ。ゴジラとラドンがジャンボマシンダー規格の玩具として発売されている。玩具としてのギミックが多く付加されており、ゴジラがロケットパンチを放つ。『FINAL WARS』でメインタイトルをデザインしたカイル・クーパーはこの玩具を「僕の初めてのゴジラだ」と大切に所持している。
● 未製作作品
◇ ゴジラの花嫁? : 1955年の6月に海上日出男による初の総天然色映画を予定していた検討用脚本で、『ゴジラの逆襲』(1955年)の続編。花嫁ロボット(脚本上は「人工人間」と記載)や2体目のアンギラスが登場する。 : なお、1972年に『ゴジラのお嫁さん』というタイトルのレコードが東宝レコードから発売されたが、本作品とは無関係。 :
◇ 続 キングコング対ゴジラ(1962年ごろ) : 『キングコング対ゴジラ』(1962年)の直接の続編として、関沢新一によるプロットが残されている。全18ページ。 : 前作の戦いから生き延びていた両怪獣が瀬戸内海で再び対決し、阿蘇山で決戦を迎える。 :
◇ 怪獣島(1963年) : 東宝テレビ部の宇佐美仁とアニメ制作会社のスタジオ・ゼロによるテレビ番組企画案。『ゴジラ』をはじめとした全8本の東宝怪獣映画の特撮場面を流用したオリジナルストーリーで1クール分のシノプシスが作成されたが、映像の使用権が当時はアメリカに渡っていたため、頓挫した。 :
◇ フランケンシュタイン対ゴジラ(1964年) : 『ガス人間第一号』(1960年)の続編として企画された『フランケンシュタイン対ガス人間』から改訂された作品。執筆は馬淵薫。その後、フランケンシュタイン側のエピソードはほぼそのままで、対戦相手をゴジラから新怪獣のバラゴンに差し替えて『フランケンシュタイン対地底怪獣』(1965年)が制作されている。 :
◇ バットマン対ゴジラ(1965年) : 『バットマン』とのクロスオーバー作品。1965年11月に関沢新一によるプロットが書かれた。ワイオミング大学のアーカイブに英語版のプロットが保管されている。 : ドイツ人の科学者クラウス・フィンスターが日本政府に5千万ドルの支払いを要求し、拒否するならば日本を滅ぼすと脅迫する。バーバラ・ゴードンとともに日本旅行中だったジェームズ・ゴードンの要請により、フィンスターの野望を食い止めるべく来日したバットマンとロビンがフィンスターと戦い、さらにはフィンスターによって操られたゴジラと戦う。ゴジラがバットガールに恋をするなどを経て、バットマンはゴジラがメスを探していると推測する。日本で開発されたロボットメスゴジラにバットマンが乗り込み、戦うことが予定されていたが、同ロボットの登場は取り消され、意識を失ったゴジラをロケットに乗せて宇宙に追放するとの展開に変更された。
◇ 怪獣大襲撃(1966年) :
◇ ゴジラ・レッドムーン・エラブス・ハーフン 怪獣番外地(1970年) : 東宝チャンピオンまつり用に円谷プロダクション製作・東宝配給作品として企画していた映画。金城哲夫と満田かずほによるプロットのもと、沖縄を舞台とした風刺的な作品となっている。 :
◇ ゴジラ対ヘドラ 2 : 『ゴジラ対ヘドラ』(1971年)の続編として、同作を監督した坂野義光によるプロットが存在する。 :
◇ キングギドラの大逆襲!(1971年) : 関沢新一による『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972年)の検討稿。 : :
◇ ゴジラ対宇宙怪獣 地球防衛命令(1971年) : 馬渕薫による脚本。地球征服を狙う宇宙人ミコーが操るキングギドラ、ガイガン、メガロの3大宇宙怪獣に対し、ゴジラ、アンギラス、魔神ツールが立ち向かうという内容。ガイガンやゴジラタワーの設定は『ゴジラ対ガイガン』へ引き継がれた。『ゴジラ対メガロ』(1973年)以前にメガロが登場しているが、同作品のメガロとは描写が異なる。また、魔神ツールは後のキングシーサーを彷彿とさせるものと評されている。 :
◇ 大怪獣沖縄に集合! 残波岬の大決斗(1974年) : 登場怪獣、人物の一部、沖縄を舞台にした作品というプロットは『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)に流用された。 :
◇ ゴジラの復活(1977年、1980年) : 『メカゴジラの逆襲』(1975年)の後に企画されたシリーズ再開案。同一タイトルの脚本が何度か書かれており、いずれも後の『ゴジラ』(1984年版)の原形となっている。 : 1977年ごろに書かれたものは、テロリストに占拠された静岡の原発をゴジラが襲うという内容。『ゴジラ』(1984年版)のショッキラスがこの段階で登場しているが、この時点ではダニの怪獣であった。監督を福田純、脚本を中西隆三で製作が予定されていたが、プロデューサーの田中友幸ともども急遽製作が決定した『惑星大戦争』(1977年)へ移行した。印刷された検討稿は、中西が執筆したものに村尾昭が手を入れたものである。 : 1980年ごろに書かれたものは、ゴジラと猿神獣・水神獣・竜神獣の3形態に変身する中国の伝説の怪獣バガンが戦うという内容。執筆は村尾昭。『ゴジラ』(1984年版)で描かれた「ゴジラが核物質をエネルギーとする」という設定がこの段階で登場している。バガンは後に『モスラ対バガン』の企画へ流用された。 : 三度目に書かれた永原秀一による検討用脚本が改題し、『ゴジラ』(1984年版)として製作された。 :
◇ ゴジラ対ガルガンチュア(1977年) : ヘンリー・G・サパースタインが1970年代初頭に東宝に持ち込んだ企画。ルーベン・バーコビッチによる脚本、UPAピクチャーズとの共同制作のもと、サイボーグ化したゴジラが『The War of the Gargantuas』に登場したガルガンチュアと戦う内容。1977年に東宝のアメリカとの共同制作予定作品としてジョージ・パルと共同制作する『タイム・マシン 80万年後の世界へ』のリメイク作品や、パンチ・プロダクションとの共同制作作品『MORTAL』とともに発表された。 :
◇ ゴジラ対デビル : ヘンリー・G・サパースタインが東宝に持ち込んだ企画。映画『エクソシスト』の成功を受けているとされる。1979年の公開が予定されていた。予算は400万ドル以上とされ、脚本はアメリカ側が担当する予定だった。 :
◇ 日米合作 ゴジラ : 1980年代にヘンリー・G・サパースタインから合作の申し入れもあり、日米双方から提示されたストーリーを元に2本の脚本が書かれた。 : これ以前にも、東宝1977年冬のラインナップに「日米合作ゴジラ」が記されていたが、詳細は明らかになっていない。また、『スター・ウォーズ』に影響を受けた宇宙を舞台にしたゴジラ映画の企画がサバ―スタインによって東宝に持ち込まれたと『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』に記載されているが、こちらも詳細は明らかになっていない。 : この企画に際し、恐竜アーティストとして知られるウィリアム・スタウトによるゴジラのデザインが描かれており、後に『ゴジラvsビオランテ』(1989年)の企画書や製作準備稿の表紙に流用されている。 :
◇ ゴジラ伝説 アスカの要塞 : 『ゴジラ』(1984年版)の公開後に行われたストーリー公募で準佳作に選ばれた『ゴジラ対巨大ロボット軍団』を元にした脚本が、関沢新一によって書かれている。ゴジラとコンピュータ「アスカ」が操る巨大な移動要塞の戦いが展開される。 : シナリオ化は『ゴジラvsビオランテ』の制作と併行する形で行われたが、アイデアはその後も残り、『vsビオランテ』の続編としても映像化の案があったとされる。東宝プロデューサーの田中文雄は、「アスカ」は『地球防衛軍』に登場するミステリアンドームをイメージしており、それをゴジラと戦わせてもうまくいかず、ゴジラ映画ではない感じになってしまったと述懐している。書籍『平成ゴジラ大全』では、本作品を関沢の事実上の遺作として紹介している。 :
◇ アニメーション映画(1988年) : ヘンリー・G・サパースタインがユナイテッド・プロダクションズ・オブ・アメリカの元スタッフを集め、東宝と共同でゴジラのアニメーション映画を制作するとバラエティによって報道された。 :
◇ モスラVSバガン(1990年) : モスラが主役の映画であるがストーリーは『ゴジラvsビオランテ』の続編で、ゴジラもラストで復活して少しだけ登場するはずだった。企画は『ゴジラvsモスラ』(1992年)の原型になっている。 : ビオランテのキャラクターの弱さが東宝社内で指摘され、「スター怪獣ゴジラでも対決物興行が難しい」という結果が出たうえ、新怪獣とモスラの組み合わせではキャラクターが弱かろうとの判断が下されたことから、制作は見送られた。その代わり、アンケート人気第1位を獲得したキングギドラが登場する『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)が制作された。 : :
◇ ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス → ゴジラvsギガモス(1991年) : 『ゴジラvsキングギドラ』の続編として川北紘一を中心に企画された作品。ゴジラと新怪獣ギガモスの戦いと並行して原子炉化したゴジラを止めるため、ミクロ化した主人公たちによるゴジラの体内での行動が描かれる。アメリカを舞台とし、全米での公開も見込まれていた。 : ギガモスのほか、アメリカ軍の兵器としてメカニコングの登場も予定されていた。当初はキングコングの登場を検討していたが、『vsキングギドラ』に登場したメカキングギドラが好評であったことから、同じメカ怪獣であるメカニコングに変更された。 : プロットがまとめられた1か月後に東宝のプロデューサー側がキングギドラの次に人気のあったモスラをメインとすることを決定したため、登場怪獣をモスラとギガモスとした『ゴジラvsギガモス』に内容が変更された。この段階でギガモスは名前だけ残してモスラと同じ卵から生まれた「悪のモスラ」という設定に変わり、最後はモスラと融合してゴジラを倒すという展開であった。『vsモスラ』のポスター画では、卵から誕生する2匹のモスラ幼虫が描かれており、『モスラ対ゴジラ』のイメージと言われることもあるが、実際には『vsギガモス』のプロットを元にしている。最終的には大森一樹による『モスラVSバガン』をベースとした内容に決定されたため、このプロットは実現には至らなかったが、「悪のモスラ」の設定はバガンと合わせてバトラの原型となっている。 : 『ミクロスーパーバトル』での海外上陸展開は、場所は異なるが後に『ゴジラvsデストロイア』(1995年)において海外上陸には慎重な意見であった富山省吾を押し切り、川北が実現させている。 :
◇ ゴジラの逆襲 → ゴジラ対メカニコング → マイクロユニバース イン ゴジラ(1991年) : モスラ登場案へと変更された『ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス』に対し、同プロットから「メカニコング」と「ゴジラの体内での戦い」という要素を引き継いだ作品。メカニコングの登場は、権利関係が東宝とアメリカ側の間で曖昧であったことからこれを明確にしようという意図もあったが、アメリカ側から製作した場合にトラブルが生じる可能性があるとの回答が出されたため、この案は中止となった。 : 「怪獣の体内での戦い」は、後に『モスラ2 海底の大決戦』(1997年)にてモスラとダガーラの戦いの中で実現されている。『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)でのGクラッシャーの設定も、「ゴジラを体内から攻撃する」という展開の名残である。また、メカニコングに思い入れの強かった川北は『幻星神ジャスティライザー』(2004年)でこれをモデルとしたメカ巨獣ブルガリオを登場させている。 :
◇ キングギドラの逆襲(1991年) : 『vsキングギドラ』の続編。メカキングギドラとの戦いの後、宇宙怪獣のキングギドラが出現するというストーリー。田中友幸は、キングギドラが連続してしまうことから『ゴジラvsモスラ』になったと述べている。 :
◇ ゴジラVSベルサーク(1993年頃) : 『ゴジラvsメカゴジラ』の企画時に、デザイナーの出渕裕によって提出されたプロット。 : 宇宙から飛来した金属生命体ベルサークが成長してゴジラを模したメカゴジラになるという展開で、出渕自身によるデザイン画も描かれていた。また、『vsキングギドラ』に登場する新堂靖明の息子が帝洋グループを率いており、スーパーXIIIを開発しているという描写も存在する。
◇ GODZILLA REBORN(2001年) : 脚本家のマイケル・シュレジンジャーによってアメリカ映画として企画された、『Godzilla 2000』(2000年)の続編。休暇中のテレビレポーターの女性とホテルのオーナーである男性を主人公として、佐野史郎演じる宮坂四郎の再登場や、敵怪獣としてコウモリ型の怪獣ミーバの登場が予定されていた。日本ではなくハワイが舞台として設定されているが、その理由にはアジア人俳優とアメリカ人俳優が演じるキャラクターが混在しても違和感がない土地柄であることや、ハワイで映画を撮影すると減税制度の恩恵を受けられることが挙げられている。監督はシュレジンジャーの友人でもあるジョー・ダンテが担当する一方、特撮は日本側スタッフが担当することで制作費の削減が期待され、予算は2000万ドルとなった。シュレジンジャーによる脚本の草案は2001年2月に脱稿したが、ゴジラがアメリカ陸軍の攻撃で死亡してクローンのゴジラがミーバと戦うストーリーに東宝が難色を示したため、死亡ではなく昏睡状態に陥るストーリーに修正されて脚本は完成した。しかし、コロンビア ピクチャーズの制作責任者が交代して後任となったが本企画に興味を示さなかったため、中止となった。シュレジンジャーは他の映画会社に企画を移すことも考えたが、東宝から高額な前金を要求されたため、断念したという。 :
◇ ゴジラ 3D "GODZILLA 3D TO THE MAX" : 2005年に坂野義光の率いる先端映像研究所が、製作を発表。後にこのプロジェクトは『GODZILLA ゴジラ』(2014年)製作に移行した。
● 関連作品
・ 東宝怪獣・特撮作品
・ ゴジラシリーズに登場するラドン、モスラ、バランなどの怪獣たちやメーサー兵器、轟天号といった架空兵器の一部はゴジラ以外の東宝怪獣・特撮映画にその源流を持っている。元作品からフィルムを流用することもある。また『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のように過去の怪獣・特撮映画と明確に繋がった設定を持つ作品もある。
・ 超星神シリーズ
・ 2000年代前半から中期に東宝が製作した特撮ヒーローテレビドラマ。歴代ゴジラ怪獣を連想させる怪獣(新規造型であるが、イメージソースに意図的に過去の東宝怪獣を使っている)が登場する。また、一部スタッフはかつてゴジラシリーズの製作に携わっている(川北紘一、鈴木健二など)。映画で使われた兵器や建物のミニチュア、特撮カットの一部も流用されている。
・ ウルトラQ、ウルトラマン
・ 製作当時東宝傘下であった円谷プロ製作の特撮テレビドラマ。ゴジラやバラゴンの着ぐるみなどが流用されている。『ウルトラQ』第1話のゴメス、『ウルトラマン』第10話のジラースはゴジラがベース。演じたのもゴジラ同様、中島春雄である。
・ プルガサリ 伝説の大怪獣
・ 1985年にゴジラ制作スタッフが北朝鮮に招かれて制作した怪獣映画。
・ 行けゴッドマン、行け グリーンマン
・ 『おはようこどもショー』内の特撮コーナー。東宝企画製作でサンダ、ガイラ、ガバラ、カメーバ、ゴロザウルス、ミニラなどが登場した。またゴジラの着ぐるみをゴモラ風に改造した新怪獣ツノジラスが登場。
・ 『じゃりン子チエ』(1981年)
・ 主人公であるチエと母親・ヨシ江が映画館で『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』を鑑賞する。作中に同作の映像が挿入されている。
・ 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)
・ ゴジラ単体の作品ではないが、冒頭、吉岡秀隆演ずる茶川竜之介の書く小説の世界として、東京タワーや鈴木オートを破壊するゴジラが登場。ゴジラのメイン・テーマも使用されている。このゴジラはフルCGで表現され、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の白眼のゴジラのガレージキット(原型製作は丹羽俊介)をモデルに、監督の山崎貴自身がデザインしたもので、わずかながら東宝公認の“復活”を果たすこととなった。
・ 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』(2018年)
・ テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版。東宝が製作に関わっていることから、ゴジラをモチーフにした怪獣ヒーロー・ゴジロが登場し、鳴き声には平成ゴジラシリーズのものが用いられている。
・ 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』
・ 2019年12月27日公開。ゲスト出演。
● 関連製品と専門店
ゴジラを題材とした玩具、書籍、映像・音楽媒体は多数発売されてきた。ゴジラ関連製品の専門店は、丸井グループが2016年から期間限定で展開。2017年10月30日には東宝と共同で、世界初のゴジラ公式常設店を新宿マルイアネックス(東京)にオープンした。このほか東宝は通販サイト「ゴジラ・ストア」を運営している。
● 戦った組織
本シリーズには以下の組織が登場している。『ゴジラ』をはじめとする、東宝怪獣映画群に登場する怪獣迎撃を行うこれらの組織を総称し、東宝自衛隊との通称で呼ばれることもある。もともとは自衛隊以外の名称で登場することが多かったが、後には「自衛隊」の名前で出演するようにもなった。撮影にあたっては自衛隊の協力を得て実際の兵器の稼働シーンなどが撮影されているほか、東宝自衛隊独自の架空兵器も登場している。架空兵器に関しては東宝特撮映画の登場兵器を参照。 なお、現実世界でゴジラのような怪獣が日本に襲来する事態を想定した机上研究を旧防衛庁が過去に行っており、怪獣襲来に対しては自衛隊法第83条に基づく災害派遣で自衛隊の出動が可能とし、暴れる怪獣に対しては「有害鳥獣駆除」の名目で武器・弾薬の使用も可能との結論に達した。
◇ 防衛隊 : 第1作『ゴジラ』(1954年)から『メカゴジラの逆襲』に登場する組織。以降、1970年代までの東宝SF映画ではたいてい日本の軍事組織として防衛隊もしくは防衛軍が登場する。
◇ 防衛軍 : 第6作『怪獣大戦争』、第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するが、名前が同一なだけで両者は全く異なる組織である。
◇ 自衛隊 : 『ゴジラ』(1984年)以降のシリーズでは自衛隊の名称そのままで登場する。また、「ゴジラ非常緊急対策本部」という、ゴジラと銘打たれた対策本部が出来たのも本作品が最初である。『シン・ゴジラ』においてはこれまでのような対怪獣用の超兵器はなく、現実の自衛隊に即したものが登場する。
◇ Gフォース(G-Force) : 『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』『ゴジラvsデストロイア』に登場する、国連G対策センターに所属するゴジラ迎撃専門の組織。怪獣迎撃にはガルーダ、メカゴジラ、MOGERAといった対ゴジラ用戦闘マシンを使用する。
◇ Gグラスパー : 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に登場する、日本独自のゴジラ対策部門の特別G対策本部に所属する実働部隊。G-GRASPERの「grasp(グラスプ)」は「捕捉」を意味する。
◇ 特生自衛隊 : 『ゴジラ×メカゴジラ』および続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で登場する、自衛隊の中でも対特殊生物戦闘専門の部隊として陸海空三軍と並ぶ第四の部隊。「特生」とは「対特殊生物」の略称。英文略記号は「JXSDF(Japan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」。
◇ Gガード : 『ゴジラアイランド』に登場する、怪獣たちと共存する孤島ゴジラアイランドの防衛組織。パンナトルテやタルトクープ、ジェットジャガーシリーズなどのメカを所有する。
◇ 地球防衛軍(Earth Defence Force) : 『ゴジラ FINAL WARS』に登場する、人類がお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威に立ち向かうために、地球の軍事力が一つになった。地球最大の規模を持つ対怪獣用防衛組織。主に新人類であるミュータントが防衛軍の中心となっており、メーサー殺獣光線車、轟天号、新・轟天号、ランブリング、火龍、エクレール、メーサー銃、ドッグファイター、EDF戦車などの対怪獣用の強力な兵器を有する。
◇ S.H.I.E.L.D. : アメコミ版ではアメリカ合衆国をぶらつき大西洋に消えるまで、S.H.I.E.L.D.は下位組織としてゴジラを捕獲するためのゴジラスカッドを結成した。このユニットはダムダム・デュガンによって率いられ、レッドローニンと呼ばれる巨大ロボやベヒーモスとして知られている小型ヘリキャリアを使用した。
◇ アメリカ軍 : ハリウッド版で登場。2作とも装備は公開当時のものをそのまま反映する。『シン・ゴジラ』では大使館防衛を名目にB-2ステルス戦略爆撃機を3機派遣するが全機撃墜されてしまう。その後、国連を動かして熱核兵器使用を計画した。
◇ 巨大不明生物災害対策本部/巨災対 : 『シン・ゴジラ』に登場。通称は巨災対。巨大不明生物(ゴジラ)の再上陸に備え設置された架空の災害対策本部。
◇ 巨大不明生物統合対策本部 : 『シン・ゴジラ』に登場。政府機能の立川広域防災基地移管後に設置された組織。内閣総理大臣臨時代理を本部長、特命担当大臣(巨大不明生物防災担当)に任命された矢口を副本部長とし、生き残った巨災対のメンバーを中心に構成されている。
◇在日アメリカ軍 : 『シン・ゴジラ』に登場。本国の核ミサイル使用に反対して自衛隊に協力した。
◇地球連合 :アニメゴジラ3部作に登場。人類がエクシフ・ビルサルドと共に発足させた組織。
● 破壊された地域、建物
『ゴジラ』(1954年)でゴジラに松坂屋と和光を無断で破壊・炎上させた際にクレームが付き、和光は以後2年間ほど東宝のロケ使用を一切許可しなかった。それ以降、実在する建物を破壊する際には所有者の許可を取るようになった。しかし、ゴジラに破壊された建物はその後、業績が好調になっていたりするため、「ぜひとも次のゴジラ映画でウチを破壊してほしい」というオファーが東宝に来たことがある。平成シリーズ以降は、映画公開前後に建設される新名所を襲撃するのが恒例となった。 四国地方にはシリーズを通じて一度も上陸していない。なお、以下のリストにはゴジラではなく敵の怪獣や別の怪獣が破壊したもの、および怪獣の攻撃を受けた航空機などが破壊した物が複数含まれている。
◎ 地域
○ 日本国内の地域
・ 北海道
・ 襟裳岬(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 能取岬(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 網走原野(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 札幌市(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 納沙布岬(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 根室市(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 青森県
・ 青森市(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 山形県
・ 山形市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 宮城県
・ 仙台市(『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 栃木県
・ 那須高原(『キングコング対ゴジラ』)
・ 茨城県
・ 東海村(『ゴジラ2000 ミレニアム』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 千葉県
・ 浦安市(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 松戸市(『キングコング対ゴジラ』)
・ 千葉市美浜区(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 館山市(『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ 東京都
・ 品川(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『シン・ゴジラ』)
・ 芝浦(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラvsモスラ』)
・ 新橋(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ2000 ミレニアム』、『シン・ゴジラ』)
・ 銀座(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ』〈1984年〉、『シン・ゴジラ』、『ゴジラ -1.0』)
・ 有楽町(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ』〈1984年〉)
・ 永田町(『ゴジラ』〈1954年〉、『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『シン・ゴジラ』)
・ 千代田区(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 文京区(『キングコング対ゴジラ』)
・ 港区(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『怪獣総進撃』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 小笠原村(『怪獣総進撃』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 晴海(『ゴジラ』〈1984年〉)
・ 新宿(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 伊豆大島(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsビオランテ』)
・ 三原山 (『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsビオランテ』)
・ 赤坂(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
・ 天王洲アイル(『ゴジラvsデストロイア』)
・ 有明(『ゴジラvsデストロイア』)
・ お台場(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 渋谷(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 道玄坂(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 虎ノ門(『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
・ 大田区(『シン・ゴジラ』)
・ 目黒区(『シン・ゴジラ』)
・ 神奈川県
・ 横浜市(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ 箱根(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『ゴジラvsビオランテ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』))
・ 芦ノ湖(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 大涌谷(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 横須賀市(『メカゴジラの逆襲』)
・ 真鶴町(『メカゴジラの逆襲』、『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 小田原市(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 丹沢(『ゴジラvsモスラ』)
・ 川崎市(『シン・ゴジラ』)
・ 鎌倉市(『シン・ゴジラ』)
・ 新潟県
・ 妙高山(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 山梨県(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 静岡県
・ 熱海市(『キングコング対ゴジラ』)
・ 富士宮市(『怪獣大戦争』)
・ 朝霧高原(『怪獣総進撃』)
・ 富士市(『ゴジラ対ヘドラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 御殿場市(『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 焼津市(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 清水市(現:静岡市清水区)(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 富士山およびその周辺(『キングコング対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『怪獣大戦争』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ対ヘドラ』、『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 石川県
・ 輪島海岸(『ゴジラvsモスラ』)
・ 福井県
・ 高浜町(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 愛知県
・ 名古屋市中区(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
・ 三重県
・ 鳥羽市(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 四日市市(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 鈴鹿市(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 鈴鹿山脈(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 京都府
・ 京都市下京区、東山区(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 大阪府
・ 大阪市北区、中央区(『ゴジラの逆襲』、『ゴジラvsビオランテ』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 中之島(『ゴジラの逆襲』、『ゴジラvsビオランテ』)
・ 梅田(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 兵庫県
・ 神戸市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 広島県
・ 広島市(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 福岡県
・ 福岡市博多区、中央区、早良区(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 大分県
・別府市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 熊本県
・ 阿蘇市(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
・ 熊本市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 鹿児島県
・ 鹿児島市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 池田湖(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 沖縄県(『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 万座毛(『ゴジラ対メカゴジラ』)
○ 日本国外の地域
・ 北極海(『キングコング対ゴジラ』『ゴジラvsキングギドラ』)
・ モスクワ(『怪獣総進撃』)
・ ロンドン(『怪獣総進撃』)
・ パリ(『怪獣総進撃』『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 南極(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ シドニー(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ ニューギニア(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ アメリカ合衆国
・ ニューヨーク(『怪獣総進撃』、『ゴジラ FINAL WARS』)
・ アリゾナ州(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 中華人民共和国
・ 北京(『怪獣総進撃』)
・ 香港(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラvsコング』)
・ 上海(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 架空の島
・ ファロ島(『キングコング対ゴジラ』)
・ インファント島(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
・ レッチ島(『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』)
・ ゾルゲル島(『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』)
・ ラゴス島(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ アドノア島(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ バース島(『ゴジラvsスペースゴジラ』、『ゴジラvsデストロイア』)
◎ 建物、場所
○ 日本国内の建物、場所
・ 北海道
・ 北海道電力本社(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 大通公園およびオーロラタウン(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ さっぽろテレビ塔(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 紀伊國屋書店旧札幌店(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 北海道拓殖銀行本店(現:北洋銀行大通支店)(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 根室市街地(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 納沙布岬灯台、根室本線沿線および根室駅周辺(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 青森県
・ 青森港周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 青森県観光物産館アスパム周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 山形県
・ 山形駅周辺(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 文翔館周辺(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 宮城県
・ 仙台駅周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 栃木県
・ 中禅寺湖周辺(『キングコング対ゴジラ』)
・ 茨城県
・ 久慈川河口付近(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 神宮橋(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 東海発電所(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 千葉県
・ 東京ディズニーランド (『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 幕張新都心
・ 千葉マリンスタジアム、幕張メッセ、幕張プリンスホテル(現:アパホテル&リゾート東京ベイ幕張)、ワールドビジネスガーデン、海浜幕張駅(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 東京都
・ 八ツ山橋およびその周辺(『ゴジラ』〈1954年〉、『シン・ゴジラ』)
・ 東海道線(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 品川駅およびその周辺(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラvsデストロイア』)
・ 松坂屋銀座店(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ ニッポンビール本社ビル(現:ライオン銀座7丁目ビル)(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 銀座和光(『ゴジラ』〈1954年〉、『シン・ゴジラ』、『ゴジラ -1.0』)
・ 銀座松屋(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 銀座駅(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 旧都庁(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 数寄屋橋(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 日本劇場(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ -1.0』)
・ 第一生命ビル(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 国会議事堂(『ゴジラ』〈1954年〉、『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『シン・ゴジラ』)
・ 平河町テレビ塔(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 勝鬨橋(『ゴジラ』〈1954年〉)
・ 講道館(『キングコング対ゴジラ』)
・ 荻窪線沿線(『キングコング対ゴジラ』)
・ 後楽園駅(『キングコング対ゴジラ』)
・ 東京タワー(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 東京モノレール(『怪獣総進撃』)
・ 霞が関ビルディング(『怪獣総進撃』、『シン・ゴジラ』)
・ 晴海埠頭(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsモスラ』)
・ 数寄屋橋交差点(『ゴジラ』〈1984年〉)
・ 有楽町マリオン(『ゴジラ』〈1984年〉)
・ 東海道新幹線(『ゴジラ』〈1984年〉『シン・ゴジラ』)
・ 有楽町、東海道新幹線などの高架橋(『ゴジラ』〈1984年〉)
・ 首都高速(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ2000 ミレニアム』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
・ 西新宿高層ビル群
・ 京王プラザホテル、センチュリーハイアット東京、新宿住友ビルディング(『ゴジラ』〈1984年〉)
・東京都庁舎(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』)
・ 新宿モノリスビル、京王プラザホテル南館(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 東京オペラシティ、NTT東日本本社ビル、新宿パークタワー(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 新宿中央公園(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ キャピトル東急ホテル(『ゴジラvsモスラ』)
・ 羽田空港(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsデストロイア』)
・ レインボーブリッジ(『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ ゆりかもめ(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 有明清掃工場 (『ゴジラvsデストロイア』)
・ シーフォートスクエア
・ JTBビル、センタービルディング、シティグループセンター、シーフォートタワー(『ゴジラvsデストロイア』)
・ 品川火力発電所(『ゴジラvsデストロイア』)
・ 東京国際展示場(『ゴジラvsデストロイア』)
・ 新宿駅(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
・ 渋谷センター街およびその周辺(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 渋谷マークシティ(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 渋谷109(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ ビックカメラ渋谷ハチ公口店(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ QFRONT(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ シンボルプロムナード公園(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ ホテル グランパシフィック LE DAIBA(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ お台場空中庭園ビル(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ アクアシティお台場(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ メディアージュ(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 渋谷国立科学技術研究所(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
・ 品川プリンスホテル(『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ グランドプリンスホテル新高輪(『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ エグゼクティブタワー(現:アネックスタワー)(『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ 京急本線(『シン・ゴジラ』)
・ 北品川駅(『シン・ゴジラ』)
・ 東京駅(『シン・ゴジラ』)
・ 山手線(『シン・ゴジラ』、『ゴジラ-1.0』)
・ 京浜東北線(『シン・ゴジラ』)
・ グラントウキョウ(『シン・ゴジラ』)
・ 都電本通線(『ゴジラ -1.0』)
・ 神奈川県
・ 横浜港、山下公園周辺(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
・ 横浜マリンタワー(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
・ 横浜駅(『ゴジラvsモスラ』)
・ そごう横浜店(『ゴジラvsモスラ』)
・ 横浜中華街(『ゴジラvsモスラ』)
・ 横浜ベイブリッジ(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ みなとみらい21
・ コスモクロック21、横浜美術館、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(『ゴジラvsモスラ』)
・ 横浜ランドマークタワー(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 箱根ロープウェイ(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 都橋商店街(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 横浜・八景島シーパラダイス(『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ 日産自動車追浜工場(『ゴジラ×メカゴジラ』)
・ 岩大橋(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 東京湾アクアライン(『シン・ゴジラ』)
・ 武蔵小杉駅周辺(『シン・ゴジラ』)
・ 丸子橋(『シン・ゴジラ』)
・ 長野県
・ 松本城(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
・ 静岡県
・ 熱海城(『キングコング対ゴジラ』)
・ 田子の浦港(『ゴジラ対ヘドラ』)
・ 焼津港(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ エスパルスドリームプラザ周辺(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
・ 東海コンビナート(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 福井県
・ 高浜原子力発電所付近(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 愛知県
・ 名古屋城(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
・ 名古屋テレビ塔およびその周辺(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
・ 浜風ホテル(架空)(『モスラ対ゴジラ』)
・ 久屋大通公園(『ゴジラvsモスラ』)
・ 納屋橋周辺(『ゴジラvsモスラ』)
・ 三重県
・ 四日市コンビナート(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 鈴鹿サーキット(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 京都府
・ 五重塔周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 京都タワーおよびその周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 三条大橋周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 清水寺周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 二年坂(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 鴨川周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 大阪府
・ 大阪港(『ゴジラの逆襲』)
・ 旧大阪市役所(『ゴジラの逆襲』)
・ 日本銀行旧大阪支店(『ゴジラの逆襲』)
・ 淀屋橋中央ビルディング(現:石原ビルディング)(『ゴジラの逆襲』)
・ 美津濃スポーツビル(『ゴジラの逆襲』)
・ 淀屋橋駅(『ゴジラの逆襲』)
・ 大阪城(『ゴジラの逆襲』、『ゴジラvsビオランテ』)
・ 大阪市中央公会堂周辺(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 阪神高速(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 大阪城京橋プロムナード(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 大阪ビジネスパーク
・ TWIN21、ホテルニューオータニ大阪、松下IMPビル、クリスタルタワー、OBPキャッスルタワー、パナソニック大阪京橋ビル(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 北大阪変電所(『ゴジラvsビオランテ』)
・ 毎日放送本社ビル周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ ちゃやまちアプローズ周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
・ 兵庫県
・ メリケンパーク(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 広島県
・ 原爆ドーム周辺(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 香川県
・ 瀬戸大橋(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 愛媛県
・ 伊方原子力発電所付近(『ゴジラvsデストロイア』)
・ 福岡県
・シーサイドももち
・ 福岡タワー、シーホークホテル(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 中洲(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ イムズ(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 西鉄福岡駅(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 大同生命福岡ビル(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ 九州銀行ビル(現:親和銀行ビル)(『ゴジラvsキングギドラ』)
・ アクロス福岡(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ ベスト電器福岡本店付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ マリゾン(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 大分県
・ 別府タワー付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 城島後楽園(現:城島高原パーク)(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 熊本県
・ 阿蘇山ロープウェー(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
・ 熊本交通センター付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 熊本城付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 鹿児島県
・ 鹿児島湾(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 天文館通付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
・ 山形屋(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
○ 日本国外の建物、場所
・ エトワール凱旋門(『怪獣総進撃』)
・ クレムリン宮殿(『怪獣総進撃』)
・ アメリカ合衆国
・ 国際連合本部ビル(『怪獣総進撃』)
・ 自由の女神像(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ 中華人民共和国
・ ビクトリア・ハーバー(『ゴジラvsデストロイア』)
・ 東方明珠電視塔(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ オーストラリア
・ シドニー・タワー(『ゴジラ FINAL WARS』)
・ シドニー・オペラハウス(『ゴジラ FINAL WARS』)
● 「ゴジラ」の愛称、ゴジラを語源とした名称を持つ人・もの
◎ 人物
・ 松井秀喜 - 読売ジャイアンツ・ニューヨーク・ヤンキースなどに所属していた元プロ野球選手。「ゴジラ」の愛称で呼ばれる。その縁で映画『ゴジラ×メカゴジラ』にゲスト出演した。
・ 嶋重宣 - 広島東洋カープ・埼玉西武ライオンズに所属していた元プロ野球選手。広島時代に背番号が松井秀喜と同じ55番だったため、「赤ゴジラ」の愛称で呼ばれる。
・ 岡田貴弘 - オリックス・バファローズ所属のプロ野球選手。背番号が上記2人と同じ55番であるということと、関西出身ということで「なにわのゴジラ」の愛称で呼ばれる。2010年度から登録名は「T-岡田」。
・ 佐伯貴弘 - 横浜ベイスターズ・中日ドラゴンズに所属していた元プロ野球選手。1992年に巨人に入団した松井秀喜に対抗して、プロ入り時に自ら「メカゴジラ」と名乗る。
・ 内川聖一 - 福岡ソフトバンクホークス所属のプロ野球選手。内川のトレードマークであるアゴとゴジラを掛け合わせた「アゴジラ」の愛称で呼ばれる。
・ 長谷川和彦 - 映画監督。「ゴジ」「ゴジさん」のニックネームで呼ばれている。愛称の由来については「酒を飲むとゴジラのように暴れるから」など諸説ある。子供たちにも自身を「ゴジ」と呼ばせている。
◎ 団体・製品
・ ピザーラ(PIZZA-LA) - 社名の由来は「ピザ」と「ゴジラ」を合わせたもの。
・ Mozilla - ゴジラをもじって命名されたウェブブラウザ(当初はNetscape Navigatorの開発コードネーム)。
・ Bugzilla - バグ管理システム。Mozilla同様、ゴジラにちなんで命名された。
・ 日産・スカイラインGT-R(主にR32 - R34型)および日産・GT-R - レースでの活躍などから諸外国で「ゴジラ」と呼称されることがある。
・ ゴジララーメン - 台湾のラーメン店「女巫貓葵」(斗六店)にてゴジラのファンでもある店主が提供している、ワニの前脚を具として用いたラーメン。
・ - ジャズ・ロック・バンド。ゴングの元メンバー、関係者によって結成され、1995年のデビュー・アルバム "Suffer" のジャケットはゴングを叩くゴジラの姿が描かれている。
◎ 生物
・ ゴジラサウルス - 実在した恐竜の一種。命名はゴジラにちなむ。シリーズ中でゴジラの起源と設定されて登場したゴジラザウルスとは無関係。
・ ホグジラ - アメリカで射殺された、巨大なイノブタ。名の由来は「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合わせたもの。
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・ ラニ - 日本の競走馬。2016年のアメリカクラシック三冠参戦時には、気性の荒さを現地メディアから「ゴジラ」に例えられ、帰国後もその愛称が定着した。
◎ その他
・ ゴジラ岩 - 日本の各地においてゴジラを連想させる奇岩がこう呼ばれている。
・ ゴジラ・メガムリオン - 沖ノ鳥島から南東約700kmの海底にあるドーム状の岩塊。世界最大とされるその大きさからゴジラの名を冠して命名され、論文でも使われている。
・ ゴジラの滑り台(神奈川県) - くりはま花の国冒険ランド内にある滑り台。観音崎 (神奈川県)にはゴジラの足跡も存在する。
・ スポーツゴジラ - 日本スポーツ学会が主体となって発行している季刊小冊子。
・ GODZILLA Room - フロリダ州マディソンブルー泉の中にある、ゴジラ人形がぶら下げられている水中洞。
・ UGC 2885 - ペルセウス座にある巨大な渦巻銀河。「ゴジラ銀河」の別名を持つ。
● パロディ作品
・ 宇宙怪獣ガメラ - ガメラの足下で「さらばドジラ」という当時休止中のゴジラを意識した映画の看板が横転するシーンがある。
・ ウルトラマンマックス - 第11話のテレビ放映版のみ、冒頭部で子供たちがゴジラとガメラのソフビ人形を戦わせるシーンがあった。
・ オースティン・パワーズ ゴールドメンバーズ - オースティンが運転する車が巨大な怪獣の人形を乗せて暴走するシーンで、ゴジラのテーマ風のBGMが流れ、さらにマシ・オカ演じる歩行者が「大人の事情でゴジラじゃないけど、ゴジラだと思って逃げなきゃ」と語るシーンがある。
・ ザ・シンプソンズ - シンプソン一家が日本にやってくるエピソードに登場。ラドン、モスラ、ガメラも登場する。
・ ピーウィーの大冒険 - 冒頭で主人公ピーウィーの部屋にゴジラのおもちゃが複数置かれている。また、クライマックスの追跡シーンで、ゴジラ対キングギドラの特撮現場にピーウィーと追手が乱入する。しかし、無許可でのキャラクター使用を東宝から訴えられ、配給のワーナー・ブラザースは支払いに応じた。なお、ティム・バートンの長編映画デビュー作でもある。
・ シムシティ - 災害としてゴジラ、またはマリオシリーズのクッパを模した怪獣が登場し、街を破壊する。
・ スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー - 劇中でロボットによる世界同時多発テロが発生するが、日本だけはゴジラらしきシルエットの大怪獣に守られたという新聞記事が登場する。
・ 大怪獣東京に現わる - 怪獣自体は登場しないが、東京にゴジラを思わせる「トカゲ型怪獣」が出現したという設定。
・ アルマゲドン - 冒頭、マンハッタンの露店でゴジラやスペースゴジラの人形が売られている。
・ バンビ、ゴジラに会う - ゴジラがバンビを踏み潰すアニメーション映画。『GODZILLA』公開後には、CGアニメによるパロディ作品『Son of Bambi meets Godzilla』が製作された。こちらにはハリウッド版ゴジラが登場する。
・ ブルー・オイスター・カルト - アメリカのハードロックバンド。1977年に「ゴジラ」という曲を制作している。間奏では避難を促す日本語の臨時ニュースが聞こえる。当時のコンサートではゴジラの頭部(目が光り、口から煙が出る)がこの曲の演奏の時に登場していた。元スキッド・ロウのセバスチャン・バックも来日時に日本のファンのために歌ったことがある。
・ マウス・ハント - 劇中登場する猫に「ゴジラ級に凶暴な猫」という意味で「CATZILLA(キャットジラ、日本語字幕では「ニャジラ」)」と名づけられている。
・ マーズ・アタック - 劇中に『ゴジラvsビオランテ』の映像を使用している。
・ みんなのいえ - 劇中にゴジラとメガギラスが登場する。
・ 福岡市ゴジラ - 坂本龍一がNHK-FM放送「サウンドストリート」のDJを担当していた頃、「デモ・テープ特集」という企画で投稿されたゴジラのメインテーマに「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラとメカゴジラ、モスラ・モスラ・モスラとメカモスラ」というような珍妙な歌詞を付けて歌った作品。同企画のコンピレーションアルバム「Demo Tape 1」に収録。
・ 桃太郎電鉄シリーズ - ゴジラのパロディである「ドジラ」および「ドジラース」が出現し、物件駅を破壊する。
・ GO GODZILLA GO - SUPER EUROBEATシリーズに収録されたIKAによる楽曲、歌詞もゴジラに関したものとなっている。
・ メカ生体ゾイドシリーズ - ゾイドゴジュラス、モルガ
・ その他にも、日本の多くのアニメ・漫画作品でゴジラをモチーフにしたキャラクターが登場している。
● 著作権訴訟
事の発端は、本多猪四郎監督の遺族がパチンコ『CRゴジラ〜破壊神降臨〜』CMでゴジラが登場していることに関し、2010年6月にニューギンに対して本多の著作権を侵害していると抗議文を送ったもので、ニューギンは著作権を東宝が管理しているとして東宝と遺族間で交渉するものの決裂し、東宝は2010年6月に遺族に対して著作権侵害の主張は無効と訴えた。それに対し、2011年10月13日に遺族がゴジラは本多の著作物であり、商品化を東宝が勝手に許諾するのは違法と主張したうえ、1億2700万円の損害賠償を求めてニューギン、東宝、タカラトミー、加賀電子の4社に対して東京地裁に提訴していたが、2013年6月に和解が成立した。和解内容については明らかにされていない。
「ゴジラ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年3月28日19時(日本時間)現在での最新版を取得
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