ランキング23位
獲得票なし
ランキング8位
獲得票なし
『喜劇 駅前茶釜』(きげき えきまえちゃがま)は、1963年7月13日に東宝系で公開された日本映画。カラー。東宝スコープ。東京映画作品。95分。
キャッチコピーは「狸が捲き起こす笑いの渦巻 茶釜をめぐる化かし合い大型喜劇」。
● 概要
『駅前シリーズ』第6作。本作は『文福茶釜』からヒントを得、駅前の「呑福寺」(のんふくじ)という寺に伝わる「呑福茶釜」という茶釜を巡っての内容となっている。その駅は劇中では「呑福寺前駅」となっていたが、これは恐らく「呑福寺」のモデルとなった「茂林寺」の近くにある茂林寺前駅(東武伊勢崎線)と思われる。
話の筋の一つに「狸」があるためか、徳之助(森繁久彌)の夢のシーンでは、中尾ミエが狸御殿で歌を披露する場面が有り、あたかも大映などで公開された『狸御殿』を思わせる。また三木のり平演じる狸が人間に化ける場面は、往年ののり平主演作『孫悟空』(監督:山本嘉次郎)を連想させる。
前作での王貞治に引き続き、本作ではプロレスラーのジャイアント馬場がゲスト出演したが、王のような本人役ではなく、町人の役である。
『喜劇 駅前団地』以来シリーズを5作監督した久松静児は、本作でシリーズを離れ、次作『喜劇 駅前女将』からは佐伯幸三が担当する。
なお、1963年に公開された『駅前シリーズ』は、本作のみである。
● スタッフ
・製作:佐藤一郎、金原文雄
・脚本:長瀬喜伴
・監督:久松静児
・撮影:黒田徳三
・録音:原島俊男
・整音:西尾昇
・照明:今泉千仭
・美術:小野千滋
・音楽:広瀬健次郎
・編集:広瀬千鶴
・助監督:松本あきら
・現像:東京現像所
・振付:水木歌澄
・踊り:水木くれない会
・製作担当者:大久保欣四郎
● 出演者
・森田徳之助:森繁久彌
・日孫和尚:伴淳三郎
・三室勘次:フランキー堺
・おけいさま:淡島千景
・お藤:淡路恵子
・芸者・染太郎:池内淳子
・寺の娘・さつき:若林映子
・床屋の娘・みどり:横山道代
・扇屋の女中・みつ:小桜京子
・「狸」:三木のり平
・石山五郎:有島一郎
・中山ミエ:中尾ミエ
・三林巡査:加東大介
・大原庄平:ジャイアント馬場
・花山久蔵:石田茂樹
・床屋の親父・宗助:渡辺篤
・「菊の間」の女将・金太郎:沢村貞子
・扇屋の女将・おたま:秋好光果
・小坊主日通:羽柴久
・ヘアピンの三五郎:山茶花究
・神主:左卜全
・青山太郎:立原博
・バスガール:古池みか
・芸者A:岩倉高子
・芸者B:村松恵子
・八百屋の幸ちゃん:加藤春哉
・狸屋の旦那:織田政雄
・勘次の助手:熊吉立岡
● 同時上映
『日本一の色男』
・脚本:笠原良三/監督:古澤憲吾/主演:植木等
・『日本一』シリーズの第1作。
「喜劇 駅前茶釜」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2025年2月2日17時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
邦画の無作為ピックアップ
Powered by