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土田 晃之(つちだ てるゆき、1972年〈昭和47年〉9月1日 -)は。大宮市立大砂土中学校(現・さいたま市立大砂土中学校)、埼玉工業大学深谷高等学校(現・正智深谷高等学校)、専門学校東京アナウンス学院お笑いタレント科(現・芸能バラエティ科)卒業。
● 略歴
◎ 学生時代
1979年、小学1年生の時まで東京都で育ち(練馬区立南町小学校に通学。別のクラスだが同学年にワッキーがいた。ワッキーも小学校1年生で転校)、野球をやっていた。
中学生時代、教育熱心な母親に反抗的だったが、土建業を営む父親には頭が上がらず、その父親から「家計が厳しいから私立高校へは通わせられない。公立高校に行け」と厳命された。
専門学校時代はフジテレビのエキストラのアルバイトをしており、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば』や『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた。体が大きくて目立つので重宝されたという。
◎ U-turn時代
1991年4月、東京アナウンス学院に在籍していた時代に対馬盛浩と出会い、「元不良と元生徒会長」のアンバランスさを売りにしたお笑いコンビ、U-turnを結成した。1992年2月、コンビ結成後の初舞台のライブが思いのほか好評だったこともあって、自信満々になり「ダウンタウン?2年で抜いてやるよ!」と豪語した。
『GAHAHA王国』(テレビ朝日)『タモリのボキャブラ天国』(フジテレビ)などのお笑い番組やライブに出演したが、1999年に『ボキャブラ天国』が終了して収入が激減した結果、2001年に対馬が廃業を決意し、コンビ解散となった。
◎ ピン芸人
ボキャブラ天国が打ち切りとなり、ピン芸人になって仕事が大幅に減少して困っていた時にプライドを捨て、まだ幼い子供と妻を養う為にそれまで否定的だったリポーターの仕事も請け負った。その後、大勢のタレントが集まって出演者同士の会話をメインにしたトーク番組がテレビ業界で増えたため、雛壇芸人としての仕事が急増した。
お笑い評論家のラリー遠田は土田の芸風を「コンビを解散してからコントをしていないし、社交的じゃないので自分の自虐ネタをそれほどやらない。その欠点をカバーするために竜兵会で上島竜兵とつるんでいて、上島の失敗談や妙な生態を収集してネタにしている。」「家電、ガンダム、アイドルなどマニアックなイメージがあるが、多くの本を読み漁ってたくさんの知識を蓄えるタイプではないし、その道に精通した真のマニアではない。けれど、誰でも知ってる最低限の知識を押さえていてそこを外さないから仕事がある。」「あくせく働きたくない、俺はそこそこでいい、というのをずっとキープしている。計算して自分のポジションをつかんできている。」と分析している。土田本人もこのことは自覚しており、自身の事を「サラリーマン芸人」と述べたこともある。
フリーライターの田幸和歌子は「薀蓄をきっちり暗記してくるタイプなことは間違いないけど、過去の記憶を脳みそから引っ張り出す作業は非常に苦手にしている」と分析している。
土田本人も「細かいところまでは良くわからないレベルの知識量なんですが、王道の部分は触れないようにして、ちょっと通っぽく見える話し方をしてるってだけなんです」「知識のどこを切り取って出すかによって印象って変わるんです」と話している。ただし、せっかく知識を仕入れても、事務所の力関係で仕事につながらないと、興味がなくなってしまうとのこと。
若い時はビッグマウスを振りまくだけ振りまき、30代で結果を出せばよいという考えをもっていた。巷の流行に踊らされ、一歩先を行ってますアピールをしている人はダサい、何にも振り回されない自分のスタイルを持っている人が一番カッコイイとしていた。
◎ 趣味・嗜好
趣味はサッカー、アイドルからアニメ(とくにガンダム関連)で、その関連の仕事を得ていることから、自らをおたく芸人と称している。ただし、2016年時点で、サッカーに対する言及はほとんどしなくなっている、「ファーストからZZ(ダブルゼータ)まではリアルタイムで見ていた」とも発言している。「同級生で『Z』、『ZZ』を見ていたのは0.1%くらい。中学生だから部活もあるし、アニメなんて見ない。ファーストは99%は見ていたんですけどね」との独自の分析を披露している。
2009年、雑誌『ガンダムエース』(KADOKAWA)で5年間連載していたコラムをまとめたサンライズ公認本『土田晃之のガンダムにもの申す』を出版した、実はレッズのレプリカユニフォームを集めているだけだったとのことで、2002年日韓W杯のころは、サッカー日本代表チームの話題や、ユニフォームをこよなく愛する芸人とアピールしていた。2010年ころの『J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう』のインタビューによれば、1990年代は横浜フリューゲルスの試合に毎試合のように通っていたとのことで、取材でJリーグで好きなチームを聞かれると「フリューゲルス
とジュビロ、ヴェルディ。でも、内心はレッズが好き」と述べた。だが、『週刊サッカーダイジェスト』(日本スポーツ企画出版社)2011年11月22日号では、それまでフリューゲルスとジュビロとヴェルディのファンだと称した過去を隠し「J創設時に埼玉のクラブがレッズしかなくて、それで応援するようになりました。僕が芸人として売れる前から付き合っていた彼女なんですよ、レッズは。やっぱり、苦労をともにしてきたレッズを裏切れないですよね」と述べた。ただし、2018年にヴィッセル神戸にイニエスタが加入した際には、同年5月27日放送の『日曜のへそ』で「サッカースペイン代表のイニエスタ先生が来るって。これすごいんですよ」と正確に発音した上で語っている。
豊富な知識とは裏腹に部活等でのサッカー経験はなく、プレーすること自体も得意でない。
2010年1月10日、静岡県袋井市のエコパスタジアムで催された名波浩の引退試合に素人の身ながら参加してプレイした。これは名波本人から「普段から大口を叩く批評をしているけど、四の五の言っていないでどれだけ難しいかやってみろよ。何万人の前でプレーを見せてほしい」と要請を受けたことによるもので。土田は素人が急に上達するわけないとプレイのことは放棄して体重を落すことだけに専念した、芸人仲間のフットサルの時には小洒落たパスや奇をてらったプレーをやりたくてボールのある方に下がってくるが、後輩からは「お願いですから前にいてください」と追い払われている としてゲスト出演しており、先述の発言とは裏腹にサッカー関連の仕事を引き受けている。
アニメ・漫画
漫画は『WORST』が一番のお気に入りで、前作の『クローズ』から外伝まで全巻そろえている。
自ら「おたく芸人」と呼んでいるので漫画やアニメに精通しているかの評判があるが、『ドラゴンボール』などが好きである。ちなみに役柄は「持っていたドラゴンボールをピッコロに奪われて殺される役」だったが。
家電
2009年にアイシェアリサーチが行った『最も影響力のある芸能人』の家電芸人部門の1位に選ばれた。家電に精通しているかの評判がある一方で、パソコンが使えない事を公言している。理想の父親に選ばれたこともあって、2009年に子ども虐待防止スポットCMに出演、子どもと仲良さそうにキャッチボールをする裏で虐げる父親を熱演した。
父親は北海道帯広市出身で建設業を営んでいた。ナメられてはいけないという考えの持ち主だという。2013年にはベスト・ファーザー イエローリボン賞を受賞。
2016年9月15日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日)内で、多数決により竜兵会は解散が決まった。土田は「SMAPに便乗しているわけではない。何も得るモノがなくなった。」と述べている。
2023年、上島竜兵の死去以後、定期的に上島の墓参りに訪れていることを上島の妻が明らかにしている。
吉本興業
「理想の父親だと思うお笑い芸人」で吉本興業の山口智充に敗れて2位になったことに関して、『東京海上日動 ROUTE38』(TOKYO FM)に出演した時に「僕は吉本の芸人じゃないから、毎日あくせく働かされて『給料が少ない』などとは愚痴らない」と述べた。
● 評価
◎ 肯定的評価
・ マイナビニュースが2012年に行った「雨上がり決死隊のトーク番組『アメトーーク』で欠かせない芸人ランキング」というアンケートでは、男女問わず「豆知識をいっぱい持っていて、どんな話題にも乗ってこれそうなイメージがある」「見ていて安心感がある」「中堅のわりに若手にプレッシャーを与えない雰囲気」といった声が寄せられた。
・ 萩本欽一は土田について当初こそは「暗くてなるべく近寄りたくなかった。人を見る時に下から見るから、目つきが悪い。芸能界に来る子じゃなかった」と感じていたが、「やり出したら凄いヤツだった。言葉が回るの。後々楽しみなヤツだなっていうのは思った」と述べている。
・ 池上彰は番組「池上彰の学べるニュース」の中で、土田の「他のひな壇芸人のずらしが下手なときの破壊力はすごい」と評価している。
◎ 否定的評価
・ 土田といえばいろいろな薀蓄を披露する芸風でおなじみだが、品川祐と同様に、インターネットでは「ウィキペディアで覚えてきてるだけ」「カタログを暗記してきてるだけ」「気持ち悪い」と指摘する声もあり。ただし、15秒CMでスキップが出来ない例はサントリーやユニリーバ・ジャパンなど他にもあり、ヒト・コミュニケーションズのように30秒にも関わらずスキップ出来ないCMが流された例もある。
・ 冷やかなコメントを売りにするが、時にはそれが裏方への容赦ない批判にもつながっており。
・ アサ芸プラスの佐伯シンジは土田の「仕事につながらないと、興味がなくなってしまう」という発言を「どこから聞いても、土田の言い分が独りよがりなことは間違いなし。ほとんどのサッカーファンは仕事とは無関係で応援しているからだ」と批判している。またこの日、3日目の開演が17時であったため、第1部のみ出演し、第2部については前島花音のメイン進行に託した。
● 出演
◎ テレビ
○ 現在
レギュラー出演
・ ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます(2014年1月11日 - 、TBS) - パネラー
・ にちようチャップリン → そろそろ にちようチャップリン → ぴったり にちようチャップリン(2017年4月9日 - 、テレビ東京) - 芸人見守り人
・ そこ曲がったら、櫻坂?(2020年10月19日 - 、テレビ東京) - MC
不定期出演
・ 日立 世界・ふしぎ発見(TBS)
・ ダウンタウンDX(読売テレビ)
・ アメトーーク(テレビ朝日)
・ 秘密のケンミンSHOW(読売テレビ)
○ 過去
・ くりぃむナントカ(テレビ朝日)
・ 未来観測 つながるテレビ@ヒューマン(NHK総合)
・ フューチャーガールズ(東海テレビ)
・ YOU・遊・気分 土曜だぴょん(長野放送)
・ カチンコ(テレビ朝日)
・ きになるオセロ(ABC)
・ 銭形金太郎(テレビ朝日)
・ リンカーン(TBS)
・ 朝までガンダム(メ〜テレ)
・ 激安バラエティー(TBS)
・ 中井正広のブラックバラエティ(日本テレビ)
・ 内村プロデュース(テレビ朝日)
・ 学べるニュースショー(テレビ朝日)
・ 爆笑問題の検索ちゃん(テレビ朝日)
・ カツケン 勝間経済研究所(BSジャパン)
・ オレたちクイズMAN(TBS)
・ SUPER SURPRISE(日本テレビ) - 隔週月曜レギュラー
・ さしこのくせに〜この番組はAKBとは全く関係ありません〜(TBS)
・ DON(日本テレビ) - 木曜レギュラー
・ ぼいすた(BS-TBS)
・ 今すぐ使える豆知識 クイズ雑学王・『雑学王』(テレビ朝日)
・ 週刊育児ニュース(テレビ大阪)
・ 業界トップニュース(テレビ朝日)
・ ダチョ・リブレ「ばっかス」(テレ朝チャンネル)
・ 爆笑学園ナセバナ〜ル(MBS)
・ 最高のクレーム(テレビ朝日)
・ 激論どっちマニア(テレビ朝日)
・ あっちマニア(テレビ朝日)
・ ストライクTV(テレビ朝日)
・ ヒルナンデス(日本テレビ) - 水曜レギュラー
・ アレはスゴイはず?(テレビ朝日)
・ そうだったのか池上彰の学べるニュース(テレビ朝日)
・ てんとうむChuの世界をムチューにさせます宣言(日本テレビ)
・ 恋愛総選挙(フジテレビ)
・ アレはスゴかった(テレビ朝日)
・ ※AKB調べ(フジテレビ)
・ そうだ旅(どっか)に行こう。(テレビ東京)
・ 僕らが考える夜(フジテレビ)) - サポートメンバーとして不定期出演
・ 直撃LIVE グッディ(2015年4月3日 - 2017年3月31日、フジテレビ) - 金曜レギュラー
・ こそこそチャップリン → じわじわチャップリン(2015年10月4日 - 2017年3月25日、テレビ東京) - 芸人見守り人
・ 『ぷっ』すま(テレビ朝日)
・ この指と〜まれ(フジテレビ) - MC
・ 欅って、書けない?(2015年10月5日 - 2020年10月12日、テレビ東京)
・ さんまのお笑い向上委員会(2015年4月18日 - 2021年1月16日、フジテレビ) - パネラー。
・ この差って何ですか?(2014年12月7日・2015年4月12日 - 2021年3月2日、TBS) - レギュラーパネラー
・ VS嵐(フジテレビ) - 不定期出演
・ バイキングMORE(2014年4月4日 - 2022年4月1日、フジテレビ) - 金曜レギュラー
・ 発見タカトシランド(北海道文化放送)
・ 2024年8月23日 - 当別町エリアでお宝店を発見 SP
◎ インターネット動画配信
過去
・ 竜兵会(GyaO)
・ 竜兵会の約束(BeeTV)
・ 笑喫茶☆つっちー(2015年11月26日 - 2016年1月21日、Amazonプライム・ビデオ)
◎ ラジオ
現在
・ 土田晃之 日曜のへそ(2014年4月6日 - 、ニッポン放送)
過去
・ 土田晃之のFOOTBALLER'S HIGH(ニッポン放送)
・ 土田晃之のオールナイトニッポンモバイル(ニッポン放送)
・ 土田晃之のツッチーとパストーク(2007年8月 - 2008年2月、アイデム) - 隔週webラジオ。
◎ CM
・ NECカシオ モバイルコミュニケーションズ「Nの瞬撮ケータイシリーズ(docomo・N-04B、N-05B、N-07B)」(2010年)
・ CJインターネットジャパン「SDガンダム カプセルファイターオンライン」(2010年)
・ フォルクスワーゲングループジャパン「ゴルフ・トゥーラン」(2011年)
・ SANKYO「フィーバー機動戦士ガンダム」(2013年)
・ ACジャパン子ども虐待防止スポットCM 父親役(2010年)
◎ ゲーム
・ SDガンダム カプセルファイターオンライン(基本オペレーター)
◎ テレビドラマ
・ 藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ シーズン2「3万3千平米」(2024年4月28日、NHK BS)
● 書籍
・ 土田晃之のガンダムにもの申す(2009年3月、角川グループパブリッシング)
・ 納得させる話力(2015年3月、双葉社)
◎ 雑誌連載
・ 月刊ガンダムエース(KADOKAWA)
・ 新車王(三栄書房) - ミニバンマニア。
◎ 新聞連載
・ 二男一女あり。(埼玉新聞・岩手日報ほか)
「土田晃之」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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