ランキング127位
獲得票なし
ランキング92位
獲得票なし
ガクテンソクは、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビ。2005年9月結成、THE MANZAI2011・2013・2014ファイナリスト、THE SECOND2024王者。旧コンビ名、学天即(がくてんそく)。2021年11月6日に現在のコンビ名へと改名した。
● メンバー
◇ よじょう(1981年〈昭和56年〉7月30日 -)(歳)
: ボケ担当。
:
・ 本名および旧芸名:四条 和也(よじょう かずや)。その他の旧芸名は後述。
:
・ 兵庫県宝塚市出身、関西大学社会学部卒業。東京都国分寺市在住。身長169cm、体重58kg。血液型O型。
:
・ 元々教師を志していたが、教育実習として当時荒れていた母校である宝塚市立安倉中学校へ行った際、1年生のヤンキーにカツアゲされ怖くなり嫌になった。中学社会と高校地理歴史の教員免許を所持している。
:
・ 約8年間、茶道(裏千家)の経験がある。
:
・ 酒に強い。米・小麦・よもぎアレルギー。
:
・ 奥田曰く「よじょうは『桂馬』。一歩進んで迷っているイメージ」。
:
・ 2014年12月22日、6年間交際していた一般女性と入籍。
:
・ 『よしもとラジオ高校〜らじこー』(FM大阪)のコーナー・「四条先生がんばる シーズン2」がキッカケで、眉サロン・歯のホワイトニング・日焼けサロンに通い始めた結果、3年以上なかった夜の営みに至るなど妻との関係が回復した。
:
・ 2016年7月26日放送『よしもとラジオ高校〜らじこー』にて、「四条先生と大喜利対決」のコーナーにゲスト出演した山田涼介(Hey Say JUMP)が罰ゲームとしてよじょうが着用していたTシャツの左胸に付いていたワッペンを剥がし、後日山田本人から番組へお詫びの手紙と共にポロシャツが贈られた。よじょうはこの対応に感激して「とびっ子」宣言した上にファンクラブへも入会、コンサートを観覧する。また、『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)で共演経験がある関ジャニ∞や、『あほやねんすきやねん』(NHK大阪放送局)で共演経験のあった重岡大毅の所属するジャニーズWEST(現WEST.)のファンクラブにも入会し、コンサートを観覧している。さらにKis-My-Ft2のコンサートも観覧、その他のジャニーズ所属グループにも興味を示している。2019年9月現在、前述以外に嵐とジャニーズJr.(現ジュニア)のファンクラブにも入会している。
:
・ SNSをあまり更新していなかったが、2019年1月1日より自身のInstagramにて「今日のひらがな」と題した投稿を始めた。しかしアカウントに認証済みバッジがつかなかったことや、いいねといった反応が薄かったため2020年1月1日にInstagramとTwitterのアカウントを削除、mixiのアカウントのみ登録している。その後、SILKHATで行われたスナックにてマネージャーからInstagramのアカウントを復活させるよう命じられ、約束通り2021年1月1日に再開させた。
:
・ 2021年9月、狩猟免許を取得。
:
◇ 奥田 修二(おくだ しゅうじ、1982年〈昭和57年〉3月3日 -)(歳)
: ツッコミ担当。
:
・ 兵庫県宝塚市出身、修成建設専門学校卒業。身長180cm、体重75kg。血液型B型。
:
・ 実家は造園業を営んでおり。
:
・ アイドルが好きで普段からアイドルを見ていた奥田は、女性の髪の変化を気付くようにしている。
:
・ 高校時代にモーニング娘。のファンになるなど、元々アイドル好きであるにも拘らず公表していなかった。その後『やかせてソーセージ』の企画でAKB48を取材して以降夢中になり、さらに『5upよしもとpresents Super 0crew Fes in Osaka』でのダンス対決がきっかけでももいろクローバーZにもハマり、当時からアイドル好きを公言するようになった。他にも私立恵比寿中学・TEAM SHACHI・たこやきレインボー・でんぱ組.inc・乃木坂46・BiSH・BiS・GANG PARADE・EMPiRE(現・ExWHYZ)・Negicco・大阪☆春夏秋冬・BILLIE IDLE®など数多くのアイドルのファンで、大多数とテレビ・ラジオでの共演が実現している。
:
・ AKB48のシングル「Green Flash」Type Nのカップリング収録曲、NMB48「パンキッシュ」のMVへ通行人として出演。仕事に向かう途中で偶然撮影現場を通りがかったところ、山本彩(当時NMB48)とすれ違ったシーンがカットされず出演が実現する形となった。
:
・ 専門学校卒業後は就職、造園業に携わっていた時期がある。しかしその仕事が好きすぎるあまり、1週間が4日ほどのペースで過ぎている感覚に陥って急に死ぬとさえ考えるようになり、2年ほどで辞めてしまう。以降はあえて自分には向いていない仕事に就こうと、ヒップホップ系のファッションを扱う洋服店などでのアルバイトを経験。また大学に進学した友人たちが就職活動に勤しむ中で、自分の将来を話していたことに触発され改めて人生について考えるようになり、M-1グランプリを見たのがきっかけで芸人を志すようになる。
:
・ 2017年3月6日には自身の35歳を祝う生誕祭として、『学天即奥田 35th Anniversary party G3〜Namba IDOL Summit』をなんばグランド花月で開催。アシスタントに夢眠ねむ(当時でんぱ組.inc)、ゲストにチームしゃちほこ、Negicco、BiSHを迎え、吉本新喜劇を織り交ぜたステージを繰り広げた。オファーを出した際、誰か1組でも出てくれたらラッキーかなと思っていたところ全組の出演が決まり、「自分の力ではなく、読売テレビ、MBSラジオ、FM OSAKAの各局で仕事をしたことがあるのが大きな理由だと思う」と各局への感謝の意を表している。
:
・2022年10月14日には、『GANG PARADE in なんばグランド花月』をなんばグランド花月で開催。荒廃した高校の再建を託された奥田扮する新任教師が新設したアイドル学科で特別講師の芸人たちを招いて、不良生徒役のGANG PARADEにさまざまな特別授業を行い、アイドルとして更生させていくストーリーが展開された。
:
・2024年1月14日には、『GANG PARADE vs ルミネtheよしもと』をルミネtheよしもとで開催。東京でのライブ会場でGANG PARADE、ZiDol、ジュースごくごく倶楽部がトリプルブッキングとなってしまい、3組によるライブ対決とお笑い対決で解散をかけた勝負が行われた。
:
・ 2018年12月から、約9年間止めていた喫煙を再開した。その理由について「時代が禁煙に向かってるから、今を楽しもうと思って」と話している。吸っている銘柄はアメリカンスピリット。
:
・ 2019年2月4日のルミネtheよしもと本公演3回目出番から、舞台用メガネをかけ始めた。そのメガネのブランドはBJ CLASSIC。『やりすぎ都市伝説』(テレビ東京)出演時には、メガネにストラップをつけている。
:
・ 2019年5月4日より、自身のInstagramにて「匂わせ朝ごはん」と題した投稿を始めた。自身が作った朝食などをランチョンマットの上に置き、写真を撮る際にもう1枚同じ柄をしているランチョンマットをギリギリ見切れる程度の場所に置き、あたかも彼女がいるように思わせる写真を投稿している。番組の共演者からは写真で匂わせられるようにとランチョンマットや箸などが贈られている。旅館の朝食を意識していて、翌日の朝ごはんのために前日から仕込んでいる。2020年3月5日放送『上泉雄一のええなぁ』(MBSラジオ)にて、上泉雄一(MBSアナウンサー)に「なんでそんなことをしてんの?」と聞かれ、「独身が長すぎてこじらせた結果こうなりました」と答えている。
:
・ 2019年7月22日に投稿したツイートが瞬く間に拡散され、次の日より各情報番組にて発言が取り上げられた。『スッキリ』(日本テレビ)にてツイートが取り上げられた際、他の芸人のツイートを紹介する際は顔写真が掲載されていたが奥田は顔写真でなく、前方後円墳のようなピクトグラム(厳密にはSNSの初期アイコン状の胸像のピクトグラム)で紹介されていた。
:
・ 自称「1人呑みの達人」。
:
・ Twitterでエゴサーチした時に「奥田さんおもしろい」など、自身を褒めてくれている書き込みを見つけると非常に嬉しいもののあえて喜ばない。その理由は、どんなに沢山の人が褒めてくれても天狗にならないよう自身を律するため。しかし、「あの番組で奥田さんの言ったあのツッコミが面白い」といった細かいとこを褒めてくれている書き込みには物凄くテンションが上がってしまう。
:
・ 2020年1月、人生で初めて手袋を買った。これまではあまり気にしていなかったが、バーゲンセールをやっていたのでこの機会に買ってみたという。
:
・ 小学6年以来、26年ぶりに歯医者へ行った。
● 略歴
コンビ名は、1928年の大礼記念京都博覧会で大阪毎日新聞が出品した東洋で初めてのロボットである「學天則」が由来。実物でなく、映画『帝都物語』に登場した學天則に奥田が影響を受けコンビ名につけようと考えたが、M-1グランプリのエントリー用紙に記入したコンビ名の字が汚すぎて「学天則」を「学天即」に間違えられた。
2人は中学からの同級生で在学当時は互いに目立たないキャラで顔見知り程度だったが、20歳の頃に地元のプール監視員のバイトとして偶然再会。2人ともモテたいあまり髪型を丸刈り(奥田はヴィジュアル系に憧れて髪の毛を緑に染め、よじょうは金髪にしたことがある)にしてヒゲを生やし、真っ黒に日焼けをした風貌となったにも拘らず女の子には奥手だったことから意気投合。その後奥田がM-1グランプリへの出場を目指し、よじょうとは別の友人にコンビを組もうと誘うが断られてしまう。やけ酒を飲んでいた時に慰めてくれたよじょうを奥田が誘い、よじょうも「ええけど、俺ボケしかでけへんで」と断りつつもコンビを結成。2005年のM-1グランプリにアマチュアながら準決勝進出を果たす。そして吉本興業のオーディションに合格、2007年12月より吉本へ所属する。一般からの所属でNSCでは大阪校27期及び東京校10期扱いとされる。
ワラbにリニューアルする4ヶ月前から連続してサライヴWARで1位、5upよしもと内のバトル形式のライブ「ファーストバトル」では3ヵ月連続1位を獲得、ABCお笑いグランプリでは第35・36回の2年連続で予選を1位で通過、さらにTHE MANZAIでは4年連続で認定漫才師50組に選出、2011・2013・2014では決勝進出を果たすなど頭角を表す。特に2014の本戦サーキットでは出場した京都ラウンド・大阪ラウンドでいずれも1位を獲得、サーキットランキングを1位で通過した。
第1回ytv漫才新人賞、第42回NHK上方漫才コンテストなど数多くの賞レースで準優勝が続いたものの、平成25年度NHK新人演芸大賞演芸部門でコンビ初となる大賞を受賞。
baseよしもと→5upよしもとに出演していたが、2014年2月に卒業。卒業後はなんばグランド花月を中心に出演。
2021年11月6日に行われた単独ライブ「シン・ガクテンソク劇場版〜さらば、全ての学天即〜」で、コンビ名を漢字表記の「学天即」からカタカナ表記の「ガクテンソク」への改名を発表した。M-1グランプリもラストイヤーを迎え、新たな気持ちで16年目をスタートしたいと考えタイミングを見て改名に踏み切ろうとしたが、コロナ禍で予定が延びて単独ライブ千秋楽公演のタイミングでの改名になった。改名にあたり、初めて姓名判断をしてみたところ漢字の「学天即」は「よく15年持ったなってレベル」の地獄だった一方、カタカナの「ガクテンソク」は大吉だった。なお、大阪吉本で一番偉い社員からは「カタカナに改名するくらいなら、もっと思いっきり変えてみたら?」と「クッキー&クリーム」「ミルクティー」が候補として提案されていた。
2023年2月14日放送「らじこー」及び放送後の各個人SNSで、2023年4月1日より吉本興業東京本部への移籍を発表した。
2024年5月18日、THE SECOND ~漫才トーナメント~2024に出場し、コンビ結成初のファイナリストとなる。グランプリファイナルでは1回戦で288点を獲得してラフ次元を、準決勝で283点を獲得して第1回大会ファイナリスト・金属バットをそれぞれ下し、決勝では294点を獲得しザ・パンチと51点もの差をつけて優勝。決勝で獲得した294点は大会史上最高得点である。
● 芸風
主に漫才で、正統派のしゃべくり漫才を得意とする。
・ コントを演じるのは稀だが、キングオブコントでは2010年・2011年と連続で準決勝進出、2021年にも準決勝進出となっている。
・ ネタは主に奥田が日常の出来事をヒントとして書いている。2019年現在は2人とイベントに付く作家2名の計4名でネタの方向性を決め、中身のボケを皆で考えてそれを奥田がまとめてから台本を作っている。
・ ショートネタでは「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」というネタを持つ。奥田がものまねでナレーション・みのもんた、よじょうが野球選手を担当する。
・ みの以外にも奥田のものまねのレパートリーとして山崎まさよし、松山千春、戸張捷、安倍晋三、村西とおる、天竜源一郎などがある。
● エピソード
・ 中学時代、奥田の身長が150cmに対して体重が67〜68kgもあった。よじょう曰く「奥田は今でこそシュッとしてるけど、当時はむっちゃくちゃ太ってた」「完全な丸。丸に手が生えたみたいな」、奥田曰く「体脂肪率がだいたい豚まんと一緒」だった。身長体重測定を行い、保健室の先生に肩を掴まれて「部活入りなさいよ」と忠言され剣道部に入った。その後は中学3年で一気に身長が伸び、卒業時には177cmになっていた。
・宮川大助・花子に贈呈してもらった衣装を着用することがある。なんばグランド花月のロビーで寝ている大助を奥田が見かけ、ソファにかけてあった大助のジャケットを何となく見ているとそこに花子が通りがかった。すると突然、花子が「なんやのあんた、大助くんのジャケット着たいみたいな顔して」と声をかけた。奥田は「面白い写真が撮れたらいいか」という気持ちで大助のジャケットを着てみると、身幅がぴったりだった。それを見た大助が「わしと同じサイズのやつ、何年ぶりや わしが着てた服、みなやるわ」と声を荒らげ、花子も「服、はよ貰いや。大助くんはいらん服すぐ燃やすから」と促してそのまま大助・花子は舞台出番に向かった。大助の服を貰うため舞台袖で待機していると、出番終わりの大助が奥田に「わしが着てた服をお前にあげるのもな。もう衣装作ったるわ」と話した。大助はたまたまその場にいたよじょうにも「お前のも作ったるわ」と言ってくれて、一緒に作成してもらった。
・ 一度、解散寸前の喧嘩へ発展したことがある。元々M-1グランプリに憧れてお笑いを始めたがなかなか決勝まで辿り着けず、2010年にM-1グランプリとbaseよしもとが無くなった。奥田はそれで完全にモチベーションが喪失し芸人を辞めるためとして解散を提案するも、よじょうと揉めて喧嘩になった。その後に話し合った結果、『今ここでお笑い辞めたら、俺らがお笑いやってたなんて誰も知らないまま終わる。俺らが辞めた時に“あいつらお笑い辞めたんやな”って思われるまでは続けよう』と解散を踏み止まった。その際にやれそうなことを書き出し、そこから出来ないものを全部消していくと『漫才』と『ネタ』だけが残った。この2つで一番を目指して無理なら辞めようと決心してからは喧嘩をしなくなり、翌年にTHE MANZAIにおいて決勝まで漕ぎ着けた。
・ 中学からの同級生で組んでいるが、奥田が常にうるさく面倒臭いと相方・よじょうも周囲の芸人仲間も感じているため、2016年12月29日放送『お騒がせニュース2016 よしもと芸人100人 しゃべっても大丈夫』(関西テレビ)の「お前ら仲悪いんちゃう? 解散しそうなコンビはどいつだランキング」にてギャロップに次ぐ2位にランクインした。実際はある程度仲は良く、奥田がよじょうを家に招くなど関係性は改善されている。
・ 2019年5月30日放送『上泉雄一のええなぁ』にて、コンビを組む前の"友達"の頃はどちらかの家に行き、恋愛バラエティ番組を見ながら2人で飲むことがよくあった旨を話した。コンビ結成当初も2人で飲みに行くことがあったもののお酒が入ると仕事のことでケンカをしてしまうので、徐々に2人だけで飲みに行く機会は減っていき、マネージャーが間に入って3人で飲むようになった。上泉アナが「久しぶりに学天即2人きりで飲んでるの見たいけどな〜」と言ってみると、よじょうから「行ってみましょうか?」と誘う。すると奥田は「ファストフードに飲みに行くか? ただ乾杯は恥ずかしいな...」と照れながら答えた。
・ 互いを「和くん」「修ちゃん」と呼び合っていた時期があった。よじょうの再改名後(四条→つくね→よじょう)も奥田は度々よじょうを「つくね」と呼んでいる。普段は互いを「お前」と呼んでいる。よじょうを「よじょうちゃん」と呼ぶこともある。
・2014年12月22日、よじょうが6年間付き合っていた一般女性と入籍するもなかなか公表せず活動していた。これに対して「調子に乗っている」と感じた奥田が2015年1月8日に「ファミマTheよしもと」が行われた大阪市内にあるファミリーマートで一般のお客さんが10数名いる前でよじょうの結婚を初公表する。奥田の目論見としては「一番こじんまりとした場所で言うたれ」であった。お客さんは状況を理解できていながら拍手はしてくれた。
・2020年12月20日、ラストイヤーだったM-1グランプリ2020を敗者復活戦4位という結果で終えた。18時に帰阪する予定だったが打ち合わせがあるという体でテレビ朝日に残されており、実は『テレビ千鳥』での生放送によるサプライズであった。大悟サンタこと大悟(千鳥)からは事前に調査していた2人の好きなメーカーであるTHE NORTH FACEのダウンジャケット(奥田には黒、よじょうには赤)を、さらには新大阪駅行きのグリーン車チケットもプレゼントされた。最後に大悟から「ペニ根太先細赤」と書かれた色紙を渡され、よじょうが「これ多分、俺やんな?」と自宅にこの色紙を持ち帰っている。
・2020年12月23日深夜に行われた奥田のインスタライブにて、2016年頃にコンビ間で今後の話をしていた際に奥田がよじょうに「もう無理や。俺はもう枯れた。よじょうちゃんごめん、巻き込んで。あなたの人生を俺の思いつきに巻き込んでごめん」とこぼして謝罪していたと話した。奥田が挫折した理由として「漫才が多様化していったから」と話している。また、翌年はネタ作りを一時期よじょうに任せていたこともあった。しかし2020年3月頃からコロナ禍に陥り、舞台にも立てなくなり収入が大幅減少した際には他の芸人が有料配信等で稼いでいるのを見た奥田は「仕事が無くなったとか給料が無くなったとかじゃない。元々は自分達でお金を払い、舞台を借りて、人を集めて漫才をやっていた。だから"無くなった"がおかしい。元に戻ったんだ。これまで仕事があったことが奇跡なんだ」と思い、芸事での収入が全く無かった1年目の頃を思い出しながら原点回帰してネタ作りを始めたところ、楽しいと感じ始めたと語っている。
・ラストイヤーとして臨んだM-1グランプリ2020は、M-1用に作成したネタ1本のみで挑んでいた。2019年大会にて3回戦進出で終わった際、奥田には「もう1本ネタを作っていたが、それは準々決勝で出そうと決めていた。3回戦で準々決勝用のネタを出していれば…」という後悔があった。その後悔をラストイヤー以降に残さないため、よじょうに許可を取った上でネタを1本のみ作成して準決勝進出となるも決勝までは行けなかった。なお敗者復活戦では異なるネタを披露したが、準決勝まで演じていたネタを敗者復活戦で出すという選択肢はなかったと話した。これに関して2020年12月23日深夜のインスタライブにて、奥田は「"準決勝までずっとしてたネタを敗者復活でしていればストレートで決勝まで行けたかもしれない"って声もあったけど、どっちにしたって12月20日で(学天即のM-1人生が)終わることが決まっていた。だから選択肢なんて残したくなかった。どんな形であれ、僕らがお笑いを始めるきっかけになったM-1っていうものが終わることが確定していたんで、そこに至るまでの道筋は自分達で決めたかった」と話している。
・2022年1月、新型コロナウイルス感染による芸人のライブ・テレビ休演が次々と起こり、その度にガクテンソクが休演になった芸人の代打で出演する事が多くなった。なんばグランド花月やよしもと漫才劇場を始めとする関西各地の劇場に代演で出演した他、同年1月25日放送『2時45分からはスローでイージーなルーティーンで』(関西テレビ)では火曜メインMCの山名文和(アキナ)が新型コロナウイルスに罹患したため、ガクテンソクがピンチヒッターとしてMCを務めた。これらを受けて奥田が「代打といえばガクテンソク」というハッシュタグを作りTwitterにてツイートしたところ、なんばグランド花月スタッフの目に留まり「代打の神様」となんばグランド花月夜公演の出演者紹介欄に書かれていた。
◎ よじょうの芸名について
よじょうは出演した番組で後述のように様々な芸名に改名をさせられている。
・『よしもとラジオ高校〜らじこー』内コーナー・「四条先生と大喜利対決」の罰ゲームにより、番組内限定で「三浦」(みうら、2016年5月24日 - 10月25日)、「津久武」(つくぶ、2016年11月1日 - 12月6日)、「さくま」(2016年12月13日 - 2017年1月10日)、「にじやき」(2017年1月17日 - 6月27日)を経て、2017年7月4日放送分から名乗っていた「つくね」に、2018年から正式な芸名として改名。芸名をつくねに改名した理由は銀シャリ・ライス・笑い飯・和牛・とろサーモンなど、賞レースで結果を残した芸人に食べ物の名前が多いことから。だが改名後も本名で呼ばれたり、「つくし」「つみれ」「おいも」などに間違われたりと大して浸透しなかった。自身も「つくね」という芸名に親しみを持てず恥ずかしくなってきたこと、また本名の四条を「しじょう」と読み間違われることが多かったため同年10月1日から、平仮名表記の「よじょう」に再度改名する運びとなった。同時に「つくねに恥をかかせたということで、つくねに改名した9ヶ月間と同じ期間、つくねにはつくねを食べさせません」と相方・奥田が宣言し、「あれだけの人気メニューに傷をつけてしまったので、食べません」と渋々受諾した。番組内ではその後、2020年7月28日放送分の「よじょうと大喜利対決」の罰ゲームにより、「歯石」に改名。さらに2020年8月25日放送分の「歯石と大喜利対決」の罰ゲームにより「キャッサバ」、2021年5月11日放送分の「キャッサバと大喜利対決」の罰ゲームにより「くるみ」へ改名。その後「よじょう」に戻ったが、番組を卒業するまで毎回異なる名前をオープニングで名乗っていた。「よじょう」に再改名してからも奥田は「つくね」と呼んでいたり、吉本の公式プロフィールでも「よじょう」への再改名のニュースのリンクが貼られているにも拘らず、2019年になってからも「つくね」が掲載されたままになっていたが、2019年3月時点で「よじょう」に変更されている。
・ だが、再改名後に出演した2018年11月9日放送分の『こんちわコンちゃんお昼ですょ』(MBSラジオ)において、近藤光史から平仮名表記の本名に戻した芸名の再改名が全然面白くないと言われた上、近藤が複数考案した候補の中から「ぼうえんきょう」と命名されたため当日の放送は「ぼうえんきょう」として出演、直後に録音された番組ジングルも「ぼうえんきょう」名義で使用された。また、『学天即のジャージですよ』(FM宝塚)でも、2019年5月22日放送分からは「ぼうえんきょう」名義で出演していたが、2019年7月31日放送分の「ザビエルぼうえんきょうの教会」のコーナーに寄せられたリスナーからの悩みに対してよじょうが五千円札を用いる回答を出し「ぼうえんきょう」からの昇格が許され、五千円札の肖像画の樋口一葉にちなんで「一葉(いちよう)」、2020年6月17日放送分から2021年3月31日放送分まで「二葉(ふたば)」に改名。そして「三葉」を経てから「よじょう」に戻る予定だったが新年度からのアシスタント交代と番組リニューアルに伴い、2021年4月7日放送分から「よじょう」名義に戻っている。
◎ 「らじこー」内のエピソードについて
FM大阪にて2014年4月1日から始まり、毎週月曜日〜木曜日の21時から21時54分に放送されているラジオ番組。学天即は「らじこー」放送が始まって以来、毎週火曜日担任(番組内では先生と呼ばれる)、芸人をサポートするアシスタントとしてみぃが副担任を務めた。2023年3月28日放送をもって、担任を卒業。
・奥田は仕事などで番組を欠席した時や担当曜日以外の放送も欠かさずチェックしており、放送中Twitterに投稿をしたり番組に直接電話したりスタジオへ登場することもある。また番組終了後にスタッフと定期的に食事会を行うなど、常に番組への愛を示していることからみぃやスタッフからは「殿」と呼ばれている。
・ 前述のとおりコーナー「四条先生がんばる シーズン2」がキッカケとなり、よじょうが眉サロン・歯のホワイトニング・日焼けサロンに通い始めた結果、3年以上なかった夜の営みに至るなど妻との関係が回復した」「寝バックプレゼン」「ジャニーズクイズ」「スタジオの周りを1周」「奥田からのもみ10」「Uberよじょう」「ギャグを作る」「リスナーにプレゼント(Google Home)」。
・ リスナーが奥田にさせたいことを奥田が実行する「奥田にさせたい10のこと」(2020年1月21日 - 6月16日)でおこなったのは、「ハイテンションでリスナーの誕生日を祝う」「芸人のゴシップを言う」「奥田あるあるを言う」「みぃとFM OH局内を走る」「ミニロトを買う」「桐生一馬お悩み相談」「リスナーに私物プレゼント(奥田・バッグ4点(各1名・計4名にプレゼント)、よじょう・G-SHOCK)」「『うちで踊ろう』のコラボレーション動画を投稿」「6月1日から一週間アメブロを毎日更新する」「よじょうとみぃの似顔絵を描く」。
● 出囃子
・ 東京パノラママンボボーイズ「キーハンター(非情のライセンス)」
・ 結成当初には、オフスプリング「PRETTY FLY(FOR A WHITE GUY)」を使用していた。
・ その後、2016年までは ゴーカートモンキー「ああ人生に涙あり」が使用されていたが、曲冒頭の「オーマイガー」が流れると変な空気になってしまうことが多かったため、2017年から[ALEXANDROS「starrrrrrr」に変更した。
・ しかし、2017年7月14日開催の「月極 学天 新ネタLIVE」のオープニングトークで、出囃子を変更するかどうか迷っているとして「starrrrrrr」の他に、野際陽子「非情のライセンス」と東京パノラママンボボーイズ「キーハンター(非情のライセンス)」を出囃子に使用。終演後、奥田のTwitterでもアンケートを行い、「starrrrrrr」が得票数を多く集めたが、同年8月18日開催の「学天即 夏の大祭り2017『漫才万博』」で出囃子の1曲に「キーハンター(非情のライセンス)」を使用し、9月下旬頃から劇場本公演や営業などでも出囃子が変更された。
● 賞レースでの戦績
◎ Ⅿー1グランプリ
2005年
準決勝進出
なんばグランド花月
2005/12/11
アマチュアとして出場
2006年
3回戦進出
ABCホール
2006/11/18
2007年
3回戦進出
2007/11/17
2008年
3回戦進出
ヴィアーレホール
2008/11/29
2009年
3回戦進出
京橋花月
2009/11/28
2010年
3回戦進出
2010/11/21
2015年
準決勝進出
EX THEATER ROPPONGI
2015/11/19
予選24位、敗者復活戦6位
2016年
準決勝進出
なんばグランド花月
2016/11/07
予選14位、敗者復活戦9位
2017年
準々決勝進出
メルパルクホール大阪
2017/11/02
2018年
準々決勝進出
なんばグランド花月
2018/11/05
2019年
3回戦進出
よしもと漫才劇場
2019/10/30
2020年
準決勝進出
NEW PIER HALL
2020/12/02
ラストイヤー、敗者復活戦4位
◎ キングオブコント
2008年
2回戦進出
ヨシモト∞ホール大阪
2008/08/24
2009年
2009/08/10
2010年
準決勝進出
赤坂BRITZ
2010/08/29
2011年
2011/08/26
2012年
2回戦進出
テイジンホール
2012/08/21
2013年
2013/08/11
2014年
5upよしもと
2014/08/20
2015年
大丸心斎橋劇場
2015/08/13
2018年
2018/08/10
2021年
準決勝進出
日経ホール
2021/09/02・03
2022年
準々決勝進出
よしもと漫才劇場
2022/08/18
2023年
2回戦出場
タワーホール船堀 小ホール
2023/08/03
◎ その他
● 出演番組
◎ テレビ
◎ ラジオ
◎ ネット配信番組
・ネオジャポ道場(NEO JAPONISM公式YouTube Channel、2022年4月8日 -) - 隔週金曜日配信、MC
・ガクテンソクの趣〜おもむき〜ラジオ(stand.fm、2023年5月29日 -) - 毎週月曜日配信
・放課後ガルアワ部〜目指せ芸能界への道〜(SHOWROOM、2023年6月30日 - 2024年6月7日) - 奥田のみ、MC
◎ CM
・スカパー 「基本パック半額キャンペーン篇」「1chから始められます篇」(2014年1月12日 - 1月28日) - 声のみ
◎ MV
・ NMB48「パンキッシュ」(2015年3月4日) - 奥田のみ
・ 渡辺麻友「守ってあげたくなる」(2017年12月23日)
● DVD・書籍
◎ DVD
◎ 書籍
・ 『baseよしもと公式ファンBOOK超b級』(2010年3月26日、講談社、ISBN 978-4-06-348606-3)
・ 『5upよしもとぴあ』(2013年2月26日、ぴあ、ISBN 978-4-83-561999-6)
● 単独ライブ
「ガクテンソク」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年9月20日22時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
タレントの無作為ピックアップ
Powered by