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みなみかわ(1982年〈昭和57年〉9月28日 -)は、日本の男性お笑いタレント、総合格闘家、YouTuber。松竹芸能所属。本名は南川 聡史(みなみかわ さとし)。お笑いコンビ「ピーマンズスタンダード」の元メンバー。
● 経歴
小学校3、4年生の時に『ダウンタウンのごっつええ感じ』にどっぷりハマり、中学に入ってからは姉の影響で『すんげーBest10』にハマる。浪速高校に入ってからは、男子校のアメフト部というゴリゴリの体育会系の環境に身を置いていたため、お笑い番組を見ることがなくなる。大学ではアメフトを辞め、警察官を目指し関西大学の法学部二部に入学する。大学生活では同級生との交流はなく、暗い気持ちになっていたところに『M-1グランプリ』が始まり、「やっぱりお笑いっていいな」と再認識し、作家志望で松竹芸能タレントスクール大阪校に入る。
しかし、松竹芸能の養成所では作家は募集しておらず、ピン芸人としてスタートする。元々芸人になるつもりもなかったため、一回ライブに出るのを辞めてしまうも、その時ちょうどコンビを解散した吉田寛に誘われ芸人になるのを決意という変名で韓国のバックダンサー「ぺ」に扮したネタだった。このネタがライブでもウケ、R-1ぐらんぷり2008で準決勝に進出。そこから『あらびき団』に拾われピンで1度目のプチブレイク。『エンタの神様』にも定期出演するようになった。
2009年に松竹の大阪の劇場がなくなり、大阪の仕事がゼロになり上京。ピン芸人としての活動も、2、3年やって芽が出なければ辞めようと思っていたため「あ、もう辞めるつもりなんやから何でもありか」と吹っ切れる。
2024年5月末で、松竹を退所することが発表された。
● 人物
・ 「松竹を破壊する」と公言する松竹のフィクサー、革命家、腐りテロリスト。表情の読み取りづらい細い目、常人では表現できない目など描写される冷めた目力が特徴的。
・ 大阪府堺市出身。身長181cm、体重74kg。
・ ネタ作りや企画力の才能があるが、敵を作りやすい。
◎ エピソード
・ ピン芸人小森園ひろしは高校の同級生で、同じアメフト部だった。
・ お笑いコンビ「さらば青春の光」の名付け親。森田哲矢から「コンビ名を付けて」と頼まれ、その週に観た映画のタイトルから『さらば青春の光』と『復讐するは我にあり』の候補を出し、消去法で『さらば青春の光』に決まった。なお、選ばれなかった『復讐するは我にあり』は現在スーパー3助(にゃんこスター)とのユニット名に使用されている。
・ 木下隆行(TKO)のペットボトル騒動(TKO (お笑いコンビ)メンバーも参照)の黒幕と言われている。発端となった濱口優(よゐこ)の結婚パーティでは会計係をしており、篠宮暁(当時オジンオズボーン)にその顛末をライブで話してくださいとけしかけたのも、すべてみなみかわだった。大騒動になってからもかばうことなくじっと戦況を見ていたことから、「松竹のフィクサー」の異名がつく。
・ フィンランドのスポーツ・モルックのプレイヤー。森田哲矢(さらば青春の光)・カナイ(当時タイーク・金井貴史)と共にチーム「キングオブモルック」を結成。日本代表に選ばれた。2019年8月17・18日に行われた世界大会では、世界14か国から175チーム(約1,000人)が集まる中、チーム戦では1次予選を通過。2次予選は地元フランスの2チームと最強国のフィンランドが同じグループとなる過酷な状況にもかかわらず2位タイまでもつれ込む健闘を見せたが、「モルックアウト対決」(プレーオフ)で敗れ敗退した。個人戦にはみなみかわと森田が出場、それぞれ準々決勝で敗退し、日本最高位となるベスト27入り(280人中)を果たした。2022年11月にはカナイとともに日本モルック協会オフィシャル・モルックアンバサダーに就任している。
・ 総合格闘家としての活動も行っており、DDTプロレスリング主催のプロレスイベント『まっする』において総合格闘家の青木真也と3連戦したほか、『BREAKING DOWN』ではシバターと対戦した。
・ 『M-1グランプリ』ではヒコロヒーとのユニット「ヒコロヒーとみなみかわ」として出場し、2019年には3回戦、2020年・2021年には準々決勝に進出した。
◎ みなみかわの嫁
名前は雅代。浪費家。モデルの梨花に憧れ、ハワイアンな生活を目指し、世田谷区や目黒区でドッグカフェを開く事が夢である。
10年以上前(2022年から)にテレビで観たみなみかわに一目惚れし、mixiでDM (ダイレクトメッセージ)を送った事で二人は出会う、DMでのみなみかわの出演依頼の交渉を始める。東野幸治に「松竹芸能が何もしてくれないから、東野さんのYouTubeに出してください」とDMを送ったところ、それが「イタい」と面白がられ、実際にYouTubeに出演。その他にも千原ジュニア(千原兄弟)、佐久間宣行などにDMを送り仕事に繋げている。嫁の“闇営業”をキッカケに次第にさまざまなテレビ番組に呼ばれ、『お笑いアカデミー賞2022』(TBSテレビ系)「最優秀一部で話題賞」にノミネートされる。夫婦で街ブラや不動産をめぐるロケのオファーがあるが、あくまでみなみかわを世に出したいという理由で断っている。
DMでの闇営業に専念するため2022年に正社員だったジュエリーの販売店員を退職する。
・ 後輩の西野(恋愛小説家、現:シンプル)にネタを堂々とパクられる。更に、小森園ひろし、中野(日本パブリック連合、現:日本エレキテル連合)にもネタを丸パクリされてしまった。
◎ システマ
・ ロシアの格闘技「システマ」の呼吸法を使い総合格闘技、ブラジリアン柔術経験者の当時の相方・吉田からどんなにパンチ、キックをされても痛くないという芸。
・ システマ関係者からは「お前、やりすぎだぞ」と忠告されており、「痛くない」のはあくまでみなみかわ個人の見解である、松竹芸能主催の学生芸人賞レースの賞金を少ないというなど。「(松竹を)一回潰した方がいい」と「松竹破壊計画」を語ったこともある。
・ この芸を行っているせいで、松竹の社員からも目をつけられており、事務所の幹部から「そんなことをやったら松竹の社員がおまえに熱持たなくなるぞ」と3畳程度の部屋で迫られたこともある。なお、みなみかわがイチかバチか「もともと、熱あります?」と聞くとその幹部は黙った。
● 賞レースでの成績
◎ M-1グランプリ
2019年(第15回)
3回戦進出
2020年(第16回)
準々決勝進出
4946
[東京 雷5656会館ときわホール
10月19日
◎ その他
・ R-1ぐらんぷり2008 準決勝進出
・ R-1ぐらんぷり2024 準々決勝進出
● 戦績
◎ アマチュア総合格闘技
● 出演
◎ テレビ
◇ バラエティー
・ 千鳥の鬼レンチャン(2023年1月29日、フジテレビ)
◎ テレビドラマ
・ 八月は夜のバッティングセンターで。 八回(テレビ東京、2021年9月2日〈1日深夜〉) - 本人 役
・ 渋谷先生がだいたい教えてくれる(TOKYO MX、2022年4月5日 - 6月7日) - 藤沢圭太 役
・ シネコンへ行こう 最終話(BS松竹東急、2022年9月26日)
・ 信長未満-転生光秀が倒せない- 第3話(テレビ神奈川、2022年11月8日) - 本人 役
・ 警視庁追跡捜査係-交錯-(テレビ東京、2023年8月7日) - 黒沢保男 役
◎ ラジオ
◎ ウェブテレビ
・ インシデンツ(DMM TV)
・ シーズン1(2022年12月23日)- キートン・ババ役
・ シーズン2(2024年1月19日 - (予定))- 富岡以蔵役
・ 大脱出(2023年2月22日、DMM TV)
・ 東京スキャンダルクラブ(2024年3月20日、FANZA TV)- MC
「みなみかわ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年5月3日19時(日本時間)現在での最新版を取得
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