ランキング46位
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ランキング22位
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笑い飯(わらいめし)は、吉本興業に所属する哲夫と西田幸治からなる日本のお笑いコンビ。2人とも奈良県出身。M-1グランプリ2010王者、THE MANZAI 2012ファイナリスト。
● メンバー
◇ 哲夫(てつお、1974年12月25日 -)(歳)
: ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。
: 奈良県桜井市出身。
: 本名、中西 哲夫(なかにし てつお)。
:
◇ 西田 幸治(にしだ こうじ、1974年5月28日 -)(歳)
: 立ち位置は向かって左。
: 奈良県奈良市出身。
: 一時期では、「西田」である。
● 芸風
ボケとツッコミが入れ替わる「Wボケ」漫才で脚光を浴びた。石田明(NON STYLE)はこのスタイルについて「横山やすし・西川きよしが昔からやっていた」としながらも、「あそこまで徹底して、しかもあれだけ完成度の高いネタに到達したコンビはいなかった」と評した。石田は「発想とセンスの塊みたいに思われてますけど、実はベタ」「ベタをベタじゃなく見せる天才」ともコメントしている。
● 略歴
2000年7月に結成し、2001年より吉本興業(大阪本社、2002年より同本部)所属。所属への経緯について、インディーズでの活動中に第1回M-1グランプリの予選へ出場したことから吉本の目に留まり所属したとの情報があったが、実際はオーディションで入社している。
● エピソード
・ 麒麟・千鳥とは当時のBaseよしもとを牽引していた仲間であり、ライバルでもあった。田村裕(麒麟)曰く「この(3組)中から誰か(M-1)獲ろうぜみたいな気持ちがあった」。
・ 2人も毎年決勝に進んでは優勝を逃し続けることにうんざりしていたようで、哲夫は2007年放送の『アメトーーク』にて「金のエンゼル・銀のエンゼルみたいに、5回決勝行ったら1回優勝になればいいのにと思っていた」と語っている。
・ 出場回数が多くなるにつれ年々笑い飯の優勝を願う芸能人は増えていき、津田篤宏(ダイアン)は2010年放送の『千鳥のほっけいTV』にて笑い飯に優勝してほしい旨をコメントしている。また、指原莉乃が『HKT48のおでかけ』で2003年のM-1の時に笑い飯を応援していたことを後藤に話していた。一方で明石家さんまは、『さんまのお笑い向上委員会』にて「優勝しない方が箔がついた」とコメントした。
・ 2010年度までのシード組のエントリーNo.は、原則としてノーシード組よりも後ろに配置されたうえで五十音順に並んでいた。その中で毎回のように五十音順で最後になる笑い飯は、総エントリー数と同じ番号になるのが恒例であった。
◎ 優勝までの長い道のり
◎ M-1優勝後
・ 結成11年目にして悲願の優勝を成し遂げたものの、準優勝であったスリムクラブの方が活躍の幅を広げることになった。『お笑いワイドショー マルコポロリ』では笑い飯がリポーターとしてスリムクラブの仕事場を同行するロケが行われた。『しゃべくり007』にてこれを話し、同番組のレギュラーでボケ担当にあたる堀内健(ネプチューン)がこの件について「おかしい」と真摯な態度で指摘した。
・ M-1に代わるプロジェクトとしてスタートした『THE MANZAI』には2012年大会に出場、決勝進出を果たした。2010年のM-1で優勝した自分たちよりも準優勝したスリムクラブがブレイクしたことを踏まえ、「2位を狙っている」と自虐していたが結果的にはファーストラウンド敗退に終わった。M-1グランプリでは5位以内をキープし続け、下位の順位は経験したことがなかったが採点方式ではないTHE MANZAIと相性が悪いためか、2013年の『史上空前 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ』では松本が「(2012年の)THE MANZAIはスベっていた」と西田をイジっていた。
・ 2015年に復活したM-1では決勝の審査員を歴代王者が務め、笑い飯からは哲夫が出演した。最終決戦終了後には、前大会チャンピオンとして優勝したトレンディエンジェルに優勝トロフィーを授与した。
・ THE MANZAI マスターズには毎年出演しており、MCのビートたけしからネタ終わりに「やり取りがバカバカしいところが面白い」「それを2人が楽しんでいる姿にも笑ってしまう」「笑い飯2人じゃないとできない」と賞賛された。
・ 優勝から10年以上経っても笑い飯が不在の番組内で笑い飯によるM-1の話題が上げられることもあり、2020年放送の『アメトーーク』で徳井健太(平成ノブシコブシ)が2009年の鳥人ネタを話したり、2021年放送の『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』において、若林正恭(オードリー)がトム・ブラウンに「笑い飯さんは2009年(M-1)の勢いのまま2010年(M-1)に優勝した」とアドバイスした。また、各年の暫定ボックスからの退場コメントも話題に上げられている。
◎ M-1で樹立した記録
笑い飯がM-1決勝大会で樹立して現在も保持している記録を記載。
● 賞レース成績・受賞歴など
◎ M-1グランプリ(成績)
2001年
2回戦敗退
14
2002年
決勝3位
166
決勝1回戦 3位通過
2003年
決勝2位
◎ テレビCM
・ 551蓬萊「豚まん」
・ デビルマン(劇場映画告知)
・ 資生堂「uno」
・ NTT西日本「あそむび幸運探偵風烈光の事件簿」
・ ウィルコム「ウィルコムタイム」(声のみ)
・ モスフードサービス2008年「タコカツバーガー」キャンペーン(地域限定)
・ アピタ・ピアゴ 2010年初売り(声のみ)
・ 日本コカ・コーラ「ジョージア エメマンバトル」※スリムクラブと共にブラック派
・ オートバックス
・ 日清食品「阪神タイガースキャンペーン」(2011年)※関西ローカル
・ 近鉄名阪特急「大阪へ出陣じゃ編」「名古屋へ出陣じゃ編」(2016年)
・ Indeed(2019年)
・ 日本マクドナルド 「アジアの晩飯」篇 (2023年)
◎ ミュージック・ビデオ
・ BAKI『あなた』
● 作品
◎ DVD
・ M-1グランプリ2002完全版〜その激闘のすべて〜
・ M-1グランプリ2003完全版〜M-1戦士の熱き魂〜
・ M-1グランプリ2004完全版〜いざM-1戦国時代へ"東京勢の逆襲"〜
・ M-1グランプリ2005完全版〜本命なきクリスマス決戦“新時代の幕開け”〜
・ M-1グランプリ2006完全版〜史上初新たなる伝説の誕生〜完全優勝への道〜
・ M-1グランプリ2007完全版〜敗者復活から頂上へ〜波乱の完全記録〜
・ M-1グランプリ the BEST 2001〜2003
・ M-1グランプリ the BEST 2004〜2006
・ M-1グランプリ the BEST 2007〜2009
・ M-1グランプリ the BEST 2001 - 2006 DVD BOX
・ M-1グランプリ2008完全版〜ストリートから涙の全国制覇〜
・ M-1グランプリ2009完全版〜100点満点と連覇を超えた9年目の栄光〜
・ M-1グランプリ2010完全版〜最後の聖戦無冠の帝王vs最強の刺客〜
・ M-1グランプリ the FINAL PREMIUM COLLECTION 2001-2010
・ 笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD
・ 笑い飯・千鳥の大喜利ライブDVD2
・ 新風baseよしもと ネタトウタ2004
・ baseよしもと ネタトウタ2007
・ バトルオワライヤル
・ 〜漫才ファッションショー〜漫服
・ ダイナマイト関西〜全日本大喜利王決定トーナメント大会〜
・ ダイナマイト関西2006〜オープントーナメント大会〜
・ ダイナマイト関西2008〜オープントーナメント大会〜
・ ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別コメンタリー版
・ ZAIMAN ZAI
・ YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 07
・ YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 08
・ YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 09
・ メッセ弾「ある意味コワイ」爆笑トーク編
・ コバヤシケンドーのすべらない話
・ アメトーークDVD
・ 幼獣マメシバ
・ プレミアステージ2009
・ もやしもん
・ オールザッツ漫才20周年記念 永久保存大全集 DVD-BOX
・ 笑い飯「ご飯」〜漫才コンプリート〜
・ 笑い飯「パン」〜笑いの新境地〜
・ 祇園笑者
・ IPPONグランプリ03
・ 品川祐・27 時間トークライブ(8)
◎ 連載
・ 笑い飯の日本列島改造計画(クイック・ジャパン、太田出版)
・ へが出るコラム(TV Bros.、東京ニュース通信社)
・ 笑い飯の人生相談道場(まんがライフMOMO、竹書房)
・ 笑い飯の巻頭SM日記(relax、マガジンハウス)
・ 笑い飯分校(COOLTRANS、ワニブックス)
・ 笑い飯・哲夫の滑り飯(BravoSki、双葉社)
・ お笑いの本棚(朝日新聞)
・ わかり飯(週刊プレイボーイ、集英社)
・ 笑い飯・哲夫に聞け(朝日新聞)
・ 笑い飯の報復書簡(にほんごっ子、公益財団法人博報児童教育振興会)
・ 笑い飯のニュース飯(東京スポーツ)
・ 笑い飯 哲夫のあちこち恢々(産経新聞)
◎ 著書
・ 笑い飯全一冊(2010年7月28日、ワニブックス、ISBN 978-4847019203)
・ お笑いえほん (1) ガムのようせい(2016年7月23日、岩崎書店、ISBN 978-4265079810)- 絵:川崎タカオ、編:倉本美津留
● 単独ライブ
「笑い飯」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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