ランキング46位
獲得票なし
ランキング23位
獲得票なし
フィットネス(Fitness)とは、肉体的および健康的観点で「望ましい」と考えられている状態であり、それを目指すための行為・活動。
アメリカスポーツ医学会が発表した『運動処方の指針』によれば、「health related physical fitness」 「physical fitness」は、「体組成」「心肺機能」「筋力・筋持久力」「柔軟性」を指す。
アメリカ合衆国保健福祉省傘下の『Council on Physical Fitness and Sports』(「体力・運動能力向上委員会」)は、次のような表を作成し、発表している。
Physiological
(「生理学」)
Health Benefit Related
(「健康上の恩恵に関すること」)
Skill Related
(「運動技能」)
Exercise
(エクササイズ、運動)
v
・ Metabolism(「代謝」)
・ Morphological(「形態」)
・ Bone Integrity(「骨密度、骨の健全さ」)
・ Other(「その他」)
v
・ Body Composition(「体組成率」→「骨・筋肉・脂肪・水分の比率」)
・ Cardiovascular Fitness(「循環器が望ましい状態であること」)
・ Flexibility(「身体の柔軟性」)
・ Muscular Endurance(「筋肉の持続性・耐久性」)
・ Muscle Strength(筋力)
v
・ Agility(「敏捷性」)
・ Balance(「平衡感覚」)
・ Motor Coordination(「運動協調能力」)
・ Human Power(「人力」)
・ Speed(「動きの速さ」)
・ Reaction Time(「反射神経、反応の際の時間測定」)
・ Other(「その他」)
v
・ Team Sport(「班や団に分かれて共同で行うスポーツ」)
・ Individual Sport(「1人で行うスポーツ」)
・ Lifetime(「寿命」)
・ Other(その他)
● 語源
英語の「Fitness」は、「fit」から派生した言葉である。基本的なニュアンスは「ヒトやモノに対して、大きさや形がぴったりと合う」である。
「fitness」は「fit」の名詞形であり、「体力があり、健康である状態」、「誰かが何かを行うのに適している『質』や『適正』」。また、「運動によるリスクはきわめて低い」という。
● 注意点
◎ 健康診断
定期的な運動を開始するにあたっては健康診断を実施する必要があり、運動を控えたほうが良い場合もある。整形外科的障害の有無について確認するだけでなく、心血管疾患や肺疾患の徴候・症状の有無、胸の痛み、めまい、失神、年齢的に激しい運動が可能であるかについても注意する。
健康診断について、可能であれば以下の事柄も確認する。
・ 冠動脈疾患の危険因子がないか(高血圧、喫煙の習慣、高コレステロール血症)
・ 心血管疾患、肺疾患あるいは代謝性疾患(糖尿病〈1型、2型を問わず〉、甲状腺疾患、腎臓疾患、肝臓疾患)の徴候、症状の有無
◎ 運動量
過剰な運動は健康を損なう。度が過ぎる運動は、以下のような事態につながる。
・ カゼや気管支炎にかかりやすくなる
・ 運動性貧血をおこしやすい。
◎ 水分補給と服装
水分補給はこまめに行うのがよい。かつては「運動中は水を飲まないほうがよい」とされていたが、考え方が変化した。軽い脱水症状でも運動能力は低下する。
運動中は体温が上昇するが、周囲の気温や湿度が高いと熱をうまく放出できず熱中症を起こす。運動前と運動中に水分を補給し、熱を逃がしやすい服装で行う。気温や湿度が高すぎる場合は運動を中止する。
気温が低い場合は、重ね着のし過ぎによる体温上昇と、運動終了後に体温を奪われることに注意する。
「フィットネス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年10月14日7時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
漫才師の無作為ピックアップ
Powered by