ランキング46位
獲得票なし
ランキング23位
獲得票なし
2丁拳銃(にちょうけんじゅう)は、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ。愛称は「にちょけん」。1993年6月結成。『M-1グランプリ2003』、『日清食品 THE MANZAI 2014』ファイナリスト。
● メンバー
◇ 小堀 裕之(こほり ひろゆき、1974年1月9日 -)(歳)
: ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
: 奈良県奈良市出身。
: コンビ以外では「ヘドロットン」名義でマルチタレントとして活動。
: 落語家・新作落語の落語台本作家でも活動。落語を演じる際の高座名は「はぐれ亭ヘドロ」。台本作家としては「三分の二」で全国落語台本コンクール(六人の会主催)入賞、2009年に「ハンカチ」で、2018年に「運動会」で上方落語台本大賞(上方落語協会主催)・優秀賞をそれぞれ受賞。2021年には落語協会(東京)新作落語台本募集で「ライオン」で佳作を受賞。
: 2014年、藤田憲右(トータルテンボス)やくっきー(野性爆弾)らと共に結成したロックバンド・THE SESELAGEESでは「ヘドヴィシャス」名義でベースを担当している。
: 1990年代後半からDJとしても活動、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」および「COUNTDOWN JAPAN」には初期から複数回参加している。
: 舞台俳優、漫画原作者としても活動。
: 所謂、クズエピソード(特に家庭)に事欠かない芸人としても知られる。
: 子煩悩を自称しているものの、「お腹を空かせている子供の前で1人だけうなぎ弁当を食べる」「子供の誕生日に欲しがってもいないウクレレを無理やりプレゼントする」など、子煩悩とは到底思えないようなエピソードが多数ある。これについては相方川谷修士の妻でNSC11期の先輩野々村友紀子に叱責されている。
: 風貌がジョージ・ハリスンとポール・マッカートニーに似ていることから、デビュー当時のビートルズに扮してネタを披露する機会がある。また、ビートルズ関連のイベントにピンで参加することもある。
: 『M-1グランプリ2022』『M-1グランプリ2023』へ次男と共に「ヘドロ一家」として出場し、3回戦まで進出。次男は芸人を志しており、その次男から『M-1』出場に誘われた。「もう一度パパをあの(M-1の)ステージに立たせたい」という思いもあったらしく、少し泣きそうになったとのこと。
:
◇ 川谷 修士(かわたに しゅうじ、1974年5月17日 -)(歳)
: ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
: 兵庫県神戸市出身。
: アメリカン・コミックスに造詣が深く、吉本興業所属の他のアメコミファン芸人らと劇団「アメコミリーグ」を結成。東京コミコンの司会を務めた。
: 家族構成は妻と2人の子で、妻は放送作家の野々村友紀子(元高僧・野々村)。2002年6月30日に結婚した。
: 写真で一言のBが得意。
● 来歴
◎ 結成
NSC大阪校12期出身で、1993年6月結成。コンビ名は2人ともファンであるTHE BLUE HEARTS『44口径』の歌詞が由来。後に『44口径』は舞台出演時の出囃子となる。
デビューして間もなくは収入が乏しく、修士はたむらけんじや陣内智則といった先輩からの奢り、小堀は交際相手(のちの妻)やその他の女性からの奢りや借金でそれぞれ食い繋ぐ日々が続いた。1997年から98年にかけ数々の賞を受賞することで、歌手・声優としても活動。
○ ネタ
2001年にルミネtheよしもとが開設され劇場の仕事が入るようになり。
2002年時点で結成10年目で、当時は出場資格の解釈が「結成10年目(結成9年)以内」だったため、『M-1グランプリ』決勝戦への道が途絶えた。ところが、翌年にその解釈が「結成10年(結成11年目)以内」に変更されたことで、2003年大会にも出場できるようになり、2度目のラストイヤーで決勝戦進出を決めた。8組目まで暫定3位だったが、敗者復活枠のアンタッチャブルに抜かれ、最終成績は4位となる。
『M-1グランプリ』以後も『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』といったネタ番組や、各地の劇場でネタを演じてきた。2014年に決勝進出するも、Aグループ最下位に終わった。
2015年以降はコントにも注力するようになり、一時は参加をやめていたキングオブコントにも2018年まで出場した。また小堀は2009年当時マッシュルームカットにしていたことから、斉藤和義の『ずっと好きだった』(2010年4月リリース)、『やさしくなりたい』(2011年11月リリース)のミュージックビデオにいずれもジョージ・ハリスン役で出演している。
TVチャンピオン「芸能人弾き語り王選手権」やフジテレビ「歌うま王座」に出場するなど、音楽スキルを活かしてバラエティ番組に出演することもある。
2010年以降は、2丁拳銃名義での音楽活動は縮小。
○ リアリティショー
音楽などの活動にかまけてネタのスキルアップを疎かにする「クズ芸人」であり、複数の愛人宅を渡り歩き家に帰らず楽器に浪費して妻子に生活費を十分に渡さない「ヘドロパパ」でもある小堀を、修士の妻である野々村や他の芸能人が説教するといった筋書きのリアリティショーへ出演する機会がある。
● 芸風
ネタ作りは小堀が主導だが、修士や作家が作ることもある。
代表的なネタとして、修士が出したクイズに小堀がちょうどいい解答を出すというフォーマットの「丁度ええ漫才」がある。「あるあるネタ」のバリエーションではあるが、若干マニアックなものを入れてみるなどで変化をつけている
2002年
準決勝敗退
1753
1度目のラストイヤー
2003年
決勝4位
484
ラストチャンス
2度目のラストイヤー
◎ 日清食品 THE MANZAI
2011年
2回戦敗退
2012年
本戦サーキット敗退
2013年
本戦サーキット敗退
2014年
決勝大会敗退
本戦サーキット10位
◎ THE SECOND 〜漫才トーナメント〜
2023年
ノックアウトステージ16→8敗退
2024年
選考会敗退
◎ その他
・ 1996年 第17回ABCお笑い新人グランプリ 新人賞
・ 1997年 第18回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
・ 1997年 第27回NHK上方漫才コンテスト 優秀賞
・ 1997年 平成9年度NHK新人演芸大賞 演芸部門 大賞
・ 1998年 第33回上方漫才大賞 新人奨励賞
・ 2008年 キングオブコント2008 準決勝敗退
・ 2009年 第2回上方落語台本大賞 優秀賞 ※演題「ハンカチ」(小堀)
・ 2014年 歌ネタ王決定戦2014 準決勝敗退
・ 2015年 歌ネタ王決定戦2015 準決勝敗退
・ 2016年 歌ネタ王決定戦2016 準決勝敗退
・ 2017年 キングオブコント2017 準々決勝敗退
・ 2018年 キングオブコント2018 準々決勝敗退
・ 2018年 第2回岩井コスモ証券presents上方落語台本大賞 優秀賞 ※演題「運動会」(小堀)
● 出演番組
◎ テレビ
○ レギュラー出演
・ 吉本超合金(テレビ大阪)
・ 銀河ピカイチテレビ(毎日放送、1998年4月 - 9月)
・ 2CHO-kenのガオラGAオーラ(GAORA、1999年4月 - 2000年9月)
・ ココリコ海上火災(毎日放送)
・ 踊るほっとけさん(テレビ朝日)
・ 今田・極楽のエンタ(毎日放送)
・ バッテキ(福岡放送)
・ コント1000本ノック(フジテレビ)
・ 美少女日記III内「燃えろマナー部」(テレビ東京)修士のみ、ナレーション
・ 男前(テレビ東京)
・ 2丁拳銃の拳(Gu)(ヨシモトファンダンゴTV)
・ 2丁拳銃の箱入り娘(ヨシモトファンダンゴTV)
・ フジケン(EXエンタテイメント)隔週
・ バクタレ(福岡放送)
・ ろっくとぅざふゅーちゃー(とちぎテレビ)
・ ロッケンロール(とちぎテレビ、2012年4月 - 2014年6月)
・ 中川家&コント(BSフジ、2019年1月 -)修士のみ
○ その他のネタ番組
・ 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績4勝1敗 最高469KB
・ 笑いの金メダル(テレビ朝日)
・ 爆笑レッドカーペット(フジテレビ、不定期出演)キャッチコピーは「乱れ撃ちのブルース」
・ 新春ピンクカーペット(フジテレビ)キャッチコピーは「乱れ撃ちのブルース」
・ ザ・イロモネア(TBSテレビ、2009年7月30日 -)『ゴールドラッシュ』に出演、2週目クリア。
・ 上方演芸ホール(NHK大阪放送局、2003年6月27日・2009年9月27日)
・ 笑・神・降・臨 第2シリーズ(NHK総合、2009年10月26日)
・ あらびき団・ナマイキあらびき団(TBSテレビ)
・ ZIP(日本テレビ)ワラガチャ
・ にちようチャップリン(テレビ東京、2017年12月3日・2018年5月6日・20日、2021年9月25日)
・ 有吉の壁(日本テレビ、2020年12月9日)修士のみ
◎ テレビドラマ
・ 金曜プレステージ「事件屋稼業2」(フジテレビ)
・ DRAMA COMPLEX「ヘレンときよしの物語 ~内助の功 爆笑大家族につつまれて~」(日本テレビ)(修士のみ)
◎ 映画
・ 岸和田少年愚連隊〜血煙り純情編〜(1996年)
・ とっかえっ娘。(2002年)
・ 浪商のヤマモトじゃ(2003年)
・ 日常 恋の声(2007年)(修士のみ)
・ カミカゼハナビ、my(2008年) 『YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100 〜100人が映画撮りました〜』参加作品
・ 火花(2017年) 山下 役(修士のみ)
◎ Vシネマ
・ 孤高の叫び 全2作(2008年) - 佐藤文雄(小堀のみ)
◎ 舞台
・ つんく♂タウンTHEATER 第二弾 脱煙応援プロジェクト「手を挙げろ!健康強盗だ」(2007年1月10日 - 14日、新宿村ライブ)
・ トーキョーハイライトメンソール 「vol.1」(2015年6月18日 - 21日、シアター711)
◎ インターネット番組
・街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜(YouTube番組、2021年)
他多数
◎ 劇場アニメ
・ 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年) -
◎ ラジオ
・ さんちかDEランチタイム(AM神戸)
・ 2丁拳銃のギャグたま(文化放送)
・ 2丁拳銃R(ABCラジオ)
・ OBCブンブンリクエスト(ラジオ大阪)
・ 花子・2丁拳銃のまだまだこどもの時間(MBSラジオ)
◎ PV
・ 斉藤和義「ずっと好きだった」ジョージ・ハリスン役(小堀)
・ 斉藤和義「やさしくなりたい」ジョージ・ハリスン役(小堀)
・ 電気グルーヴ 「人間大統領」 回答者役 (小堀)
● 書籍
◎ 単著
『ヘドロパパのヨメイゲン』(2019年、小学館)(小堀)
◎ 連載コラム
・ LuckyRaccoon(ヒビワレ)vol.39まで
・ ROCKIN'ON JAPAN(「2丁拳銃ロックスターへの道」)連載休止中
● ディスコグラフィー
◎ DVD
単独ライブのDVD化に限る。
・ PISTOLS(1998年)
・ 百式(2003年)
・ 銃歌〜チャカ〜(2003年)
・ 百式2004(2004年)
・ 銃響曲-SYMPHONY-(2005年)
・ 百式2005(2006年)
・ 百式2006(2007年)
・ 百式2007(2008年)
・ 百式2008(2008年)
・ 百式2009 (2009年)
・ 百式2010 (2010年)
・ 百式2011・2012・2015・2016 (2017年)
◎ シングルCD
・ イーストウェストジャパン
・ 逢いたくて(1998年3月25日)
・ いつだって…(1998年8月26日)
・ 空を見上げて(1999年3月25日)
・ SME
・ ラブソング(2000年3月23日)
・ 青色(2001年9月19日)
◎ アルバム
・ LOVEROCK(SME、2001年10月24日)
・ コムロきどり(R and C、2007年2月7日)
◎ ミニアルバム
・ R and C
・ 蛍光灯の虫(2004年8月25日)
・ 青春デストロイ(2005年3月10日)
・ ティラノサウルスをやっつけろ(2005年7月20日)
・ おしりフリフリ '66(2005年11月16日)
● 単独ライブ
「2丁拳銃」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
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