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岩木山(いわきさん)は、青森県弘前市および西津軽郡鰺ヶ沢町に位置する火山。標高は1,625 mで、青森県の最高峰。日本百名山および新日本百名山に選定されている。その山容から津軽富士とも呼ばれるほか、しばしば「お」をつけて「お岩木(山)」あるいは「お岩木様」とも呼ばれる。

● 概要
岩木山は円錐形の成層火山で、山頂は三つの峰にわかれており、弘前側からみた右が巌鬼山(岩鬼山)、左が鳥海山とされるが、これらは火山活動により生じた外輪山の一部である、山頂に一等三角点が設置されている。富士山と同様に、古くから山岳信仰の対象とされ、山頂には岩木山神社の奥宮が置かれた。江戸時代には弘前藩の鎮守の山とされ、歴代の藩主が岩木山神社に寄進を行ったため、その社殿は荘厳なものとなり、「奥の日光」とも呼ばれた、南麓に広がる2,587 haの高原は青森県の岩木高原県立自然公園に指定されている。

● 火山活動史
西暦1600年以前の活動は不明点が多いが、気象庁によると山頂の溶岩ドームは1万年より新しい。約1万2000年前以降の活動は山頂での噴火が中心である。
・ 70万年前 - 山体崩壊。
・ 30万年前から20万年前 - 噴火と山体崩壊(岩屑なだれ)を繰り返し山体を形成。
・ 20万年前から1万年前 - 山麓に側火山を形成。
・ 約6000年前 - マグマ噴火(岩木山頂西と鳥海山ドーム)
岩木山神社は廃仏毀釈運動以前は、百沢寺という寺院であった。百沢寺には『岩木山百沢寺旧記』という書が残されており、岩木山の各所のいわれが記録されている。
・左の峰 - 岩鬼山 、 中央の峰 - 岩木山 、 右の峰 - 鳥海山
・岩木山は白刃剣に似た峰で、この山の沢に一の滝、二の滝、三の滝がある。
・三つの峰の総称は岩城山という。いつも雪が見える。形は富士山に似ているので、俗称は奥小芙蓉という。
・昔、この山は外ヶ浜から一夜にして湧出したという。
・嶽神園 - 岩鬼山の山頂にある。奇妙な樹木や草、綺麗な岩石がある。めでたい靄が発生し生気に満ちて天女が常に降りてくことを、多くの人が見ている。実に神仙が静養する所で、俗に嶽神園という。
・赤倉 - 岩嶽の背に畳の壁のような赤い岩がそびえている。土地の者は古嶽の仙人がいる所としている。その神は喧嘩を忌み嫌うので、参拝者はそこでは黙っている。その昔騒がしくしたものがいて、暴風雨が起き人を害したという。また、ある言い伝えでは昔90歳の老鬼女がここに住もうとした。嶽の神はこれを最初許さなかったが、老女が眷属になってこの山を守るというので、嶽の神はこれを許した、その時の誓文が石の箱に収められ百沢寺にあるという。
・鳴沢 - 赤倉山からの沢。流れる水が手を打つような音がすることから、この名がついている。
・岩木山の西 - 二神石 2つの奇妙な石が相対するように立っている、胎内潜り 土地の者は、罪がことごとく消滅するので、多くの人がこの穴を潜るという、龍馬場 参詣する者が木の枝に絵をかける所。また龍馬が時に馳せるので名付けられた。
・姥石 - 山麓にある。土地の者は大昔、嶽神の花若の慈母が化身したものだという。女子がこの石に祈ると必ず良い事が起きた。そのため、多くの土地の者がこの石に参詣した。
・風穴 - 嶽の峰の方にある。(種薪苗代から鳳鳴ヒュッテの間にある)四角く穴の深さは測る事ができない。穴の口からは常に生風ににた風が吹いている。土地の者は若く汗をかいている人が嶽を参詣するので、怒って風を起こしている風の穴だという。諸人がここに至りつつしんだ気持ちになるという。またこの穴は男鹿半島に繋がっているとも言う。
・嶽神庫 - 風穴の西にあり、岩が数千尺にわたってそびえている場所。その下は雨露を避け、蔵のようになっている。
・鳥海山 - 右峰。古くはこの山頂に湖水があった。湖水の中に大きな鳥の形をした石があった。そのために名付けられた。慶長5年正月。土砂が湧き湖水は枯れた。今ではただ大きな石がある。
・種蒔苗代 - 岩嶽の上部にある湖水。土地の者は、昔嶽の神が種を蒔いた所だという。嶽に参詣するものは必ずこの湖で祈念をした。神の助けがあるものは浮き、無いものは沈んだという。霊験ありあがめるべし。
・錫杖清水 - 嶽の中央にある。(百沢コース、焼止り避難小屋を過ぎて種薪苗代の間にある)嶽の2仙の満字と錫杖がこの清水の傍らにいるという、そのために名付けられた。または、泉源が御室の下にあり、その形が錫杖に似ているために付けられたとも言う。正しいことを知っているものは誰もいない。参詣する者はここで渇きをいやす最も有益な清水である。

● 観光
独立峰のため山頂からは360度の展望が得られる。山麓には嶽温泉、湯段温泉、百沢温泉といった温泉地があり、温泉郷に挟まれて存在する沼や湿地帯は、ミズバショウの大群生地として知られる。4月中旬から11月上旬まで、羽黒温泉郷から岩木山の西側山腹の8合目まで、スカイラインを通じて自動車で行くことができ。

◎ スキー場
北西山腹には青森スプリング・スキーリゾート(旧・鯵ヶ沢スキー場→ナクア白神スキーリゾート)、南東山腹には岩木山百沢スキー場が建設されている。また、南西山腹の8合目までの斜面ではリフトなどの施設はないが、4月中旬頃から5月上旬の春スキーの期間だけ岩木山スカイラインスキー場が営業している。

◎ 登山
登山道は、長平登山道、大石赤倉登山道、弥生登山道、百沢登山道、岳登山道があり、百沢登山道は岩木山神社を経るため、お山参詣に利用されている。沿道には岩木山の固有種であるサクラソウ属のミチノクコザクラ(陸奥小桜)のほか、ウコンウツギやハイマツ、ミヤマキンバイなどの高山植物が自生している。鳳鳴避難小屋から百沢登山道に少し下ると種蒔苗代と呼ばれる小さな池があり、周囲ではミチノクコザクラが見られる。 赤倉神社を登山口にする大石赤倉登山道では、一番観音から順に観音があり、十一番観音が伯母石、十九番観音の祠が「鬼の土俵」と呼ぶ場所として有名。 1964年(昭和39年)1月に、秋田県大館鳳鳴高校の山岳部員5人が遭難し、4人が死亡する遭難事故が発生した。当時は高校生だった登山家の根深誠が、この捜索活動に参加していた。 山頂や登山道の途中には3つの避難小屋があり、このうち鳳鳴ヒュッテは大館鳳鳴高校の遭難事故の翌年に建てられた。
名称 所在地 標高
(m) 岩木山からの
方角と距離 (km) 収容
人数 備考
 岩木山頂避難小屋  山頂   1,625   0   10  1987年設置
 鳳鳴ヒュッテ  岩木山頂西側の御倉石下部   1,490  南西 0.3   4  1965年設置
 焼止りヒュッテ  百沢コースの大沢出合手前   1,060  南南東 1.1   10  1977年設置


● 地理
岩木山は津軽平野の南西部に立つ独立峰である。南西には白神山地があり、平野部に隔てられた東には八甲田山がある。 岩木川水系の支流である後長根川、大石川、大蜂川、山田川などのほか、中村川水系の支流である徳明川、白沢、赤沢など、鳴沢川水系の本流、鳴沢川が岩木山の山腹を源流としている。

● 岩木山の風景

「岩木山」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年4月18日10時(日本時間)現在での最新版を取得

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