ランキング12位
獲得票なし
ランキング10位
獲得票なし
大菩薩峠(だいぼさつとうげ)は、山梨県甲州市塩山上萩原と北都留郡小菅村鞍部の境にある峠。標高1,897 m。大菩薩嶺(標高2,057m)の南方約2kmに位置する尾根の鞍部である。
● 概要
国中方面からは、萩原越や大菩薩越、青梅通とも称された。『甲斐国志』によれば「大菩薩」の由来は複数あり、源義光(新羅三郎)が峠越えの際に八幡大菩薩に祈念したとする説、あるいは上萩原の神部神社に由来するとする説が紹介されている。そのほかにも、位の高い僧が峠に菩薩像を埋めて、水が湧き出て峠の西と東に清流となって流れ落ちるように祈願したところ、その水は東に多摩川、西に笛吹川をつくったといわれる伝説があるほか、かつての峠に妙見大菩薩(みょうけんだいぼさつ)が祀られていたともいわれている。
1913年(大正2年)から1944年(昭和19年)の32年にわたって『都新聞』に連載された、中里介山の未完の大河小説『大菩薩峠』で広く知名度があり、大菩薩峠から流れ出す多摩川流域の自然や、そこを往来した人々に触れたことで介山の人格や思想形成に大きく影響したともいわれている。1954年(昭和29年)には記念碑が立てられ、介山祭も開かれている。
紅葉の名所で、毎年、10月の中旬から下旬にかけて見頃となるに全校生徒を対象に大菩薩峠越え強歩大会を実施している。深夜2時から出発し、日中に歩く場合に比べて多くの危険が伴い、安全確保のために教師や卒業生がコース上で見張りに立っている。
● 大菩薩峠事件
1969年11月5日大菩薩峠登山道の山小屋「福ちゃん荘」でブント系新左翼の赤軍派が軍事演習しているところ、警視庁に一網打尽に逮捕された。
● 大菩薩峠からの眺望
「大菩薩峠」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)
2024年3月28日21時(日本時間)現在での最新版を取得
好き嫌い決勝
好き嫌い準決勝
好き嫌い準々決勝
好き嫌い7位決定戦
好き嫌いTOP10圏内確定戦
秘境の無作為ピックアップ
Powered by