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レッドマン


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『レッドマン』は、1972年4月24日から10月3日まで、日本テレビ系の子供番組『おはようこどもショー』内で放送された円谷プロダクション制作の特撮コーナードラマおよび主人公の名である。 放映時間は1回当たり5分間、月曜から土曜の朝7時30分ごろ - 7時35分ごろ放送。1話完結。第94話から第99話のみ連作。全138話。

● 概要
『ウルトラファイト』と同様、レッドマンと怪獣が戦う格闘番組である。『おはようこどもショー』がマンネリ化対策として大幅リニューアルする際、当時の第二次怪獣ブームに便乗する形で企画された。『ウルトラファイト』との違いは、番組に一切ナレーションが入らないことと、本編の前後で怪獣おじさん(朝戸鉄也)が登場して怪獣の解説をしていたことが挙げられる。 「レッドマン」の名称は、これまで『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などの企画時に用いられていた仮名称から譲り受けられたものである。 登場怪獣は『帰ってきたウルトラマン』に登場したものを中心にしつつ、他の円谷プロ作品に登場した怪獣も登場している。『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の多くの怪獣はアトラクション用の改造で、『帰ってきたウルトラマン』と『ミラーマン』の怪獣は撮影用のものが使用された。 野山や砂浜、撮影当時はまだ豊富に残っていた造成地などを主なロケ地としている。背の高い草藪の中や波打ち際で戦う場面がたびたびあるなど、レッドマンも怪獣も見た目は等身大で映っているにもかかわらず、設定上ではどちらも巨大とされているため、格闘シーンには重々しい効果音が入る。 再放送は長らく行われず、映像メディアもLD-BOXのみという状態だったが、CS放送のチャンネルNECOでは2013年4月13日より、本放送当時の関係者やその回の登場怪獣の簡単な紹介も挿入しながら再放送された。また、作中ではレッドマンの新規スーツのアクションシーンも放映された。 円谷プロの公式YouTubeチャンネル「ウルトラチャンネル」でも2016年3月31日より、毎週月曜日から金曜日まで1話ずつ配信されている。この配信開始からまもなく、インターネット上では「赤いあいつ」「通り魔」などと呼ばれるようになり、大きな話題となった。 2013年に『ウルトラマン』が「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」としてギネス世界記録に認定された際には、本作品も『ウルトラマン』の派生作品の1つに数えられている。

● レッドマン
レッド星雲のレッド星からやってきた平和を愛する戦士。 その名の通り全身が赤を基調としており、顔や胸・背中の模様や手袋・ブーツ・ベルトが銀色で意匠されたデザインとなっている。頭部は清朝の暖帽をかぶっているウルトラマンのようなルックスで、耳は独楽の上にアンテナ状のものが立った形状になっている。 番組の構成上、怪獣が街中に出現して悪さをする場面がなく、冒頭で野原などを徘徊している怪獣を発見したレッドマンが猛然と挑みかかり、戦闘開始となる。そのため、レッドマンが一方的に襲いかかっているようにしか見えない場面も見られた。それゆえ、レッドマンはファンから「赤い通り魔」との異名をとっており、これは円谷プロの公式エイプリルフールネタでも使用されている。また、レッドマンには台詞が存在せず、「イヤッ」「トォーッ」といった掛け声と必殺技の名前(「レッドアロー!」など)を発するのみで番組が進行する。 2013年にチャンネルNECOで放送された際には、「怪獣たちが次々と襲い、地球を守るために戦っている」というようなナレーションが流れている。

◎ ファイトスタイル
格闘を主とした肉弾戦を得意とする。戦法として、怪獣をパンチやキック、投げ技で弱らせたうえ、レッドナイフやレッドアローなどの武器でとどめを刺すことが多く、光線などの必殺技はあまり使われなかった。怪獣に馬乗りになってレッドアローで滅多刺しにする、レッドナイフで首をはねる、怪獣の頭部を何度も地面に叩きつけた後に頸椎をへし折る、怪獣を崖から投げ落とすなど、フィニッシュのバリエーションは多彩である。決着後は倒した怪獣を見下ろすように仁王立ちし、胸を張ってやや上方を見上げるのが通例とされ、勝利のポーズとして右手を高く掲げることがある。 作中では過剰な攻撃性を表していた。以下に数例を示す。
・ 戦う意志が無く、逃げようとしている怪獣に対して「レッドファイト!」と叫び、無理やり戦闘を仕掛ける。
・ すでに倒れて動かなくなっている怪獣に、とどめとしてレッドアローを突き刺す。数体いる場合には、念入りに1匹ずつ突き刺す。
・ すでに決着がついたにもかかわらず、戦いのダメージで動けない怪獣を崖っぷちまで引きずっていき、そこから(レッドフォールで)投げ落とす。 この作品における怪獣は戦闘で倒されても爆発や消滅などはせず、死体はその場に残るという特徴がある。そのため、怪獣の死体を放置したままレッドマンがその場を立ち去る(レッドアローなどの武器もそのまま置いていく)という場面が、ラストシーンとして多用された。 設定上は空を飛ぶことが可能だが、戦闘終了後は徒歩で去っていく描写が多い。 これらの演出は、本作品が全編にわたって16ミリフィルムで撮影されたことから、当時主流であった特撮パートを35ミリフィルムで撮影して行う光学合成が出来ず、光線技が使えなかったという事情による。子供を飽きさせないようにパターンを変えて表現していた結果「フィニッシュがややエスカレートしていった面もあった」と、本作品がキャメラマンとしてのデビュー作となった大岡新一は語っている。しかし、大岡の工夫によって第137話のみ、スーパーインポーズの技術を利用して光線を合成することに成功している。

◎ 必殺技と武器

◇ レッドパンチ、レッドキック : レッドマンの基本戦法。ヒットした際の効果音から威力はかなりのものと推測され、強烈な打撃のみで怪獣を倒すこともあった。レッドキックは跳び蹴りや前転するようにして敵の目の前で倒立し、同時に顔面を蹴るというアクロバティックな技でとどめを刺すことが多かった。
◇ レッドチョップ : 怪獣の頭部へ打ち下ろしの手刀を叩き込む。ジャンプなどの予備動作で落差を付ける場合が多い。レッドキックとこの技は、繰り出す際に「レッドチョップ!」「レッドキック!」という専用の掛け声がある。
◇ レッドアロー : アローと名付けられているが、いわゆる手槍である。石突が十字架の形をしている。戦闘の最中に超能力によって実体化する。手に持った状態で相手を突き刺す、投擲武器として用いるなど、汎用性が高い。また、至近距離からの投擲では、怪獣の胴体を2体まとめて串刺しにするほどの驚異的な貫通力を誇る。また、刺さると爆発する(本体は残る)こともある。 :
・ プロップは『帰ってきたウルトラマン』のウルトラクロスの改造。 :
◇ レッドナイフ : 大型のナイフで、短剣と呼べるほどのサイズである。先端に向かって刀身の幅が広がる独特の形状をしており、レッドアローと同じくどこからともなく瞬時に取り出す。レッドアローほど凝った造形ではないが殺傷能力は抜群であり、先端から「レッドショット」として弾丸を発射することも可能。また、レッドアローと同じく投擲武器として用いる場合もあり、レッドナイフが命中した部分は発火炎上する。初期は2本使用していたが(2013年再放送時にもそう解説された)、後に3本目も登場している。
◇ レッドフォール : 怪獣を頭上に高々と持ち上げ、投げ落とす技。その場に投げ落とす場合と、崖から谷底へ落とす場合がある。主に虫の息となった怪獣へのとどめに使用するが、ゼットンのような強敵には打つ手無しと見たのか、半ば強引に谷底へ叩き落として勝負をつけてしまったこともある。
◇ レッドサンダー : 腕先から発射する破壊光線。使用したのは第137話でシュガロンに放った1回のみ。
◇ 分身 : 第136話で使用。2人になってグドンとビーコンと戦った。

● 未登場怪獣
当初は既存の怪獣だけでなく新怪獣も出る予定だった。以下の三怪獣は設定画が存在する。 :
◇ 猛毒巨虫 ビッグライガー : 暗黒星雲のR星出身。 : :
◇ 侵略ロボット スフィンガー : ミッド星人が作った地球侵略用ロボット。 : :
◇ 豪炎怪獣 グレイガス : アリゾナの地底に生息。口から火炎を吐く。

● スタッフ

・ プロデューサー:近藤恒彦
・ 監督:大塚莞爾、安藤達己
・ 助監督:布施修、石田徹
・ 撮影:大岡新一、佐藤和美
・ 照明:伊藤裕二、田中謙二
・ 操演:岸浦秀一
・ 音楽:山下毅雄
・ 制作:円谷プロダクション

● 音楽
BGMは主題歌のインストゥルメンタル版のほか、『ミラーマン』で本編未使用となった楽曲を流用している。
◇ 主題歌「レッドマン」 : 作詞:藤公之介 / 作曲:山下毅雄 / 編曲:広瀬雅一 / 歌:子門真人(東宝レコード DS-1003) : メロディーが異なるNGバージョンが存在し、『子門真人 ヴォーカル・コンピレーション SONGS FOR HEROES〈桃盤〉』(1998年、日本コロムビア)に「レッドマン(タイプB)」として収録されている。「タイプB」では、2番以降も1番の歌詞が繰り返し歌われている。 :
◇ イメージソング「夕陽のレッドマン」 : 作詞:藤公之介 / 作曲:山下毅雄 / 編曲:広瀬雅一 / 歌:子門真人(東宝レコード DS-1003)

● 出演
レッドマンを演じた久須美護が撮影途中に腕を骨折したため、後半のレッドマンは代役が演じている。136話における分身時には、左側の腰を落としてしっかり構えている方を久須美が演じている。
・ 怪獣おじさん:朝戸鉄也
・ レッドマン:久須美護
・ 怪獣:野武士の会

● 放映リスト
サブタイトルは存在しない。
放送日 話数  登場怪獣 決まり手
 1972年
4月24日   1    ダークロン  左ハイキック
 4月25日  2   ブラックキング  レッドナイフ
 4月26日  3    アーストロン  レッドナイフ
 4月28日  4  レッドチョップ
 4月29日  5   ブラックキング  レッドフォール
 5月1日  6   ガラモン  レッドアロー
 5月2日  7   イカルス星人  レッドナイフ
 5月3日  8   ドラコ  レッドアロー
 5月4日  9   イカルス星人  レッドキック
 5月5日  10   ガラモン  巴投げ
 5月6日  11   ドラコ  レッドアロー
 5月8日  12   ペギラ  レッドナイフ
 5月9日  13  ジラース   バルタン星人  [ジラースとバルタン星人の同士討ち
 5月10日  14  ゴーロン星人   ペギラ  レッドナイフ(ゴーロン星人)、レッドナイフ(ペギラ)
 5月11日  15   ジラース     レッドアロー
 5月12日  16   バルタン星人  巴投げ(ジラース)、[逃亡(バルタン星人)
 5月13日  17   ゴーロン星人  レッドフォール
 5月15日  18   ゴモラ  右アッパー
 5月16日  19   ウー   カネゴン  レッドアロー(ウー)、レッドアロー(ゴモラ)
 5月17日  20    ゴモラ  レッドキック(ウー)、レッドキック(ゴモラ)
 5月18日  21  投げ(ウー)、レッドアロー(ゴモラ)
 5月19日  22    メフィラス星人  レッドナイフ(ゴモラ)、レッドナイフ(メフィラス星人)
 5月20日  23  ゴモラ  レッドアロー(ゴモラ)、レッドアロー(メフィラス星人)
 5月22日  24   ウー  レッドチョップ
 5月23日  25   メフィラス星人  レッドナイフ
 5月24日  26  サドラ   ダンガー  レッドナイフ(サドラ)、[サドラとの戦いで死亡(ダンガー)
 5月25日  27   ゴーストロン     レッドアロー
 5月26日  28   サドラー  ニードロップ(ゴーストロン)、 [ゴーストロンとの戦いで死亡(サドラ)
 5月27日  29   ゴキネズラ   ダンガー  右ストレート(ゴキネズラ)、レッドナイフ(ダンガー)
 5月29日  30     レッドアロー
 5月30日  31   エレキング   テレスドン  レッドナイフ(エレキング)、巴投げ(テレスドン)
 5月31日  32   ノコギリン  投げ(エレキング)、レッドアロー(ノコギリン)
 6月1日  33   キングマイマイ  レッドアロー(エレキング)、レッドアロー(キングマイマイ)
 6月2日  34   テレスドン  レッドチョップ
 6月3日  35   サータン  ベムスター   ノコギリン  レッドナイフ(サータン) レッドナイフ(ベムスター) レッドナイフ(ノコギリン)
 6月5日  36  ビーコン     巴投げ(サータン)、巴投げ(ビーコン)
 6月6日  37     レッドナイフ
 6月7日  38  ノコギリン    ビーコン  レッドナイフ(ノコギリン)、レッドナイフ(ビーコン)
 6月8日  39  ベムスター  
 6月9日  40   サータン  
 6月10日  41  
 6月12日  42     
 6月13日  43   グロンケン  
 6月14日  44   ザウルス     
 6月15日  45   キングストロン  
 6月16日  46   グロンケン     
 6月17日  47   ザウルス   ステゴン  
 6月19日  48        
 6月20日  49   ステゴン   グロンケン  
 6月21日  50   キングストロン  
 6月22日  51   ミステラー星人  
 6月23日  52   アーストロン  
 6月24日  53   サータン  レッドフォール
 6月26日  54   ミステラー星人 ダンガ―  
 6月27日  55   アーストロン   ミステラー星人  
 6月28日  56  ミステラー星人   サータン  
 6月29日  57  ゴーストロン   ペギラ  
 6月30日  58   ザゴラス  
 7月1日  59   テレスドン  
 7月3日  60   エレキング  
 7月4日  61   ジラース  
 7月5日  62   コダイゴン  
 7月6日  63   ドラコ  
 7月7日  64   ウー  
 7月8日  65   イカルス星人  
 7月10日  66  グラナダス   ドラコ  
 7月11日  67  テレスドン   ガラモン  
 7月12日  68  エレキング   ザゴラス  
 7月13日  69  コダイゴン   ガラモン  
 7月14日  70  エレキング   ジラース  
 7月15日  71   イカルス星人  
 7月17日  72   ウー  
 7月18日  73  ガラモン   ドラコ  
 7月19日  74  テレスドン   エレキング  
 7月20日  75  イカルス星人   ジラース  
 7月21日  76   ガラモン   ウー  
 7月22日  77    ドラコ  
 7月24日  78  テレスドン  
 7月25日  79   ガラモン  
 7月26日  80   ペギラ   ゴーストロン  
 7月27日  81     
 7月28日  82   グロンケン   プルーマ  
 7月29日  83     
 7月31日  84   ゴーストロン  
 8月1日  85   ペギラ  
 8月2日  86   ササヒラー  
 8月3日  87   ケンタウルス星人  
 8月4日  88   ゴーストロン  
 8月5日  89   ペギラ  
 8月7日  90   ササヒラー   ゴーストロン  
 8月8日  91    ペギラ    
 8月9日  92   ゴーストロン    
 8月10日  93  ササヒラー  
 8月11日  94   グドン   レッドキラー  
 8月12日  95    ゴモラ  
 8月14日  96   コダイゴン  
 8月15日  97  グドン    ドラキュラス  
 8月16日  98   レッドキラー   ゴモラ  
 8月17日  99      
 8月18日  100  ジラース  
 8月19日  101  ペギラ   グドン  
 8月21日  102  ゴキネズラ   レッドキラー  
 8月22日  103  グドン   ジラース  
 8月23日  104  レッドキラー   ペギラ  
 8月24日  105   グドン   ゴキネズラ  
 8月25日  106   ペギラ     
 8月26日  107  ジラース  レッドキラー  
 8月28日  108   ザゴラス  
 8月29日  109  シュガロン    ジラース  
 8月30日  110   グドン  
 8月31日  111    シュガロン    
 9月1日  112  サドラ  
 9月2日  113  ザゴラス   グドン  
 9月4日  114   イカルス星人  
 9月5日  115   グドン  
 9月6日  116   サドラ   シュガロン  
 9月7日  117   グドン
ザゴラス     
 9月8日  118   イカルス星人    
 9月9日  119  シュガロン  レッドナイフを地面に投擲した際の爆発で全滅
 9月11日  120   ドラキュラス  
 9月12日  121  バット星人   イカルス星人  
 9月13日  122  ビーコン   サドラ  
 9月14日  123  ドラキュラス   バット星人  
 9月15日  124  ビーコン    イカルス星人    
 9月16日  125   サドラ  ドラキュラス  
 9月18日  126    バット星人   ビーコン  
 9月19日  127  
 9月20日  128   ドラコ  
 9月21日  129   ゼットン  
 9月22日  130   コダイゴン  
 9月23日  131   サドラ  
 9月26日  132  ドラコ   ゼットン  
 9月27日  133   コダイゴン   サドラ     
 9月28日  134   ドラコ  ゼットン  
 9月29日  135       
 9月30日  136   グドン   ビーコン  
 10月2日  137   シュガロン  レッドサンダー
 10月3日  138   エレキング  レッドナイフで斬首

・ 4月27日はストライキ、9月25日は田中角栄首相の中国訪問の報道特別番組のため放送休止。
・ 10月4日には最終回として第14話を再放送。
・ 放送当時の資料は一部散逸しているため、正確な放送期間が公式の記録として残されておらず、一時期は放送回数さえ不明だった。現在公表されている放送期間は、のちに『ウルトラマンAGE』(辰巳出版)で円谷プロ作品年表を作る際に、新聞の記述や当時の視聴者の証言などから編集部が「信頼性が高い」と判断した情報を基にしたものだが、この年表自体、新たな情報が得られるたびにそれを検証したうえでの修正が繰り返されたものである。

● 映像ソフト化
1996年に、バンダイビジュアルより「レッドマン メモリアルボックス」として全話がレーザーディスクでソフト化されている。DVDは『円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション』(2016年2月16日創刊、デアゴスティーニ)の117号 - 123号に収録された。

◎ 映像の発見状況
本作品は長期に渡ってネガフィルムの所在が不明となっていたため、1980年代に発売された書籍では、「リバーサルフィルムにて撮影されたためにネガが存在せず、ニュープリントは絶望的である」と紹介されているものも存在する。しかし、ただし、オープニング映像は発見されていない。 ネガフィルムの発見に数年ほど先駆けて円谷プロの保管庫からモノクロのラッシュフィルム数本が発見され、これによってネガの存在が推測されることとなった。このラッシュフィルムは、ハミングバードより『ウルトラマンタロウ』のLDソフトが発売された際、新規に主題歌のカラオケをBGMとして付けたうえで第14巻の映像特典として収録されている。

● 人気の再燃
2016年3月よりYouTubeの円谷プロ公式チャンネルで再配信が開始されたことをきっかけに、本作品の(2016年時点からすると)唐突で残虐ともいえるレッドマンの戦いぶりが注目を集めるようになり、「赤い通り魔」などと呼ばれて人気を博するようになる。これを受け、TシャツやLINEスタンプなどが発売される、本作品の資料や撮影に使われたレッドマンのマスクなどを展示するイベントが企画されるなどの盛り上がりを見せている。 こういった人気について、当時円谷プロ社長を務めていた大岡新一は「(殺戮の限りを尽くすという見方でそこだけフォーカスされることについて)そんなつもりで僕らは撮っていたわけじゃないから、『なぜだろう?』『何がウケているのかな?』っていうのは正直感じますよ」とコメントしている。また、『レッドマン』の新作を見たいという声に対しては、今では悪人みたいなテイストで作るのは無理だとして「レッドマンはそれなりに何か特性を持ったヒーローでいてほしいとなると、作り方はものすごく難しい」とコメントしている。そのほか、漫画家の唐沢なをきは「シンプル極まりない、いわばオフィシャルな怪獣ごっこ」、「突っ込みどころが固まって一本の番組になったような作品」、「ネットでみんなでわいわい騒ぎながら見るのにぴったりなパーティームービーとして認知されている」などと評している。 2022年10月14日には、フジテレビ系列で放送された『人志松本の酒のツマミになる話』でMCの松本人志(ダウンタウン)が本作品のファンであることを明かし、ゲストのお笑い芸人たちにも本作品の映像が紹介されて盛り上がった。その後、YouTubeウルトラマン公式チャンネルで同日23時から5日間連続で5エピソードが限定配信された。

● 漫画
マット・フランクによる漫画版が2018年から2019年にかけてフェーズシックスから刊行された。全3巻。 テレビシリーズに登場しなかったビッグライガーや、本作品オリジナルの怪獣が登場する。 怪獣ハンター編 2018年5月30日初版発行、 ダークチャンネル編 2018年11月30日初版発行、 正義の怪獣編 2019年11月27日初版発行、

「レッドマン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年4月19日18時(日本時間)現在での最新版を取得

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