好きな特撮番組
ランキング16位
獲得票なし
嫌いな特撮番組
ランキング2位
獲得票なし
突撃! ヒューマン!!


  • 50%


  • 50%
なぜ好きなの?
なぜ嫌いなの?

『突撃 ヒューマン』(とつげき ヒューマン)は、1972年10月7日から同年12月30日まで日本テレビ系で全13話が放送された公開録画の変身ヒーロー番組。毎週土曜日午後7時30分から午後8時に放送された。

● あらすじ
大学の体操コーチとして高名だった岩城淳一郎は、突然辞意を表明し、子供たちの身体を鍛え、怪獣や悪の侵略者軍団と戦う力を身に付けさせるべく、全国の小学校を巡回する旅に出る。実は淳一郎の正体はヒューマン星から来た宇宙人で、宇宙から迫りくる未知の脅威を察知していたのだった。そして淳一郎の予言通り、キングフラッシャー率いるフラッシャー軍団による地球侵略が開始された。岩城は、全国を回って子供たちを鍛えつつ、ピンチになると超人・ヒューマンに変身し、キングフラッシャーの率いる怪獣たちと戦っていく。その戦いには、『怪獣新聞』の記者・星山ルミ子、カメラマンの平井安兵衛、そして兄・淳一郎を追う弟の淳二郎も協力する。 淳二郎のサポートを受けて、淳一郎=ヒューマンはついにキングフラッシャーを倒した。しかし続いて出現したグランドフラッシャーによって重傷を負わされ戦闘不能となる。淳一郎に代わって変身した淳二郎は、ヒューマン2号としてグランドフラッシャーに立ち向かった。やがて、ミラクルゾーンと呼ばれる異次元空間で傷を癒したヒューマン1号も戦線復帰し、2人のヒューマンはグランドフラッシャーとの最終決戦に臨む。

● 概要
日本テレビが空前の変身ブームを受け、当時絶大な人気を誇っていた『仮面ライダー』(東映、毎日放送)に対抗する番組として企画したもの。その元になったのは西崎義展と初めて出会った時に藤川桂介が考えた特撮物で実現不可能になっていた企画で、成田亨が「作ったキャラクターをそのままにしておきたくない」と色々動き映像化されることになった。企画当初の作品タイトルは『強人!スカイダー』だった。 配役面でも日本テレビ側は当初、この「打倒・仮面ライダー」との意気込みから主人公・岩城淳一郎役として、『仮面ライダー』の劇中アクションを担当していた殺陣集団である大野剣友会の中村文弥に出演要請している。しかし、中村は「仲間の出ている番組の敵にまわりたくない」として、これを断った。 このため、日本テレビでは主役オーディションを行い、前年5月末までグループ・サウンズ「オックス」に在籍し、解散後ミュージシャンから俳優に転身したばかりだった新人、夏夕介を抜擢した。このオーディションには、新人時代の松田優作も参加しており、夏は「身長も高く、声も通るため、ひと際目立つ存在だった」と語っている。 本作品の最大の特徴は、同時期に放送されていたTBSの 『8時だョ全員集合』などのバラエティ番組、歌番組に代表される、「舞台の公開録画」というスタイルをとったヒーロー番組、という点である。すると、岩城がそれを阻止するため反撃、戦闘員との絡みの後、怪獣やキングフラッシャーによってピンチに陥る。ここで、ヒューマンに変身するのに必要な『ヒューマン・サイン』によるヒューマン・コールを客席の子供たちや視聴者に呼びかけ、観客が皆ヒューマン・サインを回し始め、コールを送る。そして、岩城が変身ポーズ → ステージ上が暗転 → 暗転の中、客席後方からステージ袖や書き割りに向かって張られたワイヤーを、スポットライトを浴びた〈滑車付きの飛び人形〉がラジコン操作で滑り降りて行く、本作品の著作権も成田が所持していた。成田の死後は、著作権は「Eternal Universe/NTV」名義となっている。劇中アクションを担当したのは、『ウルトラマン』(円谷プロ、TBS)でウルトラマンのスーツアクターを務めた古谷敏が設立した怪獣アトラクション会社のビンプロモーションで、本作品は同社にとって初めて担当したテレビ番組だった。ビンプロモーションは、番組終了後もキャラクターの衣装・ぬいぐるみの管理を行い、各地のデパートや催事場、商店街などでアトラクション興行を継続した。 放映開始に伴って、小学館の学年別学習雑誌にも漫画が連載されていたが、番組が1クールで終了したことや、ヒューマン1号の処遇が戦死から復活へと二転三転したことなどから、最終回は「2号がグランドフラッシャーを倒してヒューマン星に帰る」、「2号が単独でグランドフラッシャーを倒す」、「ダブルヒューマン最後の戦い」、「見開きによるヒューマン2号の紹介のみ」など、学年によって内容が異なっていた。 不発に終わった「ヒューマン」という作品そのものについて、後年、成田は「考えさせられることが多かった」「特撮を単なる見世物にしてしまった」と語っている。

● 映像について
再放送は本放送の終了直後に一度だけ行われたが、その後は再放送やCS放送されることもなく、ソフト化もされていない。 この理由については、番組がVTR収録だったためにビデオテープを再利用する必要があることから、再放送後に別番組が上書きで録画され、マスターテープが消失した可能性が指摘されており、ソフト化や再放送の見通しはまったく立っていない。 本作品のショーは各地で開催されており、宮城県内の大型スーパー屋上や郊外のレジャー施設などで行われた『ヒューマン』ショーの様子が偶然にもアマチュアカメラマンによって撮影されており、その8ミリフィルムが2009年になって発見された。この映像を収めたDVDは、同年12月23日に『懐かしのせんだい・みやぎ映像集 昭和の情景』として発売されており、番組の映像が残っていない事にも言及されている。

● 登場キャラクター


◎ ヒューマン

◇ 岩城 淳一郎 / ヒューマン1号 : 大学体操部の高名な体操コーチだったが、怪獣や悪の組織に狙われる地球の子供たちを鍛えるために大学を辞し、体育教師として全国の小学校を巡っている。 : その正体はヒューマン星からやって来た宇宙人で、会場の子供たちや視聴者が回す「ヒューマン・サイン」による「ヒューマン・コール」のエネルギーで変身する。第10話で一度倒されるが、ミラクルゾーンと呼ばれる亜空間で身体を癒し、第11話で復活する。 :
・ 脚本では、ヒューマン2号と同時に登場するシーンで「ヒューマン1号」と表記されている。
◇ 岩城 淳二郎 / ヒューマン2号 : ヒューマンの弟。兄を追って旅を続けるが、淳一郎となかなか再会できなかった。設定の不統一があり、当初は兄がヒューマンであることを知らず、宇宙人としての立場も描かれていなかった。第9話のキングフラッシャーとの最終決戦では、兄の正体を承知しており、戦いの中で淳一郎をサポートした。ヒューマンになる能力はなかったが、第10話で淳一郎が倒された時、兄の激励と子供たちの「ヒューマン・コール」でヒューマン2号に変身した。変身後の姿はヒューマン1号が白が基調なのに対して、赤を基調とした配色となっており、マスクの赤と青が反転している、目のくぼみに放射状のモールドが刻まれている、体側にラインがある、ベルトのバックルの形が異なるなどの違いがある。
◇ デザイン・造形 : 主役のヒーロー「ヒューマン」や怪獣のデザインは、『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』(ともにTBS、円谷特技プロ)のヒーロー・怪獣デザインで知られる成田亨が担当した。このマスクは、非常に舞台映えする半面、何よりもその「重さ」が難点だったという。
◇ ヒューマン・サイン : 主人公の体操教師・岩城淳一郎がヒューマンに変身するためには、会場にいる子供たちが「ヒューマン・サイン」というボール紙製の円盤を指で回し、「ヒューマン・コール」という声援を送ることで発生するエネルギーが必要との設定で、ステージと会場、テレビ番組、視聴者の一体化が図られた。 : この円盤(ヒューマン・サイン)は、裏・表が赤と青になっており、岩城が登場している場面でヒューマンに変身させるためには「ヒューマンサイン・レッド(赤)」を、岩城が登場していない場面でヒューマンの登場を呼ぶ際には「ヒューマンサイン・ブルー(青)」をステージに向けて回す決まりだった。この「ヒューマン・サイン」は、会場で来客者である子供たちに配られたほか、小学館の幼児向け雑誌や学年別学習雑誌。

● ヒューマンの50の秘密
脚本の藤川は、脚本家毎にヒューマンの能力がバラバラになってしまうのを避けるため、ヒューマンの能力や敵の能力についての細かな決まりを作った印刷物を配布し、設定の統一を図った
カブトンガ   9月23日   川口市民会館
2   10月14日   怪獣シビレッタ3千匹!   雪室俊一   シビレッタ
ザリゾン   9月30日   上尾市民会館
3   10月21日   血を吸う!怪獣ドラゴンダ   上原正三   ドラゴンダ   10月7日   土浦市民会館
4   10月28日   空飛ぶ怪獣ブランカー!   田村丸   ブランカー
シビレゴン   10月14日   江東公会堂
5   11月4日   殺せ 怪獣レッドロック     藤川桂介   レッドロック
セグロ1号   10月21日   足利市民会館
6   11月11日   怪人ゲジルの死   キングタコラス
ゲジル   10月28日   府中市民会館
7   11月18日   怪人メガヘルツ テレビ局を爆破   藤川桂介
田村丸
  メガヘルツ
ブルゲリラ   11月4日   草加文化市民会館
8   11月25日   魔の少年フラッシャー   藤川桂介   ギャロン
ダンケット
ドロク星人   11月11日   渋谷公会堂
9   12月2日   キングフラッシャーの最期   田村丸   バリンガー
再生怪獣軍団   11月18日   柏市市民文化会館
10   12月9日   英雄ヒューマンの最期   藤川桂介   ストック
ギリンガ   11月25日   大宮市民会館
11   12月16日   帰ってきたヒューマン!     上原正三   スパイダー
ダンバラキ   12月2日   川口市民会館
12   12月23日   ヒューマン兄弟大活躍!   ガラメドン
ギルドギラ   12月9日   江東公会堂
13   12月30日   さようならヒューマン   藤川桂介   アントギラス
インパルス   12月16日   府中市民会館


● 放送局

・ 土曜 19:30 - 20:00
 ・ 日本テレビ(制作局)
 ・ 札幌テレビ
 ・ 青森放送
 ・ テレビ岩手
 ・ 福井放送
 ・ 名古屋テレビ
 ・ よみうりテレビ
 ・ 日本海テレビ
 ・ 山口放送
 ・ 四国放送
 ・ 西日本放送
 ・ 南海放送
 ・ テレビ大分
・ 土曜 18:00 - 18:30
 ・ テレビ静岡(1973年2月時点、遅れネット)

● 漫画
小学館の学習雑誌に連載
・小学一年生 1972年12月号-1973年2月号 作画:蛭田充
・小学二年生 1972年12月号-1973年2月号 作画:江原伸
・小学三年生 1972年11月号-1973年3月号 作画:菅原わたる
・小学四年生 1972年11月号-1973年2月号 作画:藤原修
・小学五年生 1972年11月号-1973年2月号 作画:大村公正

「突撃! ヒューマン!!」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年3月29日3時(日本時間)現在での最新版を取得

好き嫌い決勝

好きな特撮番組は どっち?

1位 vs 2位


VS

好きな特撮番組を お選びください。

嫌いな特撮番組は どっち?

1位 vs 2位


VS

嫌いな特撮番組を お選びください。

好き嫌い準決勝

好きな特撮番組は どっち?

3位 vs 4位


VS

好きな特撮番組を お選びください。

嫌いな特撮番組は どっち?

3位 vs 4位


VS

嫌いな特撮番組を お選びください。

好き嫌い準々決勝

好きな特撮番組は どっち?

5位 vs 6位


VS

好きな特撮番組を お選びください。

嫌いな特撮番組は どっち?

5位 vs 6位


VS

嫌いな特撮番組を お選びください。

好き嫌い7位決定戦

好きな特撮番組は どっち?

7位 vs 8位


VS

好きな特撮番組を お選びください。

嫌いな特撮番組は どっち?

7位 vs 8位


VS

嫌いな特撮番組を お選びください。

好き嫌いTOP10圏内確定戦

好きな特撮番組は どっち?

9位 vs 10位


VS

好きな特撮番組を お選びください。

嫌いな特撮番組は どっち?

9位 vs 10位


VS

嫌いな特撮番組を お選びください。

特撮番組の無作為ピックアップ

好きな特撮番組は どっち?

投票すると特撮番組ランキングが閲覧できます!


VS

好きな特撮番組を お選びください。

現在 20回の投票があります!

嫌いな特撮番組は どっち?

投票すると特撮番組ランキングが閲覧できます!


VS

嫌いな特撮番組を お選びください。

現在 2回の投票があります!


Powered by イーオンラインサービス   楽天ウェブサービスセンター