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忍者ハットリくん


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『忍者ハットリくん』(にんじゃハットリくん)は、藤子不二雄(1988年の独立後の数か月のみ藤子不二雄)名義で発表された日本のギャグ漫画作品。1964年の初出時から安孫子素雄の単独執筆作品。 本項では、この漫画を原作としたテレビドラマ、テレビアニメ、劇場アニメ、実写映画作品についても述べる。「ハットリくん」は、本作の主人公・ハットリカンゾウ(服部貫蔵)の呼び名である。 以下の漫画連載以降は、特記のない限り漫画作品を基準として述べる。アニメ等の別媒体の作品は下記の各項を参照。ただし、登場人物のみ、各媒体の事項を織り交ぜて述べる。
・ 1966〜1968年のテレビドラマ - ドラマ
・ 1981年開始のテレビアニメ - アニメ
・ 2012年開始のテレビアニメ - アニメ2
・ 1982年〜1985年の劇場用アニメ映画 - 劇場アニメ
・ 2004年の劇場用実写映画 - NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE

● 概要
忍者の里、伊賀から忍術修行のため上京したハットリくんが、様々な騒動を巻き起こす物語。居候先の三葉ケン一との友情やギャグを描く一方で、様々な忍術を読者に紹介する要素も盛り込まれている。作者の安孫子によると、自分の作品の中では一番のお気に入りだという。

◎ 歴史
漫画雑誌『少年』(光文社)にて、1964年11月号から1968年2月号まで3年以上にわたって連載され人気を博した(以下、この連載漫画を「60年代連載版」と呼ぶ)。 1966年、1967年と2年連続でテレビドラマ化された。 1980年7月から1981年5月にかけて『少年ポピー』(少年画報社)に目玉連載の1作として再録連載された。 1981年夏、月〜土曜日に週6本の新作アニメを放送していた『ドラえもん』(藤本単独作)のアニメ原作用漫画のストックが尽き、週1回放送の30分番組に枠移動することが決定。月〜土曜日放送の後番組として『忍者ハットリくん』に白羽の矢が立つ。9月28日からアニメ放送が開始。それに先立ち、9月15日から『月刊コロコロコミック』にて新作漫画の連載が開始された(以下、この連載漫画を「80年代連載版」と呼ぶ)。 60年代連載版やモノクロ実写版、アニメ版は生活ギャグ中心のストーリー。80年代連載版では生活ギャグに加えて、様々な忍者のライバルが登場して戦ったり、連続ものの冒険物語もあったりとバラエティに富んだ内容となっている。 アニメは1987年に一旦終了。漫画連載は1988年に終了。その後、アニメが世界各国に輸出され放送されたことで、各国で人気となる。特に10億人以上の人口を擁するインドで2004年から放送が開始され国民的な大人気アニメ作品となった。 2012年にはインド向けに作られた新作アニメが放送を開始。2013年からはそれが日本でもテレビ放送され、2023年現在はネット配信で視聴可能になっている。

◎ その他の展開
1980年代から末期にかけて住友銀行のノベルティーグッズのキャラクターになっていた。また、藤子不二雄の出身地である富山県氷見市では忍者ハットリくんがPRキャラクターとなっており、市のイベントなどでは着ぐるみのハットリくんがしばしば登場する。また、氷見市の比美町商店街はハットリくんを中心とした藤子作品のキャラクターのモニュメントやアートが多数存在する「忍者ハットリくんロード」を中心とした「忍者ハットリくんに出会える街」として観光客を集めている。

● 漫画連載


◎ 1960年代連載版

・ 掲載誌:『少年』(光文社)
・ 掲載号:1964年11月号〜1968年2月号
・ 期間:3年4か月
・ 回数:全42回 藤子不二雄デジタルセレクション『忍者ハットリくん』全4巻にて全話を読むことができる。 オバQブームと重なる時期の連載で、オバQと共に藤子不二雄の人気連載として注目を浴び、安孫子も力を入れて執筆していたが、同誌の休刊直前である1968年2月号で連載が終了した。掲載最終話は、特に最終回らしい内容ではない普通のエピソード「モンキー温泉ウキキのキーの巻」(後編)である。

◎ 1980年代連載版

・ 掲載誌と掲載号(すべて小学館)
 ・ 月刊コロコロコミック:1981年10月号 - 1988年5月号
 ・ てれびくん:1982年6月号 - 1984年4月号
 ・ 小学一年生:1982年4月号 - 1984年5月号
 ・ 小学三年生:1982年4月号 - 1983年3月号
 ・ 小学四年生:1983年9月号 - 1985年3月号
 ・ 小学五年生:1982年11月号 - 1985年9月号
・ 期間:7年8か月
・ 回数:全194回(各誌の合計) 藤子不二雄デジタルセレクション『忍者ハットリくん』全8巻にて上記194回のうちの101回分を読むことができる。単行本未収録回の詳細は未収録作を参照。 1980年代に合わせた新設定で連載を開始。安孫子はアニメ版の声優の個性溢れる演技に感銘を受け、筆が進んだと語っている(文庫版あとがきより)。この1981年からの連載漫画は月刊誌連載としては藤子作品の中では当時の最長記録となった(その後『プリンスデモキン』により記録更新)。1985年8月には『小学五年生』にて初めて最終回が掲載され(単行本未収録)、1988年4月に『月刊コロコロコミック』に掲載された2つ目の最終回にて、旧シリーズの開始から24年後、実質合計11年の漫画連載が終了した。 1983年〜1985年には、『パーマン』と共演した漫画『忍者ハットリくん+パーマン』の連載を安孫子が単独で執筆し、劇場版アニメも作られた。漫画『忍者ハットリくん+パーマン』は、てんとう虫コミックスレーベルの単行本『忍者ハットリくん』13巻(絶版)にのみ収録されている。

◎ 未収録作

◇ 書名に『忍者ハットリくん』を含む本に未収録(1作)
・ さよなら ハットリくん…
 ・ 『小学五年生』1985年9月号に掲載。2作描かれた最終回のうちの1作目。2023年発行の『藤子不二雄メモリアルBOX』に収録。
◇ 2023年現在通常購入できる本に未収録(87作) : 上記の最終回の他、87作は藤子不二雄デジタルセレクションには収録されていない(映画原作『忍者ハットリくん+パーマン』2作を含む)。 : これらの87作(長編作も含むため連載92回分)は、てんとう虫コミックスの4、9〜16巻、ぴっかぴかコミックスの1〜4巻を古書で購入すれば読むことができる。

● 単行本
< >内は刊行年。※印は絶版。 80年代連載版を収録した単行本はてんとう虫コミックスとぴっかぴかコミックスを除く単行本では『新忍者ハットリくん』という書名になっている。
・ サンデーコミックス(秋田書店)全3巻 <1968年>※
・ てんとう虫コミックス(小学館)全16巻 <1982-1988年> ※
・ 藤子不二雄ランド・新編集 忍者ハットリくん(中央公論社)全4巻 <1987年>※
・ 藤子不二雄ランド・新忍者ハットリくん(中央公論社)全8巻 <1989-1990年>※
・ 光文社文庫・「少年」傑作集 第5巻 忍者ハットリくんほか(光文社)<1990年>※
 ・ 「少年」掲載作品の傑作選(当作品以外も掲載)。刊行された「少年」から直接版をとっており、表記や広告含め雑誌掲載時のまま。
・ 中公文庫コミック版・忍者ハットリくん(中央公論新社)全2巻 <1996年>
・ 中公文庫コミック版・新忍者ハットリくん(中央公論新社)全4巻 <1996年>
・ 藤子不二雄ランド・新編集 忍者ハットリくん(ブッキング)全4巻 <2003年>
・ 藤子不二雄ランド・新忍者ハットリくん(ブッキング)全8巻 <2004年>
・ ぴっかぴかコミックス・忍者ハットリくん(小学館)全4巻 <2005-2006年>※

◎ 単行本の描きかえ
単行本の発行時期により、収録作品の設定が部分的に変更される場合がある。一例として、「みたか しったか ハットリ打法」(『少年』1965年(昭和40年)3月号掲載)では、ハットリくんが野球の腕を披露し、そこで「野球は忍法に似ている」という旨のセリフの後、3人のプロ野球選手の名前を出しながら「○○、○○、○○なら忍者になれる(○○は選手の名前)」という主旨のセリフを言って、ケン一が忍者の服を着た3人を想像しているシーンがある。この○○の中に入る選手の名前とケン一が想像している選手の絵がその都度変更されている。
・ 1968年初版のSUNDAY COMICS - 長島(長嶋茂雄)、広瀬(広瀬叔功)、吉田(吉田義男)
・ 1982年発行のてんとう虫コミックス - 王(王貞治)、山本(山本浩二)、掛布(掛布雅之)
 ・ この当時王貞治は現役を引退していた。
・ 1996年発行の中公文庫コミック版 - 清原(清原和博)、イチロー、松井(松井秀喜)

● 長編
月刊コロコロコミックの連載では、1982年から1986年にかけて5作の長編漫画が描かれた。下表のうち1から3は連載開始の翌年3月に劇場用アニメ映画としても公開された。4と5はもともと映画とは無関係な長編として連載され、映画は作られなかった。

◎ 長編一覧

・ 収録巻
 ・ DS - 藤子不二雄デジタルセレクション『新忍者ハットリくん』
 ・ TC - てんとう虫コミックス『忍者ハットリくん』
1   1982.12  ニンニンふるさと大作戦の巻  4  72  伊賀の里  メカ忍軍団  DS4  映画公開
2   1983.11  忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ  4  70  ニューヨーク  サイコマン  TC13  映画公開
3   1984.11  忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵  4  73  新宿副都心  ミラクル卵  TC13  映画公開
4   1985.3  からの忍者  7  105  恐竜島  トカゲ魔人  DS6  
5   1985.12  伊賀・甲賀・呪い賀忍法大作戦  5  71  甲賀〜呪い賀  呪い賀忍者  DS7  


◎ 失われた世界からの忍者
: ケン一がニューヨーク帰りのおじさんからもらった恐竜のウンチの化石は日本製の偽物だった。だがそれを狙うトカゲ魔人が現れケン一は誘拐されてしまう。港に呼び出されたハットリくんたちは謎の船シー・ドラゴン号に乗船。魔のトワイライト・ゾーンを抜けてやってきたのは恐竜島だった。

◎ 伊賀・甲賀・呪い賀忍法大作戦
: 行方不明になったケムマキを探しに、甲賀の里へと旅立ったハットリくんと影千代。甲賀の忍者屋敷を散策していると、ケムマキのイトコの甲賀忍者・ウズマキウズマルが現れる。忍猫塾で影千代と同級だった3匹の忍者猫たちの手も借りて、皆のケムマキ救出作戦がはじまる。

● スピンオフ

◇ ワシ獅子丸 : 月刊コロコロコミックでの連載漫画は、1984年5月号から『ワシ獅子丸』というタイトルになり(「忍者ハットリくん」の文字は小さく表示)、獅子丸が主役となった。同年12月号から映画原作『忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ』の連載に切り替わり、その後は長編『忍者ハットリくん 失われた世界(ロスト・ワールド)からの忍者』を経て通常の短編『忍者ハットリくん』に戻ったため、獅子丸が主役の回は7回のみとなった。獅子丸が主役の回はてんとう虫コミックス(TC)の11巻と12巻に収録されている(藤子不二雄デジタルセレクション(DS)には下表の1、3、4のみ『新忍者ハットリくん』の7巻に収録)。 :
1   獅子丸修業中の巻  1984.04  11  7
2   ワシをさらってほしいワンの巻  1984.05  11 

3   獅子丸対カラス忍群の巻  1984.06  11  7
4   ムササビ忍者モモンベエの巻  1984.07  11  7
5   ワシはスターだワンの巻  1984.08  11 

6   忍法「ギョタクづくり」の巻  1984.09  12 

7   忍法「目だたず」の巻  1984.10  12 



● 登場人物
声は1981年版 / 2012年版。1人のみで特筆の無い場合は両方で担当。

◎ 主要人物

◇ ハットリくん : 声 - 堀絢子 : 本作品の主人公であり、フルネームは「ハットリ カンゾウ」。漢字では「服部 貫蔵」。5月5日生まれ。伊賀流の少年忍者で、服部半蔵の子孫らしい。年10歳。身長134cm、体重40kg。どんぐりまなこと「へ」の字口、頬の渦巻きがトレードマーク。顔は基本は「忍者は表情を悟られてはならない」という修行で身につけた無表情であるが、アニメでは表情豊かである。原作では顔面筋肉体操をしていたり、作者のコメントでは「常にポーカーフェイスで滅多に心を顔に出さない」と言われている。一人称は「拙者」。まだ少年ながらあらゆる忍術に長け、特に「変わり身の術(変装)」や、風呂敷(伊賀織りの特別製)を使って空を飛ぶ「忍法ムササビ」が得意。修行のために東京の三葉家へと、押し掛け同然にやって来た。性格は冷静沈着だが、実はお人好しでお節介で詰めが甘いところがある。好物はタケノコの煮物とジャガイモ料理(ポテトグラタン、ポテトコロッケ)、ハンバーガー、クレープといったファーストフード。特にハンバーガーは1日に何度もハンバーガーショップに出入りするほど。しかも同じ姿で何度も行くと格好悪いと思ったのか、変装してでも食べようとしているほどの好物である。カエルが苦手で一目見ると平常心を失ってしまい(特にトノサマガエルが苦手。「武士である忍者は殿様に弱いから」であると本人は語っている)、ガマの油を塗られたときはカエルアレルギーで塗られた場所に蕁麻疹が出たほど。そのことで、普段忍者として実力が下であるケムマキから馬鹿にされることもある。2012年版アニメではパソコンや複写機など情報機器の扱いや、電車やバスなどの近代文化の乗り物に乗るのが苦手とされる。ケン一を助けるあまりに、それがあだで忍法でかなり派手な大失敗もしばしばやらかす。ハットリくんが大失敗をしでかしたときに一同が「ズコ」(「ズッコケ」が由来)といいずっこける場面はハットリくんから定着していき、他キャラもさかんにやるようになった。本人もまだまだ修業中の身であり、忍法に関しては未熟なことは大失敗を通して認めている。いかなる場所でも常に忍び装束姿(色は60年代連載版では黒、80年代連載版とアニメでは青)、頭には常に頭巾をかぶり、赤色の褌を締めている。風呂に入る時も常に非常時に備えて畳んだ装束を頭に巻きつけていて、頭巾を取ったところは弟のシンゾウですら見たことがないらしい(作者曰くケムマキのような髪型ではないかとのこと)。周囲の人間に対しては、語尾の「-でござる」、「ニンニン」など、独特の口調でしゃべるが、60年代連載版ではシンゾウとの会話では普通の口調で一人称も「おれ(たち)」になる。そして男性には「-氏(うじ)」、女性には「-殿」と敬称を付けて呼んでいるが、敵対している時のケムマキに対してだけは呼び捨てである。初登場時には天井に逆さに張り付いて寝るという設定だったが、この設定が描かれたのは最初の1回だけで、その後は天井裏の床に布団を敷いて普通に寝ている。また、初登場時には十字手裏剣型のおねしょをした。あまり知られていないが、シンゾウたちすら誰にも知られていないテントのような簡易リフレッシュルームで自分だけの時間を作っており、懐かしい故郷の伊賀の風景や両親たちを思う場面がある。
◇ 三葉 ケン一(みつば ケンいち) : 声 - 菅谷政子 / 天神林ともみ : カンゾウに次ぐ副主人公。ハットリ兄弟の居候先の一人息子であり親友。近視のため眼鏡をかけている。一人称は「僕」。比較的恵まれた家庭環境だが、学業も運動も苦手な小学生。2月28日生まれ。身長132cm。命名したのは健太郎の父で、「健康第一」を願って名付けられた。初期原作とアニメではほとんど半ズボン姿で、80年代連載版では常に長ズボンを穿いている。カンゾウからは「ケン一氏(うじ)」と呼ばれている。自分の非力をごまかすために、カンゾウの忍法を利用して見栄を張ることも多い一方、夢子のためなら態度が変わったり、忍法「一寸法師」のようにインチキ忍法の手助けをしたこともあるなど、多少腹黒い面も見られる。夢子以上ににわがままであり、癇癪持ち。シンゾウや獅子丸だけでなく、ハットリくんにも面と向かって(もういいよ!)などとキレるように怒り飛ばすことも少なくない。すぐ拗ねるくせがある。 : お調子ものでお人好し。それがもとでクラスで笑いものになったりする。テレビなどで見たサーフィン、ゴルフ、ロッククライミングなどの流行りものに影響されてはその度に挑戦するが、ことごとく失敗する上にすぐに飽きて周囲を呆れさせている。それも多くは夢子に良いところを見せて好かれたい、という欲望が混ざっていたりする。写真撮影は数少ない特技のひとつであり、コンテストにも入賞しているほど。
◇ シンゾウ : 声 - 三田ゆう子 / 日向ゆきこ : カンゾウの弟。フルネームは、「ハットリ シンゾウ」。通称:シンちゃん。漢字で書くと「服部 心蔵」。年齢は5歳くらい。兄を慕って独りで上京して来た。一人称は「俺」。ごく稀に「僕」。アニメ版寝特に初期ではごくまれにカンゾウをまねている「~でごじゃる」調の少し幼児っぽい口調だった。まだ見習い忍者のため、木刀と竹製の手裏剣しか持たせてもらえず(80年代連載版終盤では、通常の幅を半分に切り詰めた軽めの金属製の手裏剣を打っていた)、鎖帷子は樹脂などの軽い素材で出来ているらしい。そして常に赤の忍び装束を着ていて(60年代連載版では水色)、ピンク色の褌を締めている。好物はケーキ。チョコレートも好物と、甘党。兄と比べ随分と軽い性格で、ケン一や獅子丸らと一緒に遊んだり(ロクでもないことを考えるのもこのトリオ)、とんでもないことをしでかしたりしては、よく兄に叱られている。その結果よくケムマキや影千代に騙されやすい。兄には及ばないが、ジグソーパズルが得意であったり、おねしょの際にはケン一と獅子丸と一つの布団に寄り添ってママの洗濯負担を3分の1に抑えるといった知恵もはたらく。泣き声が破壊音波と化す忍法「涙パワー」が唯一にして最強の必殺技(80年代連載版終盤では、兄を凌駕する飛び影を発揮した)。アニメでは獅子丸がペンチで尻をつまんで発動させるパターンが多いが、自ら意識的に泣いて発動させるパターンも存在する。頬が赤い日の丸の形であるが、成長するとカンゾウのように渦巻きになる家系らしい。まだ幼い年齢が故に、ケムマキの策略でホームシックにかかってしまい、伊賀の里に帰りたいとダダをこねてしまう一幕もあった。連載初期はカンゾウと同じどんぐり眼だったが、次第に瞳が大きくなり、そちらが定着した。走る時に「シンシン…」と言う。
◇ ケムマキ・ケムゾウ : 声 - 肝付兼太 / 小川一樹 : 甲賀流(こうがりゅう)の少年忍者で、カンゾウの好敵手。身長130cm。 : 冷蔵庫がカラで空腹になるほど貪欲であるが、都内のマンションで影千代とともに暮らしており(80年代連載版では木造アパート)、80年代連載版では故郷の祖父や兄弟が登場するが、両親が健在か否かは不明(アニメ版にはケムマキの回想で母親が登場したり、夢の中にご先祖が出てきたこともあり、ハットリとの戦いに関しての助言をした)。走る時や飛び回る時に「ケンケーン…」と言う。影千代をしごいたりこき使ってはいるが、内面では兄弟同然の情愛を寄せており、姿が見えないと寂しがるなどの様子も見せる。ハットリが伊賀の里に帰ることになった振りをした際、ケムマキは本気で帰ると思い込み、打算抜きでケン一にハットリを引き止めるための協力を求めるなど、心優しい一面も垣間見せる。 : 雷が大嫌いで、ケン一や夢子の目の前で絶叫しながら逃げ出すほど。ほかに回避・防御不可能な速度を武器とするたいていの敵(描写があるのは拳銃・虎・激怒したトゲ次郎)も至近距離にいる時は体が硬直するほど怖がる。また蜂、カラス、ピラニアなど大群で反撃してくる生き物にも被害を被るなど苦手なものは多い。
◇ 河合 夢子(かわい ゆめこ) : 声 - 秋山るな→あきやまひかり / 佐藤晴香→岩橋由佳 : 通称・夢子ちゃん。80年代連載版から登場した、ケン一やケムマキが憧れるクラスメイト。ケン一の幼馴染み。成績優秀で明るい性格の美少女だが、結構気が強く短気でワガママ。思い込みも一方的で「みんなで私をからかったのね、もう知らないふんっ」とふてくされて帰ることがよくある。気まぐれなところがあり、やや一方的で計算高いところも。思いつきで行動するため、結果的に周囲の人間を振り回すことも。ケン一とケムマキが夢子ちゃんをめぐって対立することがしばしばあり、本人はそれを知ってか知らずか2人をその場で見極めて楽しんでいる、したたかなところも。ケムマキの忍術によるいたずらに巻き込まれては怒っていることが多いが、その割にはケムマキの正体に気が付いていない。お菓子作りや料理などが趣味だが、激辛のカレーを作ったりと上手ではない。運動神経も高く、スキンダイビングではハットリと水中でも会話が可能なほど泳ぎは巧み。他にもテニス、ゴルフ、バレーといった球技もこなすなどスポーツ万能ともいえる。 : 60年代連載版では「カヨちゃん」「サユリちゃん」という少女が登場した。
◇ 獅子丸(ししまる) : 声 - 緒方賢一 : 伊賀流の忍者犬。1981年9月15日に発売された80年代連載版漫画の連載第1回「ケン一氏は名コーチでござるの巻」で初登場。アニメでは同年10月1日放送の第4話「獅子丸には参ったでござるの巻」で初登場した。「しし丸」「シシマル」「シシ丸」「ししまる」と表記されることもある。犬種はチャウチャウ。カンゾウのことを原作では「ご主人様」、アニメでは「カン様」と呼び慕っている。一人称は原作では「ワシ」、アニメでは「俺」。人間の言葉が話せる(ただし初登場時はニョニョニョニョニョ、ワンダ、ワンダなどというくらいで会話というには至らずあまり口を利かなかった)ほど賢いが、楽天家でお人好し。天真爛漫。犬の癖に気紛れかつ大食らい。冷蔵庫の中身を全部食べてしまうようなことも日常茶飯事。そして太ってはよくダイエットをしている。このことからカンゾウは獅子丸を伊賀に置いて来たのだが、結局ついて来てしまい、番犬として三葉家に飼われることになる。 : 人気が高かったため、連載中に主役が獅子丸に交代となり、タイトルも『ワシ獅子丸』に変更されたことがある。 : カンゾウとの出会いは、池で溺れていたところをカンゾウが弁当のおかずのちくわを投げ、獅子丸の口に咥えさせ「水遁の術」をさせることによって助けられたのがきっかけ。そしてそれ以来ちくわが大好物となる。 : ライオンに憧れて弟子になろうとして家出したことがある。声も届かないほど思いにふけってしまうほどにおもいつめていた。しかし百獣の王はそれほど強くはないということがわかり無事に戻ったことがあった。ヒタイにある獅子十字に触ってしまうとある程度のもの(動物)などに変身できる。暗示をかけられると催眠術状態になり、それに変身しやすくなる(アニメでは触られた結果、鳥やライオンに変身したがすぐ元に戻っている)。 : 好きなちくわのブランドはカネテツ(アニメ版のスポンサーだったため)。手裏剣には骨を使い、忍法ムササビをする時には手足で自分の体を広げて飛ぶ。ある程度の変身能力もあり、ちくわほしさのあまりに影千代の目をくらますために、メス猫に化けたときがあり、そのときは「カンさまにも気づかれない完璧な変身だ」と思い込んでいた。得意技「怒り火の玉」は読者公募で生まれた(1981年版 第446話)。影千代からはしばしば「ボケ犬」「デブ犬」などと呼ばれてからかわれるが、互いの術を切磋琢磨しあう良きライバル同士でもある。忍者怪獣ジッポーともライバル関係で、忍法対決してどちらが立場的に上かで忍法で対決をしたが、結局同じ伊賀同士の良き友達同士で落ち着く。「ニョニョ」「ニョホホ」が口癖。語尾に「-だワン」が付く。アニメの年末スペシャル番組では、石丸電気のCMソングを「♪ししまる-」に替え歌し、画面もそっくりのものが使われてCMに突入。その最初のCMには石丸電気の本物のCMが流れるというスポンサーサービスのようなことが行われた。アニメでは視聴者に対してファミリー向けアニメとは思えないかなりするどい突っ込みやボケなどを入れてくるときもある。走るときや行動するときは「ワンタッタッタ」という。二本走行、四本足走行とが存在し、二本足で走るのはよく初期で見ることができた。 : 誕生日は不明。アニメ第249話「誕生日をさがすでござるの巻」(1982年8月9日放送)では、誕生日を知りたがる獅子丸のためにカンゾウが血統書を偽造する場面が描かれたが、そこには1979年7月24日生まれと記されていた。
◇ 影千代(かげちよ) : 声 - 山田栄子 / 深田愛衣 : 80年代連載版から登場した、ケムマキの弟子の忍者猫。情報屋でいつもケン一の部屋の窓の外からのぞき見してはケムマキにハットリたちの情報を届ける役。これが発端で物語が始まるパターンが多い。赤いスカーフを首に巻いた黒猫。獅子丸と同様に人間の言葉を話すことができ、かなり賢い(ずる賢い)が、言葉は忍者同士でないとよく聞き取れないようである。たまにハットリに助けてもらうことも稀にあり、ケムマキを思うがあまり裏切ってしまうことが稀にある。猫の割には主人に忠実で、ケムマキには使いっ走りをさせられたり、やつ当たりをされたりと常に扱き使われっぱなしの生活を送っているが、喧嘩をしたり手をつないで買い物に出掛けるなど、仲のよい兄弟のような一面もある。ハットリにも「素晴らしくご主人思いでござる」と評価されたことがある。日ごろのストレスを発散するためなのか、よく獅子丸をからかっては楽しんでいる。極度のあがり症という一面があり、夢子の着物の帯替わりに身代わりになったとき舞台上でステージで人のあまりの多さに耐えられず逃げ出したことがある。獅子丸からは「ハズレ猫」と呼ばれているが、忍術の腕は獅子丸よりは上である(アニメ版では、先に獅子丸が「怒り火の玉」を習得したため、「自分は役立たず」と落ち込んだこともあった。ケムマキ曰く「落ち込みやすい性格」)。ケムマキからも「このハズレ猫」と呼ばれてしまうことが稀にある。盗み聞きと、下敷きを身体に擦り合わせて発生させる静電気攻撃「エレキャット(シビレネコ)」が得意技。さらに練習試合で一度獅子丸に破れ落ち込んだ末に習得した「スーパーエレキャット」という大技もあるが、これはご主人であるケムマキや関係のないものまで片っ端から静電気のシビレ状態に巻き込むため大変危険な技とされハットリには「いつもながらすごい迫力だ」と評価されている。煽てに弱く、シンゾウに「先生!」と呼ばれた際には、「分身の術」を伝授している。 : 名前の由来は赤塚不二夫の飼い猫「菊千代」から。原作ではケムマキのことを「ボス」と呼び、アニメ版では「ご主人様」⇒「ごしゅりんたま」と変化していった。驚くと「アッチャラパー」と叫ぶ。語尾は「-ニャリン」。大好物はイカ。猫舌で熱い食べ物が苦手。また、ケムマキと共にケン一の母のファンで、「優しいママさん(ママしゃん)」と呼び慕っている。寝る時は、茶色の袋に入って寝る。
◇ 小池(こいけ)先生 : 声 - 二又一成 / 中田隼人→矢嶋友和 : ケン一、ケムマキのクラスの担任。母親から「シンイチ」と呼ばれている。60年代連載版では鼻の下にヒゲがあった。教育熱心で小言が多く、宿題なども多く出す。学校を一歩出ると教え子たちとよく一緒に遊んでいたり、人前(それも子供の前)で泣き叫んだりと無邪気で大人げ無い面もある。昆虫採集が趣味で、珍しい蝶を見ると我を忘れてしまうほどの蝶好き。他にもカメラ、彫刻、将棋など多くの趣味を持つ。同僚の愛子先生に片思いをしている。時には生徒を思いやる優しい一面もあり、ケムマキでさえ深い感銘を覚えることも。カンゾウからは初め「先生」「先生殿」などと呼ばれていたが、アニメ版中期以降は「先生氏」と呼ばれるようになる。アニメ版では、授業における「であるから(して)、こうなるのである」が口癖。

◎ 伊賀流

◇ ツバメ : 声 - 白石冬美 / 上坂すみれ : 伊賀流のくノ一(女忍者)で、カンゾウの幼馴染。推定年齢8歳。カンゾウを慕って時々三葉家にやって来ては騒動を引き起こす。普段カンゾウのことを「ハットリさま」と呼ぶが、「カンちゃん」と呼ぶことも。その名の通り燕に化けて空を飛んだり、横笛の音色で人を操ることが出来る。この横笛で、不眠症に陥った小池先生を眠らせたことがある。またケムマキに対して、去り際に燕の姿で小便をひっかけていくという行動をとったことも。カンゾウ、シンゾウ、獅子丸たちの修行に付き合うことも稀にある。アニメ版オリジナルキャラクターであったが、後に原作でも登場。ケン一やケムマキからはしばしば「ツバメっ子」と呼ばれている。
◇ 忍者怪獣ジッポウ(忍者怪獣ジッポー) : 声 - 滝口順平 / 長嶝高士 : 忍術を使う亀のような忍者怪獣。カンゾウのことを「カンちゃん」と呼ぶ。カンゾウがまだ幼いころに伊賀の山中で出会い、以来修行の相棒となった。気さくな性格だが、そそっかしくて頑固な一面もある。好物は大福餅。風呂嫌い。大食らいで、よく瞬く間に釜の飯をすっからかんにしては三つ葉家のママに注意されてしまう。必殺技は「64文サンド打ち(32文ずつの巨大な両足で挟み潰す)」、「岩石車輪(岩塊のように丸まって転がる)」、「しっぽ手裏剣(尾に付いている十字手裏剣状の鱗を標的に向け投げる)」、「大福パンチ(弾力ある出っ腹で攻撃を跳ね飛ばす)」、鼻から出す「ガス噴射」。また、尻尾を回転させて空を飛んだり、地中を掘ったりも出来る。犬好きだが、獅子丸とは折り合いが悪い。80年代連載版、アニメ版では終盤辺りに登場した。映画版では主役級になり、パーマンとも共演を果たしミラクル卵と対決した。
◇ ハットリ ジンゾウ : 声 - 二見忠男 / 町田政則 : ハットリ兄弟の父。漢字で書くと「服部 陣蔵」。伊賀の忍者学校の講師で、80年代連載版では時折息子たちの腕を験すために、刺客を送ることがある。60年代連載版では時代の波に遅れないようにと夫婦で上京して、三葉家の隣の空き家を手に入れて住み着いた。しっかりした思想の持ち主で忍術に長けているが、多少非常識なところもあり、短気で酒癖が悪い。そんな時は時折妻にたしなめられている。上京の際には当時の通貨ではなく小判を数枚所持していた。
◇ ハットリ兄弟の母(名前不明) : 声 - 梨羽由記子(映画) / 峰あつ子 : ジンゾウの妻でハットリ兄弟の母。常に笑みを絶やさず、穏やかで優しい性格。体重が重いのが玉に瑕。
◇ 3匹の忍者 : カンゾウの幼馴染みたち。まだ忍者学校を卒業出来ていない。60年代連載版では上京後、三葉家の近所のお婆さんの家に居候。 :
◇ 猿飛 猿助(さるとび さるすけ) :: 声 - 田中真弓(映画)、神代知衣 / 石山仁 :: 猿飛佐助の子孫で、猿のような風貌の忍者。3匹衆ではリーダー的存在で、猿使いの名人。「キキッ」と猿のような奇声を上げ、「-でごサル」が口癖。 :
◇ 雲隠 才蔵(くもがくれ さいぞう) :: 声 - 山本圭子(映画)、桜井敏治 / 宮﨑聡 :: モデルは霧隠才蔵。太っていてのんびり屋。タバコのような忍具を使い「觔斗雲」のような、空を飛び搭乗出来る雲を操れる。この雲を雷雲にすることも可能。他には「雲隠れの術(煙幕)」なども得意。 :
◇ 石川 五助(いしかわ ごすけ) :: 声 - 梨羽由記子(映画)、渡辺久美子 / 花藤蓮 :: モデルは石川五右衛門。小柄ですばしっこく、「スリトリ」「手カギ」といった物を盗る術が得意だが、誰に対してもこの行為を行うために、仲間からはそのうち本当の泥棒になってしまうのではないかと心配されている。頭巾も鼻の下に結んでおり、まるで古典的な泥棒のような容姿。
◇ モモンベエ : 声 - 真柴摩利(2012年版) :

◎ 甲賀流

◇ ハゲベエ : 80年代連載版より登場(アニメには未登場)。安孫子の単独作品『黒ベエ』からのスピンオフキャラクター。ケムマキを慕って甲賀からやってきたハゲタカ忍者。普段は学校の標本室で剥製の振りをして過ごしている。
◇ 白猫斎(はくびょうさい) : 80年代連載版より登場(アニメには未登場)。甲賀の忍者猫の総元締めで、伊賀にも「トラも逃げる白猫斎」と噂される、長毛の化け猫。特に影千代が最も恐れており、ケムマキですら頭が上がらないようである。超能力を持ち、瞬間移動やテレパシーを得意とする。
◇ ケムノスケ : 80年代連載版より登場(アニメには未登場)。ケムゾウの双子の兄で、弟と違い裏表がなく、真面目で礼儀正しい。時々甲賀からケムゾウの様子をうかがいに来る。当然、双子なので、ケン一が見間違えるほどケムゾウに瓜二つ。
◇ ケムシ : 80年代連載版より登場(アニメには未登場)。ケムマキ兄弟の末弟で、兄のケムゾウも舌を巻くほどのひねくれ者でいたずら好き。その名の通り、毛虫を使う少年忍者。
◇ ウズマキウズマル : 『伊賀・甲賀・呪い賀 忍法大作戦』に登場。ケムマキケムゾウのイトコを自称する忍者。ぐるぐる眼鏡をかけている。影千代からはケムマキにそんな親戚はいないはずと訝しがられる。
◇ 虎蔵(とらぞう) : 『伊賀・甲賀・呪い賀 忍法大作戦』に登場。影千代の同級生の忍者トラネコ。
◇ 三毛助(みけすけ) : 『伊賀・甲賀・呪い賀 忍法大作戦』に登場。影千代の同級生の忍者三毛猫。
◇ 白丸(しろまる) : 『伊賀・甲賀・呪い賀 忍法大作戦』に登場。影千代の同級生の忍者白猫。
◇ 影夜姫(かげやひめ) : 『忍法「花手裏剣」』に登場した甲賀のくノ一。香りで催眠術をかける「花手裏剣」の使い手。
◇ 十六夜(いざよい) : 声 - 有馬莞奈(2012年版) :

◎ 三葉家の住人

◇ パパ : 声 - 藤本譲 / 柳沢栄治 : 三葉健太郎。ケン一の父。ごく普通のサラリーマン。勤務先では課長。肥満気味で愛煙家。やや頼りないところがあり、カンゾウが現れたことで「父親としての自信」をなくしかけたことがある。趣味はゴルフと麻雀で、日曜日には時々ゴルフに出掛ける。夫婦共にハットリ兄弟を実の子供のようにかわいがっており、ハットリ兄弟からは「パパ上」と呼ばれている。最終電車でカンゾウに寝過ごさないよう指示したものの、彼のミスが原因で終着駅まで乗り過ごしてしまった際は、手厳しく叱責したこともある。息子のケン一にはあまり厳しい小言は言わないタイプ。歌に関してはすごく音痴である。ブタクサの花粉アレルギー持ち。
◇ ママ : 声 - 梨羽由記子 / 北原美和 : ケン一の母。ごく普通の専業主婦。美人であるが、息子同様のんびり屋でそそっかしく、やや浮世離れした言動も多い。いつも息子のケン一、シンゾウや獅子丸に振り回されている。習い事が趣味で、大所帯になった三葉家の家計をやりくりしているが、予算が足りないとカンゾウの忍法に頼ることもある。料理するときに機嫌が良いとエンディングの(ハットリ忍法ニニンのニン)を鼻歌で上機嫌で歌うことがよくある。ハットリ兄弟からは「ママ上」と呼ばれている。お人好しで、一人暮らしのケムマキを心配し身の回りの世話を焼くこともあり、影千代などからも慕われている。 : ハットリ兄弟を実の子同然に扱っており、カンゾウから「2人分(カンゾウ+シンゾウ。アニメでは獅子丸を加え2人と1匹)の食費を支払いたい」という申し出があったときは「自分の家の子供から食費を取れますか」と、厳しくカンゾウを叱責した。

◎ 学校の教員

◇ 愛子(あいこ)先生 : 声 - 川浪葉子 / 深田愛衣 : ケン一、ケムマキの学校の音楽教諭。放送中期から登場したアニメオリジナルキャラで、長髪の可憐な女性。転任してきた際に小池が一目惚れする。小池はハットリ兄弟に頼み込んで愛子を自分になびかせようとするが、大抵は失敗している。一方で、ケムマキが「変わり身の術」で愛子に変身して、小池を騙そうとする行為も目立つ。それでも放送後期には小池と愛子は手を繋いでデートするなど、それなりに2人の関係は進展している。
◇ 花岡 実太(はなおか じった)先生 : 実写ドラマ版のオリジナルキャラで、原作版・アニメ版における小池先生と同じ立ち位置の人物。東北出身で、ズーズー弁が特徴的。姓名の読みは「はなおか じった」だが、表札には旧仮名遣いで「はなをか じった」とあり、校長以下ほとんどの教諭から「鼻を囓った」君などと呼ばれる。その都度「鼻を囓ったではなく花岡実太だ」と反論するが、ズーズー弁が災いし、まともに名前を呼ばれたことがない。生徒思いで、児童からの評判は良い。 : なお、東映でポジフィルムの保存が確認されている第1話、第14話には登場していない。

◎ 機械流

◇ シノビノ博士 : 声 - 野本礼三 : 本名:シノビノ 光門(こうもん)。発明家。研究にのめりこみ過ぎで機械と人間の区別がつかなくなっている。機械流忍者ロボ丸というロボットを作りカンゾウに挑戦したが、ロボ丸がカンゾウに敗れて以降、ハットリ兄弟の良き協力者となった。ロボ丸以外にも宇宙忍者キラキラ丸など奇妙なメカを幾つか作って騒動を起こしている。超能力サボテンのトゲ次郎もシノビノ親子が育てた。自宅兼研究所はロボットの頭部のような形の建物で、番犬はロボット、植木も鋼鉄製のメカのような作り物。
◇ シノビノ オヒメ : 声 - 横沢啓子 : シノビノ博士の一人娘。シンゾウと仲がいいが、父のシノビノ博士は自宅でいたずらをするシンゾウを快く思っていない。父の作ったロボ丸はオヒメに絶対服従しているが、興奮すると手が付けられないロボ丸にオヒメは困り果てている。
◇ ロボ丸 : 声 - 銀河万丈 : シノビノ博士の作った機械流忍者ロボットで、いつもはシノビノ博士の助手をしたり、オヒメのボディーガードをしている。武器は鼻から手裏剣、背負っている刀は帯電しているため、相手を感電させることが出来る。腹部にはモニターがあり、トゲ次郎の脳波から透視した光景を映し出せる。動力源は電気のようで、研究所の地下室でケーブルを繋がれて充電をしているような描写がある。ボディーは鋼鉄製らしく、カンゾウと一騎討ちをした際にカンゾウから塩を撒かれ、錆付いて動けなくなった。賢いとは言えず、興奮したり博士とオヒメの命令が相反したりすると途端に暴走し手が付けられなくなる。
◇ トゲ次郎 : 声 - 丸山裕子 : 80年代連載版より登場。サボテン公園生まれ。シノビノ博士とオヒメが育てた、超能力を持つサボテン。知能も高く人語も解するが「トゲトゲ」としかしゃべれない。主に瞬間移動や透視、テレパシー、念力を操れる。これらの能力のお陰で、相手が自分の敵か味方かをすぐに判別出来る。そのため、ケムマキたちの本性をいち早く見抜き敵意を見せた。普段は植木鉢に根を張っているようにみえるが、ちゃんと小さな足がある。怒ると身体が赤くなり、植木鉢から飛び出してトゲを口から飛ばし、吹き矢のようにして攻撃することも出来る。これによる鍼治療で健太郎のギックリ腰を治したこともあった。『忍者ハットリくん+パーマン』では重要な役回りで、喋る場面もある。 : 脳天には毛のような細枝が3本生えており、ここで様々な養分を取り入れる。そこが弱点で、悪人に切られて無力化にされたことがあったほど。

● ドラマ
NET(現:テレビ朝日)系にて実写テレビドラマ化された。『全怪獣怪人 上巻』では本作品を特撮ホームコメディ最初の作品としているが、実際には同じ東映の『丸出だめ夫』が一ヶ月先んじている。 ハットリくんは「顔のマスク」を被った子役俳優で、声は熊倉一雄が担当した。 楽曲の一部は後に『仮面の忍者 赤影』に流用されている。 1983年発売の写真誌『スクランブルPHOTO』の記事などで杉良太郎がケムマキ役で出演していたという情報が一時期流れ、1987年ごろには広く信じられていたが、全くのデマであった。

◎ 忍者ハットリくん (1966年)
1966年4月7日から9月28日まで放映
・ 仙台放送:金曜 18:15 - 18:45
・ 福島テレビ:土曜 18:15 - 18:45

◎ 忍者ハットリくん忍者怪獣ジッポウ (1967年)
1作目から約1年後の1967年8月3日から1968年1月25日まで放映。東映東京撮影所制作。全26話。モノクロ作品。 山に帰って寂しい思いをしていたハットリくんが、流れ星から現れた忍者怪獣ジッポウと仲良くなり、たまたま山に遠足に来ていたフジ夫くんと友達になり、たるんだ下界を正すためにフジ夫くんのうちに居候し、騒動を起こす。 後に原作やアニメにも登場する忍者怪獣ジッポウは本作品が初出であり、当時の怪獣ブームの影響により考案された。 オープニングにはスタジオ・ゼロのアニメーションが使用された。 当時中学生であった松坂慶子が出演していたことでも知られる、浜路義朗
・ ハットリくんの声・熊倉一雄
・ ジッポウ・飯田浩二、池田勝人
・ ジッポウの声・丸山裕子
・ 藤野フジ夫・江原一哉
・ 藤野タカネ・松坂慶子
・ 藤野山太郎(フジ夫のパパ)・市村俊幸 ※本編中に登場する表札は「フジノ山太郎」になっている。
・ 藤野スソノ(フジ夫のママ)・関千恵子
・ 五味捨太社長・杉義一
・ 木曾仲経脳屁之斉斉・左卜全
・ あらたま げたよ・堺駿二
・ フジ夫の担任・梅津栄
・ 芽出鯛三(めでたいぞう、フジ夫の学校の用務員)・奥村公延
・ 夢尾みる代・石井とみ子
・ めぐみ(フジ夫の同級生)・大森不二香
○ スタッフ

・ プロデューサー:吉川義一 (NET) 、扇沢要、斎藤頼照(東映)
・ 脚本:浪江志摩、服部半蔵、ゆき・はじめ、保科静夫、辻真先、島津昇一、戸田幸雄
・ 撮影:山沢義一(1-5)、坪井誠(6-11)、稲田喜一(12-16,19,24-26)、西川庒衛(17,18,20-23) 
・ 録音:内田陽造、長井修堂
・ 照明:川崎保之丞、梅谷茂、桑名史郎、大野忠三郎、加藤伝
・ 美術:江野慎一、桑名忠之
・ 編集:桜井昭五、田中修、祖田冨美夫
・ 音楽:湯山昭
・ 主題歌
 ・ オープニング「忍者ハットリくん」歌 - 前川陽子、熊倉一雄、ヤングフレッシュ / 作詞 - 香山美子 / 作曲 - 湯山昭
 ・ 挿入歌「ごきげんジッポウくん」歌 - 前川陽子、熊倉一雄、ヤングフレッシュ / 作詞 - 香山美子 / 作曲 - 湯山昭
・ 記録:宮本衣子、樫尾悦子、増田美代子、佐々木礼子、高津省子、佐久間淑子
・ 装飾:田島俊英、矢部一雄、佐藤喜昭
・ 助監督:山口和彦、太田安則、伊藤俊也、戸田幸雄、三堀篤、野田幸男、内藤誠
・ 進行主任:武田英治、阿部征司、坂本年文、坂上順
・ 現像:東映化学工業株式会社
・ 監督:島津昇一、小林恒夫、小山幹夫
・ 制作:NET、東映
○ 各話リスト(2作目)

 1  ジッポウ君あらわる  浪江志摩   島津昇一  1967年
8月3日  左卜全、梅津栄、河合絃司
 2  ジッポウ君大失敗   服部半蔵  8月10日  岡部正純、佐藤晟也、伊達弘
 3  変なでござる  8月17日  杉義一、山浦栄
 4  ごきげんジッポウ君  8月24日  堺駿二、大泉滉
 5  PTAとはなんでござる?   浪江志摩  8月31日  堺駿二、梅津栄、石井とみ子、奥村公延、河合絃司
 6  結婚式とは大変なものでござる   小林恒夫  9月7日  堺駿二、梅津栄、石井とみ子、奥村公延、河合絃司
 7  コケコッコーはでござる  服部半蔵  9月14日  武智豊子、関山耕司
 8  助太刀は無用でござる  浪江志摩  9月21日  大森不二香
 9  ぞくぞく出て来たでござる  服部半蔵
島津昇一。   島津昇一  9月28日  上田吉二郎、土山登志幸、伊達弘
 10  学校は難しいでござる  ゆきはじめ  10月5日  梅津栄、河合絃司、久地明、田川恒夫、竹村清女
 11  ジッポウはお風呂が嫌いでござる   浪江志摩  10月12日  宮地晴子、杉義一
 12  江戸城へモグルでござる   小林恒夫  10月19日  左卜全、田川恒夫、伊達弘
 13  パイナップルは真平でござる   保科静夫  10月26日  堺駿二、田川恒夫、志摩栄、打越正八、M.R.ボザリー
 14  天下の名馬は流石でござる   小山幹夫  11月2日  谷村昌彦、相馬剛三、高須準之助、佐川二郎、山田甲一、大森不二香、早瀬千香子、清水テルオ
 15  海賊あらわれるでござる  服部半蔵  11月9日  堺駿二、海野かつを、小林稔侍、斎藤力、沢田浩二、杉義一
 16  これぞヤマトダマシイでござる  浪江志摩  11月16日  堺駿二、由利徹、岡野耕作、清見晃一、木村修、草部浩二、桐島好夫、嶋一郎、大森不二香、高橋治郎、高桑勉、刈谷晴夫
 17  危機一髪人助けでござる  辻真先   島津昇一  11月23日  落合義雄、渡真二、辻しげる、川田信一、久地明
 18  ジッポウの病気は特大でござる  浪江志摩  11月30日  藤子不二雄(特別出演)、堺駿二、左卜全、桜京美、大前鈞、矢代駿、田辺洋、伊藤真二、清見晃一、菅原壮男、斎藤力、佐川二郎、桐島好夫、霞涼二
 19  産業スパイをやっつけるでござる  服部半蔵  小林恒夫  12月7日  太田淑子、杉義一、久保比左志、佐藤晟也、比良元高、木川哲也、多田公子
 20  ハットリくんの名探偵でござる  辻真先   島津昇一  12月14日  西川敬三郎、平井道子、伊藤慶子、八百原寿子、西智子、関田千恵子、山下栄子、坂本香織、玉盛恵子
 21  妖術との対決でござる   保科静夫  12月21日  吉田義夫、北川恵一、原信夫、打越正八
 22  タマシイ入れかえの術でござる  12月28日  渋沢詩子、沢彰謙、長田稔也
 23  それはジッポウくん卑怯でござる  浪江志摩  1968年
1月4日  安城由貴子、中島元、梅津栄、嶋一郎、片山滉、山田甲一、畠山淑子、小甲登枝恵、大橋美和子、杉田優子
 24  見ザル聞かザル云わザルでござる  保科静夫  1月11日  玉川長太、金親保雄、及川広夫、中村武己、竹内利之
 25  ジッポウのユウレイ退治でござる  戸田幸男
保科静夫  1月18日  岡部正純、福原秀雄、吉原正皓
 26  ジッポウよサヨウナラでござる  浪江志摩  1月25日  潮健児、近江俊輔、佐々倉英雄、都健二

○ 放送局(2作目)

・ NET:木曜 19:00 - 19:30
・ 毎日放送
・ 九州朝日放送
・ 秋田放送:水曜 17:30 - 18:00
・ 仙台放送:金曜 18:15 - 18:45
・ 新潟放送:水曜 17:30 - 18:00
・ 福井放送:日曜 8:30 - 9:00
・ 名古屋放送:木曜 19:00 - 19:30
○ ネット配信

・東映特撮YouTube Official:2023年1月2日 - 4月3日

● テレビアニメ


◎ 忍者ハットリくん (1981年)
1981年9月28日から1987年12月25日にかけ、テレビ朝日系にてシンエイ動画によりテレビアニメ化された。本編全694話+テレビスペシャル11話+4劇場版。この番組は、放送時間帯移動の変遷が大きかったのも特徴である(変遷の詳細は下記参照のこと)。CSチャンネルのテレ朝チャンネルでは、2000年代後半に平日7:30 - 8:00・14:30 - 15:00で再放送され、2016年以降は月曜夕方17時に1981年版が2話ずつ放送され、水曜17時~18時、日曜6時~7時に2012年版が放送された。2009年1月5日から2011年9月26日にかけてBS朝日アニメストリート内でも放送された。その後、「AbemaTV」の家族アニメチャンネルでも2016年4月11日のサービス開始と同時に配信を開始したが、オープニングとエンディングは割愛され、本編のみの配信となっている。 『ドラえもん』、『怪物くん』に続くシンエイ動画・テレビ朝日の藤子アニメ第3弾。夕方の帯(18:50 - 19:00)と日曜の朝(9:30 - 10:00)に放送されていた『ドラえもん』の後番組であり、夕方の帯番組版は『ドラえもん』(後期)と同様に第一家庭電器一社提供番組として放送。このアニメ版ではタツノコプロ出身の笹川ひろしが総監督に就任。それまでの藤子アニメとは一味違った新たな方向性を見出し、後続の藤子アニメにも大きな影響を与えた。特に劇中キャラクターがずっこける際に「ズコー」と発するルーティンギャグは人気を博し、その後の笹川が関わった藤子アニメは、『パーマン』の「ヘコー」や『オバケのQ太郎』の「オター」「ズルー」など、同様の演出が踏襲されている。また、笹川が過去に関わった『ハクション大魔王』に登場する「それからおじさん」に通じる、忍者姿のカラスで『ソレカラス』(声:梨羽由記子)というキャラクターも作られた。また原作のエピソードの少なさを補うため、アニメオリジナルのエピソードが数多く作られている。 1983年3月に、月曜19:00 - 19:30の週一の放送となり、15分2話形式となる(後に新作一本と過去の再放送2本となった)。なおこの月の関東地区では、帯、日曜、月曜7時と並行して放送されていた。特に一部地域で月曜はこの時期のみ40分枠だった。翌4月に『パーマン』が帯で開始されると帯放送からは撤退するものの、「藤子キャラ御三家」として、ドラえもん、忍者ハットリくん、パーマンの頭文字を取り「ドラ・ハッ・パー」という造語も流行した。 しかし1985年に『藤子不二雄ワイド』が放送開始されると再び時間帯移動する。他の藤子作品と共にこの番組枠内で放送された。その際、帯時代と同じ10分1話形式に戻され、キャラクターデザインや色指定も若干変更がなされた。1987年4月に『藤子不二雄ワイド』内で『エスパー魔美』の放映が開始されると、再び18:50 - 19:00の帯番組となり、『藤子不二雄ワイド』が終了した同年10月より『パオパオチャンネル』枠(金曜日)で放送された。なお、原作よりも一足早く1987年12月に放送は終了するが、「雪山のからくり山荘の巻」は最終回らしい内容ではなく、影千代がひっそりとプラカードを持って「おわり」と告げたのみである。翌回からは同一の枠で再放送が1989年6月30日まで続けられた。 香港では『忍者小靈精』のタイトルで放送され、広東語版主題歌「忍者」も作られた。2004年からはインドでも放送されている。 全話から計433話分をセレクトした上下巻形式による傑作選DVD-BOXも発売された。 2017年10月からAmazon Prime Videoにて本編全694話+テレビスペシャル3話が配信中。また2021年11月8日からYouTubeの「忍者ハットリくん公式チャンネル」にて18:30に1話ずつ配信されている(45日間限定。OP・EDはカット)。 基本的に子供向けアニメだが、森茉莉が本作の大ファンであり、当時、週刊新潮で連載していたコラム『ドッキリチャンネル』でたびたび絶賛していた。
○ スタッフ

・ 原作 - 藤子不二雄
・ 監修 - 鈴木伸一
・ 総監督 - 笹川ひろし
・ 監督 - 池野文雄
・ 美術監督 - 宮野隆(スタジオユニ)
・ 撮影監督 - 金子仁→角原幸枝、都島雅義
・ 録音監督 - 大熊昭
・ 編集 - 西出栄子、岡安肇
・ 効果 - 小川勝男(E&Mプランニングセンター)、赤塚不二夫(PAG)
・ 整音 - 中戸川次男、大城久典、柴田信弘
・ 録音 - オーディオプランニングユー
・ スタジオ - APUスタジオ
・ 現像 - 東京現像所
・ タイトル - 道川昭
・ 音楽 - 菊池俊輔
・ 制作担当 - 熊瀬哲郎、野村和史
・ 制作デスク - 富田民幸、熊瀬哲郎、遠藤栄
・ 制作協力 - 東京動画、パンメディア
・ プロデューサー - 小泉美明、菅野哲夫、木村純一、波多野正美(テレビ朝日)、荻野宏(旭通信社)、加藤良雄(シンエイ動画)
・ 制作 - テレビ朝日、シンエイ動画、旭通信社
◇各話スタッフ :
・ 脚本 - 桜井正明、城山昇、大久保昌一良、岸宗生、柏倉敏之、小川健一、麻尾るみこ、小山真弓、岸間信明、中弘子、山本優、辻真先、渡辺麻実、元木正幸、高橋二三、はざまはじめ、千葉一誠、今川泰宏、高山鬼一、石井晴幸、村山修、瀬戸内春霞、石川晴夫、寺田憲史、松下幹夫、水島香織、青山弘、池野文雄、石黒昇、藤子不二雄 :
・ 絵コンテ・演出 - 池野文雄、永樹凡人、青山弘、木宮茂、笹川ひろし、鳥羽厚、小林真理、米谷良知、棚橋一徳、日下部光雄、大貫信夫、野寺三郎、山崎勝彦、白土武、佐藤博明、桜井美知代、又野弘道、藤木元春、井上和夫、山川洋三、橋本直人、山谷光和、伊藤幸松、服部半蔵、平村文男、馬場密、向中野義雄、五月女有作、玉沢武、川尻善昭、宮崎一哉、石田晋一、神崎貢、落合正宗、クニトシロウ、今川泰宏、秦泉寺博、秦義人、小沢範久、小鹿英吉、津野明朗、ヤマザキカズオ、前沢一郎、石黒昇、やすみ哲夫、汎日出夫、藤原良二、家路満、茂木ちさと、香川豊、森一浩、 松島明子、鴫野彰、遠藤徹哉、細谷秋夫、佐藤豊、野村和史、津野二郎、上野寿夫、西村純二、飯野皓、半沢正幸、森井俊行、小滝雅美、善聡一郎、長尾粛 :
・ 作画監督 - 染谷信幸、桜井美知代、富永貞義、山下征二、畑良子、永木龍博、野部駿夫、飯村一夫、田代和男、高野登、細谷秋夫、川島明、野口大蔵、津野二郎、冨沢和雄、向中野義雄、古瀬登、神津義行、河内日出夫、伊藤光男、金子ヤスヨシ、笠原慎介、叶内孝行、吉永尚之、香善義行、木場田実、遠藤栄一、木村友和、三浦清継、柳瀬譲二、林一也、菊地由行、橋本淳一、夏木修平、古左小吉重、片岡恵美子、原完治、松崎一、森下圭介
○ サブタイトル

◇ 初代(帯番組および日曜朝時代) : 6種類のパターンがある。「シンゾウが巻物を開いてサブタイトルが表示されるもの」、「獅子丸が煙玉を投げてサブタイトルが表示されるもの」、「ハットリくんが畳返しをしてサブタイトルが表示されるもの」、「影千代が隠れ蓑を解いてサブタイトルが表示されるもの」、「シンゾウが暗闇をライトで照らしてサブタイトルが表示されるもの」、「シンゾウが壁を反転させるとハットリくんが登場してサブタイトルが表示されるもの」。
◇ 2代目(月曜時代前期) : ハットリくんの後にシンゾウと獅子丸が走ってきて、睡蓮の葉がひっくり返ってそこからサブタイトルが表示される。
◇ 3代目(月曜時代後期 - 帯2期の途中まで) : ハットリくんの頭上にある本が崩れてその中の巻物からサブタイトルが表示されるものと、ハットリくんが木を伝って手裏剣を投げ、そこにサブタイトルが表示されるものの2つ。
◇ 4代目(帯2期の途中 - 最終回) : ジッポウが大福餅を食べ過ぎてお腹を膨らませたところにサブタイトルが表示されるものと、ジッポウが水蒸気を吹き上げてそこからサブタイトルが表示されるものの2つ。 ※ハットリくんがサブタイトルを紹介するときには「-でござるの巻」を「-でござる(一呼吸置いて)のまっきっ」と発音している。
○ 各話リスト(第1作)
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○ 放送局
放送系列は放送当時、放送日時は個別に出典が掲示されてあるものを除き、10分版については1982年12月中旬 - 1983年1月上旬時点、30分版については1985年3月中旬 - 4月上旬時点のものとする。なお、『藤子不二雄ワイド』内で放送された『忍者ハットリくん』については藤子不二雄ワイド放送局を参照。
 10分版
 関東広域圏  テレビ朝日   月曜 - 土曜 18:50 - 19:00   テレビ朝日系列  制作局
 宮城県  東日本放送  
 静岡県  静岡けんみんテレビ  現・静岡朝日テレビ。
 福岡県  九州朝日放送  
 北海道  北海道テレビ  月曜 - 金曜 18:00 - 18:10  
 青森県  青森放送  月曜 - 金曜 16:00 - 16:10 →
月曜 - 木曜 16:15 - 16:25、金曜 17:00 - 17:10(1983年5月中旬 - 6月上旬時点)  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 岩手県  岩手放送  金曜 16:05 - 16:15  TBS系列  現・IBC岩手放送。1985年 - 1986年頃に一部話数を放送。
 福島県  福島放送  月曜 - 土曜 18:43 - 18:53(1982年11月 - 1983年10月)  テレビ朝日系列  
 山梨県  山梨放送  月曜 - 金曜 16:50 - 17:00  日本テレビ系列  
 新潟県  新潟テレビ21  月曜 - 金曜 18:00 - 18:10  テレビ朝日系列  1983年10月開局。1985年頃に放送。
 長野県  テレビ信州  月曜 - 土曜 17:00 - 17:10  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 中京広域圏  名古屋テレビ  月曜 - 金曜 18:47 - 18:57  テレビ朝日系列  
 鳥取県・島根県  日本海テレビ  月曜 - 金曜 16:50 - 17:00  日本テレビ系列  
 広島県  広島ホームテレビ  月曜 - 金曜 18:15 - 18:25   テレビ朝日系列  
 香川県・岡山県  瀬戸内海放送  月曜 - 金曜 18:00 - 18:10  
 高知県  高知放送  月曜 - 金曜 16:50 - 17:00  日本テレビ系列  
 宮崎県  テレビ宮崎  月曜 - 金曜 17:20 - 17:30  フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 鹿児島県  鹿児島放送  月曜 - 金曜 18:00 - 18:10  テレビ朝日系列  1982年10月開局。
 30分版
 関東広域圏  テレビ朝日   日曜 9:30 - 10:00 →
月曜 19:00 - 19:30   テレビ朝日系列  制作局
 北海道  北海道テレビ  
 青森県  青森放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 宮城県  東日本放送   テレビ朝日系列  
 福島県  福島放送  
 静岡県  静岡けんみんテレビ  現・静岡朝日テレビ。
 中京広域圏  名古屋テレビ  
 近畿広域圏  朝日放送  現・朝日放送テレビ。
 広島県  広島ホームテレビ  
 香川県・岡山県  瀬戸内海放送  
 福岡県  九州朝日放送  
 鹿児島県  鹿児島放送  1982年10月開局から放送。
 岩手県  岩手放送  水曜 17:30 - 18:00 →
月曜 16:35 - 17:05(1985年12月中旬 - 1986年1月上旬時点) →
月曜 19:00 - 19:30  フジテレビ系列
テレビ朝日系列  
 山形県  山形放送  水曜 17:00 - 17:30  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 山梨県  山梨放送  土曜 16:00 - 16:30(1982年3月中旬 - 4月上旬時点) →
木曜 17:30 - 18:00  日本テレビ系列  
  新潟県  新潟総合テレビ  月曜 16:55 - 17:25  テレビ朝日系列  1983年10月開局から放送。
 長野県  テレビ信州  日曜 9:30 - 10:00(1982年12月中旬 - 1983年1月上旬時点) →
水曜 17:00 - 17:30  日本テレビ系列  
 石川県  北陸放送  月曜 17:30 - 18:00(1982年3月中旬 - 4月上旬時点) →
金曜 17:00 - 17:30(1982年12月中旬 - 1983年1月上旬時点)  フジテレビ系列  1982年頃に放送。
 福井放送  日曜 10:00 - 10:30   日本テレビ系列  1983年4月3日から放送。
 鳥取県・島根県  日本海テレビ  金曜 17:40 - 18:10(1982年3月中旬 - 4月上旬時点)  
 長崎県  長崎放送  火曜 17:20 - 17:50(1982年3月中旬 - 4月上旬時点)より全26話(1話は2エピソードで構成)が放送された。インドでは前述のとおり2004年から『ハットリくん』のアニメを放送しており、これが人気を博し続けていることから、昨今高度経済成長を続ける同国でのコンテンツビジネスの収益拡大が見込めると判断、博報堂DYメディアパートナーズの協力のもと現地のアニメ制作会社リライアンス・メディア・ワークスとシンエイ動画が共同制作(実制作の大半は現地で実施)した。 ストーリーは藤子が新規に作ったもので設定などは原典と概ね同一であるが、現代(2012年ごろ)の世相に即して作っているため、スマートフォン、携帯電話、インターネットなど、日本版アニメの放送当時には一般的でなかったものも登場する。 当初から前述の会見で早河社長が日本にも逆輸入して放送することも検討していると発言していたが、2013年2月、CS放送の『アニマックス』で日本語吹き替え版を放送すると発表、同年5月13日より放送された。字幕放送も実施され、ハットリカンゾウが黄色字幕、ケン一が青色字幕、ハットリシンゾウが緑字幕、それ以外の人物は白色で表記される。日本語吹き替え版においてキャストはハットリカンゾウ役の堀絢子と獅子丸役の緒方賢一以外はアニメ第1作から変更、オープニング・エンディング曲は日本版アニメのオリジナル音源をそのまま使用している。サブタイトルの発音では「-でござる(一呼吸置いて)のまっきっ」の後に「ニンニン」が加わっている。後にテレビ朝日のCS専門局『テレ朝チャンネル1』でも放送を開始した。 2014年7月11日にはインド版の日本語吹き替え版の第1シリーズDVD-BOXが『NINJAハットリくん リターンズ』のタイトルで発売された。発売を記念し一部エピソードが同年7月4日深夜(7月5日午前)にテレビ朝日(関東ローカル)にて特別番組として放送された。 2014年4月からはインドで第2シリーズを放送。日本でも同年7月21日よりアニマックスで日本語版の放送が開始された。2016年4月12日からはアニマックスで『新あたしンち』の後番組として第3シリーズを放送し、2017年2月2日からは第4シリーズを放送。 2019年以降も第5、6シリーズに相当する新作エピソードがインドでは放送されていたが、日本では放送や配信がされない状態が続いていた中、2022年2月1日よりdアニメストアにて第1~4期を含め日本でも配信され(オープニング・エンディングはカットされている)、2月22日からシンエイ動画公式YouTubeチャンネルにて配信を始めている。
○ スタッフ(2012年版)

・ 原作 - 藤子不二雄
・ 監督・シリーズ構成(第1・2期)→監督(第3期)やすみ哲夫→木野雄(第4期)
・ 総監督(第4期) - やすみ哲夫
・ キャラクターデザイン・プロップデザイン(第1期)→キャラクターデザイン(第2期 -) - 富永貞義
・ 美術監督 - 天水勝(第1期)→三原伸明(第2期)→天水勝(第3期)→氣賀澤佐知子(第4期)
・ 色彩設計 - 松谷早苗(第1期)→蝦名佳代子(第2期)→伊東さき子(第3期 -)
・ 編集 - 中葉由美子・村井秀明(第2期)→岡安プロモーション(第3期)
・ 音響監督 - 大熊昭
・ 音楽 - 菊池俊輔
・ 音響演出助手 - 浦上靖之(第1期)
・ 音響制作 - オーディオ・プランニングユー(第1期)→AUDIO PLANNING U(第2期 -)
・ 録音スタジオ - APU目黒スタジオ→APU MEGURO STUDIO(第2期 -)
・ ミキサー - 小沼則義(第1・3期)、田口信孝(第2期)
・ アシスタント・ミキサー - 田口信孝(第1・3期)
・ 音響制作デスク - 土屋枝穂(第3期)
・ 音響効果 - 風間結花(第2期 -)(フィズサウンドクリエイション)
・ ビデオ編集 - 東京現像所(岸亮二・斎藤和昌)(第3期)
・ 音楽協力 - テレビ朝日ミュージック
・ 制作デスク - 鈴木健一(第2期)→岡野孝規(第3期 -)
・ プロデューサー - 岸本隆宏・魁生聡(第1期)→水谷圭・荒木元道(第2期)→水谷圭・新井麻実・岸本隆宏・和田泰(第3期)→岸本隆宏・永田雄一(第4期)
・ 日本語版プロデューサー - 吉川大祐・魁生聡(第1期)
・ 制作→Produced by - テレビ朝日(第1期)→tv asahi(第2期 -)シンエイ動画(第1期)→SHIN-EI ANIMATION(第2期 -)
○ 各話リスト(第2作)

 第1期
  2013年
5月13日   1  バーゲンは戦場でござるの巻  清水東  のなかかずみ   木野雄
鈴木洋介  大武正枝、大宅幸男
 小池先生に変身でござるの巻   相内美生  安藤敏彦  澤田裕美、八木郁乃
  5月20日   2  影千代も褒められたいでござるの巻  パク・キョンスン  進藤満尾
 博物館は大パニックでござるの巻  うえのきみこ  麦野アイス  尾鷲英俊
  5月27日   3  若返り作戦には参ったでござるの巻  相内美生  パク・キョンスン  林静香
 ラクガキが消えないでござる?の巻  川辺美奈子  麦野アイス  大武正枝
  6月3日   4  サラリーマンは大変でござるの巻  うえのきみこ  のなかかずみ  茂木啄次
 忍法テニスで勝負でござるの巻  清水東  安藤敏彦  松浦仁美
  6月10日   5  シンゾウのお手伝いでござるの巻  川辺美奈子  パク・キョンスン  長島崇
 シャッターチャンスを狙うでござるの巻  清水東  鈴木卓夫  大森孝敏
  6月17日   6  試験官は誰でござる?の巻  うえのきみこ  安藤敏彦  岩永大蔵
 ヒーローになりたいでござるの巻   相内美生  鈴木卓夫  針金屋英郎
  6月24日   7  停電に備えてサバイバル生活の巻  麦野アイス  尾鷲英俊
 ワンニャン、忍法サッカーでござるの巻  うえのきみこ  のなかかずみ  松浦仁美
  7月1日   8  宿題1000倍はつらいでござるの巻   清水東  パク・キョンスン  茂木啄次
 からくり自転車はスゴイでござるの巻   安藤敏彦  入江康智、大森孝敏
  7月8日   9  しゃっくりが止まらないでござるの巻  川辺美奈子  岩永大蔵
 夢子ちゃんの願いごとは何でござる?の巻  うえのきみこ  鈴木卓夫  前田一雪、原勝徳
  7月15日   10  兄弟ゲンカはイカンでござるの巻  川辺美奈子  麦野アイス  尾鷲英俊
 くっついちゃったでござるの巻  うえのきみこ  安藤敏彦  大武正枝
  7月22日   11  忍者レストランは大繁盛でござるの巻  清水東  のなかかずみ  田中好浩、大森孝敏
 ケン一氏は天才手品師でござるの巻   川辺美奈子  パク・キョンスン  松浦仁美
  7月29日   12  優しい獅子丸が怖いでござるの巻  麦野アイス   尾鷲英俊
 忍者屋敷猛レースでござるの巻  相内美生  木野雄
  8月5日   13  恋する獅子丸でござるの巻  川辺美奈子  のなかかずみ  長島崇
 釣りで勝負でござるの巻   相内美生  鈴木卓夫   大武正枝
  8月12日   14  シンゾウ、新忍法に挑むでござるの巻  パク・キョンスン
 夢子ちゃんのファッションショーでござるの巻  清水東  安藤敏彦  前田一雪、茂木啄次
  8月19日   15  伊賀秘伝の巻物でござるの巻  川辺美奈子  麦野アイス  尾鷲英俊
 ケムマキ氏、ビックスターになるでござるの巻  相内美生   鈴木卓夫  大武正枝
  8月26日   16  防犯対策はバッチリでござるの巻   清水東  進藤満尾
 夢子ちゃんは占いがお好きでござるの巻  安藤敏彦  今野淑子
  9月2日   17  荷物を取り返すでござるの巻  川辺美奈子  のなかかずみ  進藤満尾
 宝物泥棒をつかまえるでござるの巻    鈴木洋介  大武正枝
  9月9日   18  パパ上の腕時計でござるの巻  うえのきみこ  パク・キョンスン   尾鷲英俊
 外国忍者が弟子に?でござるの巻  相内美生  麦野アイス
  9月16日   19  忍者は泣かないでござるの巻  清水東  鈴木卓夫  大武正枝
 お猿には負けないでござるの巻  相内美生  パク・キョンスン  進藤満尾
  9月23日   20  獅子丸の犬小屋を作るでござるの巻  川辺美奈子  安藤敏彦  尾鷲英俊
 学校へ一番乗りでござるの巻  清水東  のなかかずみ  大武正枝
  9月30日   21  ケン一氏は忍者でござるの巻  うえのきみこ   安藤敏彦  進藤満尾
 忍者ボーリングで対決でござるの巻  川辺美奈子  大武正枝
  10月7日   22  決死のドライブでござるの巻  うえのきみこ  のなかかずみ  尾鷲英俊
 お注射大作戦でござるの巻  川辺美奈子  パク・キョンスン  今野淑子、神戸環
  10月14日   23  子供ゴルフ大会でござるの巻  清水東  鈴木卓夫   大武正枝
 忍者訓練・隠れん坊でござるの巻    鈴木洋介
  10月21日   24  なんの卵?でござるの巻  相内美生  パク・キョンスン   進藤満尾
 クイズ王は誰だ?でござるの巻  うえのきみこ  安藤敏彦
  10月28日   25  お寺の大掃除でござるの巻  清水東  麦野アイス  尾鷲英俊
 からくり気球でござるの巻  相内美生  鈴木卓夫  今野淑子、神戸環
  11月4日   26  ケン一氏のツリーハウスでござるの巻  川辺美奈子   のなかかずみ  大武正枝
 クリケットに挑戦でござるの巻  相内美生  尾鷲英俊
 第2期
  2014年
7月21日   27  赤は危険でござるの巻  相内美生  やすみ哲夫  木野雄  長島崇
 ニワトリをつかまえろでござるの巻  川辺美奈子    木野雄  進藤満尾
  28  お泊りキャンプは楽しいでござるの巻  清水東  のなかかずみ  木野雄  岩永大蔵、吉田朋代
増谷三郎
 脱出大作戦でござるの巻  うえのきみこ    木野雄  Jeong Hown Song
Yubang park Haewon
Jeong Jucheol Park Siyun
  7月22日   29  いつもニコニコでござるの巻  清水東  鈴木卓夫  安藤敏彦  山下悟
 犯人は誰?でござるの巻  北条千夏  牛草健  木野雄  長嶋崇、松浦仁美
  30  ママ上のストライキでござるの巻  石川智子  麦野アイス   安藤敏彦  片岡恵美子
 獅子丸は優秀な番犬でござるの巻  相内美生   細谷秋夫  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
  7月23日   31  洗濯物を回収せよでござるの巻   川辺美奈子  木野雄  Jeong Hown Song
Yubang park Haewon
Jeong Jucheol Park Siyun
 植物園は楽しいでござるの巻    木野雄  長嶋崇、松下佳弘
  32  偵察も大変でござるの巻  うえのきみこ  鈴木大司   木野雄  進藤満尾
 忍法童心帰りの術でござるの巻  清水東  のなかかずみ  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
  7月24日   33  シンゾウと亀の卵でござるの巻  相内美生  鈴木大司  布施康之  Jeong Hown Song
Yubang park Haewon
Jeong Jucheol Park Siyun
 打倒ハットリくんでござるの巻  北条千夏  大宙征基  木野雄  増谷三郎
  34  好き嫌いはこりごりでござるの巻  相内美生  細谷秋夫   安藤敏彦  Jeong Hown Song
Yubang park Haewon
Jeong Jucheol Park Siyun
 放課後の夢子ちゃんでござるの巻  うえのきみこ  大宙征基  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
  7月25日   35  ケンイチ氏のジョギング修行でござるの巻  清水東  鈴木卓夫   布施康之  Jeong Hown Song
Yubang park Haewon
Jeong Jucheol Park Siyun
 エレキャットはビリビリでござるの巻  うえのきみこ  のなかかずみ   Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
  36  忍法おもい花は恐ろしいでござるの巻  相内美生    安藤敏彦
 細かいことは気にしないでござるの巻  清水東  Jeong Hown Song
Yubang park Haewon
Jeong Jucheol Park Siyun
  7月28日   37  蝶が大好き小池先生でござるの巻  江夏由結  大宙征基  布施康之  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
 外国忍者再び?でござるの巻  相内美生  麦野アイス   木野雄  大武正枝
  38  プレゼント大作戦でござるの巻  川辺美奈子  のなかかずみ  増谷三郎
 ママ上は発明家でござるの巻  うえのきみこ  パクキョンスン  牛草健  長嶋崇
  7月29日   39  シンゾウのちびっこ忍者団でござるの巻  石川智子  細谷秋夫   木野雄  松崎一
 負けるが勝ちでござるでござるの巻  うえのきみこ   のなかかずみ  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
  11月17日   40  通信簿を捜索せよでござるの巻  相内美生   布施康之  松下佳弘、進藤満尾
岩永大蔵、長島崇
 七不思議の謎を追えでござるの巻  川辺美奈子  パクキョンスン  松崎一
  11月24日   41  良い行いは気持ちいいでござるの巻  石川智子  鈴木卓夫  木野雄  Jeong Hown、Song Yubang
Park Haewon、Jeong Jucheol
Park Siyun
 伝説の刀鍛冶でござるの巻  川辺美奈子  大宙征基  牛草健  進藤満尾
  12月1日   42  美化委員の座は誰のもの?でござるの巻  江夏由結  鈴木卓夫  細谷秋夫  長島崇
 鳥になった獅子丸でござるの巻  うえのきみこ  麦野アイス   牛草健  林一哉
  12月8日   43  雨の日も修行でござるの巻  北条千夏  鈴木卓夫  増谷三郎
 決戦巨大イカでござるの巻  うえのきみこ  大宙征基  長島崇
  12月15日   44  影千代の良心でござるの巻  北条千夏  パクキョンスン   木野雄  林一哉
 お宝を探せでござるの巻  川辺美奈子  細野秋夫  増谷三郎
  12月22日   45  ニンジャモンジャって何じゃ?でござるの巻  石川智子  鈴木卓夫  布施康之  松崎一
 獅子丸のダイエットでござるの巻  うえのきみこ  麦野アイス  やすみ哲夫  大武正枝
  2015年
1月5日   46  カンガルーボクサーを倒せでござるの巻  清水東    細谷秋夫  林一哉
 獅子丸のオシャレコンテストでござるの巻  江夏由結  細谷秋夫  のなかかずみ  松崎一
  1月12日   47  夢子殿の護身術でござるの巻  清水東  鈴木大司   木野雄  進藤満尾
 伝言竹筒で大げんかでござるの巻  相内美生  麦野アイス  長島崇
  1月19日   48  ケンイチ氏恐怖の一夜でござるの巻  江夏由結  大宙征基   布施康之  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
 キラリと光るでござるの巻  北条千夏  パクキョンスン  Jeong Hown、Song Yubang
Park Haewon、Jeong Jucheol
Park Siyun
  1月26日   49  博物館に忍び込むでござるの巻  清水東    木野雄  大武正枝、増谷三郎
 不思議な温泉旅館でござるの巻   相内美生    細谷秋夫
  2月2日   50  夢子殿の家が遠いでござるの巻  細谷秋夫  布施康之  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
 三葉家のネズミ退治でござるの巻  川辺美奈子  のなかかずみ  牛草健  松崎一
  2月9日   51  本日はムササビ日和でござるの巻  うえのきみこ  麦野アイス    木野雄  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
 ケンイチ氏の忍者映画でござるの巻  清水東  鈴木卓夫  Jeong Hown、Song Yubang
Park Haewon、Jeong Jucheol
Park Siyun
  2月16日   52  小池先生ついにデートでござる?の巻  相内美生  細谷秋夫  布施康之  Kim Sangmin、Lee Mingu
Lee Sebo、Kim Daehun
Lee Sangjin
 変装大作戦でデートでござるの巻  川辺美奈子  鈴木卓夫  牛草健  進藤満尾
 第3期
  2016年
4月12日   53  パパ上をおもてなしでござるの巻  川辺美奈子  やすみ哲夫  木野雄  東根さくらんぼ
 お弁当は命がけでござるの巻  うえのきみこ    木野雄  Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
  4月19日   54  とにかく明るいケン一氏でござるの巻  清水東  伊賀夕  牛草健  長島崇
 片付けてスッキリでござるの巻   中弘子    牛草健   Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
  4月26日   55  輪っかでフラフラでござるの巻    細谷秋夫
 出張の準備は完璧でござるの巻  うえのきみこ    細谷秋夫
  5月10日   56  着ぐるみはツライでござるの巻  川辺美奈子    パクキョンスン  木村陽子
 お留守番を満喫するでござるの巻  成島由紀子   Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
  5月17日   57  走れ獅子丸でござるの巻  うえのきみこ  やすみ哲夫   木野雄
 マツタケのおかげでござるの巻  石川智子   鈴木卓夫
  5月24日   58  孫は来て良し、また来て良しでござるの巻  成島由紀子   岡田けんじろう   Sin Hye ran
Kim Dae hoon
Yoo Seung hee
 ママ上なんて大嫌いでござるの巻  中弘子  やすみ哲夫
  5月31日   59  ハイテク頭巾は手強いでござるの巻  清水東  伊賀夕   牛草健  松下佳弘、長島崇
 影丸になった獅子丸でござるの巻  鈴木洋介   のなかかずみ  田中保、進藤満尾
  6月7日   60  忍法雨だれの舞でござるの巻   清水東  秦義人   Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
 忍者泥棒を捕まえろの巻    秦義人
  6月14日   61  静かな静かな三葉家でござるの巻  石川智子  鈴木卓夫   館信一郎   Sin Hye ran
Kim Dae hoon
Yoo Seung hee
 お散歩はヘトヘトでござるの巻  鈴木洋介  Hong Hunpyo
  6月21日   62  願掛けは苦労するでござるの巻  川辺美奈子  釘宮洋   池端たかし  中城悦雄、Song Yubang
Lee Jaeho、Kim Myeonggun
Kim Teahyeng、Woo Jinsung
Kim Taehyung
 チクワ犬の正体をあばけでござるの巻  清水東  パクキョンスン  進藤満尾、Song Yubang
Lee Jaeho、Kim Myeonggun
Kim Teahyeng、Woo Jinsung
Kim Taehyung
  6月28日   63  パパ上のいない授業参観でござるの巻  成島由紀子    細谷秋夫  樋口善法、Song Yubang
Lee Jaeho、Kim Myeonggun
Kim Teahyeng、Woo Jinsung
Kim Taehyung
 宝くじが当たったでござるの巻   うえのきみこ    細谷秋夫
  7月5日   64  スマートホンにお任せでござるの巻  東根さくらんぼ   牛草健  木村陽子
 憧れの忍者プリンセスでござるの巻  成島由紀子  伊賀夕  長島崇
伊賀夕(マンガ作画)
  7月12日   65  刀がないと落ち着かないでござるの巻  川辺美奈子    門司港一  松下佳弘、Song Yubang
Lee Jaeho、Kim Myeonggun
Kim Teahyeng、Woo Jinsung
Kim Taehyung
 絵心は大切でござるの巻  鈴木洋介    門司港一
  7月19日   66  愛子先生のお引っ越しでござるの巻  川辺美奈子  麦野アイス  館信一郎   Sin Hye ran
Kim Dae hoon
Yoo Seung hee
 ママ上は忍者に違いないでござるの巻  北条千夏    岡田けんじろう
  7月26日   67  シンゾウの姿は見えないでござるの巻  福島直浩  パクキョンスン   Lee Hose   Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
 おもしろ動画は大掛かりでござるの巻  川辺美奈子  佐藤元
  8月2日   68  忍法早送りの術でござるの巻  清水東  鈴木卓夫   牛草健   Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
 ケムマキの怪我でござるの巻  うえのきみこ  のなかかずみ
  8月9日   69  大事にしまい過ぎたでござるの巻  中弘子    門司港一
 忍法なりきり動物の術でござるの巻  清水東    門司港一  進藤満尾、氏家友和
  8月16日   70  影千代と豆千代でござるの巻  石川智子    木野雄  田中保、進藤満尾
 夢子殿と拙者の秘密でござるの巻  うえのきみこ   東根さくらんぼ  木野雄  長島崇、田中保
  8月23日   71  はぐれ忍者犬と獅子丸でござるの巻  相内美生  久保太郎  Kim Dae hoon
 ぬりたてセメント砦でござるの巻   うえのきみこ  鈴木卓夫  布施康之  林一哉、jeoung Gyu Tak
  8月30日   72  忍法打ち上げ花火でござるの巻    パクキョンスン  Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
 本音香は危険でござるの巻  清水東  田中保、Song Yubang
Lee Jaeho、Kim Myeonggun
Kim Teahyeng、Woo Jinsung
Kim Taehyung
  9月6日   73  アレと一緒にお留守番でござるの巻  鈴木洋介  のなかかずみ  伊賀夕  樋口善法
 バレずに忍法忍び足でござるの巻  相内美生    東根さくらんぼ  長島崇
  9月13日   74  忍法千の耳の修行でござるの巻  中弘子  鈴木卓夫   関大  松下佳弘、Song Yubang
Lee Jaeho、Kim Myeonggun
Kim Teahyeng、Woo Jinsung
Kim Taehyung
 眠っていたいケン一氏でござるの巻  石川智子  秦義人  Song Yubang、Lee Jaeho
Kim Myeonggun、Kim Teahyeng
Woo Jinsung、Kim Taehyung
  9月20日   75  未知との遭遇でござるの巻  鈴木洋介  東根さくらんぼ   氏家友和  樋口善法、松下佳弘
田中保、長島崇
 涙パワーでみんな止まった。の巻  福島直浩  のなかかずみ  田中保、進藤満尾
  9月27日   76  シシロボは便利でござるの巻  うえのきみこ  東根さくらんぼ  布施康之  水野知己
 三葉家のリフォームでござるの巻  成島由紀子  麦野アイス  館信一郎  林一哉
Hwang II Jin
  10月4日   77  ママ上の家庭菜園でござるの巻  川辺美奈子    細谷秋夫
 つるり油でハッケヨイでござるの巻  清水東    細谷秋夫  細谷秋夫、田中保
松下佳弘
  10月11日   78  シンゾウと獅子丸の便利屋でござるの巻  相内美生    木野雄  長島崇
 拙者、記憶喪失でござるの巻  成島由紀子  木野雄  麦野アイス  樋口善法
 第4期
  2017年
2月2日   79  栗拾い大合戦でござるの巻  川辺美奈子    門司港一  長島崇
 フランスから来た弟子でござるの巻  相内美生    門司港一
  2月3日   80  アイ子先生をお守りするでござるの巻  石川あさみ  東根さくらんぼ  布施康之  林一哉、Hwang II Jin
水野知己
 ずっこけ伊賀の三人衆でござるの巻   福島直浩  パクキョンスン   氏家友和  はしもとかつみ、松下佳弘
  2月6日   81  忍者はのろしで伝えるでござるの巻  東根さくらんぼ  田中保、進藤満尾
 本日拙者、休ニン日でござるの巻  パクキョンスン  進藤満尾、松下佳弘
  2月7日   82  影千代の恩返しでござるの巻  相内美生    飯村正之  奥村シロウ、Jung gyu tak
Park jung hee、服部森樹朗
Lee jin hyeong
 空飛ぶ忍者ガムでござるの巻  清水東  鈴木卓夫  飛田剛  林一哉、Hwang II Jin
水野知己
  2月8日   83  甲賀のくノ一見参の巻  成島由紀子  東根さくらんぼ  伊賀夕  樋口善法
 けんか凧で大げんかでござるの巻  うえのきみこ  佐藤元  麦野アイス  はしもとかつみ、佐藤元
  2月9日   84  地下に泊まろうでござるの巻  相内美生    門司港一
 竹馬忍者合戦でござるの巻   清水東    門司港一  田中保、長島崇
  2月10日   85  恐るべし忍者ドローンでござるの巻  鈴木卓夫  久保太郎  林一哉、Hwang II Jin
水野知己
 はたらく伊賀の三人衆でござるの巻  福島直浩  鳥羽明子  氏家友和  長島崇、李豪世
進藤満尾
  2月13日   86  忍者の実演販売でござるの巻  清水東  鈴木卓夫  飯村正之  奥村シロウ、林一哉
Hwang il jin、Lee jin hyeong
 シンゾウ、最近絶好調でござるの巻  川辺美奈子    久保太郎  林一哉、水野知己
Jung gyu tak、Park jung hee
  2月14日   87  忍者の交通安全教室でござるの巻  福島直浩  秦義人  麦野アイス  大武正枝
 ラブレターを届けるなでござるの巻  成島由紀子    麦野アイス  大宅幸男
  2月15日   88  シンゾウ、仲間に入りたいでござるの巻  田嶋久子  鳥羽明子  飯村正之  奥村シロウ、武田政夫
竹松一生、Jung gyu tak
 オカリナの音色を追えの巻  成島由紀子  東根さくらんぼ  伊賀夕  李豪世、澤田裕美
  2月16日   89  獅子丸を鍛え直すでござるの巻  相内美生    細谷秋夫  大武正枝
 芸能人と写真を撮りたいでござるの巻  川辺美奈子  長島崇、李豪世
  2月17日   90  学級委員になりたくないでござるの巻  田嶋久子    門司港一  門司港一、田中保
樋口善法
 忍者道具は禁止でござるの巻  川辺美奈子  樋口善法、はしもとかつみ
門司港一
  2月20日   91  熱闘けん玉大会でござるの巻  相内美生  鈴木卓夫   牛草健  大武正枝
 シンゾウはわらしべ長者でござるの巻  福島直浩  鳥羽明子  松下佳弘、進藤満尾
  2月21日   92  忍者雪合戦でござるの巻  清水東    細谷秋夫  田中保、長島崇
 スキーはお騒がせでござるの巻  石川あさみ  パクキョンスン  布施康之  林一哉、水野知己
Lee Hose、Jung gyu tak
  2月22日   93  果たし状が渡せないでござるの巻  相内美生  鈴木卓夫  館信一郎  奥村シロウ、武田政夫
竹松一生
 シンゾウの重たい修行でござるの巻   清水東  パクキョンスン  飛田剛  宇津木勇、林一哉
水野知己
  2月23日   94  海の家は大繁盛でござるの巻    門司港一  樋口善法、長島崇
 拙者のくしゃみは大暴風でござるの巻  相内美生    細谷秋夫  樋口善法
  2月24日   95  お掃除、伊賀の三人衆でござるの巻  福島直浩  鳥羽明子  麦野アイス  田中保、はしもとかつみ
 お客様はいつまでもでござるの巻  成島由紀子    麦野アイス  大宅幸男
  2月27日   96  拙者に会えば痩せるでござるの巻  川辺美奈子  鈴木卓夫  久保太郎  奥村シロウ、武田政夫
竹松一生
 会いたかったアイドルでござるの巻  相内美生  鳥羽明子  いとうのりひこ  宇津木勇、進藤満尾
林一哉、水野知己
  2月28日   97  オレオレ忍者にご用心でござるの巻  田嶋久子    細谷秋夫  田中保、松下佳弘
 小池先生は婚活中でござるの巻  成島由紀子  山崎猛、田中保
  3月1日   98  誤解されて誤解するでござるの巻  福島直浩    門司港一
 ハワイに行ってみようでござるの巻  相内美生    細谷秋夫  樋口善法、細谷秋夫
長島崇
  3月2日   99  インドから忍者が来たでござるの巻  うえのきみこ  麦野アイス   牛草健  山崎猛
 今家出するところでござるの巻  川辺美奈子  木野雄  樋口善法、長島崇
  3月3日   100  影千代、危機一髪でござるの巻  田嶋久子  鳥羽明子   大武正枝
 三葉家の娘でござるの巻  成島由紀子    伊賀夕
  3月6日   101  これは見事な茶碗でござるの巻  清水東    門司港一  はしもとかつみ、進藤満尾
 シンゾウの部屋が出来たござるの巻  福島直浩    門司港一
  3月7日   102  ピアノの発表会に急ぐでござるの巻  川辺美奈子  鈴木卓夫  館信一郎  奥村シロウ、武田政夫
竹松一生
 ママ上は名探偵でござるの巻  相内美生  鳥羽明子  長友孝和  林一哉、林桂子
樋口善法、水野知己
  3月8日   103  ビックリしてはいかんでござるの巻  清水東  鈴木卓夫   氏家友和  長島崇、樋口善法
 モモンベエがやって来たでござるの巻  川辺美奈子  伊賀夕  山崎猛
  3月9日   104  おまじないで仲直りでござるの巻  石川あさみ    麦野アイス  大宅幸男
 父上、母上、おなつかしゅうござるの巻  相内美生  長島崇、田中保
 第5期
   2022年2月1日    105  やる事なす事良い事でござるの巻        
 タコ墨の術対イカ墨の術でござるの巻        
   106  三葉家の防災訓練でござるの巻        
 水泳の特訓でござるの巻        
   107  忍法封印で生活改善でござるの巻        
 方向音痴の道しるべでござるの巻        
   108  フリマで売られた巻物でござるの巻        
 熱烈カンフー対忍術でござるの巻        
   109  忍法で大掃除でござるの巻        
 断水で困ったでござるの巻        
   110  熊になった獅子丸の巻        
 ママ上のご機嫌アップ作戦の巻        
   111  忍法ニオイ集めでござるの巻        
 恋を掴むボルダリングでござるの巻        
   112  ケマムキはアレが弱点の巻        
 骨をはずしすぎたでござるの巻        
   113  忍法ゴミ分別でござるの巻        
 まわれ忍者コマ合戦の巻        
   114  寝違えたでござるの巻        
 ママ上から隠し通すでござるの巻        
   115  ケン―氏は日直でござるの巻        
 我が家は運動からくり屋敷でござるの巻        
   116  忍者風邪にご用心でござるの巻        
 歩き出したら止められないでござるの巻        
   117  一度は撮りたい絶景写真でござるの巻        
 またまたまたまた忍び足の巻        
   118  ハムスターが逃げたでござるの巻        
 パパ上のくしゃみが止まらないでござるの巻        
   119  ロボット掃除機に襲われるでござるの巻        
 目薬を避けてしまうでござるの巻        
   120  世界一遠くへ飛ぶでござるの巻        
 甘くて苦い試練でござるの巻        
   121  竹トンボは色鮮やかでござるの巻        
 カーナビとドライブでござるの巻        
   122  仲直りはパパ上からでござるの巻        
 わたあめの家を作るでござるの巻        
   123  こんなゾンビは嫌だでござるの巻        
 こんな宇宙人は嫌だでござるの巻        
   124  金魚すくい名人になりたいでござるの巻        
 シンゾウの記憶力でござるの巻        
   125  青い鳥はいずこ?でござるの巻        
 カワイイ犬になりたいでござるの巻        
   126  ほれぼれ花でほれぼれでござるの巻        
 真っ暗闇で修行でござるの巻        
   127  伝わらない暗号でござるの巻        
 生き物博士クンでござるの巻        
   128  鷹から手紙が奪われたでござるの巻        
 恐怖の都市伝説でござるの巻        
   129  糸電話を繋げたいでござるの巻        
 ママ上はおてんばでござるの巻        
   130  ケムマキの家に猫二匹でござるの巻        
 妖刀ハルサメを手に入れたでござるの巻        
 第6期
   2022年2月1日    131  ツバメの巣を守るでござるの巻        
 プラネタリウムを作るでござるの巻        
   132  忍法ムササビを超えたいでござるの巻        
 シンゾウ、獅子丸、家事代行の巻        
   133  氷の上をスイスイでござるの巻        
 あっちこっちに落し物でござるの巻        
   134  厳しい人にはやわらか餅でござるの巻        
 四つ葉のクローバーを探すでござるの巻        
   135  獅子丸の散髪でござるの巻        
 化粧のノリが良すぎたでござるの巻        
   136  本音が知りたいでござるの巻        
 忍法気合い砲でござるの巻        
   137  忍法音写しは楽しいでござるの巻        
 シンゾウの道具は折り紙でござるの巻        
   138  お年寄りハンターを捕まえるの巻        
 忍法を使う赤ちゃん?の巻        
   139  風鈴を奏でるでござるの巻        
 少年剣士、三葉ケン―でござるの巻        
   140  ケムマキ、史上最悪の日でござるの巻        
 少年とシンゾウの風車でござるの巻        
   141  書の道も一歩からでござるの巻        
 たか~い下駄で競争でござるの巻        
   142  新忍法マグキャットでござるの巻        
 手ごわい客が来たでござるの巻        
   143  ケムマキの忍び甲冑でござるの巻        
 ケン―氏、スクープを追うでござるの巻        
   144  迷子のアザラシを救えでござるの巻        
 カプセルトイを集めるでござるの巻        
   145  忍者雪かき隊参上でござるの巻        
 雪だるまさん、こんにちはの巻        
   146  からくり扉を開けるでござるの巻        
 野宿なんて怖くないの巻        
   147  忍法ピッカピカの術でござる        
 傘まわしで福を呼ぶでござるの巻        
   148  ゴルフ場で迷子のパパ上の巻        
 シンゾウのアップリケでござるの巻        
   149  十六夜殿の引退宣言でござるの巻        
 忍法もぐり影で帰宅中の巻        
   150  ママ上は妖怪かもしれないの巻        
 らくがきは蝶のように舞うの巻        
   151  カエルはぐるぐるを狙うの巻        
 庭に干してる秘伝書を狙えの巻        
   152  床に足をつけるなの巻        
 最強?巨大からくり扇風機でござるの巻        
   153  大事な蝶々が逃げちゃったの巻        
 金縛りでたらい回しでござるの巻        
   154  ケムマキ氏が兄上でござるの巻        
 どすこいハットリ部屋でござるの巻        
   155  人力車お姫様パレードでござるの巻        
 玉乗り真剣勝負でござるの巻        
   156  ハットリくんが出て行ったの巻        
 全力宅配ピザリレーでござるの巻        


● 劇場アニメ
単独で2作、『パーマン』とのコラボレーション作品として2作のアニメ映画が公開された。いずれも映画『ドラえもん』の併映作品で、映像ソフトは未発売。

◎ ニンニン忍法絵日記の巻
1982年3月公開。『ドラえもん のび太の大魔境』、『怪物くん デーモンの剣』と同時上映。上映時間は31分。 ケン一がハットリくんの日記を盗み読みする形で始まる、複数の短編をつなぎ合わせたオムニバス形式の作品。以下のパートから構成されている。
・ ハットリくんのおるす番
・ 桜の下で忍法水車
・ 獅子丸の減量大作戦
・ 機械流忍者のロボ丸参上
○ スタッフ

・ 原作:藤子不二雄
・ 脚本:桜井正明
・ 作画監督:桜井美知代
・ 美術監督:河野次郎
・ 撮影監督:金子仁、角原幸枝
・ 録音監督:大熊昭
・ 音楽:菊池俊輔
・ 総監督:笹川ひろし
・ 監修:鈴木伸一
・ 監督:棚橋一徳
・ プロデューサー:加藤良雄、小泉美明、菅野哲夫
・ コンテ :池野文雄、石黒昇、遠藤政治、笹川ひろし、鈴木伸一
・ レイアウト:遠藤政治
・ 原画:大島秀範、神善吉雪、木場田実、白梅進、高橋信也、都丸保、野部駿夫
・ 色指定:横山喜子
・ 編集:岡安肇、小野寺桂子、小島俊彦、梅沢清志
・ 制作担当:大場伊紘
・ 制作デスク:熊瀬哲郎、田村学
・ 制作進行:茂木仁史、吉武憲司
・ 演出助手:青山弘、木宮茂
・ 制作協力:旭通信社、藤子スタジオ
・ 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
○ 漫画
映画の公開に先駆けて、1982年2月15日発売の『月刊コロコロコミック』3月号に同名の漫画が掲載された(藤子不二雄デジタルセレクション『新忍者ハットリくん』1巻に収録)。漫画は以下のパートから構成されており、一部の内容は映画とは異なる。
・ 雨の日の忍法の巻(1頁)
・ ケン一氏の忍法修業の巻(2頁)
・ 獅子丸減量作戦の巻(2頁)
・ 奇怪 機械流忍者ロボ丸の巻(21頁) 上記のうち「奇怪 機械流忍者ロボ丸の巻」は、1966年に雑誌『少年』に掲載された「ロボット忍者ロボ丸でござるの巻」(藤子不二雄デジタルセレクション『忍者ハットリくん』2巻に収録)と「ハットリくん学校へ行くの巻」(同3巻に収録)の一部を組み合わせてリメイクした内容である。

◎ ニンニンふるさと大作戦の巻
1983年3月公開。『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』、『パーマン バードマンがやってきた』と同時上映。上映時間は53分。 映画の公開に先駆けて、1982年12月15日発売の『月刊コロコロコミック』1983年1月号から4か月にわたり同名の漫画が連載された(単行本収録状況は長編を参照)。 2022年5月に、藤子不二雄の追悼特番としてCSのテレ朝チャンネルにてHDリマスター版が放送された。
○ あらすじ
久し振りに伊賀の里に帰って来たハットリくんとケン一たち。しかし里には人影が無く、そこへ待ち受けていたのはコンピューターを操る忍者「メカマロ」(声:野沢雅子)と、その部下のメカ忍軍団であった。伊賀の里を解放するため、ハットリくんはメカマロと激闘を繰り広げる。
○ スタッフ

・ 原作:藤子不二雄
・ 総監督:笹川ひろし
・ 脚本:桜井正明、岸宗生、大久保昌一良
・ 監督:藤原良二
・ コンテ:池野文雄、藤原良二
・ 監修:鈴木伸一
・ 作画監督:桜井美知代
・ 美術監督:宮野隆
・ 撮影監督:都島雅義
・ 録音監督:大熊昭
・ 音楽:菊池俊輔
・ 原画:土器手司、中島忠二、柳瀬譲二 他
・ 動画検査:池田実木夫
・ 色指定:吉岡昌仁
・ 特殊効果:土井通明
・ 編集:岡安肇、小野寺桂子、小島俊彦、渡辺雅日人
・ 制作担当:熊瀬哲郎
・ 制作デスク:茂木仁史
・ 制作進行:吉武憲司
・ 演出助手:木宮茂
・ プロデューサー:加藤良雄、小泉美明、菅野哲夫
・ 制作協力:旭通信社、藤子スタジオ
・ 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日

◎ その他

・ 忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ(1984年、『のび太の魔界大冒険』と同時上映)
・ 忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵(1985年、『のび太の宇宙小戦争』と同時上映)
・ 交通安全でござる忍者ハットリくん(防災アニメ。第1部、第2部に分かれる)

● 実写映画

・ NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE:当時SMAPの香取慎吾主演で2004年に映画化された。

● 音楽


◎ 「忍者ハットリくん」という題名の曲
: 題名が「忍者ハットリくん」の曲が3つ存在するが、それぞれ別の曲である。詳細は下記のページを参照。
・ 1966年版 - 忍者ハットリくん (前川陽子の曲)1966年版(ドラマ『忍者ハットリくん』のオープニング曲)
・ 1967年版 - 忍者ハットリくん (前川陽子の曲)1967年版(ドラマ『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』のオープニング曲)
・ 1981年版 - 忍者ハットリくん (堀絢子の曲)(1981年、2012年版アニメのオープニング曲)

◎ ドラマのその他の楽曲

・ ごきげんジッポウくん (ドラマ『忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ』のエンディング曲)

◎ アニメのその他の楽曲
アニメの代表曲は以下の通り。下記の全ての作曲者は菊池俊輔。レコードはすべてコロムビアレコード。CD『忍者ハットリくん全曲集』でテレビアニメの主題歌、挿入歌を全て聴くことが出来る。
◇ エンディング曲
・ ねぇ ハットリくん
・ シシ丸のちくわのうた(作詞:緒方賢一/編曲:いちひさし/歌:緒方賢一)
◇ ミニコーナーの曲
・ 忍者体操一、ニン、三(作詞:藤子不二雄/歌:堀絢子、コロムビアゆりかご会)
・ 獅子丸絵かきうた(作詞:楠部弓/歌:緒方賢一)
・ ハットリくん音頭(作詞:藤子不二雄/歌:堀絢子、こおろぎ'73)

● ゲームソフト

・ 「忍者ハットリくん」(ファミリーコンピュータ用ゲームソフト、1986年3月5日発売、ハドソン)

● パチンコ・パチスロ
2016年現在、パチンコ・パチスロは計6種類が登場しており、全て大一商会による開発・発売でとなっている。
・ 2003年、「CR忍者ハットリくん」として初登場。大当たり演出がウケて、大ヒットとなる。同メーカーのバカボンを受け継いだ演出。
・ 2005年、「パチスロ忍者ハットリくん」が発売された。
・ 2006年、「パチスロ忍者シンゾウくん」が発売された(「パチスロ忍者ハットリくん」の演出、ゲーム性を継承した改良バージョン)。
・ 2009年、「CR(A)忍者ハットリくん~からくり屋敷に来たでござる!の巻」を発売。
・ 2014年、「CR忍者ハットリくん~科学忍法VS忍の術」を発売。キャラクターは「映画ニンニンふるさと大作戦の巻」がモチーフとなっているがストーリーとしてはパチンコ完全オリジナル。この遊びやすい甘デジバージョンも存在。
・ 2015年、「CRAシンちゃんにおまかせ~羽根モノの巻~」を発売、シリーズ初の羽根物となった。
・ 2019年、「P忍者ハットリくん〜決戦サイバーからくり城の巻」を発売。

● その他
藤子Aの出生地、氷見市を走る氷見線・城端線で「忍者ハットリくん列車」が運行されており、氷見線沿線では服部カンゾウが車内アナウンス(自動音声)を担当している。

「忍者ハットリくん」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
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好き嫌い7位決定戦

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7位 vs 8位


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嫌いな特撮番組は どっち?

7位 vs 8位


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好き嫌いTOP10圏内確定戦

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9位 vs 10位


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9位 vs 10位


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