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ケイゾク


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『ケイゾク』は、1999年1月8日から3月19日まで毎週金曜日22:00 - 22:54に、TBS系の「金曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ(全11話・特別編1話)。2000年には劇場版作品『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』が公開されている。

● 概要
通称「ケイゾク」と呼ばれる、迷宮入りした事件を担当する警視庁捜査一課弐係(架空の部署)に配属された、東大卒のキャリア警察官僚・柴田純と、元公安の叩き上げ刑事・真山徹が難事件を解決していくミステリードラマ。シリーズ前半は持ち込まれる事件を解決する刑事物として、小ネタを散りばめたコメディー要素の強い一話完結のスタイルを採りつつ、シリーズ後半に向けての伏線を少しずつ描いてゆく。シリーズ後半では真山と快楽殺人犯・朝倉の因縁を巡る物語をシリアスに展開させるという構成となっている。タイトルの『ケイゾク』は「現在も鋭意“継続”捜査中である」ということに由来している。 警察の実情とは異なる設定が多いほか、これまでの刑事ドラマと比べ無機質で暗鬱とした雰囲気を醸し出しており、メインの演出を担当した堤幸彦による演出スタイルは、新鮮さと特異性に溢れていた。過去の刑事ドラマへのリスペクトを感じさせながら、2000年代以降につながる斬新さを持つドラマであるとも評価されている、あるいはさらにその「完結篇」となる配信ドラマ『SICK'S 〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜』と合わせて「SPECサーガ」とも呼ばれる。 テレビ版オープニングはフラッシュバック映像を利用した独特のスタイルで、各話のヒントに相当するカットが含まれている。 同じく堤の演出によるものでは、『TRICK』シリーズ(テレビ朝日)や『SPEC』など、本作品同様に個性的なコンビが活躍する作品がいくつか存在する。

● シリーズ

・ 連続ドラマ『ケイゾク』 - 1999年1月8日 - 3月19日放送(全11話)
・ スペシャルドラマ『ケイゾク/特別篇 PHANTOM〜死を契約する呪いの樹』 - 1999年12月24日放送
・ 劇場版『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』 - 2000年3月4日公開
・ スペシャルドラマ『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer 無添加ダイエットバージョン』 - 2001年3月30日放送(上記映画のテレビ放送用編集版) 次シリーズ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』については、SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜シリーズを参照。

● 登場人物
人物の名前や年齢などは『ケイゾク/事件簿 完全版』を参照した。〈〉内は初登場時の年齢。「享年」などの記述はそのままとしている。

◎ 捜査一課弐係

◇ 柴田 純(しばた じゅん)〈24〉 : 演 - 中谷美紀(少女時代・映画のみ:小島莉子) : 警部補。1975年生まれ。東京大学法学部を首席で卒業したキャリア組。研修として弐係に配属。特別篇では八王子西署署長、映画版では捜査一課弐係係長に出世する。 : 東大の入試や司法試験の問題を瞬時に解く天才的な頭脳と洞察力・論理性を備えており、捜査資料の穴や証言の矛盾点を目ざとく見つけ、迷宮入りしていた数々の難事件を解決に導く(劇中では本筋とは無関係に三億円事件の犯人が判ったことにも言及している)。決め台詞は「あのー、犯人わかっちゃったんですけど」。遺体を前に「すでに事切れていますね」と言うのがお約束。 : おっとりとした性格だが怖い物知らずでマイペース。一方、非常識なところも多々あり、セックス白書をバスの中で大声で朗読するほど。また妙なことに感心するタチで「ワンダフル」「エクセレント」といった横文字の感嘆を口にする。およそ刑事に見えないため、しばしば事件の関係者からは身元を疑われた。言動は失礼かつ不謹慎・不作法なものが多く、真山にツッコまれる。 : 服装は野暮ったくダサい上、同じ服装で過ごすことが多くパンツは赤のレースしかはかない。風呂に数日入らなくても平気なせいで頭が臭い、捜査に集中しすぎて食事や睡眠を摂ることを忘れて倒れる(本人は気絶と表現)、時間にルーズで遅刻や無断欠勤が多いなど、人間らしい生活習慣は苦手にしている。ハーブティを愛飲しておりオリジナルブレンドの「柴田スペシャル」を水筒に入れて持ち歩いているがひどく不味いらしい。また、極度の方向音痴。様々な物を乱雑に詰め込んだアイボリーカラーのトートバッグを持ち歩いており、警察手帳も入っているが取り出せたためしはない。証拠品や資料をうっかり持ち出してしまうことが多い。恋愛に関しては夢想家で「素敵な旦那様」との出会いを夢見ており、占いや女性誌を愛読している。処女である。 : 演出の堤によれば、柴田のキャラクターには図書館司書をイメージしており、そこからファッションを設定しカメオを身に付けさせ重要なアイテムにしたという。 : 『太陽にほえろ』で松田優作演じるジーパンの本名と同姓同名。2018年配信の『サトリの恋』では、埼玉県入間郡で発見された遺体が真山のものであるというニュースが流れた(2009年4月)。設定上は、『SPEC』シリーズの主題であるSPECホルダー(超能力者)関連の捜査上で死亡したということである。
◇ 野々村 光太郎(ののむら こうたろう)〈59〉 : 演 - 竜雷太 : 警部。捜査一課弐係係長(映画版では柴田の係長就任に伴い「係長待遇」に降格)。1940年生まれは映画版で見ることができる。また、DVD版では各話冒頭で雅の部屋で野々村が雅と戯れているシーンが挿入されているが、こちらでも雅の顔が写るカットがある。テレビ版ではかつて『太陽にほえろ』で竜雷太が演じたゴリさんを思わせる台詞がある。映画版では真山役の渡部篤郎によるアドリブで「もう、ゴリさんたら、ホントに」と言われている。 : 『SPEC』では警視庁公安部公安第五課・未詳事件特別対策係係長(嘱託)として登場。話中において昭子と離婚し雅と結婚している描写がある。しかしながら光太郎は、新たな雅と不倫をしている。
◇ 近藤 昭男(こんどう あきお)〈39〉 : 演 - 徳井優 : 巡査。捜査一課弐係の刑事。1960年生まれ。機械マニアで子だくさん。捜査資料の整理を担当しており過去の事件にはそれなりに詳しい。 : 日本舞踊、フラメンコ、パラパラなどたくさん習い事をしており、それを理由に定時に帰宅する。社交ダンス教室にも通っており、それなりの腕の持ち主。 : 『SPEC』では捜査一課弐係係長に昇進しており、テレビドラマ版『SPEC〜零〜』では、主人公の当麻に柴田からのメッセージを伝えるなど、柴田と野々村の間を繋ぐ役割を担っている。
◇ 谷口 剛(たにぐち つよし)〈40〉 : 演 - 長江英和 : 巡査部長。捜査一課弐係の刑事。1959年生まれ)で何とか卒業している。そういった経緯から彩にはぞんざいに扱われ、柴田を「東大ちゃん」と呼び何かにつけ目の敵にする。メロンパンのことを「サンライス」と呼び、野々村が毎日服用していたバイアグラ(「青い柿ピー」と野々村は呼んでいた)入りのメロンパンを真山と二人で分け合って食べ、真山ともども、その後の捜査活動に支障をきたしていた。決め台詞は「○○○とでも言っときましょか」「もろたわ、もろたがな」。

◎ 捜査一課

◇ 木戸 彩(きど あや)〈22〉 : 演 - 鈴木紗理奈 : 捜査一課弐係の女刑事と誤解されることが多いが、捜査一課一係の庶務。1977年生まれ : 警視庁の特殊部隊・SWEEP(スウィープ)に所属したことがあるが、テレビに顔が映ってしまったため外されてしまう(現場復帰のために整形手術をも辞さない発言もある)。真山の後輩でもある斑目と深い関係にあり、表面上は真山とは不仲ではないが、第10話において「彩は、SWEEPの斑目の女だ」と言われているように、木戸の素性と役割は悟られていた。実際に木戸は真山の監視を斑目から請け負っていたが、真山を庇い立てした結果、斑目の怒りを買うこととなる。 : SPECサーガ黎明篇「Knockin’on 冷泉’s SPEC Door」には妹の晶が登場する。
◇ 壺坂 邦男(つぼさか くにお)〈60〉 : 演 - 泉谷しげる : 警部補。通称「タンツボ」。元公安所属。1939年生まれ、ドイツのシネアジアフィルムフェスティバル(シネアジア映画祭)に出品された。

● 受賞と評価

・ 連続ドラマ(1999年)
 ・ 第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
  ・ 最優秀作品賞
  ・ 主演女優賞(中谷美紀)
  ・ 助演男優賞(渡部篤郎)
  ・ 脚本賞(西荻弓絵)
  ・ 監督賞(堤幸彦、伊佐野英樹、金子文紀、今井夏木)
  ・ タイトルバック賞(薗田賢次)
 ・ 作品は「斬新な映像や軽妙な演出が効果的で、視聴者を最後まで飽きさせず引きつけた」と評価され、審査員票・TV記者票で1位、読者票で4位を獲得。
 ・ 中谷美紀は「独特のテンポで不思議感を出し、謎解きの場面では決して力まず、親しみやすささえ漂う演技を見せて、これまでの刑事像をすっかり覆した。その表現力と創造力には読者からも感嘆の声が多数届いたほど」と評価され、読者票2位、審査員票・TV記者票で1位を獲得。
 ・ 渡部篤郎は「妹を犯した犯人への怒りと刑事としての理性のはざまで苦悩する真山をアクセントの効いた演技で表現した。対照的なキャラクターの柴田(中谷)とのコンビネーションもピタリ」との評価を得、中谷と同じく読者票2位、審査員票・TV記者票1位。
 ・ 脚本の西荻弓絵は「謎かけやストーリー展開の巧みさに加え、特徴的なセリフで各役の魅力を引き出すうまさもみごと」と評価された。
 ・ 監督の堤幸彦・伊佐野英樹・金子文紀・今井夏木は「斬新かつスタイリッシュな演出。意表を突く間の取り方やザラッとした映像など、ゴールデンタイムのドラマとは思えない大胆さ。飽きさせない技術に脱帽」と絶賛された。
 ・ タイトルバックは薗田賢次自身が撮影した多数の写真をアニメーション化して制作。目まぐるしく絵が変わる斬新さに評価が集中。「挑戦心に満ちたつくりは作品全体の方向性とぴったりマッチ」と評価された。

● スタッフ

・ 脚本 - 西荻弓絵、清水東
・ 音楽 - 見岳章
・ 演出 - 堤幸彦、伊佐野英樹 、金子文紀 、今井夏木
・ 主題歌 - 中谷美紀「クロニック・ラヴ」(ワーナーミュージック・ジャパン)
 ・ 作詞 - 中谷美紀 / 作曲・編曲 - 坂本龍一
 ・ 楽曲自体は坂本のアルバム『未来派野郎』に収録されている「Ballet Mecanique」を改作したもの。岡田有希子の「WONDER TRIP LOVER」のカバー曲でもある。英詞であったものに中谷が日本語詞を書いた。シングル・ヴァージョンとアルバム(リミックス)ヴァージョンがあり、前者はベスト・アルバム『MIKI』、後者はアルバム『私生活』に収録。
・ 演出助手 - 今井夏木、麻生学、河合勇人、加藤新(特別篇のみ)
・ 企画協力 - 蒔田光治
・ タイトルバック - 薗田賢次
・ 技術プロデューサー - 島崎孝雄
・ 撮影 - 唐沢悟、斑目重友
・ 映像 - 吉岡辰伸
・ 照明 - 石田健司、的場謙一
・ 音声 - 臼井久雄
・ 編集 - 大野昌寛
・ 効果 - 小川広美(東洋音響)
・ 美術 - 青木ゆかり
・ 音楽プロデュース - 志田博英
・ プロデュース - 植田博樹

● エピソードリスト


◎ 連続ドラマ

・ 平均視聴率 13.9%。

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