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ソフトボール


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ソフトボールは、野球と似た球技。野球から派生したスポーツであるが、野球とは投球方法、競技場の規定、使用球、ルールなどが大きく異なっている。野球と比較して狭い土地でも行うことができ、日本では塁球(るいきゅう)とも呼ばれている。 北アメリカのアメリカ合衆国・カナダ、アフリカのボツワナ、アジアの日本・中国、オセアニアのオーストラリア・ニュージーランド・パプアニューギニアなどで女性を中心に行われている。特にアメリカではレクリエーション・スポーツとして認識され、ソフトボール専用のフィールドも存在する。国際競技連盟は世界野球ソフトボール連盟(WBSC、かつては国際ソフトボール連盟)である。

● 歴史
1887年、アメリカのイリノイ州シカゴにおいてジョージ・ハンコックが冬季に野球を練習するためのスポーツとして発明した。そのため当時はインドア・ベースボールやプレイグラウンドボールと呼ばれていた。 日本における最初のソフトボールは、1921年(大正10年)アメリカ留学から帰国した東京高等師範学校教授 大谷武一や石黒寅次によって、学校体操科の遊戯として紹介されたことにはじまる。石黒寅次は、日本初の国際審判員であり、昭和天皇からの勲章をはじめ、総理大臣からも数々の賞を授与された。 第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部は女性解放政策の一環としてソフトボールの普及を推進。1946年(昭和21年)には大阪府で講習会が開かれたほか、女性による12チームが参加した大会が開催された。

● ソフトボールのルール


◎ ファストピッチルール
投手は打者に対して下手投げでボールを投げる。この際、手首が必ず体側線を通過していなくてはならない。腕を風車のように1回転させて投げるウィンドミル投法が有名。腕を後ろに振り上げてから投げ下ろすスリングショット投法もあるが、変化球を投げるのが難しく、相手にボールの握り方が見えてしまうため、現在ではほとんど用いられていない。 日本では、ファストピッチルールが一般的なルールとして認識されており、オフィシャルルールブックでも下記のスローピッチに対して、前のページに記載されている。国民体育大会やインターハイなどで採用されているルールはこちらである。

◎ スローピッチルール
日本では、主に野球に近いファストピッチルールで行われているが、アメリカではレクリエーションとして打撃を楽しむためのスローピッチルールでのゲームをすることが多い。スローピッチルールは様々な年齢層の人々がソフトボールをプレイするために様々なルール上の違いがある。以下、主なファストピッチルールとの違いを記す。
・ ピッチャーの投げる投球は山なりで1.5m - 3.0mの高さ(日本ソフトボール協会の場合)でなければならず、ウインドミル投法は禁止
・ 2ストライク後のファウルは三振扱いされず特別な事情がない限りアウトにならない
・ バント、盗塁、スライディング、ホームでのクロスプレーは禁止
・ ワイルドピッチ、パスボールでも走者は進塁できない
・ 予告敬遠可能
・ 死球(デッドボール)になっても、一塁に進むことができない
・ 二塁、三塁も一塁と同様に駆け抜けてもオーバーランにはならない
・ 守備はファストピッチルールの9人に1人を加えた10人で行い、ショートフィルダーと呼ばれる10人目の選手は、どこを守ってもよい 以上は、日本ソフトボール協会のルールブックで定められた一般的なルールであるが、これとは別に安全性を重視したルールが採用される場合がある。二塁、三塁にもダブルベースを設置、走者と守備側のクロスプレーによる危険性を排除するため、本塁(ホームプレート)とは別に走者が最後に踏むべきベースであるスコアリングプレートを設置するといった例がある。これらは、ジョイフル・スローピッチルール、 全日本健康スローピッチソフトボール連盟ルール で採用されている。 スローピッチソフトボールは、上記のようにレクリエーションの要素が強く個々の大会でローカルルールが採用される場合もあるため、事前にルールを確認することが望ましい。 また、日本の中学校において2012年から必修となる学校体育ソフトボールもスローピッチルールを基本としている。

◎ 野球との代表的な相違点

・ 投手板はあるが、マウンドはなく、ピッチャーズサークル内も他のグラウンドと同じく平坦である。
・ フィールドの形状は四分円が原則とされる。そのため、本塁から外野フェンスまでの距離はどこをとっても均一となる。また、芝は通常外野のみに敷かれ、内野部分は土のグラウンドが一般的である。
・ 塁間はで、野球の3分の2の距離である。また外野フェンスまでの最低距離も女子、男子と短めになっている。
・ 一塁ベースはダブルベース(白色ベースとオレンジ色のベースがくっついたものであり、両方とも同じ大きさ)を用いる。このダブルベースの置き方は、白色ベースが内側、オレンジ色のベースが外側で、一塁線をまたぐように置く。基本的に野手は白色、打者走者はオレンジ色のベースを使用する(ただし、走者は白色ベースを使用しなければならない)。打者が打撃後、一塁で最初のプレイが行われる場合、打者走者は一塁上のクロスプレーによる野手との接触を避けるため、ファウルラインの外側に設けられたオレンジ色のベースを踏む。一塁を通過して次の塁に進塁する場合などは白色ベースを使用してもよい。
・ 投球は、ウインドミルやスリングショット、エイトフィギュアのいずれかの下手投げで行う。この際、肘と手首が体側を通過しなければならない。腕の回転は2回以上回転させるとイリーガルピッチ(不正投球)となる。
・ イリーガルピッチを行うと、打者には1ボール、走者がいる場合は1つの安全進塁権が与えられる。野球におけるボークもしくは反則投球に相当するが、走者ありの場合にも1ボールが与えられるという点で野球と異なる(野球も無走者の場合には1ボールが与えられるが、走者ありの場合には安全進塁権のみが与えられボールカウントは変動しない)。
・ 球種にも野球と異なる点があり、ライズボールという下から浮き上がる変化球がある。また、反対に落ちるボールはドロップボールと呼ばれる。基本的にソフトボールの投球にはストレートという球種はなく、ライズ系のファストボール、ドロップ系のファストボールといった具合に呼ばれている。
・ 野球のボールデッド、インプレイに加えて、ディレードデッドボールという一種のアドバンテージルールがある。
・ ピッチャーが打者への投球でボールをリリースする瞬間より前に離塁をするとその走者はアウトとなり、その時の投球以降のプレーはすべて無効となる。基本的に投手がピッチャーズサークル(投手板の中心を基準にして半径2.44mの円)内に球を持って入っている場合は走者は離塁できない。
・ イニングは7回制で行う。7回の裏終了時点で決着がつかない場合、8回からは無死二塁の状態から始まるタイブレーカーを用いた延長戦を行う。その際二塁走者は前のイニングで最後に打撃を完了した選手が入る(この際、二塁走者に代走を起用しても差し支えない)。
・ スターティングメンバーのみ、一度交代し試合から退いた後も、もう一回のみ再び同じ打順に復帰することができるリエントリー制度がある。そのため、試合の序盤から代走が起用される事も珍しくない。
・ 日本の女子選手は、ヘッドスライディングを用いることが多い。
・ NPBのパシフィック・リーグ、MLBなどで採用されているDH制を発展させた形で、DP(Designated Player 指名選手)というルールがある。
 ・ 打撃を専門に行うDPと、DPの守備だけを代わりに行うFP(Flex Player)(DEFO, DEFence Only)をスターティングメンバーに入れる事ができ、その場合は10名で試合を行うことになる。
 ・ DPを使うか使わないかは任意であるが、スターティングメンバーにDPを使わなかった場合、試合途中からDPを使うことはできない。
 ・ FP(DEFO)の守備位置に制限はなく、どの守備位置につかせてもよい。
 ・ DP・FP(DEFO)の選手にもリエントリー(再出場)が認められる。
 ・ DPの選手はいつでもFP(DEFO)の選手の守備も兼ねることが出来る。また、FP(DEFO)の選手はいつでもDPの選手の打撃を兼ねることが出来る。
 ・ DPの選手とFP(DEFO)の選手が完全に入れ替わり、DPだった選手が守備のみを、FP(DEFO)だった選手が打撃のみを行うことはできない。
 ・ DPはいつでもFP(DEFO)以外の選手の守備も兼務する事が出来る。但し、兼務でのスタートは認められない(プレイボール直後の申告は認められる)
 ・ DPが守備を兼ねた選手は打撃だけを行う。(この選手を打撃専門選手(OPO/OFFENSIVE PLAYER ONLYと呼ぶ))つまり試合から退く(打順表から抜ける)ことはなく、打順が来れば打席に立つ。
 ・ DPがFP(DEFO)の守備を兼務した場合はFP(DEFO)は試合から退き、試合に出場している選手は10人から9人になる。
 ・ FP(DEFO)がリエントリー(再出場)する場合は、10人目の守備専門選手に戻る(出場選手は9人から10人)か、DPの打撃を兼ねる(出場選手は9人のまま)かのどちらかとなる。
 ・ DEFOという呼称は2006年からISF(国際)ルールではフレックスプレイヤー(Flex Player)と改められた。
 ・ 日本でも2010年のJSAルール改正でフレックスプレイヤーと改められた。

● 用具


◎ ボール
競技名と同じ「ソフトボール」と呼ばれる。野球同様、本来は皮革を縫い合わせたものを使用する。いくつかの大きさがあるが、国際大会などで使用されるのは12インチのものである。色は、皮革部分、縫い糸とも白色が一般的であるが、2002年よりISF(国際ソフトボール連盟)主催の国際試合などでは、皮革部分:黄色、縫い糸:赤のものが使用されるようになった。内部の芯にはコルクやカポック繊維、発泡ポリウレタンが用いられる。 日本ではそのほかに、ゴム製のものが公式球として認められており、
・ 3号球:一般用。大きさは12インチのボールと同じで周囲が30.5 cm
・ 2号球:小学生向け。周囲は28.6 cm
・ 1号球:小学生・低学年向け。周囲は26.7 cm。なお、小学生の体力テストの「ソフトボール投げ」はこのボールを使用する。 ゴムボールも白色が基本だが、全面を黄色とするものは練習球として市販されている。実業団では革製のボールを使用しているため、グローブで受ける際ゴムよりも痛みを感じやすい。
1号ボール(ゴム)   26.70 cm ± 0.32 cm    141g ± 5g
2号ボール(ゴム)   28.58 cm ± 0.32 cm    163g ± 5g
3号ボール(ゴム)   30.48 cm ± 0.32 cm    190g ± 5g
3号ボール(皮)   30.48 cm ± 0.32 cm    187.82g ± 10.63g


◎ バット
ソフトボールは野球と比較すると、野球より細いバットで打つ。 国内では、ボールに対応する3種のバットがあり、使用するボールに対応したバットを使わねばならない。
・ 3号バット:3号球を使用する場合にはこのバットを使わねばならない。なお、皮ボール対応のものと、ゴムボール専用のものの区別がある。
・ 2号バット:2号球を使用する場合に使われる。
・ 1号バット:1号球を使用する場合に使われる。 材質は、木が基本で竹製なども認められているが、現在市販されている公認バットはほぼ全てアルミ等の金属製品やセラミックス製品で、グリップ部分には安全用のテープを巻くことになっている。
1号バット   78.8cm以内      5.08cm以内
+0.79mm      1.08kg以内    23.1cm以上
34.6cm以内
2号バット   81.3cm以内    23.8cm以上
35.8cm以内
3号バット   86.36cm以内    5.72cm以内
+0.79mm    25.4cm以上
38.1cm以内
このように各号のバットについては下限規定がない項目が多い。従って、極端な場合ではあるが、例えば長さ78.8 cm、最大直径5.150 cm、質量700g、安全テープが34cmのバットは1 - 3号のいずれにも適合する。無論、同一バットが複数の号の認定を受けることは出来ない。しかし、小学生の場合には現実に1号にも適合するバットが2号バットとして販売されていることが多い。従って、購入時には号数よりも長さや質量に注意して、自分に合ったものを選択することが肝要である。

● 国際大会


◎ オリンピック

○ 歴史
夏季オリンピックでは、1996年アトランタオリンピックにて、女子のみが男子野球と共に正式競技になった。当初はアトランタ大会限定とされたが、その後2008年の北京大会まで開催された。 しかし、「五輪の肥大化に歯止めをかける」との国際オリンピック委員会(IOC)の方針により、2012年ロンドン大会では、野球と共に正式競技から外された。このため、関係者は2016年大会での復活を目指し、除外決定直後からPR活動を続けたものの、IOCは2009年8月13日、2016年大会の開催競技には加えないことを決定した。 これらの過程では、女子が盛んでない野球のジェンダー批判を低減するためソフトボールとの統合した国際競技連盟WBSCがつくられ統合競技「野球ソフトボール」として扱われている。競技からの除外については、共に日米などの一部主要国以外の国々(特に欧州)で普及度が高いとはいえないこと、さらに野球でメジャーリーグ選手の出場がなく、世界最高レベルの競技が行われていないことが理由とされている。復活が成らなかったのも同じ理由とされたが、当該決定において追加候補とされたゴルフは既に様々な“頂上決戦”が存在するのに、ソフトボールにとって頂上決戦は五輪しかなく、五輪で行われることによってより普及が図れるとして、関係者から異論が出された。2020年東京オリンピックでは、野球男子とソフトボール女子の1競技2種目が追加種目として、2008年北京大会以来の復帰が決定した。また、2024年パリオリンピックでは実施されないことが決定した。
○ ページシステム

・ 準決勝は予選の(A)1位と2位、(B)3位と4位が対戦し、(A)の試合の勝利チームは自動的に決勝戦へ、(B)の試合の敗者はその時点で負け抜けとなる。
・ 翌日、準決勝(C)として、(A)敗者と(B)勝者が決勝戦進出のもう1つの枠をかけて対戦し、その勝者が準決勝(A)勝者と優勝を争う。
 ・ 2004年のアテネ五輪では、準決勝3試合を8月22日の1日で一括して開催し、その翌日(23日)決勝を行った。 :また2006年世界選手権(北京)では予選リーグの上位8カ国(各組4位まで)が出場しているため変則な方式が採用されている。 :
・(準々決勝) ::A1位vsB2位(A)、B1位vsA2位(B)→それぞれの勝者は自動的に準決勝進出。 ::A3位vsB4位(C)、B3位vsA4位(D)→それぞれの勝者は前者はAの敗者と(E)、後者はBの敗者と(F)それぞれ敗者復活戦を行いそこで勝てば準決勝進出。 ::準決勝進出チームは成績上4位以上確保のため北京オリンピック出場権獲得 :
・(準決勝) ::Aの勝者vsBの勝者(G)→勝者は自動的に決勝戦進出。 ::Eの勝者vsFの勝者(H)→勝者はGの敗者と3位決定戦(I)を行い、勝てば決勝戦進出。 :
・(決勝戦) ::Gの勝者vsIの勝者による対戦で優勝を決める。 ::(これらの詳細は このサイト を参照されたし) ::なお、中華人民共和国は当大会と北京五輪のホスト国であるため、ベスト4に入った場合には規定により準々決勝敗者復活戦におけるEの敗者vsFの敗者による5位決定戦(勝者が北京五輪出場)を行う。

◎ WBSC女子ソフトボールワールドカップ
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催している国際大会。1965年に初開催
・ 今いくよ・くるよ(芸人)
・ 梅津弥英子(フジテレビアナウンサー)
・ 大川成美(グラビアアイドル)
・ 熊田曜子(グラビアアイドル)
・ 酒井法子(女優)
・ 坂本冬美(演歌歌手)
・ 塩﨑実央(NHKアナウンサー)
・ 白石麻衣(元乃木坂46)
・ 田村真佑(乃木坂46)
・ ダレノガレ明美(女優)
・ 羽田美智子(女優)
・ 北斗晶(元プロレスラー。タレント)
・ 北陽(お笑いコンビ)
・ まひる(ガンバレルーヤ、芸人)

● 符号位置

記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称

「ソフトボール」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年3月29日18時(日本時間)現在での最新版を取得

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