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2112年 ドラえもん誕生


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『2112年 ドラえもん誕生』(にせんひゃくじゅうにねん ドラえもんたんじょう)は、1995年3月4日に公開された『ドラえもん』の映画作品である。『ドラえもん のび太の創世日記』との同時上映作品。

● 概要
ドラえもんの生い立ちを描いた物語。ロボット工場で誕生した様子、未来での生活、20世紀への旅立ちまでが描かれている。これに加えて、1978年発表の短編漫画『ドラえもん誕生』を元に、原作者の藤子・F・不二雄が漫画『ドラえもん』を生み出すまでのストーリーも描かれている。 声の出演は、大山のぶ代・横山智佐・よこざわけい子・太田淑子・皆口裕子など。ナレーションを藤子・F・不二雄が務める。 本作によってドラえもんの複数の諸設定が改められ、過去の設定とは異なるものになったが、監督の米谷によると原作者の藤子・Fはそれまでに発表した設定や誕生に纏わるエピソードに矛盾があることについて不満があり、それらを整合させたいという意向が本作に反映されているという。

● 物語のあらすじ
1969年11月。漫画家・藤子・F・不二雄は学年誌での新連載漫画のアイデアが出ず困り果てていた。自宅の机で藤子は締め切りまでの時間のなさを嘆き「タイムマシンがあれば未来の自分からアイデアを盗めるのに」とつぶやく。 2112年9月3日。子守用ネコ型ロボットを生産していたマツシバ・ロボット工場の上空で、タイムパトロールが時間犯罪者・ドルマンスタイン一味を追跡していた。ドルマンスタイン一味はタイムワープを行い、その余波が電撃となり1体のロボット・ドラえもんに直撃。ドラえもんは衝撃で頭からネジが1本外れ、高い所から落ち、危うく焼却されそうになってしまう。その危機を救ってくれたダンシングロボット・ノラミャー子にドラえもんは一目惚れをする。 ロボット養成学校へ戻ったドラえもんは仲間と共に勉学などに勤しむが、ネジが1本外れたせいで他の仲間とは違い、勉強ができず体力もなくひみつ道具も上手く使えずと失敗の日々を送っていた。ある日、校長に呼び出されたドラえもんは、他とは違う個性を生かすためクラスの変更を命じられる。そのクラスには個性豊かなロボットたちが在籍し、その中にノラミャー子の姿もあった。偶然の再会を喜ぶ2体だったが、それを快く思わないジャイベエとスネキチにドラえもんは目を付けられてしまう。後日、ジャイベエとスネキチに四次元ポケットを取り上げられそうになるもノラミャー子に助けられる。 それから時は過ぎ、クラスメイトとは打ち解けたドラえもんだったが、養成学校卒業オーディションの前日に至っても成績の悪さだけは克服できていなかった。不安をもらすドラえもんにノラミャー子は「一生懸命さが長所」と励ましタイムポケットからドラ焼きを出しプレゼントする。そして、オーディション当日。クラスメイト達が次々とスカウトされていき、ジャイベエとスネキチ、ノラミャー子も無事スカウトを受ける。ドラえもんも必死にひみつ道具を披露するがすべて失敗。しかし、時間切れとなる寸前、1人の赤ちゃんがボタンを押したことでドラえもんはオーディションに合格する。その赤ちゃん、セワシの家庭に行くと、すぐにそれは押し間違いによるものだと判明したが、セワシの懐き具合に両親はスカウトを取り消さず、ドラえもんをセワシの子守として迎え入れ、家族としての生活が始まった。 数年後、粘土でドラえもん人形を作っていたセワシは「人形の耳をドラえもんに似せたい」と仕上げをネズミロボットに頼む。するとロボットは「ドラえもん本体の耳を人形に似せる」と勘違いしドラえもんの耳をかじり、さらに修理に向かった病院でアクシデントにより医療ミスが発生し、ドラえもんの耳は完全になくなり、見舞いに来たノラミャー子にその頭を爆笑されてしまう。その上、ドラえもんは「元気の素」のつもりで間違って「悲劇の素」を飲み3日3晩泣き続けた結果、振動で全身の黄色いメッキが剥がれ声も枯れてしまった。そこへ妹ロボットの「ドラミ」が現れ、ドラえもんを探しに出たセワシが迷子になったことを告げる。ドラえもんは今度こそ元気を出そうとするが、またも間違って「デンコーセッカ」を飲んでしまい海上を走り出し暴走してしまう。その頃河原で座り込みドラえもんの心配をするセワシ。そこに冒頭でタイムパトロールから逃げるドルマンスタイン一味が現れ、セワシは人質にされてしまう。しかし、ドラえもんが飛行艇の噴出口に激突したことでセワシは解放され飛行艇は不時着、ドルマンスタイン一味をタイムパトロールが逮捕。以前とはまるで変わった姿や声にもかかわらずドラえもんだと気付き「前より格好良くなった」と話すセワシと、涙を流し再会を喜ぶドラえもん。だが、騒動で四次元ポケットをどこかに落としたことに気付く。そこへドラミとノラミャー子が合流。ノラミャー子はドラえもんの姿を見て爆笑するあまりに顎が外れてしまったことを引き合いに出してその時の一件について謝罪し、改めて惚れ直したことを明かす。 クリスマスの夜、セワシ家はドラえもんのクラスメイトで賑わっていた。セワシは完成した人形をドラえもんにプレゼントし、みんなでケーキを食べようとすると空から沢山の小さいドラえもんが振ってくる。驚くドラえもんたちの前にサンタに扮した校長が現れ、逃走犯逮捕に貢献したドラえもんを模して生産された特別記念のロボット・ミニドラだと説明する。さらにプレゼントとして新しい四次元ポケットを貰ったドラえもんは、校長のリクエストに答えひみつ道具「乾杯の種」を取り出しパーティを盛り上げた。 そしてドラえもんは、セワシへのクリスマスプレゼントとして、最も出来の悪いご先祖様の歴史を修正しセワシが幸せに暮らせるように、野比のび太を幸せにするためにタイムマシンで過去へ向かい彼に会いに行った。 再び、1969年11月。机の引き出しから飛び出たドラえもんに驚く藤子。しかしそれは夢であり、朝までうたた寝てしまったことを悔やむ藤子だが、床に置いてあった娘のおきあがりこぼし人形を見て、未来のネコ型ロボットがぐうたらな男の子を助けるため未来からやってくる『ドラえもん』という話を思いつく。

● 登場キャラクター

◇ ドラえもん : 声 - 大山のぶ代 : 本作の主人公。マツシバロボット工場にて大量生産型の子守用ネコ型ロボットとして誕生。しかし生産中のトラブルで部品が一つ外れてしまったために、他のロボットとは違う個性を持ってしまい声と容姿が変わったことにも理由がある。 :
◇ 黄色いドラえもん :: 声 - 横山智佐 :: 青くなる前のドラえもん。体色が黄色で声が今より高く両耳があった。開発された時(ロボット養成学校にいた頃)は同じタイプのロボットが量産されている。
◇ ドラミ : 声 - よこざわけい子 : 子守用ロボットの補助役として開発されたドラえもんの妹ロボット。兄よりしっかり者。
◇ セワシ : 声 - 太田淑子 : 赤ん坊の頃に偶然の出来事でドラえもんと出会い、それ以来の親友。ある日ドラえもんへのプレゼントとして粘土人形を製作中、誤って工作用ネズミロボットにドラえもんの耳をかじらせてしまう。それ以来ドラえもんはネズミ嫌いになってしまう。
◇ ノラミャー子 : 声 - 皆口裕子 : ドラえもんの同級生であり、ネコ型ダンシングロボット。焼却炉に落ちそうになったドラえもんを助けたのが運命の出会い。失敗続きで落ち込むドラえもんを、ドラ焼きをあげて励ます。腹部のポケットは過去や未来のものを取り出せるタイムポケットになっている。また、原作のノラミャー子はドラえもんに近いデザインだったが、本作のノラミャー子はドラえもんよりも細身で長身、手足も長いため、原作とはデザインが大きく異なる。ダンスも一流でありオーディションでは多数のスカウトが来たほど。 : 今のドラえもんも好みのタイプらしいが、その後の2人の仲は不明。2007年9月7日放送のドラえもん誕生日スペシャル「ドラえもんが生まれ変わる日」に登場した。 : 原作から大幅なデザインの改変がされたが、監督の米谷によれば新しいテイストを盛り込みたいというプロデューサーの別紙壮一の意向を汲んだ結果だといい、米谷がデザインしたドラえもんの設定が明確にされた。一方で、過去に発表された『ドラえもん百科』などに記載の情報と、本作で描かれるものには違いが多くあり、無かったことにされたものまである。テレビアニメ『ドラえもん』(第2作第1期)でこの作品を公式設定としており、藤子・F本人も「本作が決定版です」「もう二度と変えませんから信じてくださいね」と太鼓判を押している。ただし2005年4月のリニューアル以降の『ドラえもん』(第2作第2期)では本作で描かれたデザインおよび整えられた設定はおおよそ引き継がれていない。 作品冒頭・結末の、藤子・F・不二雄が『ドラえもん』を生み出すまでの挿話部分は、制作秘話の映像化として抜粋されることが多い。1996年に藤子・Fが亡くなった直後にはテレビ朝日を含む各局のワイドショーで映像が使われた。葬儀・告別式が行われた9月29日に『ザ・スーパーサンデー』で追悼放送された『のび太の日本誕生』では、本放送が始まる前にこの部分が一部編集され放送された。 2024年3月3日に『藤子・F・不二雄生誕90周年記念 映画併映作傑作選』のラインナップに加えられ、Amazonプライムビデオで動画配信される。それ以前はVHS・DVDで視聴が可能だった。

● 漫画


◎ 藤本による漫画作品
映画は、藤本によって描かれた下記の作品を組み合わせて膨らませた内容になっている。
◇ ドラえもん大事典(1975年)
◇ ドラえもんの大ひみつ(1975年)
◇ ドラえもん誕生(1978年) : 映画とは一部描写が異なる(「ドラえもん誕生の経緯」も参照)。

◎ 映画の公開時に執筆された漫画作品

◇ 映画原作 2112年ドラえもん誕生(1995年) : 映画の公開に先駆けて『コロコロコミック』1995年3月号(2月15日発売)に掲載。作画は三谷幸広。

◎ 後年執筆された漫画作品

◇ ダイジェストストーリー 2112年ドラえもん誕生(2001年) : 2001年6月18日に小学館より刊行された書籍『決定版 ドラえもん大事典』に掲載された描き下ろし漫画。作画はいそほゆうすけ。映画のストーリーを元に、のび太がドラえもん誕生からのエピソードを時間旅行で見巡るという内容。

● 主題歌

◇ エンディングテーマ「ぼくドラえもん2112」 : 作詞 - 藤子・F・不二雄 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 唄 - 大山のぶ代、こおろぎ'73
◇ 劇中歌「愛しのニャーオ」 : 作詞 - 吉元由美 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 唄 - 横山智佐
◇ 劇中歌「ハロードラミちゃん」 : 作詞 - 吉元由美 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 唄 - 山野さと子(コロムビアレコード)

● 関連作品

◇ 藤子・F・不二雄ミュージアム 短編アニメ『ドラえもん誕生』(2020年) : 藤子・F・不二雄ミュージアム内施設「Fシアター」の上映作品。原作漫画『ドラえもん誕生』にほぼ沿う形でアニメ化された。

「2112年 ドラえもん誕生」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年4月19日0時(日本時間)現在での最新版を取得

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