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あぶない刑事


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『あぶない刑事』(あぶないデカ)は、1986年10月5日から1987年9月27日にかけて日本テレビ系列で放送された連続テレビドラマ。その後、翌年にはテレビシリーズ第2作『もっとあぶない刑事』が放送された他、映画、テレビスペシャルといったシリーズ展開も行われた。「あぶデカ」または「あぶ刑事」という略称も用いられている。

● 概要
再開発を間近に控えた横浜を舞台に、神奈川県警港警察署捜査課の刑事コンビ、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍を描いた刑事ドラマ。 ガンアクションや格闘戦などのシーンに加えて、トレンディドラマを思わせる軽妙な演出や、都会的なファッション性などを盛り込んだ作風が特徴。それまでの刑事ドラマの視聴者層とは異なる若年層を中心に社会現象的なヒットとなり、足掛け30年にわたって断続的に劇場映画などのシリーズ展開が行われた。 テレビシリーズは基本的に一話完結型であるが、シリーズの横軸として、広域暴力団「銀星会」との抗争も描かれている(後述)。各回につけられるサブタイトルは必ず二字熟語となっている。

● シリーズ展開


◎ 1980年代
1986年10月、テレビシリーズ第1作となる『あぶない刑事』が毎週日曜夜9時枠で放送開始。当初は2クール(半年間)で終了の予定だったが、回を重ねるごとに注目を集め、さらに2クール延長。結果1987年9月までの1年間放送された。この成功を受け、後番組には当初同じセントラル・アーツ製作による『あきれた刑事』が準備されていたが、1987年10月期の改編によるドラマ枠移動に伴って『あきれた刑事』は水曜20時放送となり、1966年1月スタートの『0011ナポレオン・ソロ』(第1シリーズ)以来4度の中断期間を置きながら通算21年9ヶ月放送された日曜21時の連続ドラマ枠は、本作を最後に事実上の廃枠となっている。 同年12月にはテレビシリーズの余勢を駆って、劇場映画第1作『あぶない刑事』が公開。配収は15億円を稼ぎ、1988年の正月映画第1位、同年邦画配収第3位のヒットを記録した。 1988年夏、劇場映画第2作『またまたあぶない刑事』が公開。同年秋からスタートのテレビシリーズ第2作『もっとあぶない刑事』放送に先駆ける形での公開であった。テレビシリーズ第2作は金曜夜8時枠に時間帯を移して2クール(半年間)放送、それに続く形で公開された劇場映画第3作『もっともあぶない刑事』をもってシリーズは一旦の区切りを迎えた。

◎ 1990年代
続編を望む声に応え、『もっともあぶない刑事』から7年後の1996年秋、当時の主なオリジナルキャストが再結集する形で劇場映画第4作『あぶない刑事リターンズ』が公開された。これまでのシリーズ共通の敵組織だった広域暴力団・銀星会が『もっともあぶない刑事』で壊滅したため、新たな敵として、カルト犯罪組織が据えられている。舞台である横浜市中心部の風景も、休止期間中に行われた横浜みなとみらい21などの大規模な再開発事業によって大幅に変貌している。 『リターンズ』の一定の成功により、2年後の1998年秋、テレビと映画のメディアミックスによる『あぶない刑事フォーエヴァー』を制作。前編を『TVスペシャル'98』としてテレビ放送し、後編は劇場映画第5作『THE MOVIE』として公開された。

◎ 2000年代
劇場映画第5作『あぶない刑事フォーエヴァー』から7年後の2005年3月17日、劇場映画第6作『まだまだあぶない刑事』が同日からクランクインすることが一部スポーツ紙により明らかになった。公開日は2005年10月22日。 公開日である2005年10月は、シリーズ開始20年目突入の節目に当たったため、過去20年分のデータを収めたムック本や、過去の映画作品のサウンドトラックのコンプリートボックスなどが公開時期に併せて発売された。

◎ 2010年代
2015年2月、東映ラインナップ発表会にて劇場映画第7作『さらばあぶない刑事』の製作発表とともに、本作を最後としたシリーズの完結が宣言された。公開日は2016年1月30日。

◎ 2020年代
2023年11月1日に都内で行われた製作発表会見にて、8年ぶりの新作となる劇場映画第8作『帰ってきた あぶない刑事』が2024年5月24日(金)に全国公開されることが発表された。

● 主な登場人物(キャスト)


● 劇中用語

◇ 港警察署 : 主人公の鷹山と大下が勤務している警察署。横浜市中区本牧にある設定で、管轄区域は横浜市中区の伊勢佐木町、関内、山手、本牧、根岸エリアである。シリーズ開始時に正面玄関に掲げられていた施設サインは「神奈川県警察港警察署」だったが、『まだまだあぶない刑事』以降は「横浜港警察署」に改められ、みなとみらいエリアも管轄区域に加わっている。署内は『まだまだあぶない刑事』まで一貫して受付窓口、警ら課、交通課、少年課、捜査課、通信指令室、取調室が全て1階正面フロアに配置されていたが、『さらばあぶない刑事』では中区尾上町に移転し、捜査課は庁舎最上階の独立フロアへ移された。 :
◇ 捜査課 :: 鷹山と大下が配属されており、本作の主な舞台となる課。実際の警察署においては刑事課に該当すると思われるが、『さらばあぶない刑事』で劇中用小道具として製作された署内案内看板では、本課とは別に「刑事一課」「刑事二課」の表記も見られる ことから、詳細な業務内容は不明である。『もっと』第20話の劇中に登場した救急箱のラベルには「捜査一課」とも記されている。また、テレビ第1シリーズ第2話では、レギュラーメンバー以外に数名の私服捜査員の姿も確認できる。 :
◇ 少年課 :: 実際の警察署では少年係に該当する(少年課は各都道府県警本部にしか存在しない)。同一フロア内で捜査課と隣接している 上、捜査課の事件に未成年が関与している場合も多いので、捜査課へ応援捜査に入ることも多い。
◇ 銀星会 : 横浜を拠点として、全国に系列組織を抱える広域暴力団。会長は長尾礼次郎(演:深江章喜(第10話ほか)、室田日出男(50話))。特に横浜市内における覚醒剤流通に関しては独占市場を築いており、その気脈は県警本部にも通じている。 : 理由は定かではないが、鷹山は銀星会壊滅に執念を燃やし、独断専行的に捜査活動を続けている(時々、大下や透、薫も絡む)ため、県警本部から近藤課長を通じて警告を受けることが多い。 : 『もっともあぶない刑事』を最後に壊滅状態となっていたが、『さらばあぶない刑事』では残党の伊能らが立ち上げた新興組織「闘竜会」が鷹山と大下の前に立ちはだかることとなる。

● シリーズ


◎ テレビシリーズ

○ あぶない刑事

・ 放送日時:毎週日曜日21:00 - 21:54 (JST)
・ 放送期間:1986年10月5日 - 1987年9月27日
◇ スタッフ :
・ 企画 - 岡田晋吉(日本テレビ)、黒澤満 :
・ プロデューサー - 初川則夫(日本テレビ)、福田慶治、伊地智啓 :
・ 原案 - 中村良男(日本テレビ) :
・ 撮影 - 松村文雄、藤沢順一、浜田毅、内田清美、杉村博章、仙元誠三、宗田喜久松、柳島克己、緒方博 :
・ 照明 - 井上幸男 :
・ 美術 - 望月正照、木村光之 :
・ 録音 - 佐藤泰博(石原プロモーション)、酒匂芳郎 :
・ 整音 - 小峰信雄 :
・ 編集 - 山田真司、川島章正、冨田功 :
・ 記録 - 内田絢子、桑原みどり、今村治子、安藤豊子 :
・ キャスティング - 飯塚滋 :
・ 助監督 - 一倉治雄、成田裕介、原隆仁、伊藤裕彰、中村洋二郎、鹿島勤、祭主恭嗣、辻井孝夫、上山勝 :
・ 制作担当者 - 服部紹男 :
・ 音楽 - 志熊研三(サントラ盤:EPIC SONY) :
・ 音楽監督 - 鈴木清司 :
・ 音楽プロデューサー - 北村篤識(日本テレビ音楽)、目黒育郎(EPIC) :
・ 音楽プロデューサー補 - 浦田東公(日本テレビ音楽) :
・ 効果 - 渡部健一(東洋音響) :
・ 録音スタジオ - にっかつスタジオセンター :
・ 広報担当 - 染井将吾(日本テレビ) :
・ 技闘 - 高瀬将嗣、瀬木一将(高瀬道場)、二家本辰巳 :
・ ガン・アドバイザー - BIG SHOT :
・ カースタント - TA・KA :
・ 車輌 - 富士プロダクション :
・ 衣裳 - 第一衣裳 :
・ 現像 - 東映化学 :
・ 衣裳協力 - GARNIER、MEN'S TENORAS、鈴屋、タカキュー :
・ 協力 - 日産自動車、くろがね工作所、明星電気 :
・ 制作協力 - 東映 :
・ 製作・著作 - セントラル・アーツ :
◇ 主題歌・挿入歌 :
・ オープニングテーマ - 作曲:舘ひろし「あぶない刑事(She's So Good)」 :
・ エンディングテーマ - 舘ひろし「冷たい太陽」 :
・ 挿入歌 ::
・ 柴田恭兵「RUNNING SHOT」(第10話、第12話 - 第24話) ::
・ 柴田恭兵「WAR」(第25話 - 第40話) ::
・ 柴田恭兵「FUGITIVE」(第41話 - 第51話) :
・ 参加アーティスト ::
・ 鈴木聖美 ::
・ 小比類巻かほる ::
・ 平塚文子 ::
・ 大滝裕子 ::
・ 鈴木雅之 ::
・ 堀川まゆみ ::
・ トミー・スナイダー :
◇ 特色 : 初期はハードボイルド色の強い作風で、本部・他部署との連携や無線交信のディテールなど現実の捜査活動に則した演出も随所に見られた。中期以降は徐々にコミカルさが増し、後年のようなスタイルへと変貌していった。 : ロケ地である横浜市中区も、放送当時はまだ再開発が行われる前であり、新港埠頭、髙島貨物駅、バンドホテル、イセザキモールのオブジェなど、後の再開発で取り壊された名所が多数登場する。 :
◇ 各話リスト
回放送日サブタイトル脚本監督視聴率備考収録DVD
 1  1986年
10月5日  暴走  丸山昇一  長谷部安春  14.4%       Vol.1
 2  10月12日  救出  那須真知子  手銭弘喜  13.5%   
 3  10月19日  挑発  柏原寛司  長谷部安春  14.9%   
 4  10月26日  逆転  大川俊道  手銭弘喜  13.4%   
 5  11月2日  襲撃  田部俊行   長谷部安春  14.5%   
 6  11月9日  誘惑  柏原寛司  12.5%   
 7  11月16日  標的  峯尾基三   村川透  12.1%   
 8  11月23日  偽装  新井光  14.0%   
 9  11月30日  迎撃  丸山昇一  西村潔  15.5%   
 10  12月7日  激突  柏原寛司  長谷部安春  13.5%   松山ロケ    Vol.2
 11  12月14日  奇襲  大川俊道  西村潔  15.9%   松村課長途中降板
 12  12月21日  衝動  新井光  村川透  13.8%   
 13  12月28日  追跡  田部俊行  長谷部安春     松山・東予ロケ
 14  1987年
1月4日  死闘  峯尾基三  村川透  9.8%   
 15  1月11日  説得  大川俊道   長谷部安春  12.6%   
 16  1月18日  誤算  柏原寛司  15.2%   
 17  1月25日  不信  峯尾基三   村川透  15.3%   
 18  2月1日  興奮  岡芳郎  17.4%   
 19  2月8日  潜入  柏原寛司  一倉治雄  18.6%       Vol.3
 20  2月15日  奪還  大川俊道  成田裕介  15.2%   
 21  2月22日  決着  田部俊行   西村潔  15.6%   
 22  3月1日  動揺   新井光  17.4%   
 23  3月8日  策略   手銭弘喜  15.3%   
 24  3月15日  感傷  大川俊道  18.0%   
 25  3月22日  受難  永原秀一   一倉治雄  19.9%   
 26  4月5日  予感  柏原寛司  13.6%   
 27  4月12日  魔性  田部俊行   村川透  18.9%       Vol.4
 28  4月19日  決断  峯尾基三  16.6%   鷹山課長代理
 29  4月26日  追撃  日暮裕一   長谷部安春  17.4%   
 30  5月3日  黙認  永原秀一  15.0%   
 31  5月10日  不覚  柏原寛司  原隆仁  19.6%   大島(長崎県)ロケ
 32  5月17日  迷路  岡芳郎  成田裕介  20.6%   
 33  5月24日  生還  原隆仁
柏原寛司  原隆仁  17.6%   長崎・佐世保ロケ
 34  5月31日  変身  新井光  成田裕介  21.0%   
 35  6月7日  錯覚  佐野日出夫
田部俊行   西村潔  18.5%   
 36  6月14日  疑惑  大川俊道  21.3%       Vol.5
 37  6月21日  暴発  柏原寛司   手銭弘喜  16.9%   
 38  6月28日  独断  田部俊行  19.0%   
 39  7月5日  迷走  峯尾基三   村川透  15.4%   
 40  7月12日  温情  新井光  18.1%   
 41  7月19日  仰天  柏原寛司   一倉治雄  21.8%   
 42  7月26日  恐怖  大川俊道  21.0%   
 43  8月2日  脱線  岡芳郎   長谷部安春  16.2%   
 44  8月9日  苦杯  永原秀一  19.5%       Vol.6
 45  8月16日  謹慎  田部俊行   成田裕介     
 46  8月23日  脱出  日暮裕一  18.5%   
 47  8月30日  報復  峯尾基三  西村潔  20.3%   仙台ロケ
 48  9月6日  無謀  いとう斗士八  一倉治雄  21.7%   
 49  9月13日  乱調  新井光  西村潔  21.4%   仙台・松島ロケ
 50  9月20日  狙撃  田部俊行   原隆仁     
 51  9月27日  悪夢  大川俊道  21.5%   

○ 総集編

◇もう一度あぶない刑事 :
・放送日:1988年10月1日(『臨時発売TVチャンネル愉快号』枠内) :『もっとあぶない刑事』のスタートに先駆けて制作された総集編。第1シリーズのハイライトシーンを中心に、『もっと~』のメイキング映像や出演者インタビューなどで構成。
◇スタッフ :
・ 演出 - 成田裕介 :
・ ナレーター - くず哲也 :
・ 構成 - 植木幹雄、乙川常樹 :
・ 編集 - 奥原好幸 :
・ 記録 - 今村治子 :
・ 取材 - 古本久之 :
・ インタビューアー - 藤田恵子 :
・ 選曲 - 鈴木清司 :
・ 効果 - 糸川幸良(宮田音響) :
・ ビデオ編集・MA - TOVIC、にっかつスタジオセンター :
・ 製作・著作 - セントラル・アーツ
○ もっとあぶない刑事

・ 放送日時:毎週金曜日20:00 - 20:54 (JST)
・ 放送期間:1988年10月7日 - 1989年3月31日 基本的に前作と方向性に変化はないが、各人物の衣装がより豪華になったり、劇中音楽も新たに海外録音にて新録されるなどゴージャスさが増したシリーズとなった。視聴率も平均20%を超え、その人気が確固たるものとなった。なお、タイトルは『あきれた刑事』の企画時の検討タイトルを流用したもの。舘ひろし、仲村トオル、秋山武史は『ゴリラ・警視庁捜査第8班』(テレビ朝日)との掛け持ちのため、出演シーンの少ない回が散見される。 第6回ATP賞特別賞受賞作品。
◇ スタッフ :
・ 企画 - 清水欣也(日本テレビ)、黒澤満 :
・ プロデューサー - 初川則夫(日本テレビ)、伊地智啓(キティフィルム)、服部紹男 :
・ 撮影 - 内田清美、宗田喜久松、柳島克己 :
・ 照明 - 井上幸男 :
・ 録音 - 佐藤泰博(石原プロモーション)、木村瑛二 :
・ 整音 - 小峰信雄 :
・ 美術 - 小林正義 :
・ 編集 - 山田真司、島村泰司(ビジョン・スギモト) :
・ キャスティング - 飯塚滋 :
・ 記録 - 桑原みどり、今村治子、竹田宏子 :
・ 助監督(チーフ) - 鹿島勤、辻井孝夫 :
・ 製作担当者 - 市川幸嗣、大塚泰之 :
・ 音楽 - 志熊研三(サントラ盤:フォーライフ) :
・ 音楽監督 - 鈴木清司 :
・ 助監督 - 児玉宜久、鳥井邦男、隅田靖 :
・ 撮影助手 - 田中潤、相馬健司 :
・ 照明助手 - 斉藤志伸、平良昌才、関根謙一、野崎勇雄 :
・ 録音助手 - 土屋和之、白取貢、柿沢潔、阿部茂 :
・ 編集助手 - 島村泰司、米山幹一、太田義則 :
・ ネガ編集 - 藤山伊世子 :
・ 効果 - 渡部健一(東洋音響カモメ) :
・ 装飾 - 遠藤光男、大坂和美、伊木昭夫、大石誠 :
・ 衣装 - 斉藤昌美(第一衣裳) :
・ メイク - 大塚隆康 :
・ スチール - 三村和仁 :
・ 演技事務 - 河合啓一、山田昌幸、斉藤勇司 :
・ 制作進行 - 益岡正志、氏家英樹 :
・ 録音スタジオ - にっかつスタジオセンター :
・ 技闘 - 高瀬将嗣(高瀬道場) :
・ ガン・アドバイザー - BIG SHOT :
・ 現像・テレシネ - 東映化学(ファインネガ・ビデオシステム) :
・ 協力 - 日産自動車、LIGHT STAFF、くろがね工作所、NEW MGC、ACE、銀座かねまつ :
・ 制作協力 - 東映 :
・ 製作・著作 - セントラル・アーツ :
◇ 主題歌・挿入歌 :
・ オープニングテーマ - 作曲:舘ひろし「あぶない刑事(She's So Good)」 :
・ エンディングテーマ - 舘ひろし「翼を拡げて -open your heart-」 :
・ 挿入歌 - 柴田恭兵「TRASH」 :
◇ 各話リスト
回放送日サブタイトル脚本監督視聴率備考収録DVD
 1  1988年
10月7日  多難  柏原寛司   長谷部安春  21.2%       Vol.1
 2  10月14日  攻防  岡芳郎  20.1%   松村課長はこの回まで。
 3  10月21日  閉口  峯尾基三   手銭弘喜  21.1%   
 4  10月28日  奇策  新井光  20.4%   
 5  11月4日  争奪  田部俊行   成田裕介  24.6%   
 6  11月11日  波乱  柏原寛司     テレビシリーズ最高視聴率
 7  11月18日  減俸  峯尾基三   手銭弘喜  20.5%   
 8  11月25日  秘密  新井光  20.8%   
 9  12月2日  乱脈  岡芳郎   長谷部安春  18.0%   
 10  12月9日  悪戯  永原秀一
平野靖士  20.3%       Vol.2
 11  12月16日  結婚  柏原寛司  成田裕介  22.5%   函館ロケ

 12  12月23日  突破  いとう斗士八   原隆仁  21.0%   
 13  1989年
1月6日  代償  田部俊行     
 14  1月13日  切札  小野蘭子  成田裕介  19.8%   
 15  1月20日  不惑  岡芳郎  一倉治雄  21.1%   
 16  1月27日  異変  峯尾基三   長谷部安春  20.7%   
 17  2月3日  乱心  永原秀一  18.7%   
 18  2月10日  魅惑  峯尾基三   手銭弘喜  22.4%   静岡・清水ロケ   Vol.3
 19  2月17日  役得  平野靖士  22.2%   
 20  2月24日  迷惑  田部俊行  長谷部安春  18.3%   
 21  3月3日  傷口  新井光  手銭弘喜  18.3%   静岡ロケ
 22  3月10日  暴露  児玉宜久  長谷部安春  19.4%   
 23  3月17日  心痛  新井光  一倉治雄  17.3%   
 24  3月24日  急転  岡芳郎   長谷部安春  22.3%   
 25  3月31日  一気  大川俊道  16.7%   


◎ テレビスペシャルドラマ

回放送日タイトル脚本監督視聴率
 SP  1998年8月28日  あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル'98  大川俊道
柏原寛司  一倉治雄  25.7%


◎ 劇場映画

劇場版公開  年月日 タイトル脚本監督興行収入
 第1作  1987年
12月12日  あぶない刑事   柏原寛司
大川俊道  長谷部安春  26億円
(同時上映『七福星』)
 第2作  1988年
7月2日  またまたあぶない刑事  一倉治雄  18億円
(同時上映『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』)
 第3作  1989年
4月22日  もっともあぶない刑事  柏原寛司   村川透  12億円
 第4作  1996年
9月14日  あぶない刑事リターンズ   柏原寛司
大川俊道  9億1000万円
 第5作  1998年
9月12日  あぶない刑事フォーエヴァー
THE MOVIE  成田裕介  8億8000万円
 第6作  2005年
10月22日  まだまだあぶない刑事  鳥井邦男  8億1000万円
 第7作  2016年
1月30日  さらば あぶない刑事  柏原寛司
(協力:武藤将吾)  村川透  16億1000万円
 第8作  2024年
5月24日
(予定)  帰ってきた あぶない刑事  大川俊道
岡芳郎  原廣利  


● 放映ネット局
系列は当時の系列。
放送対象地域 放送局 系列 備考
 関東広域圏  日本テレビ   日本テレビ系列  キー局
 北海道  札幌テレビ  
 青森県  青森放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 岩手県  テレビ岩手   日本テレビ系列  
 宮城県  ミヤギテレビ  
 秋田県  秋田放送  
  山形県  山形テレビ  フジテレビ系列  1作目のみ、遅れネット
 山形放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  『もっと』のみ
 福島県  福島中央テレビ   日本テレビ系列  
 山梨県  山梨放送  
 新潟県  テレビ新潟  
  長野県  信越放送  TBS系列  1作目のみ、遅れネット
 テレビ信州  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  『もっと』のみ
 静岡県  静岡第一テレビ   日本テレビ系列  
 富山県  北日本放送  
 石川県  北陸放送  TBS系列  遅れネット
 福井県  福井放送    日本テレビ系列  
 中京広域圏  中京テレビ  
 近畿広域圏  読売テレビ  
 鳥取県
島根県  日本海テレビ  第1作は遅れネット
 広島県  広島テレビ  
 山口県  山口放送  日本テレビ系列
テレビ朝日系列  
 徳島県  四国放送   日本テレビ系列  
 岡山県
香川県  西日本放送  
 愛媛県  南海放送  
 高知県  高知放送  
 福岡県  福岡放送  
 長崎県  テレビ長崎  日本テレビ系列
フジテレビ系列  
 熊本県  くまもと県民テレビ  日本テレビ系列  
 大分県  テレビ大分   日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列  
 宮崎県  テレビ宮崎  
 鹿児島県  鹿児島テレビ  日本テレビ系列
フジテレビ系列  1作目は日曜深夜に遅れネット
『もっと』は同時ネット
  沖縄県  琉球放送  TBS系列  1作目のみ、遅れネット
 沖縄テレビ  フジテレビ系列  『もっと』のみ、遅れネット


● 遠方ロケ(テレビシリーズのみ)
遠方を舞台とした回がいくつかある。遠方ロケは都合5回行われた。港町・横浜と釣り合いを保つためか趣のある中小港湾都市や地方中枢都市が多く、三大都市が舞台の回はない。 各地では、横浜同様実際の街並みが効果的に使用され、実在の地名、施設名などがセリフの中に登場する。 どの回も地元関係者の多大な協力が得られており、本線走行中の路面電車でのアクションシーンや本物の警察署や交番で撮影している回もみられる。

◎ あぶない刑事(遠方ロケ)

○ 松山など
製作協力・松山市観光課、菊間町商工観光課
車両提供・愛媛日産モーター(激突)、愛媛日産自動車(追跡)
・第10話「激突」・愛媛県松山市 :ロケ地・松山全日空ホテル、道後温泉ニュー宝荘、全日空、松山空港、伊予鉄道、伊予鉄タクシー、松山市営球場、松山城、松山城山ロープウェイ、松山赤十字病院、太陽石油(現・SOLATO)松山空港通り給油所(現・太陽石油販売 セルフ空港給油所)、伊予かすり会館、一六タルト、愛媛県松山東警察署など
・第13話「追跡」・愛媛県松山市、菊間町(現・愛媛県今治市) :ロケ地・松山全日空ホテル、道後温泉ニュー宝荘、全日空、松山空港、伊予鉄道松山市駅、道後温泉駅、伊予鉄道松山市内線電車、道後温泉本館、道後ネオン坂、道後公園、太陽石油(現・SOLATO)菊間製油所(現・四国事業所)・松山空港通り給油所、三津浜港、愛媛県松山東警察署など ※当時、地元系列局である南海放送(RNB)ではロケ模様を紹介するミニ番組が製作されたり、ローカルニュースやラジオ番組でもロケの模様が取り上げられた。 ※13話の劇中に登場した松山警察署は、実際の松山東警察署の庁舎とパトカーを使用して撮影された。また同回では、RNBアナウンサー戒田節子が端役で出演した。
○ 長崎・佐世保など
製作協力・佐世保市観光課、大島町観光部、西彼町
車両提供・日産サニー長崎
・第31話「不覚」・長崎県長崎市、大島町(現・長崎県西海市)、西彼町(現・長崎県西海市) :ロケ地・大島アイランドホテル、東亜国内航空、長崎空港、大島造船所、長崎大島醸造、長崎オランダ村、崎戸炭鉱跡など
・第33話「生還」・長崎県長崎市、佐世保市、時津町 :ロケ地・長崎センチュリーホテル、東亜国内航空、長崎空港、下京町、PAGE-HOUSE(ブティック)、長崎バイオパーク、長崎県警佐世保警察署京町交番、アルパマ(ヨットハーバー)など ※第33話の劇中に登場した交番は、本物の佐世保警察署京町派出所を使用して撮影された。 ※第31話のロケ地のひとつである「大島造船所」は、劇場版第1作の終盤の犯人対決シーンでも使われた。 ※現在、長崎県の日本テレビ系列局は長崎国際テレビ(NIB)であるが、ロケ当時は開局していなかったため、日本テレビ系とフジテレビ系列のクロスネット局であったテレビ長崎(KTN)がローカル枠で、ロケ模様を紹介するミニ番組などを制作していた。
○ 仙台・松島など
製作協力・仙台市観光課、松島町
車両提供・仙台日産モーター
・第47話「報復」・宮城県仙台市、名取市、川崎町 :ロケ地・江陽グランドホテル、仙台駅、仙台第二ワシントンホテル、仙台ピット(イオン名取)、一番町壱弐参横丁、釜房ダム(釜房大橋)など
・第49話「乱調」・宮城県仙台市、松島町、塩竈市 :ロケ地・松島、松島円通院、福浦島(松島チャイルド王国)、仙台141ビル、伊達割烹、宮城県警塩釜警察署松島交番、松島センチュリーホテル、東北公済病院、仙台中央卸売市場(仙台水産)など ※第49話の劇中に登場した交番は、実際の塩釜警察署の松島交番を使用して撮影された。 ※宮城テレビ放送(MMT)でもローカル枠で、ロケ模様を紹介するミニ番組などを制作していた。

◎ もっとあぶない刑事(遠方ロケ)

○ 函館
製作協力・函館市観光課
車両提供・日産プリンス函館販売
・第11話「結婚」・北海道函館市 :ロケ地・湯の川温泉啄木亭、全日空、函館空港、函館山、函館山ロープウェイ、函館港、函館レンガ倉庫街、BAYはこだて、函館ハリストス正教会、旧函館区公会堂、五稜郭、八幡坂通り、有川桟橋、北海道警察函館西警察署など ※劇中に登場した函館西警察署は、実際の西署の庁舎を使用して撮影された。
○ 静岡・清水
製作協力・静岡第一テレビ(SDT)、静岡市観光課
・第18話「魅惑」・静岡県静岡市(現・静岡市葵区、駿河区)、清水市(現・静岡市清水区) :ロケ地・東名高速道路清水IC、日本平、日本平ホテル、清水駅、三保海岸、静岡県静岡南警察署、静岡観光汽船(現:エスパルスドリームフェリー)静岡済生会病院、いちごロード(国道150号久能街道)、清水港など
・第21話「傷口」・静岡県静岡市、清水市(現・静岡市清水区) :ロケ地・静岡ターミナルホテル(現・ホテルアソシア静岡ターミナル)、静岡駅、大崩海岸、静岡南警察署静岡市東豊田警察官派出所、静岡第一テレビ本社、駿府城公園(当時は「駿府公園」)など ※劇中に登場した静岡南警察署及び同署静岡市東豊田警察官派出所は、実際の南署の庁舎及び派出所を使用して撮影された。 ※当時、静岡第一テレビではローカル枠でロケ模様を紹介するミニ番組が制作されたり、本社スタジオではニュースプラス1(ローカルパート)のスタジオセットを使用したロケも行われた。 ※なお、このロケ回(第18、21話)は静岡第一テレビ開局10周年(当時)記念企画の一環であり、同局の本放送時には放送15秒前からその旨が告知された。

● 車両


● 関連商品


◎ オリジナルサウンドトラック

・ サウンドトラック盤(MUSIC FILE含む)は、シリーズ合計で16タイトルが発売された。テレビ第1作より「もっとも」までは、時代が洋楽指向であったため、英語の歌詞の挿入歌が多数使用された。Instrumental楽曲(MUSIC FILE収録)もテレビ第1・映画第1・「またまた」・「もっと」まで一貫して同楽曲が使用された。これらの楽曲は一貫して志熊研三によるものだが、「もっとも」では一部が都志見隆作品の楽曲に変わり、これまでの楽曲がほぼ使用されなかった。「リターンズ」より、前作で使用された楽曲が使われなくなり、各作専用の楽曲となった。劇中の挿入歌は英語歌詞楽曲が使用されない方向性が強くなり、Instrumental楽曲の割合が多くなる。「フォーエヴァー TVスペシャル'98」では、前述の志熊が手がけた一部の楽曲がリミックスを施して使用された。毎回ではないが、クラシックでは「亜麻色の髪の乙女」・「月の光」・「パンの笛」などドビュッシーの楽曲が頻繁に使用されている。
・ テレビ第1作サウンドトラック(EPIC SONY)
・ テレビ第1作総集編(EPIC SONY)
・ テレビ第1作MUSIC FILE(VAP)
・ 映画第1作サウンドトラック(FUN HOUSE)
・ またまたあぶない刑事サウンドトラック(FUN HOUSE)
・ もっとあぶない刑事サウンドトラック(FOR LIFE)
・ もっとあぶない刑事MUSIC FILE(VAP)
・ もっともあぶない刑事サウンドトラック(FUN HOUSE)
・ あぶない刑事リターンズサウンドトラック(FUN HOUSE)
・ あぶない刑事フォーエヴァーサウンドトラック(FUN HOUSE)
・ あぶない刑事フォーエヴァーTVスペシャル'98 MUSIC FILE(VAP)
・ あぶない刑事フォーエヴァーTHE MOVIE MUSIC FILE(VAP)
・ まだまだあぶない刑事サウンドトラック(BMG JAPAN)
・ さらばあぶない刑事サウンドトラック(Ariola Japan)
・ あぶない刑事SPECIAL FILM CONCERT LIVE(ラッツパック)
・「映画第1作」〜「リターンズ」の4枚組セットがFUN HOUSEより限定発売され、「テレビ第1作」~「フォーエヴァー」の10枚組セットがFUN HOUSEより通販のみで販売された(EPIC SONY,VAP,FUN HOUSE,FOR LIFEが垣根を越え統一したジャケットで制作)。
・2005年10月には「まだまだ」公開記念としてBMG JAPANより劇場版旧5作品「映画第1作」「またまた」「もっとも」「リターンズ」「フォーエヴァー」のサウンドトラックが廉価で同時に再発売された。
・ 各作品の使用音楽の内容は、全編に渡りエンディングは舘の楽曲、挿入歌に柴田の楽曲が使用された。二人の楽曲のみピックアップしたアルバムがある。
・ あぶない刑事 YUJI THE BEST(FLME)(2005年10月19日)
・ あぶない刑事 TAKA THE BEST(DefSTAR)(2012年10月24日)
・ 映画あぶない刑事公開25周年記念の一環として、ネット限定でVAPより発売されているMUSIC FILE2タイトルよりセレクトした楽曲を伝説のアクションドラマ音楽全集『あぶない刑事MUSIC FILE -Digital Edition-』として配信した(MP3)。

◎ DVD

◇ 《あぶない刑事全事件簿DVDマガジン》 2012年8月28日、講談社(DVD制作:東映ビデオ)より隔週発売。『あぶない刑事』全51話を1巻につき2話(第2巻のみ3話)収録し、収録話に関するエピソード、使用された拳銃・車両、登場人物などの解説が収められた冊子も同梱。映像特典として映画メイキング(地上波Ver.)なども収録されている。全巻購入者には「あぶデカ港署公認 オリジナル手帳」がプレゼントされる。第1巻のみ790円、第2巻以降1590円。DVDはジャケット付トールケースに収納されている。
◇ 《もっとあぶない刑事DVD-BOX》 2004年6月21日発売。販売元:東映ビデオ 初回生産限定版(生産終了)。後に単品発売もされている。
◇ 《あぶない刑事DVD-BOX (1)》 2003年9月21日発売。販売元:東映ビデオ 初回生産限定版(生産終了)。生産終了につき(再発売は行われていない)、入手は困難。なお、単品が発売されている。 下のあぶない刑事単品シリーズを参照。
・ 第1話〜第26話収録
・ カラー本編1202分
・ 片面2層6枚組
・ (1)))1.主音声:モノラル
・ 4:3
・ DSTD02233 封入特典
・ 解説書 (24P) 映像特典
・ disc5:file of the MINATO Police Department‐Taka&Yuji
・ disc6:file of the MINATO Police Department‐others 詳細‐静止画による、それぞれのキャラクター別に、銃・車・バイク・ファッション等を解説
・ disc6:臨時発売TVチャンネル愉快号 もう一度あぶない刑事 詳細‐「もっとあぶない刑事」放送1週間前に放送した「あぶない刑事」のダイジェストや「もっとあぶない刑事」の撮影風景、出演者インタビューを日本テレビ系列で1988年10月1日に放送された1時間番組である。演出は成田裕介。
◇ 《あぶない刑事DVD-BOX (2)》 2004年1月21日発売。 販売元:東映ビデオ 初回生産限定版(生産終了)
・ 第27話〜第51話収録
・ カラー本編1155分
・ 片面2層6枚組
・ (1)))1.主音声:モノラル
・ 4:3
・ DSTD02234 封入特典
・ 解説書 (24P) 映像特典
・ disc11:file of the MINATO Police Department‐Taka&Yuji
・ disc12:file of the MINATO Police Department‐others
◇ 単品DVDシリーズ DVD-BOX発売から約1年後に発売された。DVDにはディスク2枚が入っている。ディスク1枚につき4話または5話収録。特典映像が付いているため、それほどDVD-BOXとは変わりはない。ただ、封入特典がついていない。
◇ 《あぶない刑事 VOL.1》 2005年6月21日発売。 販売元:東映ビデオ
・ 第1話〜第9話収録(9話分収録)
・ カラー本編416分
・ 片面2層2枚組
・ (1)))1.主音声:モノラル
・ 4:3
・ DSTD06705
◇ 《あぶない刑事 VOL.2》 2005年7月21日発売。販売元:東映ビデオ
・ 第10話〜第18話集(9話分収録)
・ カラー本編416分
・ 片面2層2枚組
・ (1)))1.主音声:モノラル
・ 4:3
・ DSTD06706
◇ Blu-rayBOX
◇ 《あぶない刑事 Blu-rayBOX VOL.1》 2022年9月14日発売。販売元:東映ビデオ
・ 第1話〜第26話集(26話分収録)
・ カラー本編1202分
・ 片面2層6枚組
・ (1)))1.主音声:リニアPCMモノラル【1080p Hi-Def】
・ 4:3
・ BSTD20511 封入特典
・ ブックレット 完全予約限定特典
・ タカフィギュア
◇ 《あぶない刑事 Blu-rayBOX VOL.2》 2022年9月14日発売。販売元:東映ビデオ
・ 第27話〜第51話集(26話分収録)
・ カラー本編1155分
・ 片面2層6枚組
・ (1)))1.主音声:リニアPCMモノラル【1080p Hi-Def】
・ 4:3
・ BSTD20512
◇ 《もっとあぶない刑事Blu-rayBOX》 2022年9月14日発売。販売元:東映ビデオ
・ 第1話〜第25話集(25話分収録)
・ カラー本編1155分
・ 片面2層6枚組
・ (1)))1.主音声:リニアPCMモノラル【1080p Hi-Def】
・ 4:3
・ BSTD20513 封入特典
・ ブックレット 完全予約限定特典
・ ユージフィギュア

● 豆知識


◎ ロケ現場

○ 横浜
横浜市中区の山手・本牧・根岸エリアやその周辺が主に登場する。他には、中華街・山下公園・元町・馬車道・高島貨物駅・高島埠頭・新港埠頭やその周辺が頻繁に登場する。 港警察署として登場する建物の外観は何回か変わる。 テレビシリーズ第1作は中区本牧ふ頭の横浜船員教育センター。外観だけでなく第48話「無謀」では屋上も登場している。ただし、第28話「決断」だけは違う建物を使用した。『さらばあぶない刑事』では横浜水上警察署の外観として久しぶりに登場した。 劇場映画第1作『あぶない刑事』から第3作『もっともあぶない刑事』までは桜木町駅から程近い中区吉田町の大岡川沿いにある千代田生命ビル。現在は建て替えされて、テナントビルになる。また、千代田生命は経営破綻したため、ビルの名前も変更された。 劇場映画第4作『あぶない刑事リターンズ』から劇場映画第5作『あぶない刑事フォーエバー』までは中区本牧ふ頭の港湾職業能力開発短期大学校横浜校(愛称:ポリテクカレッジ横浜港または横浜港湾カレッジ)。テレビシリーズ第2作の「争奪」では、犯人を追跡するシーンで外観が登場した。また、『あいつがトラブル』では横浜港街警察署として、『俺たちルーキーコップ』では中浜警察署としてそれぞれ登場する。 劇場映画第6作『まだまだあぶない刑事』は港北区新横浜の「カリモク新横浜ショールーム」。 劇場映画第7作『さらばあぶない刑事』は関内の「神奈川中小企業センタービル」。ここでは外景撮影のほか、多目的ホールに港署1Fフロアのセットを組み、ロケ撮影の形で刑事部屋のシーンが撮られた。 2012年現在、本牧の米海軍住宅跡地はショッピングモールや住宅街として、高島貨物駅・高島埠頭・新港埠頭は横浜みなとみらい21として再開発され、テレビシリーズ当時の面影は段々と少なくなっている。
○ 東京周辺各地
警察署内などのセット撮影は『もっともあぶない刑事』までは東京都調布市のにっかつ撮影所、『あぶない刑事リターンズ』から『まだまだあぶない刑事』までは練馬区の東映東京撮影所で行われていた。 テレビシリーズから『あぶない刑事フォーエヴァー』まで港警察署1Fフロアの内装の雰囲気はほぼそのままであるが、オレンジ色の内装になっていた。『まだまだあぶない刑事』では基本構造に変化はないが、天井が高くなっている。 テレビシリーズから『もっともあぶない刑事』までの作品で、犯人との銃撃戦やアジトなどのシーンでかなり頻繁に登場したのが、横浜市中区本牧の米海軍住宅跡地(セリフでは本牧基地跡)である。ただし、テレビシリーズが始まった1986年には、再開発計画が進んでおり、そのほとんどがすでに更地になっていた(テレビシリーズ第1作の第26話「予感」の尾行シーンでその造成地を通っている)。そのため、同跡地という設定で実際のロケに使用されたのは、埼玉県朝霞市の米陸軍キャンプ・ドレイク跡地であった。
○ その他
劇場映画第1作『あぶない刑事』では、長崎県の大島造船所で終盤の対決シーンが撮られた。『さらばあぶない刑事』では、横浜市内や東京近郊でのカースタントシーンの撮影が困難になったことから、諏訪市や四日市港で大規模なアクションシーンが撮られた。

◎ 銃器関係

・ 『あぶない刑事リターンズ』や『あぶない刑事フォーエバー』では、大下、鷹山共に同じ形状のハーネスのホルスターを使用。この理由としては当初、鷹山のガバメント用のホルスターは、『刑事貴族』や『代表取締役刑事』のようにヒップホルスターが製作されていたが、『あぶない刑事リターンズ』のクランクイン直前に舘本人より「あぶない刑事の鷹山はやはりショルダーホルスターがよい」ということで急遽ショルダータイプが製作されたため、ハーネス部分を大下の物を流用して使うことでなんとかクランクインに間に合った。また、大下のみ『まだまだあぶない刑事』でも継続して同じハーネスを使用している(ホルスター部分は全くの別物)。
・ 『まだまだあぶない刑事』で鷹山が使用していたガバメントのホルスターは、『西部警察SPECIAL』で鳩村団長が使用する予定の物を使っている。
・ 近年作の鷹山の銃と言えばコルト・ガバメントのカスタムであるが、シリーズ第1作では、ヤクザから奪ってガバメントを使用していたこともある。また大下も、ガバメントのミリタリーモデルやコマンダーをはじめ、コルト32オートやブローニングM1910などのブローバックモデルを使用したことがある。
・ 使用銃の選定に関しては、舘からは細かいオーダーが出て仕様が決まっていくが、柴田からは特に使用銃の注文はなく、ガンアドバイザーが大下と鷹山の2ショットになった時のバランスや、大下のキャラを加味した上で仕様を決めている。
・ 銃器関係は、銃器専門の特殊効果チーム「BIG-SHOT」が協力している。鷹山が初期に使用していたM586は3社(MGC、コクサイ、マルシン)の物をシーンにより使い分けていた。また大下がもっとより使用したパイソン(MGC製)や、リターンズから使用したキングコブラ(KSC製)は、発砲用の別プロップでMGC製のトルーパーやローマン等のMK-3フレーム系を改造したカスタムモデルが存在する。
・ 町田が初期に使用したS&W M29 4インチの発砲用プロップはMGC製ハイウェイパトロールマン3.5inをベースに作ったカスタム銃であり、鷹山の使用しているボディガードは、コクサイ製M36チーフがベースのカスタム銃である。
・ 犯人の使用拳銃もシリーズ初期の頃はコルト32オートやガバメント、コルト・ローマンの4インチモデルが多かったが、後にベレッタM92Fやグロック17、デザートイーグルなど多彩になってきている。
・ 二丁拳銃がトレードマークの鷹山だが、テレビ第38話「独断」では、珍しく拳銃を1丁しか所持しておらず、大下、長谷川と暴走族に捕まった際、それぞれの所持弾を抜かれてしまい丸腰になってしまった。
・ 「もっとあぶない刑事」では、捜査課の面々の使用する拳銃は全て違う物を使用。詳しくは「あぶない刑事の登場人物欄参照」。
・ 『もっともあぶない刑事』冒頭、大下はホルスターにも予備弾が収められているにもかかわらず、弾の補充はスピードローターを使用した。
・ 劇場映画では『またまたあぶない刑事』から大型銃器も使用している。町田が大下・鷹山の2人に提供するパターンだが、『あぶない刑事リターンズ』では深町課長が提供している。

◎ タイアップ・スポンサー関係

・ 劇中に登場する捜査車両は前述の通り、F31型レパードをはじめすべて日産車であった。しかし、舘が当時スズキ・カルタスのCMに出演していたことに加えその契約終了後もなんでもできるスーパー刑事というキャラクターを嫌ったことからクルマの運転は大下を始めとする相方に任せることとし、鷹山が自動車を運転するシーンはシリーズを通して1度もない(これらの発言は、『あぶない刑事フォーエバー』の際に舘が自ら語っている)。一方で市民のバイクを勝手に借りて(なおこれは立派な盗犯行為である)追跡するシーンがある際はまるで図ったかのようにスズキのバイク(主に使用していた車種はGSX-1100 ブラック&レッドツートン)に乗っていた(テレビシリーズ第2作ではカワサキ製のバイクも運転している)。なお、鷹山が唯一運転席に座っているシーンがテレビシリーズ第1作の第11話「奇襲」でほんのわずかだが見ることができる(目撃者の女性に事情聴取をレパード車内で行っていた際)。 ::捜査車両などについてはあぶない刑事の劇用車を参照
・ ドラマ放映当時、大阪市の中堅事務機器メーカー・くろがね工作所の事務用デスクなどが収録用に使われていた(エンドロールの協力会社枠にクレジット表記あり)。
・ 太陽石油(現在のブランド名はSOLATO)は放送当時、番組スポンサーでもあり、本編では太陽石油の給油所でロケが行われたり、テレビシリーズ第1作の松山ロケでは松山市内にある同社の給油所や菊間町(現・今治市)の製油所前で撮影を行っている。
・ 電気機器関係機材協力はテレビシリーズ第1作から『またまたあぶない刑事』までが番組メインスポンサーのリコー(同社が当時、持たない録音機材などは主にソニーを使用)、テレビシリーズ第2作から『もっともあぶない刑事』、『あぶない刑事フォーエバーTHE MOVIE』が三菱電機(テレビシリーズ第2作では、番組スポンサーも兼ねていた)、『あぶない刑事リターンズ』がNEC、『あぶない刑事フォーエバーTV SPECIAL'98』、『まだまだあぶない刑事』が富士通であった。 なお、『あぶない刑事リターンズ』では当時、舘が富士通のOASISのCMに出ていたことから、鷹山が指を舐めて画面操作しようとしたところを大下に「指タッチじゃねぇんだぞ」と突っ込まれるシーンが存在する。

◎ パロディ
本作品は20年以上にわたる人気作品となったため、以下のパロディ作品が存在する。
・ 『もっとあぶない刑事』本放送中、『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)内に「ちょっとあぶない刑事」というパロディーコントコーナーがあった。めちゃくちゃな英語ばかり使い、取りあえず格好をつけているタカ(石橋貴明)と、柴田のモノマネの際よく使われるセリフである「関係ないね」「行くぜ」「ウェイカップ」をことあるごとに連呼するノリ(ユージ/木梨憲武)が通行人相手に突然イタズラしたり、時には本家以上にあぶない行為に走ったりという内容だった。また『もっとあぶない刑事』では、柴田によるとんねるずネタもアドリブで多発(ぶっとばすぞー、タカさーんチェックなど)し、ギャグが相互乗り入れしていた。
・ 『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)内では志村けん・田代まさしによるコントが行われた。田代は柴田のモノマネをしているが、志村はモノマネをしていなく白髪混じりの中年刑事。パターンはいくつかあり、田代が成功パターンに対し志村が失敗パターン(オチ)になっている。放映時はオリジナルサウンドトラックTV盤が使用されていたがDVD収録の際は別曲に差し替えられているため、志村が曲に合わせてボケるというネタが成立していない。
・ 『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)内では「寝てない刑事」という題名でパロディコントがあった。ドラマの撮影中に柴田(今田耕司)と舘(板尾創路)とトオル(松本人志)がサングラスを外すたびに女性のギャラリーの歓声やカメラのフラッシュが飛ぶというもの。
・ 『ワンナイR&R』(フジテレビ系)内で「あぶないWコージ」というコントコーナーがあった。主人公の二人は(1980年代頃の)吉川晃司と玉置浩二を模したキャラクターだったが、脇役の町田(川田広樹)や真山(蛍原徹)は似せたキャラクターで登場し、シリーズ初期のオープニング映像も再現されていた。
・ 『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ系)において、「メガネドラッグの社員は全員メガネをかけている」というトリビアが紹介された際、VTRが同番組の第1シリーズオープニングを意識した作りとなっていた。
・ 2011年6月7日に放送された『リンカーン』(TBS系列)では「(芸能人の)プロフィールは本当か?」で「あぶないプロフィール刑事」を放送したが、コーナーオープニングは、本家に似せた作りだった。また、番組出演者も本家に扮した。
・ 2019年配信のWebドラマ『つばめ刑事』は、オープニング映像が本作のオープニングに似せた作りになっている。また、本作で田中文男役を演じたベンガルが出演し、本作と同様に扇子を手に持っている。
・ 2021年4月より放送された日曜ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)に登場する刑事コンビの千曲鷹弘と四万十勇次は、ともにサングラスを掛け、タカ、ユージと呼ぶなど当作のオマージュ色が強い。また、町田透を演じた仲村トオルも出演している。
・2021年3月9日に放送された『おそ松さん(3期)』(テレビ東京系)22話「やりたい刑事」では、長男おそ松が扮する「オソ山」と五男十四松扮する「ジュー下」が、「関係ないね」や、「俺たちから逃げ切れた奴は一人もいないんだ、レディを除いて」などの名言を連発しつつ、オープニングやカーアクション(自損)、ガンアクション(犯人は既に逮捕後)、撃たれ(てはいないが)た後の介抱などを連発し、テレビドラマ版を彷彿させるパロディが展開された。他の兄弟達やトト子も、トオルやカオル、課長役等をそれぞれ演じていた。終盤では、オソ山とジュー下がお互いに視線を送りながら走り、最後は埠頭で二人が同時にハイジャンプするシーンも再現していた。

◎ その他

・ 企画段階では、舘と三田村邦彦のコンビだったが、黒澤満の意向で舘と柴田に変更された。
・ 劇中で主役二人が物事をどちらがやるか(または、面倒なことをどちらが処理するか)を決める際にはコイントスを多用していた。これはテレビシリーズ第1作の前番組であった『誇りの報酬』の流れを受け継いだ物だった。また、初期は真面目に裏表を当てることにより物事を決めていたが、途中よりコインを投げる鷹山が手品と思わしきトリックを使ったり(500円玉を途中で100円玉にすりかえるなど)、硬貨に関するマメ知識を披露すること(クォーターに書かれている鳥は鷲であって、鷹ではないなど)によって、戦わずして鷹山が勝つ図式ができ上がっている。
・ テレビシリーズ第2作の第11話「結婚」は当初、別の副題が用意されていたが、舘が「僕、結婚します」のセリフとともに終わりの演技を変えてしまい、その後プロデューサーに提案して変更になったという経緯を持つ。
・ テレビシリーズの副題は全て二字熟語になっているが(最近では、劇場映画のDVDのチャプタータイトルも二字熟語で表されている)、これは、その回の大下と鷹山の行動理念を現したものであるといわれる(全76話、全て違う副題が付けられている)。また、『あぶない刑事フォーエヴァー』は、『TV SPECIAL'98』には“点火”、『THE MOVIE』には“爆発”という副題が添えられていた。
・ テレビ第1シリーズとテレビ第2シリーズは同じオープニング映像と予告のジングル映像を使っているが、予告のタイトルバックの映像のみ別の物を使用している。
・ 本シリーズでは御法度とされていた演出があり、主演の舘によると「このドラマでは、刑事物特有の悲壮感を常に否定して行きたい」という一言により、レギュラー出演者の殉職展開は一切なく、主人公2人も過去何度も生命の危機に瀕する事態に陥りながらも毎回何事もなかったかのように生還し、その様子も回を追う毎に奇抜な描写へとエスカレートしていった。降板したレギュラー陣も異動や退職といった経緯の説明をする場面も、近藤課長を除くと「まだまだ-」まで皆無(少年課の愛川や鑑識課の安田が初の事例)であり、唐突に劇中から姿を消すのが通例だった(捜査課の吉田や虎井、少年課の鈴江、交通課の河野、警ら課の武田など多数)。
・ 港警察署の署長や県警本部の幹部が登場することは非常に少ない。港警察署の署長に至っては『あぶない刑事フォーエヴァー』まで一度も本編中で姿を見せていない。なお、テレビ第1作第4話「逆転」時点において署長の名前が河野健男ということが、大下が書いた始末書で確認することができる。
・ 1987年には日本PTA全国協議会が選出した「ワースト番組(現:子供に見せたくない番組)」の10番組の一つに挙げられた。ドラマでは1985年の『毎度おさわがせします』(TBS)以来のランクインである。

● 関連作品

・ あきれた刑事 - テレビシリーズ第1作終了後に日本テレビ水曜20時枠で放送された時任三郎と永島敏行主演による刑事ドラマ。前述のように当初は第1作の後番組として準備された作品であり、小説版をはじめとした関連商品などでは同作を『あぶない刑事』の後継シリーズと謳っていた。
・ 勝手にしやがれヘイブラザー - 柴田恭兵と仲村トオル主演によるセントラル・アーツ製作のアクションドラマ。
・ 特捜刑事マイアミ・バイス - ファッション性やトレンディドラマ風の演出の刑事ドラマの先駆け。日本では本番組と同時期スタートであるが制作国アメリカでは1984年から放送。
・ あぶない刑事にヨロシク - 本作を題材として2016年に本多劇場で上演された舞台作品で、作・演出は細川徹。タカとユージに憧れる“そんなにあぶなくない”タナカとヨシダを皆川猿時と荒川良々が演じた。

「あぶない刑事」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/
2024年3月29日7時(日本時間)現在での最新版を取得

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